JP3083373B2 - 釉 薬 - Google Patents

釉 薬

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JP3083373B2
JP3083373B2 JP03288982A JP28898291A JP3083373B2 JP 3083373 B2 JP3083373 B2 JP 3083373B2 JP 03288982 A JP03288982 A JP 03288982A JP 28898291 A JP28898291 A JP 28898291A JP 3083373 B2 JP3083373 B2 JP 3083373B2
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隆司 奥
啓二郎 茂
孝子 金澤
信幸 熊倉
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Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/14Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器およびホーロー
の表面に施される釉薬に係り、詳しくはバスタブ、容器
等のホーロー製品や、タイル、衛生陶器等の陶磁器製品
など清潔さを要求される場所の製品に好適に用いられる
抗菌防黴性を有した釉薬に関する。
【0002】
【従来の技術】陶磁器やホーローに処理される釉薬の重
要な機能としては、汚れにくく、また洗浄が容易で衛生
的であることが挙げられるが、さらに抗菌防黴性が具備
されれば、この機能はより一層高められることになる。
ところで、従来陶磁器やホーローの表面に施される釉薬
として、抗菌防黴性を有したものは知られていない。一
方、近年種々の有機系、無機系の抗菌防黴剤が開発され
ており、これらを陶磁器やホーローに塗布したり練り込
んだりして抗菌防黴性を付与することがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら抗菌防
黴剤を塗布法により釉薬の表面に塗布しても、洗浄によ
って剥がれる恐れがあり耐久性に難がある。一方、練り
込み法では、耐久性に問題はないものの、抗菌防黴剤を
釉薬に練り込むのは現在では不可能である。なぜなら
ば、釉薬はガラス成分でできていることから高温で溶融
して処理されるため、有機物系の抗菌防黴剤では処理時
これが分解されてしまうからであり、また耐熱性に優
れた無機物系でも溶融ガラス中で侵食され、抗菌防黴性
を喪失してしまうからである。
【0004】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、抗菌防黴性を有した釉薬を提供することにより、陶
磁器やホーローに抗菌防黴性を付与することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における請求項1
記載の釉薬では、抗菌性金属を担持させたハイドロキシ
アパタイトを含有してなることを前記課題の解決手段と
した。また、請求項2記載の釉薬では、溶融ガラスに浸
食されない抗菌防黴剤が釉薬に混ぜ込まれてなり、前記
抗菌防黴剤は、抗菌性金属を担持させたハイドロキシア
パタイトであることによって前記課題を解決した。さら
に請求項3記載の釉薬では、前記の抗菌性金属を担持さ
せたハイドロキシアパタイトは、アルミニウムイオンお
よびフッ素イオンの少なくとも一方を含有していること
を前記課題の解決手段とした
【0006】以下、本発明の実施の形態を詳しく説明す
。釉薬に抗菌防黴性を付与する方法としては、(1)
釉薬そのものに抗菌防黴性を持たせる方法と、(2)溶
融ガラスに侵食されない抗菌防黴剤を既の釉薬に混ぜ
込む方法とが考えられるが、本発明では(2)の方法を
採用することにより、抗菌防黴性を有する釉薬を得た。
すなわち、(1)の方法では釉薬が特定の用途にしか使
えないのに対し、(2)の方法では既の釉薬に混合で
きるためあらゆる釉薬に対して抗菌防黴性を付与させる
ことができるからである。
【0007】本発明の実施の形態に係る釉薬は、抗菌性
金属を担持させたハイドロキシアパタイトを含有してな
るものである。ここで、ハイドロキシアパタイトは溶融
したガラスに侵食されないものであり、釉薬に抗菌防黴
性を付与するのに好適な添加剤となっている。抗菌性金
属としては、銀、銅および亜鉛のうちの一種あるいは複
数種が用いられる。また、ハイドロキシアパタイトにア
ルミニウムイオンおよびフッ素イオンの一方あるいは両
方を含有させると、ハイドロキシアパタイトの溶融ガラ
スに対する耐食性が増大し、より高温で処理する釉薬に
対しても抗菌防黴性を付与することが可能になるのでよ
り好ましい。すなわち、ハイドロキシアパタイトは単独
では釉薬において900℃程度まで安定であるが、アル
ミニウムイオンあるいはフッ素イオンを含有させると1
300℃程度まで安定になるからである。
【0008】抗菌性金属を担持させたハイドロキシアパ
タイトを得るには、例えば、水酸化カルシウム懸濁液に
リン酸を滴下するなどしてpH値を〜7の範囲に調整
してハイドロキシアパタイトを析出させる。ここで、抗
菌性金属を担持させるため、所定pHに達した後、銀、
銅、亜鉛の水溶性塩を添加し、十分混合する。これら抗
菌性金属の添加量としては、ハイドロキシアパタイトに
対して10%以下、好適には0.001〜5%がよい。
なぜなら、0.001%未満であると抗菌・防黴力が十
分に発揮されず、また5%を越えてもそれ以上の金属の
担持が望めないからである
【0009】また、アルミニウムイオンあるいはフッ素
イオンを含有させるためには、抗菌性金属を添加するの
と同時にこれらのイオンを添加する。アルミニウムイオ
ン源としては硝酸アルミニウム、硫酸アルミニウムが好
適であり、フッ素イオン源としてはフッ化ナトリウム、
フッ化カリウムが好適である。次に、このようにして得
られた、抗菌性金属を担持したハイドロキシアパタイ
ト、さらにはアルミニウムイオンおよびフッ素イオンの
一方あるいは両方を含有したハイドロキシアパタイトの
沈殿を十分洗浄し、その後これを乾燥して粉体とする。
【0010】本発明の実施の形態に係る抗菌防黴性を有
した釉薬を得るには、前記ハイドロキシアパタイトを従
来からの釉原料に添加混合する。ハイドロキシアパタイ
トの添加量については、釉原料に対して1〜20重量%
が好適とされる。すなわち、1重量%より少ないと抗菌
防黴力が弱くなり、また20重量%よりも多いと釉薬の
特性が損なわれる恐れがあるからである。このような抗
菌防黴性を有した釉薬の焼き付けについては、前記ハイ
ドロキシアパタイトを混合しない従来のものと同じ方法
が採用できる。
【0011】
【実施例】本発明を実施例によりさらに具体的に説明す
る。種々の条件にて抗菌防黴性を有するハイドロキシア
パタイトを合成した。合成は37g/lの水酸化カルシ
ウム懸濁液に80g/lのりん酸を滴下することによっ
て行った。ハイドロキシアパタイト合成の際のpHは4
〜7の範囲とし、抗菌性金属源としては銀イオンを使用
した。銀イオンの濃度はハイドロキシアパタイトに対し
て2重量%とした。また、一部の試料についてはアルミ
ニウムイオンあるいはフッ素イオンを添加した。これら
の濃度も、ハイドロキシアパタイトに対してそれぞれ2
重量%とした。
【0012】次に、得られた合成ハイドロキシアパタイ
トを乾燥して粉末とし、この粉末を釉薬に対して5重量
%添加して本発明の釉薬を得た。ここで、釉薬としては
ホーロー釉(融点700℃)と陶器釉(融点1100
℃)とをそれぞれ用いた。釉薬を700〜1300℃の
範囲の温度で10分間溶融し、さらに冷却固化した後の
釉薬を微粉砕した。微粉砕物について抗菌性防黴性を評
価し、その結果を第1表に示す。なお、菌には大腸菌
を、また黴にはクロカビをそれぞれ用いた。また、評価
については、それぞれ菌あるいは黴が成育したものにつ
いては×、成育せず抗菌あるいは防黴性が認められたも
のについては○とした。
【0013】
【表1】 表1より、本発明の釉薬は抗菌防黴性を有することが確
認された。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明における請求
項1記載の釉薬は、抗菌防黴性を有し、かつ高温で溶融
状態にある釉に侵食されないものであるから、ホーロー
あるいは陶磁器製品に使用することによってこれらの表
面を常に衛生的にすることができ、したがってバスタ
ブ、容器等のホーロー製品や、タイル、衛生陶器等の陶
磁器製品など清潔さを要求される場所の製品に好適に用
いることができる
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊倉 信幸 千葉県船橋市豊富町585番地 住友セメ ント株式会社中央研究所内 (56)参考文献 特開 平3−218765(JP,A) 特開 平7−196384(JP,A) 特開 平6−127975(JP,A) 特開 平3−45581(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03C 1/00 - 14/00 C04B 41/86

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抗菌性金属を担持させたハイドロキシア
    パタイトを含有してなることを特徴とする釉薬。
  2. 【請求項2】 溶融ガラスに浸食されない抗菌防黴剤が
    釉薬に混ぜ込まれてなり、 前記抗菌防黴剤は、抗菌性金属を担持させたハイドロキ
    シアパタイトであることを特徴とする請求項1に記載の
    釉薬。
  3. 【請求項3】 前記の抗菌性金属を担持させたハイドロ
    キシアパタイトは、アルミニウムイオンおよびフッ素イ
    オンの少なくとも一方を含有していることを特徴とする
    請求項1または2に記載の釉薬。
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