JP3083384U - 剪定くず用ひも付きゴミ収集袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、剪定くずを収集しても穴があきにく
く、破れ難いような高強度高粘度のゴミ収集袋であり、
しかも高強度のひもで結束することで持ち運びが簡単で
ある剪定くず用ひも付きゴミ収集袋を提供することにあ
る。 【解決手段】袋体は、高強度高粘度のリニアポリエチレ
ンからなり、底部aが閉塞され、開口部bを有し、且つ、
結び目を有するポリプロピレンからなるひもA、B、Cに
ついて、Aを穿孔部1から8に、ひもBを穿孔部9から12
に、ひもCを穿孔部13から16に通していることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、剪定くず用ひも付きゴミ収集袋に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

通常市販されているゴミ収集袋は、家庭用ゴミの収集を目的としており、堅い突 起物がある木の枝や尖った木の枝等剪定くずの収集の際にも、前記の市販のゴミ 収集袋で収集し、清掃業者に回収させていた。あるいは袋に収集せず、前記剪定 くずを束ね、ひもで括って清掃業者に回収させていた。しかし、強度及び粘度の 弱いゴミ袋で突起のある木の枝等の剪定くずを収集すると、突起が突き刺さり穴 があく、あるいは破れるといった現象がおこり、収集しにくく、また収集後に尖 った枝や剪定くずが袋体に穴を開ける、破ることにより、袋体からくずが落ちる という欠点があった。また、ひもで括る方法では収集に手間、時間がかかり、持 ち運びが困難で、大きく長い剪定くずはひもで括り、さらに、小さなくずは大き なくずとは別にゴミ収集袋に収集しなければならないという課題があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

解決しようとする問題点は、上述した課題を解決するために、袋体の強度及び 粘度が高く、効果的かつ容易に剪定くずを収集できるゴミ収集袋を提供するもの である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案者は上記の課題を解決するために鋭意研究した結果、本考案に到達した。 突起のある枝等の剪定くず収集に対し、合成樹脂からなり、底部が閉塞され、上 部に開口部を有する袋体に複数の穿孔部を設け、前記穿孔部に、結び目を設ける ことで容易に抜け落ちない複数のひもを通していることを特徴とするゴミ袋を提 供する。これは、高強度及び高粘度な合成樹脂を使用するため、突起がある、あ るいは尖った木の枝などの剪定くずを収集しても穴があきにくく、破れ難い。さ らに、３本の高強度のひもが付属されているため、剪定くずを収集した後に、該 袋体の開口部、中央部、下部の3箇所で簡単に結束することが出来る。また、開 口部のひもは開口部に沿った穿孔部にひもが通してあり、開口性を良好にしてい る。その結果、剪定くずの大小にかかわらず、該剪定くず用ひも付きゴミ収集袋 一枚で簡単に剪定くずを収集でき、散乱することを防止することが出来る上、持 ち運びしやすい。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、本考案について詳細に説明する。本考案のゴミ袋を形成する材料は、袋体 に高強度、高粘度が必要であり、リニアポリエチレン等が挙げられる。また高強 度のひもを形成する材料にはポリプロピレン等が挙げられる。

【０００６】

【考案の効果】

以上説明したように本考案の剪定くず用ひも付きゴミ収集袋は、高強度及び高 粘度な合成樹脂を使用するため、突起がある、あるいは尖った木の枝などの剪定 くずを収集しても穴があきにくく、破れ難い。さらに、３本の高強度のひもが付 属されているため、剪定くずを収集した後に、該袋体の開口部、中央部、下部の 3箇所で簡単に結束することが出来る。また、開口部のひもは開口部に沿った穿 孔部にひもが通してあり、開口性を良好にしている。その結果、剪定くずの大小 にかかわらず、該剪定くず用ひも付きゴミ収集袋一枚で簡単に剪定くずを収集で き、散乱することを防止することが出来る上、持ち運びしやすい。

【図面の簡単な説明】

【図１】図1は本考案の剪定くず用ひも付きゴミ袋を示
す斜視図である。

【図２】図2は本考案の剪定くず用ひも付きゴミ袋を結
束した状態図である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 突起のある枝等の剪定くず収集に対し、
   合成樹脂からなり、底部が閉塞され、上部に開口部を有
   する袋体に複数の穿孔部を設け、前記穿孔部に、結び目
   を設けることで容易に抜け落ちない複数のひもを通して
   いることを特徴とするゴミ袋。