JP3083354U - 赤外線反射性能に富む建設用の断熱資材 - Google Patents

赤外線反射性能に富む建設用の断熱資材

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郁生 小川
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レイデント工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤外線反射効果と装飾効果に優れた建設用の断
熱資材を提供する。 【解決手段】アクリルワニス(固形分50%):68.
0重量部、ペリレンブラックS−0084(BASF製):
3.0重量部、シムラファーストエロー4192(大日本イ
ンキ化学工業製):1.0重量部、クロモフタルレッド
6820(大日精化工業製):0.2重量部、トルエン5/
キシレン10混合溶液:27.8重量部を攪拌し、ほぼ
均一に分散させて成る赤外線反射塗料を、硬質な合成樹
脂板、軟質な合成樹脂シート又は金属板から成る基材
(10)の表面へ、約20〜50μmの塗膜(11)と
してコーティングした後、常温又は約60〜70℃のも
とに約30〜60分間乾燥させた断熱資材である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は赤外線反射性の高い建設用断熱資材に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の赤外線による温度上昇を抑制するための断熱建材として、特開200 1−32399号が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この公知発明では基板(3)として、鋼板やアルミニウム板などの 金属板が使用されているほか、その金属基板(3)の裏面に発泡樹脂材やグラス ウールなどの断熱材(7)も不可欠であるため、比較的に厚肉・重量化し、使用 場所が限られてしまうことになる。
【0004】 又、金属基板(3)の表面に塗装する太陽熱反射塗膜(2)の顔料として、酸 化チタンなどの金属酸化物が採用されているが、その反射性能を有する顔料の含 有量が多い明るい色調の塗膜であればともかく、その含有量を少なくする必要が ある暗い色調になると、太陽熱反射性能が低下する結果、建材の外観を決める塗 膜の色調について、その選択の自由度がなくなるのである。
【0005】 この点、上記公知発明の場合金属基板(3)における350〜2100nmの 波長領域での太陽熱反射率も特別に規定する必要があるため、その建材としての 汎用性に劣る。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題の改良を企図しており、赤外線反射性の高い建設用断 熱資材としてアクリルワニス(固形分50%):68.0重量部、ペリレンブラ ックS−0084(BASF製):3.0重量部、シムラファーストエロー4192(大 日本インキ化学工業製):1.0重量部、クロモフタルレッド6820(大日精化工 業製):0.2重量部、トルエン5/キシレン10混合溶液:27.8重量部を 攪拌し、ほぼ均一に分散させて成る赤外線反射塗料を、
【0007】 硬質な合成樹脂板、軟質な合成樹脂シート又は金属板から成る基材の表面へ、 約20〜50μmの塗膜としてコーティングした後、常温又は約60〜70℃の もとに約30〜60分間乾燥させたことを特徴とするものである。
【0008】 これによれば、太陽光に含まれる赤外線のうち、特に発熱に大きく働く波長8 00〜3000nmの赤外線を吸収する顔料のカーボンブラックが使用されてい ないため、その赤外線反射塗料の色調を自由自在に選択でき、それにも拘らず赤 外線からの温度上昇を効果的に抑制し得ることとなる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基いて本考案の具体的構成を説明すると、図1は硬質な合成樹脂 板(波板)を基材(10)として、その表面へ後述の赤外線反射塗料を同一条件 のもとで2回コーティングすることにより、その塗膜(11)を下塗り膜(ベー ス層)(11a)と上塗り膜(意匠層)(11b)との2層に形成した第1実施 形態である。
【0010】 又、図2は上記第1実施形態と同じ基材(10)の表面へ、やはり後述の赤外 線反射塗料を1回コーティングすることにより、その塗膜(11)を下塗り膜( ベース層)(11a)のみの1層として形成した第2実施形態であるが、第1、 2実施形態の何れにあっても上記基材(10)としては、硬質な合成樹脂板(波 板)のみならず、トタン板や軟質な合成樹脂シートなどを採用することができる 。
【0011】 上記赤外線反射塗料は次の組成を有し、その組成物をミキサーにより攪拌した 後、サンドミルによりほぼ均一に分散されたものである。 アクリルワニス(固形分50%) 68.0重量部 ペリレンブラックS−0084(BASF製) 3.0重量部 シムラファーストエロー4192(大日本インキ化学工業製) 1.0重量部 クロモフタルレッド6820(大日精化工業製) 0.2重量部 トルエン5/キシレン10混合溶液 27.8重量部
【0012】 このような赤外線反射塗料組成物を白色の主剤とし、その主剤の約40重量部 に対して硬化剤の約10重量部とシンナーの約15重量部を混合・稀釈し、約1 0〜15sec.(フォードカップ#4、20℃)の必要なスプレー粘度を得る。
【0013】 そして、エアースプレーガン(スプレー圧:4〜5Kgf/cm2)により、上記基材 (10)の表面へ約30μmの厚みに吹き付け塗装し、常温又は約60〜70℃ のもとに約30〜40分間乾燥させることにより、上記下塗り膜(ベース層)( 11a)を形成するのである。
【0014】 又、上記と同一条件のもとで、その下塗り膜(ベース層)(11a)の表面へ やはり赤外線反射塗料を約20μmの厚みに吹き付け塗装して、上塗り膜(意匠 層)(11b)を形成することにより、その上塗り膜(11b)と下塗り膜(1 1a)との2層から成る厚みが約50μmの塗膜(11)に仕上げることもでき る。その場合、上塗り膜(11b)は意匠層として希望の色調を自由に与えるこ とができるが、図示の実施形態では黒色として、その赤外線反射効果の試験に供 した。
【0015】 図3〜5は上記第1、2実施形態に係る建設用断熱資材を、晴天の3日間だけ 直射日光に晒し、その各日中の経時的な温度変化を測定したグラフである。基材 (10)は約0.5mmの厚みを備えた硬質な合成樹脂板(波板)であり、その 基材(10)における裏面の温度を測定した。尚、外気温の変化は雲の発生を意 味している。
【0016】 図3〜5のグラフから、赤外線反射塗料の塗膜(11)を形成した本考案の上 記第1、2実施形態と、その塗膜(11)が無い裸状態の基材(波板)のみとを 比較すれば、上記3日間の平均として約20〜30%の温度低下を得られること が明らかである。
【0017】 殊更、1日のうち太陽光の強くなる午前11時〜午後2時の間では、温度が約 15〜20℃も低下する顕著な赤外線反射効果を得ることができた。その結果、 例えば鶏や牛、豚などを飼育する畜舎の屋根材として、本考案の断熱資材を適用 することにより、家畜に夏期での良好な飼育条件を与えることができる。
【0018】 図3〜5のグラフから併せて確認されるように、塗膜(11)を2層として形 成した本考案の第1実施形態と、その下塗り膜(11a)の1層のみから成る第 2実施形態とを比較した場合、これによって得られる温度低下の程度差は殆んど なく、その意味から本考案に係る第2実施形態も採用に値いし、量産効果と使用 上の利便性に一層役立つ。
【0019】 尚、図3〜5は上記基材(10)として硬質な合成樹脂板(波板)を採用した 本考案の温度測定グラフであるが、その基材(10)として金属板(トタン板) や軟質な合成樹脂シート(青色ビニールシート)を採用しても、実質的に同じ赤 外線反射効果を得ることができる。図3〜5と対応するこれらの温度測定グラフ を図6〜8と図9〜11に示すにとどめて、その詳細な説明を省略する。軟質な 合成樹脂シート(青色ビニールシート)は建設現場などの被覆材として、その作 業員に夏期での快適な涼感を与え得ることとなる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように、本考案は赤外線反射性能に富む建設用の断熱資材として、アク リルワニス(固形分50%):68.0重量部、ペリレンブラックS−0084(B ASF製):3.0重量部、シムラファーストエロー4192(大日本インキ化学工 業製):1.0重量部、クロモフタルレッド6820(大日精化工業製):0.2重 量部、トルエン5/キシレン10混合溶液:27.8重量部を攪拌し、ほぼ均一 に分散させて成る赤外線反射塗料を、
【0021】 硬質な合成樹脂板、軟質な合成樹脂シート又は金属板から成る基材(10)の 表面へ、約20〜50μmの塗膜(11)としてコーティングした後、常温又は 約60〜70℃のもとに約30〜60分間乾燥させたものであるため、冒頭に述 べた従来技術の課題を改良でき、赤外線反射機能に優れた断熱資材を得られる効 果がある。
【0022】 特に、基材(10)として金属板のみならず、硬質な合成樹脂板や軟質な合成 樹脂シートも採用して、これらに制約なく上記赤外線反射塗料を約20〜50μ mの塗膜(11)としてコーティングできるため、屋根材や建設現場の被覆材、 その他の各種断熱資材として広く適用し得る効果があり、汎用性に優れる。
【0023】 更に、請求項2の構成によれば、上記赤外線反射効果の向上のみならず、その 上塗り膜(10b)を意匠層として、これに希望の色調を制約なく与えることが でき、建物と融和した外観の優美な断熱資材を得られる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る断熱資材の第1実施形態を示す斜
面図である。
【図2】図2に対応する第2実施形態を示す斜面図であ
る。
【図3】硬質の合成樹脂板(波板)に適用した本考案の
赤外線反射効果を試験した温度測定グラフである。
【図4】図3に対応する別な日付けでの温度測定グラフ
である。
【図5】図3に対応する更に別な日付けでの温度測定グ
ラフである。
【図6】金属板(トタン板)に適用した本考案の赤外線
反射効果を試験した温度測定グラフである。
【図7】図6に対応する別な日付けでの温度測定グラフ
である。
【図8】図6に対応する更に別な日付けでの温度測定グ
ラフである。
【図9】軟質な合成樹脂シート(青色ビニールシート)
に適用した本考案の赤外線反射効果を試験した温度測定
グラフである。
【図10】図9に対応する別な日付けでの温度測定グラ
フである。
【図11】図9に対応する更に別な日付けでの温度測定
グラフである。
【符号の説明】
(10)・基材 (11)・塗膜 (11a)・下塗り膜(ベース層) (11b)・上塗り膜(意匠層)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリルワニス(固形分50%):68.
    0重量部、ペリレンブラックS−0084(BASF製):
    3.0重量部、シムラファーストエロー4192(大日本イ
    ンキ化学工業製):1.0重量部、クロモフタルレッド
    6820(大日精化工業製):0.2重量部、トルエン5/
    キシレン10混合溶液:27.8重量部を攪拌し、ほぼ
    均一に分散させて成る赤外線反射塗料を、 硬質な合成樹脂板、軟質な合成樹脂シート又は金属板か
    ら成る基材(10)の表面へ、約20〜50μmの塗膜
    (11)としてコーティングした後、常温又は約60〜
    70℃のもとに約30〜60分間乾燥させたことを特徴
    とする赤外線反射性能に富む建設用の断熱資材。
  2. 【請求項2】赤外線反射塗料の塗膜(11)を約30μ
    mの下塗り膜(11a)と、約20μmの上塗り膜(1
    1b)とから2層に形成したことを特徴とする請求項1
    記載の赤外線反射性能に富む建設用の断熱資材。
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