JP3083762U - ダイエット用貼着シール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の部分的な肩凝りや腰痛のみならず、ダ
イエット効果等にも有効なダイエット用貼着シールを提
供することを目的とする。 【解決手段】 円形の伸縮性を有する綿等の天然素材か
らなる医療テープ２の貼着面となる片面全体に、遠赤外
線放射波動微粒子４を含む粘着材層３をコーティング
し、且つ前記円形の医療テープ２に一個あるいは複数個
の同心円形のカットライン５を設けて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ダイエット用貼着シールに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、図５および図６に示したように、伸縮性を有する綿等の天然素材からな る医療テープａを円形に形成し、該円形の医療テープａに粘着材層ｂをコーティ ングすると共に、磁石の粒子ｃを前記粘着材層ｂに付着させてなる貼着シールＡ は知られている。

【０００３】 このように構成された貼着シールＡは、人体の患部やその患部に対応するツボ 部に、その粘着材層ｂを介して貼付することにより、当該粘着材層ｂに付着させ た磁石の粒子ｃの働きによって人体患部の血流を促進し、肩凝りや腰痛等を治療 するものである。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記した従来の貼着シールＡは、あらかじめ決められた一定直 径のシール１枚のみにすぎないため、人体の患部、ツボ等の大きさや数に応じて 効率的、経済的に使用することができない問題があった。

【０００５】 また、粘着材層ｂに比較的大き目の磁石の粒子ｃが突起状態に付着させてある ため使用中の触感が悪く、しかも人体における部分的な肩凝りや腰痛等の治療に は有効であるが、内蔵の活動を活発にし、体質をマイナスイオンの状態に傾ける ことで、体脂肪率を低下させ、体重軽減を図る等のダイエット効果を発揮するも のではなかった。

【０００６】 本考案は、上記した従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもの で、人体の部分的な肩凝りや腰痛のみならず、ダイエット効果等にも有効なダイ エット用貼着シールを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案に係るダイエット用貼着シールは、請求項 １では、円形の伸縮性を有する綿等の天然素材からなる医療テープの貼着面とな る片面全体に、遠赤外線放射波動微粒子を含む粘着材層をコーティングしたこと を特徴とする。

【０００８】 さらに、請求項２では、円形の伸縮性を有する綿等の天然素材からなる医療テ ープの貼着面となる片面全体に、遠赤外線放射波動微粒子を含む粘着材層をコー ティングし、且つ前記円形の医療テープに一個あるいは複数個の同心円形のカッ トラインを設けたことを特徴とする。

【０００９】

【考案の実施の形態】

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図１は、本考案に係るダイエット用貼着シールの一部を切り欠いた正面図であ り、図２は、同上Ａ−Ａ矢視断面図であり、図３は、各カットラインで分離した ３枚のシール片を示す正面図であり、図４は、同上貼着シールを複数枚台紙へ貼 着した状態を示す正面図である。

【００１０】 図１および図２に示したように、本考案に係るダイエット用貼着シール１は、 円形の医療テープ２の片面全体に、遠赤外線放射波動微粒子４を含む粘着材層３ をコーティングし、且つ、前記円形の医療テープ２に同心円形のカットライン５ を設けてなるものである。

【００１１】 上記円形の医療テープとしては、綿１００％の糸で編組した柔軟で、且つ伸縮 性を有する天然素材が、安定した育成電磁波を放射することができ、しかも肌に かぶれれを起さないことにより好適である。

【００１２】 上記粘着材層３に含まれる遠赤外線放射波動微粒子４は、遠赤外線放射波動水 溶液中に熔融させてあり、この水溶液を粘着材層３の成分中に含浸させることに よって形成される。さらに詳細に言えば、セラミック、トルマリン、竹炭等の遠 赤外線その他、人体に有効なエネルギーや波動を放出する物質と接着成分を混合 してペースト状にしたものを、医療テープ２へコーティングすることによって形 成される。

【００１３】 上記円形の医療テープ２に設けられた同心円形カットライン５は、図示例では ２個であり、図３に示したように三枚の小形の円形シール片１ａ（直径１ｃｍ） 、小形リング状シール片１ｂ（直径３ｃｍ）、大形リング状シール片１ｃ（直径 ５ｃｍ）に各分離可能に形成されている。 しかし、カットライン５は、図示例のように２個に限られるものではなく、一 個あるいは３個以上あっても良く、その数によって分離されるシール片の数も決 められる。

【００１４】 而して、痩身を目的に使用する場合は、図３に示す大形リング状シール片１ｃ をその粘着材層３を介して人体のへそを囲むようにして貼り、小形の円形シール 片１ａをその粘着材層３を介して痩身のツボである薬指の付け根に貼り、さらに 小形リング状シール片１ｂを同様に粘着材層３を介してその他の部分痩せのツボ 等に貼る。

【００１５】 このとき、粘着材層３中に含まれる遠赤外線放射波動微粒子４は、肌に触れる ことで速やかなマイナスイオン効果を発揮する。 即ち、遠赤外線放射波動微粒子４から放出される電磁エネルギーが、血液、リ ンパ液等の体液全般、細胞を構成する水分を単分子化させる結果、当該水分子は 、自由電子ｅ−を放出し、マイナスイオン優位の状態を体内で作り、各臓器の活 動を活発化させるものである。

【００１６】 また、形状として、シール片をリング状に形成することにより、良好な電磁場 が作られ、有効な電磁波が効率的に体内に向って放射される。

【００１７】 従って、上記大形、小形のリング状シール片１ｃ、１ｂを貼ることで作り出さ れたマイナスイオン優位の状態は、余剰の活性酸素の生成を阻害するＳＯＤ活性 酸素を適度に軽減し、体調の改善を促進することができる。さらに、マイナスイ オン優位の血液や体液は、体内に蓄積した疲労物質、老廃物や中性脂肪を分解し 、また排除する効果を発揮する。

【００１８】 ちなみに、ここで作り出される電磁波は、遠赤外線育成電磁波の１０±４μの 波長が中心であり、さらに０．０６ｍＡの微弱電流を放出する。

【００１９】 而して、本考案のダイエット用貼着シール１は、図４に示したように、台紙６ に粘着材層３を介して多数枚貼着することによって使用される。そして、この台 紙６から必要な枚数の貼着シール１を剥離し、既述のように人体の患部やツボ部 に貼着するものである。

【００２０】

【考案の効果】

本考案は、以上詳述したように構成されるものであるから、以下に述べるよう な効果を有する。 １．本シールを貼ることで、シールの遠赤外線放射波動育成電磁波の効果により 、体内の血液を弱アルカリに傾け、老廃物除去能力が増大し、活力をよみがえら せる働きを助ける。その結果、体質をマイナスイオン優位の状態へ導く。 ２．遠赤外線放射波動育成電磁波の効果により腸の働きが活発になり便秘状態の 改善が期待でき、また血液が活性化されることにより、尿の出がよくなりムクミ の改善が期待できる。 ３．遠赤外線放射波動育成電磁波の効果により神経系統の伝達作用の改善が期待 できる。また、体液そのものが改善されることで肩凝りや冷え症の改善が期待で きる。 ４．へその周りにあるツボにリング状シールを貼ることにより、内蔵の活動を活 発にし、体質をマイナスイオンの状態にすることで、体脂肪率を低下させ、体重 軽減が期待できる。 ５．特に、シールの形状をリング状に形成することにより、良好な電磁場が作ら れ、有効な電磁波が効率的に体内へ向かって放射される。 ６．１枚のシールをカットラインで切り離すことで複数枚のシール片に分割する ことができるため、人体の患部やその患部に対応するツボ部の大きさ、数に応じ て効率的、経済的に使用することができる。 ７．粘着材層に含まれる遠赤外線放射波動微粒子は、使用中のゴツゴツ感がなく 、従来品のように触感を悪くすることはない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るダイエット用貼着シールの一部を
切り欠いた正面図である。

【図２】同上のＡ−Ａ矢視断面図である。

【図３】各カットラインを分離した３枚のシール片を示
す正面図である。

【図４】同上の貼着シールを複数枚台紙へ貼着した状態
を示す正面図である。

【図５】従来の貼着シールの正面図である。

【図６】同上のＢ−Ｂ矢視断面図である。

【符号の説明】

１ ダイエット用貼着シール ２ 医療テープ ３ 粘着材層 ４ 遠赤外線放射波動微粒子 ５ カットライン

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】円形の伸縮性を有する綿等の天然素材から
   なる医療テープの貼着面となる片面全体に、遠赤外線放
   射波動微粒子を含む粘着材層をコーティングしたことを
   特徴とするダイエット用貼着シール。
2. 【請求項２】円形の伸縮性を有する綿等の天然素材から
   なる医療テープの貼着面となる片面全体に、遠赤外線放
   射波動微粒子を含む粘着材層をコーティングし、且つ前
   記円形の医療テープに一個あるいは複数個の同心円形の
   カットラインを設けたことを特徴とするダイエット用貼
   着シール。