JP3083020U - 花束用包装材 - Google Patents

花束用包装材

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JP3083020U
JP3083020U JP2001004239U JP2001004239U JP3083020U JP 3083020 U JP3083020 U JP 3083020U JP 2001004239 U JP2001004239 U JP 2001004239U JP 2001004239 U JP2001004239 U JP 2001004239U JP 3083020 U JP3083020 U JP 3083020U
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bouquet
tubular sheet
sheet
tubular
packaging material
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隆治 青山
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株式会社青山
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】取り扱いが容易な花束用包装材を提供すること 【解決手段】花束用包装材(10)は、不透明な筒状の
シート(18)と、この筒状シートの周囲を取り巻きか
つこれに部分的に接合された透明な筒状のシート(1
6)とを含む。包装材は、さらに、外側の透明な筒状シ
ート(16)をその周囲から締め付けるための締め付け
手段(14)を含む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、生花の束である花束を包むために用いられる包装材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、花束の包装材として、透明なフィルムとこれに重ね合わされた不織布と からなるものが用いられている。これによれば、花束を巻いてこれを包むように して包装することができるが、体裁よく包装するにはその取り扱いにある程度習 熟することが必要である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、取り扱いが容易な花束用包装材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る花束用包装材は、透明または不透明な筒状のシートを含む。ある いは、また、不透明な筒状のシート(又はこれに代えて透明な筒状のシート)と 、該筒状シートの周囲を取り巻きかつ該筒状シートに部分的に接合された透明な 筒状のシート(又はこれに代えて不透明な筒状シート)とを含む。いずれの包装 材も、さらに、リボンのような締め付け手段を含み得る。締め付け手段は、1つ の筒状シートの場合にはその筒状シートを、また、内外2つの筒状シートの場合 には外側の筒状シートをその周囲から締め付けるために用いられる。
【0005】 1つの筒状シート、または、2つの筒状シートの少なくとも一方が、切欠きが 設けられた縁部を有するものとすることができる。2つの筒状シートについては 、これらのうちのずれか一方が他方より長さ寸法が小さいものとすることができ る。
【0006】
【考案の作用および効果】 本考案によれば、包装材の筒状シート(2つの筒状シートを有するものにあっ ては内側の筒状シート)が規定する筒状の空間に花束を差し込み、筒状シートと 花束との相対位置関係を容易に定めることができる。このことから、花束の体裁 のよい包装のための包装材の取り扱いは簡単であり、また、習熟を必要としない 。花束を差し込んだ後、筒状シート(2つの筒状シートを有するものにあっては 外側の筒状シート)はその周りからリボンのような締め付け手段で締め付けるこ とができ、これにより、筒状シートと花束とを一体にすることができる。
【0007】 内外2つの筒状シートを有する包装材にあっては、花束を構成する生花の種類 、色、形状等を考慮して、透明な筒状シートおよび不透明な筒状シートの内外の 位置を定めることができ、これにより、より見栄えの良い包装とすることができ る。
【0008】 また、前記筒状シートの縁部に切欠きを設けることにより、あるいは、内外両 筒状シートのいずれか一方の長さ寸法を他方より小さいものとすることにより、 個々の花束に応じた包装態様を選択し、また、装飾効果を得ることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
図1を参照すると、本考案に係る包装材が全体に符号10で示されている。
【0010】 また、図2を参照すると、この包装材10により花束12が包装されている。
【0011】 花束12は、その茎の部分において、包装材10を構成する透明な筒状シート 16の周囲に巻かれた締め付け手段14で締め付けられ、筒状シート16と一体 にされている。
【0012】 締め付け手段14も、また、包装材10の一部をなす。締め付け手段14は、 図示の例ではリボンからなるが、これに代えて、例えば輪ゴムからなるものとす ることができる。
【0013】 包装材10は、透明な筒状のシート16と不透明な筒状のシート18とを備え 、透明な筒状シート16が不透明な筒状シート18の周囲を取り巻いている。両 筒状シート16,18は、それぞれ、これらに包まれる花束12を保護しまた装 飾する作用を担う。図示の例とは逆に、不透明な筒状シート18が透明な筒状シ ート16の周囲を取り巻くようにすること、すなわち透明な筒状シート16およ び不透明な筒状シート18がそれぞれ内側および外側にあるようにしてもよい。
【0014】 透明な筒状シート16は例えばセロハン紙のような透明フィルムからなり、ま た、不透明な筒状シート18は例えば合成繊維製の不織布からなる。いずれの筒 状シートについても、花束12の装飾のため、任意の色彩、模様等を有するもの とすることができる。なお、不透明な筒状シート18としての前記不織布には、 これを構成する、互いに重なり合う繊維相互間の隙間を通して透けて見えるもの を含む。
【0015】 内外の両筒状シート16,18は、これらが互いに接するもの、あるいは、図 示の例のようにこれらの間にわずかな隙間が存するもののいずれでもよい。いず れについても、これらの筒状シート16,18は互いにずれないように部分的に 接合され、全体に筒体19をなしている。
【0016】 さらに、両筒状シート16,18はほぼ同じ長さ寸法を有しかつこれらの長さ 方向(軸線方向)に関して両端縁が一致している。
【0017】 この包装材10によれば、筒体19を規定する内側の筒状シート18内に花束 12を挿入し、筒体19に対する花束12の相対位置を調整することにより、筒 体19による花束12の包装を簡単に行うことができる。挿入された花束12は その茎の部分を筒状シート16の周囲から手で掴み、この部分にリボン14を巻 き付けることにより、筒体19と一体にすることができる。リボン14を用いる ことなく、花束12の茎の部分において、筒体19を単に捩るだけでの使用も可 能である。
【0018】 筒体19は、筒状にする前の透明シート16と不透明シート18とを互いに重 ね合わせ、これらを丸めて筒状にしかつ両者16,18の両端部を重ね合わせた 後、これらの重合部分20を互いに接合することにより形成することができる。
【0019】 重合部分20における両シート16,18の両端部の接合は、接着剤、ミシン 縫い、超音波溶接等によることができ、これにより、両シート16,18が部分 的に接合されている。透明シート16をセロハン紙からなるものとし、かつ、不 透明シート18を合成繊維からなるものとするときは、超音波溶接の適用により 、両者16,18の両端部の相互接合を容易に行うことができる。
【0020】 筒体19は、包装される個々の花束12に応じた使用を可能とするため、その 軸線方向長さが異なる多種類のものを予め準備しておくことができる。あるいは 、軸線方向長さが比較的長い筒体19を準備しておき、花束12に合わせて、筒 体19から必要長さを切り取ったものを使用に供することができる。
【0021】 花束12の装飾効果を考慮して、図1に想像線で示すように、両筒状シート1 6,18の少なくとも一方が、任意の形状の切欠き22が設けられた縁部(上縁 部)24を有するものとすることができる。切欠き22の数量は1または2以上 とすることができる。
【0022】 また、両筒状シート16,18のいずれか一方が他方より長さ寸法が小さいも のとすることができる。図示の例では、内側のシート18の長さ寸法が小さく、 その上縁部26が、外側のフィルム16の上縁部24より下方に位置する。
【0023】 内外2つの筒状シート16,18からなる筒体19に代えて、透明な筒状シー ト16のみからなる筒体19または不透明な筒状シート18のみからなる筒体1 9とすることができる。この場合においても、前記したと同様、切欠き22を設 けることができる。
【0024】 筒体19は、これを折り畳んで扁平にして保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る包装材の概略的な斜視図である。
【図2】包装材およびこれにより包装された花束を示す
概略的な斜視図である。
【符号の説明】
10 包装材 12 花束 14 リボン(締め付け手段) 16 フィルム 18 シート 19 筒体 22 切欠き 24,26 フィルムおよびシートの縁部

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明または不透明な筒状のシートを含む、
    花束用包装材。
  2. 【請求項2】前記筒状シートが、切欠きが設けられた縁
    部を有する、請求項1に記載の花束用包装材。
  3. 【請求項3】さらに、前記筒状シートをその周囲から締
    め付けるための締め付け手段を含む、請求項1または2
    に記載の花束用包装材。
  4. 【請求項4】不透明な筒状のシートと、該筒状シートの
    周囲を取り巻きかつ該筒状シートに部分的に接合された
    透明な筒状のシートとを含む、花束用包装材。
  5. 【請求項5】透明な筒状のシートと、該筒状シートの周
    囲を取り巻きかつ該筒状シートに部分的に接合された不
    透明な筒状のシートとを含む、花束用包装材。
  6. 【請求項6】前記不透明な筒状シートおよび前記透明な
    筒状シートの少なくとも一方が、切欠きが設けられた縁
    部を有する、請求項4または5に記載の花束用包装材。
  7. 【請求項7】前記筒状シートの一方が他方より長さ寸法
    が小さい、請求項4または5に記載の花束用包装材。
  8. 【請求項8】さらに、前記透明な筒状シートをその周囲
    から締め付けるための締め付け手段を含む、請求項4に
    記載の花束用包装材。
  9. 【請求項9】さらに、前記不透明な筒状シートをその周
    囲から締め付けるための締め付け手段を含む、請求項5
    に記載の花束用包装材。
  10. 【請求項10】前記締め付け手段はリボンからなる、請
    求項3、8または9に記載の花束用包装材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013086853A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Japan Flower Corporation:Kk 切り花用包装具

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