JP3082401U - バス設備 - Google Patents

バス設備

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JP3082401U
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福三 中山
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株式会社ダイレオ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微電圧による程良い刺激やマッサージ機能
と、流水の動圧によるマッサージ機能とを、他のバスに
移動することなく味わえ、老人や障害者でも容易に利用
できるバス設備を得る。 【解決手段】 バス本体1内に入浴者が座る複数のシー
ト4,5を備え、少なくとも一つのシート4の部分には
座った入浴者に対して10V以下の微電圧マッサージ効
果を与える電気温浴装置10を設け、他の少なくとも一
つのシート5の部分には座った入浴者に対して比較的大
きい流れ範囲で流水を当てることができる流水発生装置
20を設け、一つのバス内で微電圧によるマッサージ効
果と、流水の動圧によるマッサージ効果を味わえるよう
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として健康増進施設や老人施設、銭湯、ホテル等の浴場施設にお いて好適に使用されるバス設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
各種の浴場施設において、入浴者のシェイプアップ効果、リラクゼーション効 果、保温効果、リラックス効果、リフレッシュ効果等を得るためのバス設備とし て、浴槽水中にバブルを発生させるバブルバス、浴槽水中にジェット水流を噴出 するジェットバス、微電圧(超微電圧)によるマッサージ効果を与える電気温浴 装置を備えたバス、比較的流径が大きい流水の動圧によるマッサージ機能を持つ バス等の種々の機能を備えるバス設備が出現している。
【0003】 しかしながら、これらのバス設備は、それぞれが単独の機能を持つだけのもの であり、浴場施設において、これらの機能の複数を備えるためには、前記の浴場 内に前記機能を持つバスの複数を別個に設置する必要があり、それだけ広い浴場 スペースを必要とし、設備費も高くつくことになる。その上、入浴者が前記各機 能の複数、例えば電気温浴装置を備えるバスと、流水の動圧によるマッサージ機 能を持つバスとを利用しようとすると、それぞれのバスから別のバスへといちい ち移動する必要があり、老人や身体障害者の利用には不便であり、危険でもある 。
【0004】 本考案は、上記に鑑みてなしたもので、電気温浴装置の微電圧による程良い刺 激やマッサージ機能と、比較的大きい流れ範囲での流水の動圧によるマッサージ 機能とを併せ持つバス設備であって、入浴者はこれらの機能を別のバスへ移動す ることなく利用でき、また老人や障害者でも容易に利用できるように考案したも のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する本考案のバス設備は、バス本体に、浴槽水中の二つの電 極間で10V以下の微電圧を発生させる電気温浴装置と、浴槽水中に流水を生じ させる流水発生装置とを備えてなることを特徴とする。これにより、入浴者は前 記二つの機能を、別のバスへいちいち移動することなく、特に老人や障害者であ っても容易に利用できる。
【0006】 前記のバス設備においては、バス本体内に入浴者が座る複数のシートを備え、 少なくとも一つのシートの部分には該シートに座った入浴者に対して10V以下 の微電圧マッサージ効果を与える電気温浴装置が設けられ、また他の少なくとも 一つのシートの部分には該シートに座った入浴者に対して比較的大きい流れ範囲 で流水を当てることができる流水発生装置が設けられてなるものが好適である。 これにより、入浴者に対して座った状態で微電圧によるマッサージ効果と、流水 の動圧によるマッサージ効果とを与えることができる。
【0007】 前記の電気温浴装置は、シートに座った入浴者の背部に対向する背もたれ部と 、脚部に対向するシート下部とに対をなす二つの電極板が付設されてなり、背も たれ部とシート下部との間で浴槽水中で微電圧を発生させるものであるのが好ま しい。これにより、バス内の他の入浴者に隣接するシートに座った入浴者に、微 電圧による影響を与えることなく、該シートに座った入浴者に効果的に微電圧マ ッサージ効果を与えることができる。
【0008】 前記流水発生装置は、シートに座った入浴者の背部に対向する背もたれ部と、 脚部に対向するシート下部とに、シート内に備える流水発生手段によりシート内 を通って循環する流水の出入口が設けられてなり、一方の出入口から浴槽水を吸 い込み、他方の出入口より比較的高速の流水を吹き出し、シートに座った入浴者 の背部と脚部の一方に対して流水を当てるようになされたものが効果的である。
【0009】 前記シート内の流水発生手段としては、正逆回転が可能なプロペラ式の回転羽 根を備え、該回転羽根により螺旋状の流れを発生させるようになされたものが好 ましい。これにより、螺旋状の流水により身体の表面を大きく揺らし、マッサー ジ効果をより高めることができる。また回転羽根の正逆回転の切替により、入浴 者の背部と脚部の何れにも強い流水を当てることができる。
【0010】 前記のバス設備として、バス本体の周壁部に沿って所要間隔毎に入浴者が内方 に向かって座ることができる複数のシート部を備え、これらのシート部毎に交互 に前記電気温浴装置と流水発生装置とが設けられてなるものが好適である。これ により実施が容易になる。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案のバス設備の1実施例を示す斜視図、図2は同上の平面図、図3 は同上の前図のX−X線の断面図、図4は電気温浴装置を備えるシート部分の拡 大断面図、図5は流水発生装置を備えたシート部分の拡大断面図である。
【0013】 図において、(1)は主にステンレス鋼板等の金属材により一体に形成された 平面略円形の浴槽本体を示している。このバス本体(1)の内側には、底部(2 )の周辺より上方に延びる側壁部(3)に沿って、入浴者が内方に向かって腰を 下ろして座ることができる複数のシート(4)(5)が周方向に所要間隔をおい て設けられている。図の場合、図2に示すように、前記側壁部(3)の相対向位 置には、外部からバス本体(1)内に入るための二つの階段(6)(6)が設け られるとともに、この階段(6)と階段(6)との間の両側に、相対向してそれ ぞれ二つずつのシート(4)(5)が設けられている。すなわち、四つのシート (4)(5)と二つの階段(6)とが周方向に等角度間隔に配設されている。
【0014】 図の(7)はシート(4)(5)同士の間及び階段(6)との間の仕切部であ り、取っ手(8)が設けられている。(9)は階段(6)(6)の両側に設置さ れた手すりである。
【0015】 そして、前記のバス本体(1)内には、浴槽水中の二つの電極間で10V以下 の微電圧を発生させる電気温浴装置(10)と、浴槽水中に流水を生じさせる流水 発生装置(20)とが設けられている。図の場合、階段(6)(6)を挟んで対向 する両側の各二つのシート(4)(5)の部分に、それぞれ電気温浴装置(10) と流水発生装置(20)とが交互に設けられている。
【0016】 前記の電気温浴装置(10)は、前記の複数のシート(4)(5)のうちの少な くとも一つのシート(4)の部分において、該シート(4)に座った入浴者に対 して10V以下の微電圧によるマッサージ効果を与えるように設けられる。
【0017】 すなわち、シート(4)において、これに座った入浴者の背部に対向する背も たれ部(41)と、脚部に対向するシート下部(42)とに、対をなす二つの電極板 (11)(12)が付設されて、背もたれ部(41)とシート下部(42)との間で浴槽 水中で微電圧を発生させるように設けられる。この電極板(11)(12)は、この バス本体(1)とは別に設けられる100V電圧の電源装置(13)に接続される 。電源装置(13)では、電源の入切のほか、10V以下の微電圧の調整及び設定 、通電時間の調整、例えば微電圧を連続的もしくは断続的に流す等の制御が行わ れる。
【0018】 このように、シート(4)の背もたれ部(41)と、シート下部(42)とに対を なす電極板(11)(12)が設けられていると、浴槽水内では微電圧が背もたれ部 (41)とシート下部(42)との間で主に流れることになるため、バス内の他の入 浴者、例えば隣接するシート(5)に座った入浴者に微電圧による影響を与える ことがない。
【0019】 また、前記流水発生装置(20)は、前記の複数のシート(4)(5)のうちの 他の少なくとも一つのシート(5)の部分に、該シート(5)に座った入浴者に 対して、例えば背部や脚部に比較的大きい流れ範囲で流水を当てることができる ように設けられ、流水の動圧によるマッサージ効果を与えることができるように なっている。
【0020】 すなわち、前記シート(5)において、これに座った入浴者の背部に対向する 背もたれ部(51)と、脚部に対向するシート下部(52)とに、該シート(5)の 内側に備える流水発生手段(25)により該シート(5)の内部を通じて循環する 流水の出入口(21)(22)が設けられており、両出入口(21)(22)の一方から 浴槽水を吸い込み、シート(5)の内部を循環用流路(24)として流通させて他 方から比較的高速の流水を吹き出し、シート(5)に座った入浴者の背部または 脚部に対して比較的大きい流れ範囲(流れの径や幅)マッサージ効果のある強力 な流水を当てることができるようになっている。
【0021】 前記流水発生手段(25)としては、正逆回転が可能なプロペラ式の回転羽根( 26)が、前記シート(5)内の前記循環用流路(24)に設けられるとともに、そ の回転軸が外部に備えるモータ等の回転駆動手段(27)に連結されており、その 回転により螺旋状の流れを発生させるようになっている。螺旋状の流水は身体の 表面を大きく揺らし、マッサージ効果をより高めることができる。また前記回転 羽根(26)の正逆回転の切替により、入浴者の背部と脚部の何れにも強い流水を 当てることができる。
【0022】 前記出入口(21)(22)の大きさは、入浴者の背部や脚部に対して比較的広い 流れ範囲で当てることができるように、例えば流水吹き出しの径や幅が5〜30 cmの範囲、より好ましくは10〜20cmとされる。また、この出入口(21) (22)としては、一つの開口よりなるものであってもよいが、実施上は、図に示 すように、前記流れ範囲内にやや小さい開口(28)を並列して、あるいは集合状 体で複数配設して実施するのが好ましい。また、この出入口(21)(22)の位置 は、例えば背もたれ部(51)では腰部に近い位置、シート下部(52)では脚部の ふくらはぎに対向する位置に設けておくのが好ましい。
【0023】 上記の構成よりなる本考案のバス設備は、一つのバス本体(1)に、浴槽水中 の二つの電極(11)(12)間で10V以下の微電圧を発生させる電気温浴装置( 10)と、浴槽水中に流水を生じさせる流水発生装置(20)とを備えているので、 入浴者はいちいち別のバスへ移動することなく、浴槽水内で座る位置を変えるだ けで、微電圧による刺激やマッサージ、流水の動圧による振動やマッサージの両 者を味わうことができる。そのため、老人や障害者であっても容易に安全に利用 できる。
【0024】
【考案の効果】
上記のように本考案のバス設備によれば、微電圧による程良い刺激やマッサー ジと、比較的大きい流れ範囲での流水圧によるマッサージとを一つのバスで利用 でき、老人や障害者等の誰でも容易に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバス設備の1実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】同上の平面図である。
【図3】前図のX−X線の断面図である。
【図4】電気温浴装置を備えるシート部分の拡大断面図
である。
【図5】流水発生装置を備えたシート部分の拡大断面図
である。
【符号の説明】
(1) バス本体 (2) 底部 (3) 側壁部 (4)(5) シート (6) 階段 (10) 電気温浴装置 (11)(12) 電極板 (13) 電源装置 (21)(22) 出入口 (24) 循環用流路 (25) 流水発生手段 (26) 回転羽根 (27) 回転駆動手段 (41)(51) 背もたれ部 (42)(52) シート下部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バス本体に、浴槽水中の二つの電極間で1
    0V以下の微電圧を発生させる電気温浴装置と、浴槽水
    中に流水を生じさせる流水発生装置とを備えてなること
    を特徴とするバス設備。
  2. 【請求項2】バス本体内に入浴者が座る複数のシートを
    備え、少なくとも一つのシートの部分には該シートに座
    った入浴者に対して10V以下の微電圧マッサージ効果
    を与える電気温浴装置が設けられ、また他の少なくとも
    一つのシートの部分には該シートに座った入浴者に対し
    て比較的大きい流れ範囲で流水を当てることができる流
    水発生装置が設けられてなる請求項1に記載のバス設
    備。
  3. 【請求項3】前記電気温浴装置は、シートに座った入浴
    者の背部に対向する背もたれ部と、脚部に対向するシー
    ト下部とに対をなす二つの電極板が付設されてなり、背
    もたれ部とシート下部との間で浴槽水中で微電圧を発生
    させるものである請求項2に記載のバス設備。
  4. 【請求項4】前記流水発生装置は、シートに座った入浴
    者の背部に対向する背もたれ部と、脚部に対向するシー
    ト下部とに、シート内部に備える流水発生手段によりシ
    ート内を流通して循環する流水の出入口が設けられてな
    り、一方の出入口から浴槽水を吸い込み、他方の出入口
    より比較的高速の流水を吹き出し、シートに座った入浴
    者の背部と脚部の一方に対して流水を当てるようになさ
    れた請求項2に記載のバス設備。
  5. 【請求項5】前記シート内の流水発生手段として、正逆
    回転が可能なプロペラ式の回転羽根を備え、該回転羽根
    により比較的大きい流れ範囲で螺旋状の流れを発生させ
    るようになされた請求項4に記載のバス設備。
  6. 【請求項6】バス本体の周壁部に沿って所要間隔毎に入
    浴者が内方に向かって座ることができる複数のシート部
    を備え、これらのシート部毎に交互に前記電気温浴装置
    と流水発生装置とが設けられてなる請求項2に記載のバ
    ス設備。
  7. 【請求項7】バス本体の周壁部に沿って所要間隔毎に入
    浴者が内方に向かって座ることができる複数のシート部
    を備え、これらのシート部毎に交互に前記電気温浴装置
    と流水発生装置とが設けられてなる請求項5に記載のバ
    ス設備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115887198A (zh) * 2022-11-22 2023-04-04 四川大学 一种带有医疗电极的医疗器械

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