JP3082475U - 結露取りシートとそれを用いた弁当箱体 - Google Patents

結露取りシートとそれを用いた弁当箱体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁当箱に詰めた飯から出る湯気や熱気のため
蓋の内面に付着する結露の飯への侵入を防ぎ飯の水っぽ
さをなくす結露取りシートを提供する。 【課題を解決するための手段】合成樹胞材で薄板状の板
面(1)に極く小さい孔(2)を多数開口し、その孔
(2)の外周を突起板状のガード体(3)で囲み、弁当
箱(4)に詰めこんだ飯(5)の表面にかぶせるサイズ
にする。更にはこれらの結露取りシート(101’)を
弁当箱(4’)の蓋(5’)の裏面(5a)に接合自在
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、弁当箱に詰め込んだ飯の湯気による蓋の 表面に付着する結露を取り除く結露シートに関する。
【0002】
【従来の技術】此の種の従来の技術として、炊きたての飯を弁当箱に詰め込 み或いは同じ弁当箱の片端におかず入れが設けられそれにおかずが収納され、飯 は湯気の出るあたたかいうちに蓋を使って弁当箱を密閉している。
【0003】そして、弁当箱と蓋の係合を完全なものにするため、金属製 の丸棒で加工され蓋に接合するロック体が弁当箱の開口部に一体的構成するフラ ンジにはめ込みとはめはずしの出来る構成がごく一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記する従来技術での弁当 箱に密閉される飯は、利用者が食事の時間までの間に数時間にわたって徐々に冷 え始めるが、その過程で弁当箱の中に詰め込まれた飯の湯気が、弁当箱の側面や 蓋の裏面に水気が付着するという課題がある。
【0005】このように弁当箱の内外の温度差で特に外部の冷気や低温が 飯の発生するあたたかい湯気を弁当箱内壁面に疑結して結露現象をもたらすとい う課題がある。
【0006】特に弁当箱内の飯の湯気の結露が飯の表面に徐々に浸透して 飯を水っぽくし、飯の美味しさを阻害してしまうという課題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記する欠点ともなる課題を解 決するために、図1で示すように弁当箱4に詰め込んだあたたかい炊き立ての飯 Aの表面に合成樹脂材で薄板状の板面1に極く小さい孔2を多数開口し、その孔 2の外周を突起状のガード体3で囲み込んで弁当箱4のサイズにした結露シート 101を被せた後に蓋5を弁当箱4にはめ込むことで飯Aを密閉する構成である 。
【0008】このように結露シート101の開口する孔2の外周に設けた ガード体3を蓋5の裏面5a対向してセッティングすることで、あたたかい飯A から出る湯気、熱気は多数に開口する結露シート101に設けた孔2を通過して 蓋5の裏面5aに付着し或いは結露シート101の孔2以外の両面に付着するこ とで多くの結露Bは飯Aの表面と分離されることで飯Aの表面に結露Bの混入が 防止されることである。
【0009】次に、第2の実施例として図2で示すように蓋5の裏面5a ’の夫々の角部に位置して4本の棒状のボス体7を一体構成し直立し、これらの 直立するボス体7に嵌着するための保持孔6を結露取りシート101’の角部に 位置して開口することで蓋5の裏面5aに結露取りシート101’を着脱自在に 係合可能にした弁当箱体102の構成である。
【0010】
【考案の実施の形態】以下更に詳細について本考案での2つの実施例につい て更に詳しく説明するに、図1は本考案での第1実施例での一部破断での全体斜 視図で、ポリプロピレン合成樹脂材等でなる薄板状で短形体の結露取りシート1 01で、これらの薄板状の板面1には多数個の細長い孔2を開口し、その夫々の 孔2は飯Aの粒体の形状よりはるかに小さいことで飯Aが孔2を通過したりはさ まったりすることのないスリット状の細長い形態が望ましい。
【0011】そして、これらの数多くのスリット状の孔2の外周に沿って 突起板状のガード体3で囲まれるが、これらのガード体3は実施例では片面に設 けているが、両面に設けて裏表のない構成でもよい。
【0012】これらの結露取りシート101は、炊きたてのあたたかい湯 気の出る飯Aを弁当箱4に詰め込んだ後で直後に結露取りシート101を飯Aの 表面に中蓋式にかぶせるが、スリット状の孔2の外周に沿って設けたガード体3 は蓋5の表面5aに対向して収納され、この結露取りシート101をセッティン グ後に蓋5をして飯Aを密閉する。
【0013】そして、これらの蓋5が弁当箱4から不用意に外れないよう に蓋5に設けた金属製丸棒で加工されたロック体5bによって弁当箱4の開口部 に一体構成するフランジ4aに嵌着自在に構成することで弁当箱4に蓋5をロッ クとアンロックを可能にしている。
【0014】次に第2実施例について、図2で示すに、上記する一枚の結 露取りシート101’の板面1の短形状の夫々の角部に4個の保持孔6を開口し 、これらの保持孔6は蓋5’の夫々の角部に一体構成して直立する4個のボス体 7に適当なかたさで嵌着される。
【0015】そして、これらの結露取りシート101’は常時蓋5’に組 み合わさって利用されるが、第1実施例ではこれらの結露シート101は、個別 に取扱いされることの違いを持っているが、第2実施例での結露シート101’ も個別に利用されることも可能で、結露取りシート101’の洗浄や保管も第1 実施例と同等である。
【0016】そして、上記する結露取りシート101、101’は炊きた ての飯Aを弁当箱4に詰め込み、飯Aの湯気や熱気の状態でその飯Aの表面にの せて蓋5.5’が弁当箱4を密閉する。
【0017】そして、飯Aから出る湯気や熱気は弁当箱4の内側面や結露 取りシート101.101’に開口する多くの孔2を通過して蓋5.5’の裏面 5a.5a’に達して付着して結露Bするが、これらの水滴は飯Aの表面と隔離 されて多くの結露Bは蓋5の裏面5a.5a’と結露取りシート101.101 ’の間に残留し、この水滴は孔2の外周と外径の外周に突起するガード体3によ って孔2を通過して飯Aの表面に逆戻りのない構成である。
【0018】このように、あたたかい飯Aの湯気や熱気による結露Bの多 くの水滴を裏面5a.5a’と結露取りシート101.101’間に留めること で弁当箱体102は移動中に外部の振動やショックによって水滴の移動があって も直接的に飯Aに結露Bした水滴の侵入がない構成である。
【0019】
【考案の効果】本考案は、上述の通り構成作用するので、次の優れた効果を 奏する。即ち、弁当箱にあたたかい湯気や熱気の出る飯を詰め込んで即刻蓋をし て密閉状態で持ち運びしても弁当箱の蓋の内壁に付着する湯気や熱気の結露が直 接的に飯の表面に侵入などして、弁当箱の飯を水っぽくすることのない結露取り シートとそれを用いた弁当箱体を提供することが出来る。
【0020】 そして、これらのシートは第1実施例では個別に調達して 市販される弁当箱にセッティングすることで飯の湯気や熱気から誘発する蓋の内 面に付着する結露の水滴を除去することの出来る結露取りシートを提供すること が出来る。
【0021】また、第2実施例では、弁当箱の蓋の内側に結露取りシート を常時接合し蓋と合体もし、個別に分離も出来る弁当箱体を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係わる第1実施例での一部断面での
全体斜視図である。
【図2】 本考案に係わる第2実施例での一部断面での
分解斜視図である。
【符号の説明】
A. 飯 B. 結露 101.101’ 結露取りシート 102. 弁当箱体 1. 板面 2. 孔 3. ガード体 4. 弁当箱 4a. フランジ 5.5’. 蓋 5a. 裏面 5b. ロック体 6. 保持孔 7. ボス体 8. おかず入れ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材で薄板状の板面(1)に極く
    小さい孔(2)を多数開口し、その孔(2)の外周を突
    起板状のガード体(3)で囲み、弁当箱(4)に詰めこ
    んだ飯(5)の表面に被せるサイズにしたことを特徴と
    する結露取りシート(101)。
  2. 【請求項2】 上記する板面(1)の外周に近接して複
    数の保持孔(6)を開口し、蓋(5)の裏面(5a)に
    一体構成するボス体(7)を設けて、そのボス体(7)
    に前記する保持孔(6)を着脱自在にしたことを特徴と
    する弁当箱体(102)。
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