JP3083401B2 - Fibアシストデポジション装置のガス供給装置 - Google Patents

Fibアシストデポジション装置のガス供給装置

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JP3083401B2 JP04118857A JP11885792A JP3083401B2 JP 3083401 B2 JP3083401 B2 JP 3083401B2 JP 04118857 A JP04118857 A JP 04118857A JP 11885792 A JP11885792 A JP 11885792A JP 3083401 B2 JP3083401 B2 JP 3083401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集束イオンビーム(F
IB)を用い、ガス雰囲気中で金属原子を特定パターン
に沿って材料上に堆積させるようにしたFIBアシスト
デポジション装置のガス供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】FIBアシストデポジションと呼ばれる
技術は、集積回路の結線などの導体パターンの形成や、
エッチング後に形成された孔への導体の堆積などに用い
られている。この技術は、有機金属ガス雰囲気中でガリ
ウムイオン(Ga)などを材料に照射し、金属原子を
材料上に堆積させるものであるが、これに用いられるガ
ス源としては、常温で固体のもの、例えば、タングステ
ン・ヘキサカルボニル(W(CO))が用いられる。
図1はこのFIBアシストデポジション装置の概略構成
を示しており、1は集束イオンビーム(FIB)カラム
である。このカラム1内にはガリウムイオン源2、集束
レンズ3,4が設けられている。もちろん、図示してい
ないが、イオンビームを偏向する偏向器も備えられてい
る。5はFIBカラム1の下部に設けられたデポジショ
ン室であり、このデポジション室5内には材料6が配置
されている。デポジション室5の内部は排気ポンプ7に
よって排気される。
【0003】8は常温で固体の金属、例えばW(CO)
などの有機金属9が入れられたガス源容器であり、容
器8はヒータ10によって加熱され、有機金属を蒸発あ
るいは昇華できるように構成されている。容器8内部で
発生した有機金属ガスは、ガス導入管11を介してデポ
ジション室5内部に導入され、ガス導入管11の先端部
に設けられたノズル12より材料6に向けて吹き出され
る。なお、導入管11やノズル12は、それらの内部で
有機金属ガスが凝結しないようにヒータ13によって加
熱される。ガス導入管11の途中には、バルブ14と三
方バルブ15が設けられており、三方バルブ15には排
気管16が接続されている。排気管16はターボ分子ポ
ンプ16と回転ポンプ17につながれている。このよう
な構成の動作を以下に説明する。
【0004】まず、排気ポンプ7によってデポジション
室5内部を所定の圧力にまで排気すると共に、バルブ1
4を開とし、三方バルブ15のガス源容器8側を閉、排
気管16側を開としてガス導入管11とノズル12内の
残留ガスをポンプ17,18で排気する。デポジション
室5内が所定の真空度となった後にヒータ10をオンに
して、容器8内の有機金属を加熱し蒸発させる。この
時、三方バルブ15のガス源容器8側を開、排気管16
側を閉とする。この結果、容器8内で蒸発した有機金属
は、導入管11を通り、ノズル12から材料6に向け吹
き出される。この有機金属の材料6への噴射と共に、イ
オン源2からの集束イオンビーム(FIB)を所定のパ
ターンに応じて材料6上に照射することにより、パター
ンに沿って有機金属が材料6上に堆積することになる。
なお、材料6に向けて照射される有機金属ガスの量は、
バルブ14のコンダクタンスを調整したり、三方バルブ
において容器8からのガスを一部排気管16の方に流す
ように調整することにより、制御することができる。所
定のパターンの金属の堆積が終了したら、ヒータはオフ
にされ、三方バルブ15のガス源容器8側を閉、排気管
16側を開とし、ガス導入管11,ノズル12内の残留
ガスを排気する。
【0005】図2は材料6への有機金属ガスの供給を行
う他の例の要部を示しており、この例では、ガス源容器
20がデポジション室5の壁21に取り付けられてい
る。ガス源容器20の中心部にはノズル22と連通した
ガス通路となる管23が配置されており、管23の端部
はシャフト24の先端と係合するようになっており、管
23とシャフト24とによりオン/オフバルブが形成さ
れている。シャフト24はデポジション室5の壁21の
外部のシャフト駆動部25により図中矢印方向に駆動さ
れる。ガス源容器20の内部には、有機金属26が封入
されており、また、ガス源容器20とノズル22とは、
ヒータ27によって加熱される。
【0006】このような構成で、初期状態においては、
管23はシャフト24が押し付けられ、ヒータ27によ
って容器20やノズル22が加熱される。この加熱によ
り、有機金属26は蒸発あるいは昇華する。そして、シ
ャフト駆動部25によりシャフト24を管23の端部か
ら離すことにより、容器20内で蒸発,昇華した有機金
属ガスは管23内からノズル22に導かれ、材料6面に
向けて噴射される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2の構成では、ガス
源容器20内で飽和蒸気圧まで達したガスが、シャフト
24を管23の端部から離しバルブを開いた瞬間にノズ
ルから急激にデポジション室5内部に吹き出し、瞬間的
にデポジション室5内部の圧力を高くしてしまう。その
結果、排気ポンプ7の異常を引き起こす恐れが生じる。
図2の構造に付加してリークバルブなどをガスの通路に
設けることも考えられるが、リークバルブのシール部を
十分に加熱しないとガスがシール部で凝結し、リークバ
ルブの役割が維持できなくなる。更に、図2の構造では
容器20内部の圧力がモニタできないという欠点も有し
ている。この容器20内の圧力を知ることは、材料6に
堆積させる金属の量を制御するために重要である。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、ノズルから材料へ吹き出させるガ
スの量を制御することができるFIBアシストデポジシ
ョン装置のガス供給装置を実現するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に基づくFI
Bアシストデポジション装置のガス供給装置は、ノズル
から有機金属ガスを材料に向けて吹き出させると共に、
材料上でイオンビームにより所定のパターンを描画する
ようにしたFIBアシストデポジション装置のガス供給
装置であって、加熱可能な第1の容器と、第1の容器の
一端に設けられ、ノズルと連通した第1の開口と、第1
の容器の他端に設けられ、排気系と連通した第2の開口
と、第1の容器内に配置されその内部にガス化物質が入
れられた第2の容器と、第1の容器の一方の端部内側と
第2の容器の一端とが構成する第1のバルブ構造と、第
1の容器の第2の開口部と第2の容器の他端が構成する
第2のバルブ構造と、第2の容器を第1の容器内で第1
の開口と第2の開口との間で移動させるための駆動手段
とを有したことを特徴としている。
【0010】また、第2の発明に基づくFIBアシスト
デポジション装置のガス供給装置は、ノズルから有機金
属ガスを材料に向けて吹き出させると共に、材料上でイ
オンビームにより所定のパターンを描画するようにした
FIBアシストデポジション装置のガス供給装置であっ
て、一端がノズルに連通し、他端が排気系に接続された
シリンダと、ガス源容器と、ガス源容器からのガスをシ
リンダ内部に供給するための高コンタクダンスの管と低
コンダクタンスの管と、シリンダ内で移動されるピスト
ンと、ピストンを駆動する駆動手段とを有しており、シ
リンダ内のピストンの第1の位置でピストンによりシリ
ンダ内からノズルへのガスの供給が停止され、シリンダ
内のピストンの第2の位置で高コンダクタンスの管から
シリンダを介してノズルにガスが供給されることを防止
しつつ、低コンダクタンスの管からシリンダを介してノ
ズルにガスが供給され、ピストンの第3の位置で低コン
ダクタンスと高コンダクタンスの管からシリンダを介し
てノズルにガスが供給されるように構成されたことを特
徴としている。
【0011】
【作用】第1の発明に基づくFIBアシストデポジショ
ン装置のガス供給装置においては、第1の容器内で、そ
の内部にガス化物質が入れられた第2の容器を移動さ
せ、第1の容器中の第2の容器の位置に応じてノズルか
ら吹き出すガスの量を制御する。
【0012】また、第2の発明に基づくFIBアシスト
デポジション装置のガス供給装置においては、一端がノ
ズルに連通し、他端が排気系に接続されたシリンダと、
ガス源容器と、ガス源容器からのガスをシリンダ内部に
供給するための高コンダクタンスの管と低コンダクタン
スの管と、シリンダ内で移動されるピストンと、ピスト
ンを駆動する駆動手段とを有しており、シリンダ内のピ
ストンの位置に応じてノズルから吹き出すガスの量を制
御する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図3は本発明に基づくFIBアシストデポ
ジション装置のガス供給装置部分を示しており、図1の
従来装置と同一部分は同一番号を付してその詳細な説明
を省略する。図中30はデポジション室の壁21に取り
付けられた外側容器であり、外側容器30の一端にはノ
ズル31が設けられている。外側容器30の他端には、
排気口32が設けられ、排気口32はバルブ33を介し
て排気ポンプ(図示せず)に接続されている。外側容器
30の内部には駆動部34によって移動可能な内側容器
35が設けられている。内側容器35の両端は棒状に形
成されており、その一端36にはOリングシール37が
取り付けられ、この一端36はノズル31に繋がった外
側容器30の端部開口38に挿入されるように構成され
ており、容器35の一端36と開口38とは第1のバル
ブ機構を形成している。容器35の他端は壁21の外側
に設けられた駆動部34に接続されており、また、容器
35の内部空間にはガス化物質である有機金属39が入
れられている。内側容器35の他端面40と外側容器の
内側の端面41とは接触により第2のバルブ機構を形成
しており、第2のバルブ機構が閉じられた状態では排気
口32が塞がれ、外側容器30内部の排気動作は停止さ
れる。なお、外側容器30と内側容器35にはそれぞれ
ヒータ42が取り付けられており、各容器の加熱が行わ
れる。
【0014】上記した構成で、外側容器30と内側容器
35をヒータ42によって加熱することによって内側容
器35内の有機金属39は蒸発あるいは昇華する。ノズ
ル31から有機金属ガスを試料6に向け流さない場合、
図3に示すように内側容器35はその一端36が開口3
8内部に挿入され、第1のバルブ機構が閉じられた状態
となる。その際、バルブ33は開けられ、容器30,3
5内部のガス化した有機金属は排気される。容器30内
部のガスをノズル31から試料6に向け流し始める場
合、駆動部34によって内側容器35は図中右側に移動
させられる。図4は内側容器35が移動させられ、容器
35の一端が開口38から外され、第1のバルブ機構が
開けられた状態を示している。この図4の状態では、端
面40と41とが形成する第2のバルブ機構は依然とし
て開けられた状態で、排気口32,バルブ33を介して
容器30,35内部が排気されており、ノズル31から
急激にガスが試料6に向け噴出することは防止される。
また、内側容器35をより右側に移動させ、端面40と
41の形成する第2のバルブの排気コンダクタンスを制
御すれば、ノズル31から吹き出されるガスの量を調整
することができる。駆動部34により、更に内側容器3
5を図中右側に移動させ、図5の状態となると、内側容
器の他端の端面40と外側容器30の内側の端面41と
が接触し、第2のバルブ機構が閉じられた状態となり、
容器内部の排気動作は停止されることになる。この図5
の状態で容器35,30内部の最大飽和蒸気圧のガス圧
が得られ、ノズル31から試料に向け吹き出されるガス
の量は最大となる。また、ノズル31のコンダクタンス
を適当に設計すれば、この図5の状態で一定のガス流量
が設定できる。なお、この実施例で排気口32に接続し
た排気通路上に圧力計を設ければ、容器30内の圧力を
2次的ではあるがモニターすることができる。
【0015】図6は本発明の他の実施例を示しており、
45はノズルと繋がった配管であり、配管45はシリン
ダ46に接続されている。シリンダ46の内部にはピス
トン47がシャフト48によって移動できるように設け
られている。シリンダ46の上部右側端部には、排気管
49が接続されており、排気管49は図示していない排
気ポンプに接続されている。シリンダ46の下部左側に
は補助パイプ50の一端が接続されており、また、シリ
ンダ46の下部中央部にはガス源容器51に一端が接続
されたメインパイプ52が接続されている。補助パイプ
50の他端はメインパイプ52の途中に接続されてい
る。配管45は途中で分岐しており、分岐した管53は
真空計54に繋がっていると共に、バルブ55を介して
デポジション室に接続されている。なお、点線で囲まれ
た領域が恒温ブロック56となり、そのブロック内は一
定温度以上に加熱される。
【0016】図7〜図11は、シリンダ46中のピスト
ン47の状態図であり、図7はピストン47がシャフト
48によってシリンダ46の左端部に押し付けられた状
態である。この図7の状態で、ガス源容器51内の有機
金属57は加熱されて蒸発し、蒸発した有機金属はメイ
ンパイプ52からシリンダ46内に入り、さらに、排気
管49を介して排気される。従って、配管45に有機金
属ガスは流出せず、ノズル(図示せず)から試料へは有
機金属は供給されない。なお、この時、配管45内はバ
ルブ54を介してデポジション室の排気系によって排気
されている。次に、バルブ54を閉じると共に、図8に
示すようにシャフト48を右側に駆動し、ピストン47
を右側に移動させ、シリンダ46内でピストン47を補
助パイプ52の接続部とメインパイプ52の接続部との
間に配置する。この図8の状態では、ガス源容器51か
らの有機金属ガスのほとんどはメインパイプ52とシリ
ンダー46とを介して排気管49によって排気される
が、その一部は補助パイプ50を通りシリンダー46内
を介して配管45に入り、ノズルへと導かれる。この
時、補助パイプ50の径は細く、低コンダクタンスであ
るので、少量の有機金属ガスがゆっくりとノズルへと導
かれることになる。
【0017】シャフト48を移動し、ピストン47を更
に右側に移動させ図9に示すようにピストン47,メイ
ンパイプ52の一部を塞ぐと、ガス源容器51から蒸発
したガスの排気速度が弱まるため、補助パイプ50を通
るガスの流量が増え始め、その結果、ノズルから試料へ
吹き出されるガス流量も増加する。更に、ピストン47
を右側に移動させ、図10に示すようにピストン47,
メインパイプ62を完全に塞ぐと、ガス源容器51やメ
インパイプ52内のガス圧が高まり、補助パイプ50を
通るガス流量が最大となる。更に、ピストン47を右側
に移動させ図11に示すようにシリンダ46の右端まで
移動させ、シリンダ46内とメインパイプ52とを完全
に連通させると、ガス源容器51内の金属ガスはメイン
パイプ52,シリンダ46,配管45を通ってノズルに
導かれる。この時が最大のガス量の有機金属をノズルに
送ることができる。このように、この実施例でも試料へ
のガスの供給の初期の状態においては、ガスがデポジシ
ョン室内に急激に吹き出すことは防止される。また、こ
の実施例では、ガスの供給装置をデポジション室の外に
配置できるので、ガス源容器などのメンテナンスが容易
となる。更に、ガスの流量の変更を可能とするようなノ
ズルの構造を設計することは困難であり、構造が複雑と
なるのでそのメンテナンスも面倒な作業となるが、それ
に対し、本実施例では、圧力(流量)抵抗をノズル以外
にも設け、これを真空外に設置したので流量設定の異な
る場合にこの変更が容易となる。そして、ガスラインの
バルブ総数が減るため、装置全体の大きさを縮小するこ
とができ、真空外で加熱される部分も少なくできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に基づ
くFIBアシストデポジション装置のガス供給装置にお
いては、第1の容器内で、その内部にガス化物質が入れ
られた第2の容器を移動させ、第1の容器中の第2の容
器の位置に応じてノズルから吹き出すガスの量を制御す
るようにし、また、第2の発明に基づくFIBアシスト
デポジション装置のガス供給装置においては、一端がノ
ズルに連通し、他端が排気系に接続されたシリンダと、
ガス源容器と、ガス源容器からのガスをシリンダ内部に
供給するための高コンダクタンスの管と低コンダクタン
スの管と、シリンダ内で移動されるピストンと、ピスト
ンを駆動する駆動手段とを設け、シリンダ内のピストン
の位置に応じてノズルから吹き出すガスの量を制御する
ように構成した。従って、簡単に、ノズルから材料へ吹
き出させるガスの量を制御することを可能となり、ま
た、試料へガスを吹き出させる初期の段階で急激にガス
がデポジション室内に入り込むことは防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFIBアシストデポジション装置の概略
構成を示す図である。
【図2】試料へガスを供給する他の従来例の要部を示す
図である。
【図3】本発明の一実施例の要部を示す図である。
【図4】図3の実施例において、内側容器35が移動さ
れた状態を示す図である。
【図5】図3の実施例において、内側容器35が移動さ
れた状態を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例の要部を示す図である。
【図7】図6の実施例におけるシリンダ内のピストンの
状態図である。
【図8】図6の実施例におけるシリンダ内のピストンの
状態図である。
【図9】図6の実施例におけるシリンダ内のピストンの
状態図である。
【図10】図6の実施例におけるシリンダ内のピストン
の状態図である。
【図11】図6の実施例におけるシリンダ内のピストン
の状態図である。
【符号の説明】 30 外側容器 31 ノズル 32 排気口 33 バルブ 34 駆動部 35 内側容器 39 有機金属 45 配管 46 シリンダ 47 ピストン 49 排気管 50 補助パイプ 51 ガス源容器 52 メインパイプ 54 真空計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 16/00 - 16/56 H01L 21/205 H01L 21/285 H01L 21/268

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルから有機金属ガスを材料に向けて
    吹き出させると共に、材料上でイオンビームにより所定
    のパターンを描画するようにしたFIBアシストデポジ
    ション装置のガス供給装置であって、加熱可能な第1の
    容器と、第1の容器の一端に設けられ、ノズルと連通し
    た第1の開口と、第1の容器の他端に設けられ、排気系
    と連通した第2の開口と、第1の容器内に配置されその
    内部にガス化物質が入れられた第2の容器と、第1の容
    器の一方の端部内側と第2の容器の一端とが構成する第
    1のバルブ構造と、第1の容器の第2の開口部と第2の
    容器の他端が構成する第2のバルブ構造と、第2の容器
    を第1の容器内で第1の開口と第2の開口との間で移動
    させるための駆動手段とを有したFIBアシストデポジ
    ション装置のガス供給装置。
  2. 【請求項2】 ノズルから有機金属ガスを材料に向けて
    吹き出させると共に、材料上でイオンビームにより所定
    のパターンを描画するようにしたFIBアシストデポジ
    ション装置のガス供給装置であって、一端がノズルに連
    通し、他端が排気系に接続されたシリンダと、ガス源容
    器と、ガス源容器からのガスをシリンダ内部に供給する
    ための高コンタクダンスの管と低コンダクタンスの管
    と、シリンダ内で移動されるピストンと、ピストンを駆
    動する駆動手段とを有しており、シリンダ内のピストン
    の第1の位置でピストンによりシリンダ内からノズルへ
    のガスの供給が停止され、シリンダ内のピストンの第2
    の位置で高コンダクタンスの管からシリンダを介してノ
    ズルにガスが供給されることを防止しつつ、低コンダク
    タンスの管からシリンダを介してノズルにガスが供給さ
    れ、ピストンの第3の位置で低コンダクタンスと高コン
    ダクタンスの管からシリンダを介してノズルにガスが供
    給されるように構成されたFIBアシストデポジション
    装置のガス供給装置。
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