JP3082590U - 磁気ヘッドのシールドキャップ - Google Patents

磁気ヘッドのシールドキャップ

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JP3082590U JP2001003801U JP2001003801U JP3082590U JP 3082590 U JP3082590 U JP 3082590U JP 2001003801 U JP2001003801 U JP 2001003801U JP 2001003801 U JP2001003801 U JP 2001003801U JP 3082590 U JP3082590 U JP 3082590U
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清 松井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ヘッドのシールドキャップに用いる材料
の使用量を少なくする。 【解決手段】 コンビネーションヘッド5の前面及び上
面の一部を覆うシールドキャップ1であって、本体部1
0がコンビネーションヘッド5の上面を覆い、その中央
に開口11が形成され、前面シールド13がコンビネー
ションヘッド5の前面近傍の一部を覆っており、2個の
耳部12が本体部の開口11の端部から内方に延伸され
ており、コンビネーションヘッド5の側面に沿って折り
曲げられてコンビネーションヘッド5を挟んでいる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、磁気ヘッドのシールドキャップ、特に前面及び上面の一部を覆う磁 気ヘッドのシールドキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカセットレコーダ(VCR)の磁気ヘッドである音声・コントロールヘ ッドは、音声信号を記録する音声ヘッド部において、外部からのノイズの影響に より音声信号にノイズが混入する恐れがある。このため、音声・コントロールヘ ッドは、その周囲をシールドケースで覆われており、外部からのノイズの影響が 抑制されている。しかし、シールドケースだけではノイズの影響を十分に抑える ことができないため、さらにその外部にシールドキャップを設けてノイズの影響 をさらに抑制している。
【0003】 従来、外部からのノイズ影響を抑えるために、シールドキャップの形状に関し て実開昭58−43620号公報、実開昭58−52629号公報、特開昭61 −269210号公報などの発明及び考案が示されている。また、実開昭57− 177226号公報、実開昭60−82711号公報、特開昭61−22010 5号公報などでは、ビスなどによりシールドキャップの位置の調節が可能である 発明及び考案が示されている。このように、外部からのノイズの影響を小さくす ることは非常に重要なことである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
シールドケースはパーマロイなどの透磁率の高い材料を用いて形成されている 。しかし、パーマロイは高価な材料であるため、使用量をできるだけ少量にして 製造コストを抑制したい。よって、シールドケースは、外部からのノイズの影響 を小さくし且つできるだけその使用量を抑えるように製造する必要がある。
【0005】 本考案の課題は、磁気ヘッドのシールドキャップに用いる材料の使用量を少な くすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の磁気ヘッドのシールドキャップは、磁気ヘッドの前面及び上 面の一部を覆うシールドキャップであって、本体部が磁気ヘッドの上面を覆って おり、その中央に開口が形成され、前面シールド部が磁気ヘッドの前面近傍の一 部を覆っており、2個の耳部が本体部の開口の端部から内方に延伸されており、 磁気ヘッドの側面に沿って折り曲げられて磁気ヘッドを挟んでいることを特徴と する。
【0007】 磁気ヘッドのシールドキャップは、磁気ヘッドに取り付けることにより、磁気 ヘッドに対する外部からのノイズの影響を抑制するためのシールド部材である。 ここでは、シールドキャップの本体部の中央に開口が形成され、さらに開口に 2個の耳部が備えられている。この2個の耳部を折り曲げ、磁気ヘッドを挟むこ とにより、シールドキャップを磁気ヘッドに固定する。2個の耳部は本体部の内 側に設けられているため、本体部に加えてシールドキャップを固定するための部 材が不要となり、シールドキャップに用いる材料の使用量を少なくすることがで きる。
【0008】 耳部によりシールドキャップを磁気ヘッドに取り付けたとき、開口が位置する 部分にはシールドキャップが存在しない。しかし、開口が位置する部分における 磁気ヘッドの部分にもシールド効果があるため、開口による外部ノイズの影響は ほとんど生じない。
【0009】 また、外部からのノイズは磁気ヘッド前面において影響している。ここでは、 シールドキャップの前面シールド部が磁気ヘッドの前面近傍の一部を覆っている 。本考案では、前面シールド部が磁気ヘッドに対して外部からのノイズの影響が 生じる部分を保護しているため、磁気ヘッドへのシールド効果があり且つシール ドキャップに用いる材料の使用量を少なくすることができる。
【0010】 これにより、磁気ヘッドの記録信号に劣化が生じることを抑えられる。 請求項2に記載の磁気ヘッドのシールドキャップは、磁気ヘッドの前面及び上 面の一部を覆うシールドキャップであって、本体部と前面シールド部と複数の耳 部とを備えている。本体部は、磁気ヘッドの上面を覆い、中央に開口を有する。 前面シールド部は磁気ヘッドの前面を覆う。複数の耳部は、本体の開口の端部か ら内方に延伸されており、磁気ヘッドの側面に沿って折り曲げられて磁気ヘッド を挟む。
【0011】 磁気ヘッドのシールドキャップは、磁気ヘッドに取り付けることにより、磁気 ヘッドに対する外部からのノイズの影響を抑制するためのシールド部材である。 ここでは、シールドキャップの本体部の中央に開口が設けられ、さらに開口に 複数の耳部が備えられている。この耳部を折り曲げて磁気ヘッドを挟むことによ り、シールドキャップを磁気ヘッドに固定する。耳部は本体部の内側に設けられ ているため、本体部に加えてシールドキャップを固定するための部材が不要とな り、シールドキャップに用いる材料の使用量を少なくすることができる。
【0012】 シールドキャップを磁気ヘッドに取り付けたとき、開口が位置する部分にはシ ールドキャップが存在しない。しかし、開口が位置する部分における磁気ヘッド の部分にもシールド効果があるため、開口による外部ノイズの影響はほとんど生 じない。
【0013】 また、外部からのノイズの影響は磁気ヘッド前面において大きく変化する。シ ールドキャップは前面シールド部により磁気ヘッドの前面を覆っているため、外 部からのノイズの影響を十分に抑制することができる。
【0014】 これにより、磁気ヘッドによる記録信号に劣化が生じることを抑えられる。 請求項3に記載の磁気ヘッドのシールドキャップは、請求項2に記載の磁気ヘ ッドのシールドキャップであって、前面シールド部は磁気ヘッドの前面近傍の一 部を覆うものである。
【0015】 ここでは、前面シールド部が磁気ヘッドの前面近傍の一部を覆うため、外部か らのノイズを抑制し且つシールドキャップに用いる材料の使用量を少なくするこ とができる。
【0016】 請求項4に記載の磁気ヘッドのシールドキャップは、請求項2または3に記載 の磁気ヘッドのシールドキャップであって、耳部は2個である。 ここでは、耳部の数量を少なくして2個にすることにより、シールドキャップ の製造を省力化してコストを抑えることができる。
【0017】
【考案の実施の形態】
<構成> 図1に示されるシールドキャップ1は、本考案に係る磁気ヘッドのシールドキ ャップの平面展開図である。図2は、取付板2に取り付けられている音声・コン トロールヘッド3と音声消去ヘッド4とのコンビネーションヘッド5の上面にシ ールドキャップ1が取り付けられている図である。
【0018】 シールドキャップ1は、パーマロイ製であり、音声・コントロールヘッド3に 対して外部ノイズから影響を抑制するためのシールド部材である。シールドキャ ップ1は、本体部10、開口11、2個の耳部12、及び前面シールド13を有 している。
【0019】 取付板2は、コンビネーションヘッド5を固定する部材であり、スポット溶接 や接着剤などによりコンビネーションヘッド5を固着している。 音声・コントロールヘッド3は、VCR用ビデオテープの音声信号を記録する 音声ヘッド部21とビデオテープのコントロール信号を読みとるコントロールヘ ッド部22とを有するヘッドである。音声消去ヘッド4は、ビデオテープの音声 信号を消去する音声消去ヘッド部23を有するヘッドである。コンビネーション ヘッド5は音声・コントロールヘッド3と音声消去ヘッド4とが結合したもので ある。音声・コントロールヘッド3及び音声消去ヘッド4はそれぞれパーマロイ 製のシールドケースで覆われており、外部ノイズを抑制している。
【0020】 本体部10は音声・コントロールヘッド3の上面の一部に接するシールド部で ある。開口11は、本体部10の中央に備えられている開口である。2個の耳部 12は、開口11の対向する端部から互いに近づくように内方に延伸されている ものであり、図2(b)で示されているようにコンビネーションヘッド5の両側 面に沿って折り曲げられ、コンビネーションヘッド5を挟み、シールドキャップ 1をコンビネーションヘッド5に固定するための部材である。前面シールド13 は、本体部10に隣接しており、本体部10に対して屈曲している。前面シール ド13の屈曲方向は、シールドキャップ1がコンビネーションヘッド5に固定さ れるときに、前面シールド13がコンビネーションヘッド5の前面を覆うような 方向である。これにより、前面シールド13は、コンビネーションヘッド5の前 面近傍の一部を覆っている。
【0021】 このような構成になるシールドキャップ1は耳部12によりコンビネーション ヘッド5に取り付けられる。ここでは、コンビネーションヘッド5の前面の端部 が前面シールド13により覆われているため、外部ノイズによる影響を抑えるこ とができる。一方、コンビネーションヘッド5の上面は、開口11においてシー ルドキャップ1に覆われていないが、この部分はコンビネーションヘッド5自体 のシールドケースにより覆われており、開口11による外部ノイズの影響はほと んど生じない。
【0022】 また、耳部が2個であるため、シールドキャップ1の製造を省力化できる。こ れにより、製造コストを抑えることができる。
【0023】
【考案の効果】 本考案に係る磁気ヘッドのシールドキャップでは、シールドキャップの本体部 の中央に開口が設けられ、さらに開口に固定用の耳部が備えられている。耳部は 本体部の内側に設けられているため、本体部に加えてシールドキャップを固定す るための部材が不要となり、シールドキャップに用いる材料の使用量を少なくす ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る磁気ヘッドのシールドキャップの
平面展開図。
【図2】本考案に係る磁気ヘッドのシールドキャップを
コンビネーションヘッドに取り付けた場合の模式図。
(a)上面図。(b)前面図。
【符号の説明】
1 シールドキャップ 5 コンビネーションヘッド 10 本体部 11 開口 12 耳部 13 前面シールド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドの前面及び上面の一部を覆う磁
    気ヘッドのシールドキャップであって、 本体部が前記磁気ヘッドの上面を覆い、その中央に開口
    が形成され、 前面シールド部が前記磁気ヘッドの前面近傍の一部を覆
    っており、 2個の耳部が前記本体部の前記開口の端部から内方に延
    伸されており、前記磁気ヘッドの側面に沿って折り曲げ
    られて前記磁気ヘッドを挟んでいることを特徴とする磁
    気ヘッドのシールドキャップ。
  2. 【請求項2】磁気ヘッドの前面及び上面の一部を覆うシ
    ールドキャップであって、 前記磁気ヘッドの上面を覆い、中央に開口を有する本体
    部と、 前記磁気ヘッドの前面を覆う前面シールド部と、 前記本体部の前記開口の端部から内方に延伸されてお
    り、前記磁気ヘッドの側面に沿って折り曲げられて前記
    磁気ヘッドを挟む複数の耳部と、を備える、磁気ヘッド
    のシールドキャップ。
  3. 【請求項3】前記前面シールド部は前記磁気ヘッドの前
    面近傍の一部を覆うものである、請求項2に記載の磁気
    ヘッドのシールドキャップ。
  4. 【請求項4】前記耳部は2個である、請求項2または3
    に記載の磁気ヘッドのシールドキャップ。
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