JP3083279B2 - 展示フレーム - Google Patents

展示フレーム

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JP3083279B2
JP3083279B2 JP09340656A JP34065697A JP3083279B2 JP 3083279 B2 JP3083279 B2 JP 3083279B2 JP 09340656 A JP09340656 A JP 09340656A JP 34065697 A JP34065697 A JP 34065697A JP 3083279 B2 JP3083279 B2 JP 3083279B2
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waterproof
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JP09340656A
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Inventor
善広 佐伯
Original Assignee
オリジン工業株式会社
株式会社ノムラエスディ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポスター等を納める
額縁様の展示フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】展示フレームにおいては、フレームの枠
組みの中に、一般的に、ポスター等の展示物を挟む裏板
と透明板とが納められる。そのため、各フレームには、
裏板と透明板の各端部が同時に嵌まる嵌着溝を有する押
出形材が用いられる。また、展示物を押さえるマットが
同時に納められることもある。
【0003】展示フレームは、一般的には屋外において
用いられるために、風雨に曝されることになるが、この
ような場合に、嵌着溝の中に雨水が浸入する。嵌着溝に
浸入した雨水は、単にこれに留まることなく、透明板と
裏板(またはマット)との間から毛細管現象により浸入
し、その間に挟まれている展示物を濡らし見苦しく汚し
たり皺を寄らせたりする。
【0004】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
雨水が展示物に至らないように防水機能を備えた展示フ
レームを提供することを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、縦横フレームの枠組みの中に、展示
物を挟む透明板とマットとが納められ、各フレームには
その納めを保持する嵌着溝が設けられている展示フレー
ムにおいて、透明板の周囲には、該透明板より成る防水
片を該透明板の裏面に一体物として突設させ、該防水片
に囲まれた中に展示物と共にマットが納めてあることを
特徴とする展示フレームを提供するものである。
【0006】上記の構成によれば、フレームの嵌着溝に
雨水が浸入しても、透明板の周囲の端面には、マットの
間に段差があり、その間に該透明板と一体物である防水
片が介在しているから、毛細管現象が生じるような隙間
が存在しなく、防水片により雨水が展示物に至らないよ
うに反り返される。
【0007】透明板の周縁の裏側に防水片を一体に設
け、透明板と防水片に囲まれた中に展示物と共にマット
が納まるように構成すると共に、この防水片により透明
板の周囲の端面とマットとの間に形成される段差間に、
毛細管現象が生じない程度の空間を開けて設けてある
と、その空間によっても雨水の浸入が阻止される。
【0008】また、マットを受ける裏板が嵌め込まれて
いる展示フレームであって、前記空間が防水片と裏板と
の間に開けてあることもある。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明においては、嵌着溝15
を有すれば、フレーム2の断面形状については特に問う
ものではなく、また、アルミや合成樹脂の押出成形ばか
りでなく、例えば、ステンレス板のプレス成形によって
も形成される。また、展示物を前面から出し入れできる
ように、フレーム2を開閉構造にする場合にも(例え
ば、フレームを断面においてヒンジで開閉構造とする場
合にも)、この発明を実施できる。
【0010】また、透明板5には、ガラス板または合成
樹脂板等が用いられる。そして、防水片11は、この透
明板5を加工した一体物であり、透明板の端縁を加工し
て防水片11を形成するときには合成樹脂板の透明板5
であることが望ましい。
【0011】また、縦横フレーム2の枠組み、つまり、
フレームどうしの連結については、先端を45度の角度
に切断して額縁のように組み立てる場合、連結ブロック
を介在させる場合、一部溶接する場合、ビス止めする場
合等がある。
【0012】空間23は、透明板5の裏側に裏板8との
間に設けられることがあるが(請求項3)、必ずしも、
裏板8であるとは限らなく、例えば、裏板が欠除した両
面展示の場合であると、防水片11と防水片11との間
に(両透明板5,5の間に)共通の空間を設けることが
できる(図示省略)
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の展示フ
レームによれば、屋外において使用しても、雨水が展示
物に至らないように防水機能を備えているので、ポスタ
ー等の展示物が雨水に濡れて見苦しく皺が拠ったり染み
たりするという不都合を未然に防止できるという優れた
効果がある。
【0014】
【実施例】次に、具体的に幾つかの実施例についてこの
発明を説明する。
【0015】図1は、この発明の一実施例としての展示
フレームFの形態であって、同じ外観の展示フレームF
について、図2から図4までにそれぞれ異なる実施例を
示した。その展示フレームFは、衝立形であって、左右
支柱1,1の上端に上フレーム2を、下端近くに下フレ
ーム2をそれぞれ仮設し、上フレーム2と下フレーム2
との間において支柱1,1が縦フレーム2,2となっ
て、言わば矩形の枠組みが形成されている。まず、図1
および図2について説明する。
【0016】図2の実施例では、一面展示態様であっ
て、前記枠組みの中に、その一面から順に、アクリル樹
脂の透明板5,ポスター9,マット7,裏板8が嵌めら
れている。即ち、表面が透明板5で、裏面が裏板8とな
っている。11は防水片で、透明板5の周囲を段差25
に屈折し、その段差25によって防水片11が形成され
ている。そして、この段差25と裏板8によりマット7
のずれ込みが阻止されている。なお、防水片11は透明
板5と一体材料で成形加工により形成されているので、
別部材のものを接着等の手段により取り付けるという手
数を要しない。
【0017】各フレーム2は、厚み方向に張り出る楕円
形状の中空部材であって、長径方向に内部横壁13を有
し、その内部横壁13を底壁として嵌着溝15が蟻溝形
に形成されている。そして、上フレーム2が二点鎖線で
示すように、取外し可能に組み込まれているので、ポス
ター9の出入れの際には、上端から透明板5およびマッ
ト7が同時に出入れされる。そのため、上フレーム2の
両端には、取外し可能に連結ブロック19,19が取り
付けられている。なお、矢印はブロック19の操作手順
を示す。また、下フレーム2は、左右支柱1,1に対し
て連結金具21,21により止められている。
【0018】図の場合であると、これも一面展示態様
であるが、防水片11を形成する部材は半硬質樹脂の
字形断面の押出形材からなるもので、透明板5の縦横各
辺の裏面周縁に沿って一片において接着され、他片が突
出して段差25を形成した防水片11となっている。
してこの段差25を形成する他片と裏板8によりマッ
7のずれ込みが阻止されている。またこの場合は、前記
実施例とは違って、防水片11の部材が段差25を有
するL字形断面形状であるから、その内角側に裏板8と
の間の空間23を有し、その空間23が毛細管現象が生
じない程度に設けられることにより毛細管現象が止めら
れ、防水効果がさらに向上する。
【0019】図に示す実施例であると、これも一面展
示態様であり、また、防水片11が透明板5の周縁加工
により設けられるが、その形状が反転した二重折りであ
る。この二重折りの先端と裏板8によりマット7のずれ
込みが阻止されている。また、その折り重なる厚みとマ
ット7の厚みとの違いから段差25が生じ、防水片11
と裏板8との間に空間23を有している。
【0020】なお、図示は省略するが、両面展示態様と
して、前記枠組みの中に、両面にアクリル樹脂の透明板
5,5を嵌め、それぞれにポスター9,9がマット7,
7によって押さえ止められる場合がある。この場合も、
透明板5,5には、その透明板5,5自体を成形加工し
てその周囲の裏面に防水片11を一体物として設け、そ
の防水片11により囲まれる内側にマット7を納めるこ
とができる。また、この両面展示態様の場合も、前記実
施例の如く空間23を設けることにより、毛細管現象を
阻止し、さらに防水効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が実施される一例としての展示フレー
ムの斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視の拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示す図2に対応する断面図であ
る。
【図4】さらに他の実施例を示す図2に対応する断面図
である。
【符号の説明】
F 展示フレーム 2 フレーム 5 透明板 7 マット 8 裏板 9 展示物としてのポスター 11 防水片 15 嵌着溝 23 空間25 段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 15/00 A47G 1/06 - 1/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横フレームの枠組みの中に、展示物を
    挟む透明板とマットとが納められ、各フレームにはその
    納めを保持する嵌着溝が設けられている展示フレームに
    おいて、透明板の周囲には、該透明板より成る防水片を
    該透明板の裏面に一体物として突設させ、該防水片に囲
    まれた中に展示物と共にマットが納めてあることを特徴
    とする展示フレーム。
  2. 【請求項2】 縦横フレームの枠組みの中に、展示物を
    挟む透明板とマットとが納められ、各フレームにはその
    納めを保持する嵌着溝が設けられている展示フレームに
    おいて、透明板の周縁の裏側に防水片を一体に設け、透
    明板と防水片に囲まれた中に展示物と共にマットが納ま
    るように構成すると共に、この防水片により透明板の周
    囲の端面とマットとの間に形成される段差間に、毛細管
    現象が生じない程度の空間を開けてなることを特徴とす
    る展示フレーム。
  3. 【請求項3】 マットを受ける裏板が嵌め込まれている
    展示フレームであって、前記空間が防水片と裏板との間
    に開けてあることを特徴とする請求項2記載の展示フレ
    ーム。
JP09340656A 1997-11-26 1997-11-26 展示フレーム Expired - Lifetime JP3083279B2 (ja)

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