JP3081843U - 粒状装飾を施した水引飾り - Google Patents

粒状装飾を施した水引飾り

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昇 池田
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西谷物産株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な技巧や熟練を必要とせずとも、手早く
簡単に作製することができ、しかも、立体感にあふれて
いて見栄えも非常に良い粒状装飾を施した水引飾りを提
供すること。 【解決手段】 化粧紙縒りが造形体の表面の少なくとも
一部を被覆するか、または、化粧紙縒り自体を編み上げ
て造作される水引飾りを構成する飾り物本体1におい
て、金属線材やプラスチック線材、紙縒りひもなどを屈
曲または切断加工して、木の枝葉や草花、サンゴなどを
模して成形される芯材21と;粒大が0.5mm〜5mm
程度に形成される粒状装飾片22とから構成され、前記芯
材21の所要箇所に粒状装飾片22がフロック加工されて成
る装飾パーツ2を、当該飾り物本体1の少なくとも一部
に取り付けるという技術的手段を採用した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、水引飾りの改良、更に詳しくは、特別な技巧や熟練を必要とせずと も手早く簡単に作製することができ、しかも、立体感にあふれていて見栄えも非 常に良い粒状装飾を施した水引飾りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水引飾りは縁起物として結納飾りや正月飾りなどの慶事に古くから用いられて いる。このような水引飾りは鶴亀や松竹梅などの縁起物を実物に見立てて化粧紙 縒りを用いて擬似的に作製した工芸品であり、その色彩や造形美は見事なもので あるので慶事の供え物として非常に相応しいものである。
【0003】 ところで、水引飾りは手作業によって化粧紙縒りを飾り物本体の表面に巻き付 けたり、化粧紙縒り自体を編み上げて造作したものであり、従来、図5および図 6に示すように、木の枝葉や草花などの細部を造作するにあっては、細い芯材の 外周にこれまた細い化粧紙縒りひもを巻き付けなければならず、細心の注意を払 わなければ、途中で化粧紙縒りひもが緩んだり、解けてしまったりするので、そ の作製作業には大変な技巧と熟練を要するものであった。
【0004】 そして、巻き付けた化粧紙縒りKを芯材Lに固定しておくために、第一の方法 として化粧紙縒りKを結んで固定していたが、この結び目が不可避的に膨らみを 作ってしまうので、なかなか一様な巻き加減に形成できず、装飾品でありながら どうしても見栄えが悪くなってしまうという不満があった。
【0005】 また、第二の方法として芯材Lを枝分かれにして、その隙間に化粧紙縒りKの 終端を挟み込んでいたが、そのためには芯材Lを複数本にする必要がありコスト がかかってしまうという不満があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記欠点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、 特別な技巧や熟練を必要とせずとも手早く簡単に作製することができ、しかも、 立体感にあふれていて見栄えも非常に良い粒状装飾を施した水引飾りを提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明 すれば次のとおりである。
【0008】 即ち、本考案は、化粧紙縒りが造形体の表面の少なくとも一部を被覆するか、 または、化粧紙縒り自体を編み上げて造作される水引飾りを構成する飾り物本体 1において、 金属線材やプラスチック線材、紙縒りひもなどを屈曲または切断加工して、木の 枝葉や草花、サンゴなどを模して成形される芯材21と;粒大が0.5mm〜5m m程度に形成される粒状装飾片22とから構成され、前記芯材21の所要箇所に粒状 装飾片22がフロック加工されて成る装飾パーツ2を、当該飾り物本体1の少なく とも一部に取り付けるという技術的手段を採用した。
【0009】 また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、 粒状装飾片22を、和紙などを細長ひも状に縒って作製される紙縒りひもを長さ0 .5mm〜5mm程度に断裁した粒状水引にするという技術的手段を採用した。
【0010】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態を具体的に図示した図面に基いて更に詳細に説明すると次の とおりである。
【0011】 本考案の実施形態を図1から図4に基いて説明する。図中、符号1で指示する ものは飾り物本体であり、この飾り物本体1は水引飾りを構成するものであり、 形態としては、造形体の表面を被覆するものや、化粧紙縒り自体を編み上げるこ とによって造作されるものである。
【0012】 また、符号2で指示するものは装飾パーツであり、この装飾パーツ2は金属線 材やプラスチック線材、紙縒りひもなどを屈曲または切断加工して、木の枝葉や 草花、サンゴなどを模して成形される芯材21と;粒大が0.5mm〜5mm程度 に形成される粒状装飾片22とから構成されている。粒大に範囲があるのは、粒大 がこの範囲よりも小さ過ぎると粉末状に近くなってしまい、立体的な質感が表現 できないからであり、また、大き過ぎると見た目にも粗くなり、装飾性を損ねて しまうからである。
【0013】 この粒状装飾片22には真珠屑やガラス片、ビーズあるいはプラスチック片など の様々な装飾材料を採用することができ、使用目的によっては頗る有効的である が、本実施形態では、手触りや軽さの観点から、和紙などを細長ひも状に縒って 作製される紙縒りひもを長さ0.5mm〜5mm程度に断裁した粒状水引を採用 した。
【0014】 本実施形態における装飾パーツ2の作製方法を図3に示す。まず、芯材21の所 要箇所に(樹脂製)接着剤Aを塗布する。然る後、この芯材21を粒状装飾片22を 大量に入れた容器内に入れて凝着させ(所謂、フロック加工)、接着剤が乾燥し て装飾パーツ2が完成される。
【0015】 そして、図2または図4に示すように形成された装飾パーツ2を飾り物本体1 に取り付けることによって水引飾りが完成する(図1参照)。また、図示しない が、本実施形態の装飾パーツ2は花芯や花びら、花芽などの様々な形状および色 彩に作製することができる。
【0016】 本考案は概ね上記のように構成されるが、本考案は図示の実施形態に限定され るものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変 更が可能であって、例えば、粒状装飾片22には真珠屑やガラス片、ビーズあるい はプラスチック片などを採用しても良い。また、装飾パーツ2を作製するにあっ ては、粒状装飾片22の吹き付けによるフロック加工をしても良く、何れのものも 本考案の技術的範囲に属する。
【0017】
【考案の効果】
以上、実施形態をもって説明したとおり、本考案においては、水引飾りの作製 作業において、特別な技巧や熟練を必要としていた細部の紙縒りの巻き付け作業 を粒状装飾片をフロック加工することよって、手早く簡単に作製することができ るので、大量に作ることが容易にできるし、また、芯材が単数でもよいことから コストもかからない。しかも、本考案の粒状装飾は立体感にあふれていて見栄え も非常に良いことから実用的利用価値は非常に高いものがあると云える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態を表わす全体正面図である。
【図2】本考案の実施形態におけるサンゴに模した装飾
パーツを表わす正面図である。
【図3】本考案の実施形態の装飾パーツの作製方法を表
わす斜視図である。
【図4】本考案の実施形態における松葉に模した装飾パ
ーツを表わす正面図である。
【図5】従来の松葉に模した装飾パーツを表わす正面図
である。
【図6】従来のサンゴに模した装飾パーツを表わす正面
図である。
【符号の説明】
1 飾り物本体 2 装飾パーツ 21 芯材 22 粒状装飾片 A 接着剤 K 化粧紙縒り L 芯材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧紙縒りが造形体の表面の少なくとも
    一部を被覆するか、または、化粧紙縒り自体を編み上げ
    て造作される水引飾りを構成する飾り物本体1におい
    て、金属線材やプラスチック線材、紙縒りひもなどを屈
    曲または切断加工して、木の枝葉や草花、サンゴなどを
    模して成形される芯材21と;粒大が0.5mm〜5mm
    程度に形成される粒状装飾片22とから構成され、前記芯
    材21の所要箇所に粒状装飾片22がフロック加工されて成
    る装飾パーツ2が、当該飾り物本体1の少なくとも一部
    に取り付けられていることを特徴とする粒状装飾を施し
    た水引飾り。
  2. 【請求項2】 粒状装飾片22は、和紙などを細長ひも状
    に縒って作製される紙縒りひもが長さ0.5mm〜5m
    m程度に断裁された粒状水引であることを特徴とする請
    求項1記載の粒状装飾を施した水引飾り。
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