JP3082560U - 引出スライドレール - Google Patents

引出スライドレール

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引出を押し引いた時に引出が箱体から脱離し
て落ちる現象を発生させることがなく、容易に摩耗が生
じたり破裂したりすることがない引出スライドレールを
提供する。 【解決手段】 外スライドレール10と、中スライドレ
ール12と、内スライドレール14と、外突き止部と、
内掛け止部とを備える引出スライドレールで、外スライ
ドレール10、中スライドレール12および内スライド
レール14が互いに組み合わされた後のスライド動き、
および内掛け止部と外突き止部との間の掛け止め或いは
滑り離れによって、簡単に引出と箱体とを正確に結合或
いは脱離させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、両物品間の滑り動き装置に関し、特に一般の引出、ファイル棚に使 用される引出スライドレールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の引出と箱体間の押し引き構造は、両者間に相対応する二本のレールが設 られ、互いの嵌合によって引出が箱体の内部に設けられ、押し引きの動作が行わ れる。一歩進んだものは、相対応する両レールに突き止め部が設けられている。 例えば、凸塊或いは凸板が設けられ、引出を押し引きした時に引出が箱体から脱 離して落ちる危険が回避される。しかし、上記の構造は摩擦力が大きいために、 引出を押し引くのに力が必要であること、騒音が大き過ぎること以外に、引出と 箱体との間の組み合わせ構造は結合度の不良によって引出の押し引きの過程中に 上下左右に振り動きの現象を生じるという欠点がある。別に二本のレールに設け られている突き止め部は、引出が箱体から脱離して落ちる危険を避けることがで きるが、引出を外す必要がある時、或いは、引出を外した後に又箱体に組み合わ せる時は、引出を上下に移動し、定位点にきた後で引出を外したり組み合わせた りするので、使用者にとって不便である。
【0003】 一歩進んで、米国の特許第4,119,377号に開示された発明は、相対応 する二本のレールの間にボールベアリングが設けられており引出と箱体との間の 滑り動きがよく、結合度が比較的良い。 更に一歩進んで米国特許第5,316,389号および第5,577,821 号に開示された引出スライドレール改良装置がある。この発明は主に、箱体スラ イドレールと、中スライドレールと、引出スライドレールと、中スライドレール の一端に設けられている突き止塊と、引出スライドレールの中段の所に設置され ている掛け止梃子板体とを備え、各スライドレールの互いに組み合わさった後の 滑り動きおよび、掛け止梃子板体上の二つの小さい肩部により突き止塊上の二つ の小さい断面に掛け止妨害ができ、引出を箱体から脱離して落ちないようにし、 掛け止梃子板体に対して引出スライドレールは水平方向に指し向いて圧着される ことによって、容易に引出を外し、そして箱体から脱離させることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような引出スライド改良構造には下記のような欠点があ る。 1.掛け止梃子板体および突き止塊の掛け止め面は小さい断面で、引出を引き 出す力を受けた時に応力の集中によって、各掛け止め面が摩耗或いは破裂を生じ やすい。
【0005】 2.中スライドレールと引出スライドレールとの間の空間は狭くて小さいため に、掛け止梃子板体は長軸の方向に延伸して引出スライドレールにほぼ平行にな っている設計であり、比較的大きい引出スライドレールの水平方向に指し向いて 移動できるようにし、引出を外しやすくするためにその材質はポリマー材料が採 用され、その掛け止め箇所およびその支点は相当な距離離されている。このよう に掛け止梃子板体の二つの小さい肩部が引出を引き出した時に受けた衝撃によっ て生じた反作用力および湾曲現象は、引出スライドレールの分力に指し向って生 じ、これによって掛け止梃子板体は容易に引出スライドレールの方向に指し向っ て跳び動き移動をする。これで掛け止梃子板体の上の二つの小さい肩部は突き止 塊上の二つの小さい断面に掛け合うことができず、引出が箱体から脱離しやすく なる。 よって、本考案の目的は、引出を押し引いた時に引出が箱体から脱離して落ち る現象を発生させることがなく、容易に摩耗が生じたり破裂したりすることがな い引出スライドレールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、外スライドレール と、中スライドレールと、内スライドレールと、外突き止め部と、内掛け止め部 とを備え、その中の外スライドレールは箱体に設置され、外突き止め部は中スラ イドレールの一端に設けられ、内掛け止め部は内スライドレールの内部に設けら れ、内スライドレールは引出に設置されていて上記の従来の欠点をなくす効果が 達成される。
【0007】 また、外スライドレールと、中スライドレールと、内スライドレールと、外突 き止め部と、内掛け止め部とを備える引出スライドレールにより、各スライドレ ールが互いに組み合わされた後のスライド動きおよび内掛け止め部と外突き止め 部との間の掛け止め或いは滑り離れによって、簡単に引出と箱体とを正確に結合 或いは脱離させることができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図7を参照する。本考案の一実施例による引出スライドレール1は、外 スライドレール10と、中スライドレール12と、内スライドレール14と、外 突き止め部16と、内掛け止め部18とを備え、別に外スライドレール10と中 スライドレール12との間に第一ボールベアリング11が設けられ、中スライド レール12と内スライドレール14との間に第二ボールベアリング13が設けら れている。
【0009】 外スライドレール10は予定の長さを有しU字形を呈する断面の槽体で、その 両側の辺はC字形を呈する断面のボール面のボールレールで、その両端には各々 外スライドレール突き止め部10aおよび二つの第一ボールベアリング突き止め 部10bを有し、各々中スライドレール12および第一ボールベアリング11を 妨害するのに使用される。
【0010】 中スライドレール12は、予定の長さを有し底面の両側はU字形を呈する断面 をもち、底面の中段部は逆U字形を呈する断面の槽体になっており、その両側の 辺はC字形の断面のボール面のボールレールで、その一端の両側辺には第一ボー ルベアリングに突き当たる突き接部12aを有する。その底面内部の中段の所に 第二ボールベアリング突き止め部12bを有し、第二ボールベアリング13を妨 害するのに使用される。
【0011】 内スライドレール14は、予定の長さを有しU字形を呈する断面の槽体で、そ の両側辺はC字形を呈する断面のボール面のボールレールで、その底面内部の中 段の所には嵌接部14aが設けられている。 外突き止め部16は中スライドレール12の第一ボールベアリング突き接部1 2aの対応端にあり、その断面形状は中スライドレール12の断面の形状にほぼ 対応し、その中の中スライドレール12における底面の中段の所の逆U字形を呈 する断面に対応する所は予定の長さ、幅、および高さを有する立方体の形状であ る。
【0012】 内掛け止め部18は予定の長さを有する塑性ポリマーで、その一端には嵌接部 14aに対応する嵌接孔80を有し、嵌接部14aに嵌接される。その別の一端 には掛け引き孔82を有する。その中段部分の幅はやや内スライドレール14の 幅よりも小さく、二つの出っ張った予定の高さを有する。そして中スライドレー ル12の底面に斜面84、86が指し向いて交接して形成され、その外突き止め 部16から遠く離れている斜面84は、交接の所の横断面が外突き止め部16の 中段の所に対応し、突き接して内掛け止め面84aを形成する。
【0013】 実施する時は、引出を内掛け止め面84aと外突き止め部16に引き出し、突 き接し衝突した時、内掛け止め部18に設けられている両斜面によって、引き力 および反作用力の分力のうち中スライドレール12に指し向いた分力は内スライ ドレール14の分力よりも大きく、そして内スライドレール14に指し向く分力 が生じない。よって、内掛け止め部18は内スライドレール14の方向に指し向 く跳び動きを生じさせない。これによって完全な掛け止め効果が達成される。 引出と箱体を分離させる時は、使用者は只手の指を使用して掛け引き孔82に 長軸方向の引き力を加え、内掛け止め面84aが内スライドレール14の方向に 指し向いて移動させ、これで容易に引出と箱体とを分離させることができる。
【0014】
【考案の効果】
上記で述べたように本考案は下記の効果を有する。 1.内掛け止め部に設置された二つの斜面は、確実、かつ安全な掛け止めの効 果を提供し、引出を押し引いた時に引出が箱体から脱離して落ちる現象を発生さ せることがない。 2.比較的大きい掛け止めの断面積があるので、内掛け止め部或いは外突き止 め部は容易に摩耗を生じたり破裂したりすることがなく、製品の寿命を延ばすこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による引出スライドレールを
示す外観斜視図である。
【図2】本考案の一実施例による引出スライドレールを
示す分解斜視図である。
【図3】本考案の一実施例による引出スライドレールの
内掛け止め部を示す外観斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】図1のB−B断面図である。
【図6】本考案の一実施例による内掛け止め部および外
突き止め部を掛け接した状態を示す断面図であって、図
1のB−B断面図である。
【図7】本考案の一実施例による内掛け止め部および外
突き止め部を掛け接していない状態を示す断面図であっ
て、図1のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 スライドレール 10 外スライドレール 10a 外スライドレール突き止め部 10b 第一ボールベアリング突き止め部 11 第一ボールベアリング 12 中スライドレール 12b 第二ボールベアリング突き止め部 13 第二ボールベアリング 14 内スライドレール 16 外突き止め部 18 内掛け止め部 82 掛け引き孔 84、86 斜面 84a 内掛け止め面

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さを有する外スライドレールと、 所定長さを有する中スライドレールと、 所定長さを有する内スライドレールと、 前記中スライドレールの外端に設けられ、横断方向の突
    き止め面を有する外突き止め部と、 所定長さを有する塑性ポリマー製の内掛け止め部とを備
    え、 前記内掛け止め部は、一端が前記内スライドレールの中
    段の所定部所に設けられ、別の一端には掛け引き孔が形
    成され、中段部分には前記中スライドレールに指し向く
    ように形成された二つの斜面の交接部分を有し、前記二
    つの斜面のうち前記外突き止め部から遠く離れた一斜面
    は交接部分の横断面面積がもう一方の斜面の交接部分の
    横断面面積より大きく、前記外突き止め部の突き止め面
    に対応して突き接する内掛け止め面を形成可能であるこ
    とを特徴とする引出スライドレール。
  2. 【請求項2】 ボール面レールを有する所定長さの外ス
    ライドレールと、 ボール面レールを有する所定長さの中スライドレール
    と、 ボール面レールを有する所定長さの内スライドレール
    と、 前記外スライドレールと前記中スライドレールとの間に
    設けられているボール面レールの第一ボールベアリング
    と、 前記中スライドレールと前記内スライドレールとの間に
    設けられているボール面レールの第二ボールベアリング
    と、 前記外スライドレールの一端に設けられ、前記中スライ
    ドレールを妨害する外スライドレール突き止め部と、 前記外スライドレールの別の一端に設けられ、前記第一
    ボールベアリングを妨害する第一ボールベアリング突き
    止め部と、 前記中スライドレールの一端の両側辺に設けられ、前記
    第一ボールベアリングに突き当たる二つの突き当て部
    と、 前記中スライドレールの底面内部の中段箇所に設けら
    れ、前記第二ボールベアリングを妨害する第二ボールベ
    アリング突き止め部と、 前記中スライドレールの外端に設けられ、横断方向の突
    き止め面を有する外突き止め部と、 所定の長さを有する塑性ポリマーからなり、一端は前記
    内スライドレールの中段の所定箇所に設けられ、別の一
    端には掛け引き孔が形成され、中段部分には前記中スラ
    イドレールに指し向いて形成された二つの斜面の交接部
    分を有し、前記二つの斜面のうち前記外突き止め部から
    遠く離れている一斜面は交接部分の横断面面積がもう一
    方の斜面の交接部分の横断面面積より大きく、前記外突
    き止め部の突き止め面に対応して突き接する内掛け止め
    面を形成可能である内掛け止め部とを備えることを特徴
    とする引出スライドレール。
  3. 【請求項3】 前記内掛け止め部の掛け止め面の断面形
    状と前記外突き止め部の突き止め面の断面形状とは、矩
    形面であることを特徴とする請求項1に記載の引出スラ
    イドレール。
  4. 【請求項4】 前記内掛け止め部の掛け止め面の断面形
    状と前記外突き止め部の突き止め面の断面形状とは、矩
    形面であることを特徴とする請求項2に記載の引出スラ
    イドレール。
  5. 【請求項5】 前記内スライドレールの底面と両側面の
    内縁とに曲折部の挟み角により鋭角部が設けられ、前記
    内掛け止め部の両端の断面形状は下辺の長さが前記内ス
    ライドレールの底面の内縁の幅に対応し上辺の長さより
    も大きい梯形面であり、前記梯形面の両腰辺の傾斜率は
    前記鋭角部の角度に対応していることを特徴とする請求
    項1に記載の引出スライドレール。
  6. 【請求項6】 前記内スライドレールの底面と両側面の
    内縁とに曲折部の挟み角により鋭角部が設けられ、前記
    内掛け止め部の両端の断面形状は下辺の長さが前記内ス
    ライドレールの底面の内縁の幅に対応し上辺の長さより
    も大きい梯形面であり、前記梯形面の両腰辺の傾斜率は
    前記鋭角部の角度に対応していることを特徴とする請求
    項2に記載の引出スライドレール。
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