JP3081519U - 矢印標示板 - Google Patents

矢印標示板

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JP3081519U
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Inventor
博 横山
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東亜安全施設株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 矢印板持運び取扱いの際、危険性がないこ
と、板本体を補強することと同時に使用後破棄の際、貴
重な資源としてアルミ素材のリサイクル利用を可能にす
ること。 【解決手段】 アルミ板本体を山型に成型する際に本体
アルミ板切断部を外側へ折り返しておき1−4補強材6
を巻き込むことを可能にし、同時に反射材合成樹脂製超
高輝度反射シートにより標示加工を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は高速道路等で行われる工事等のための交通規制用品として使用される 矢印標示板(略称矢印板)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、矢印板には図1、図2、図3に示すように幾種類かの形態の矢印板があ った。それぞれ一長一短があるが、緊急時の交通規制用としては図1の断面山型 タイプの両面標示式の矢印板が多く使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の両面式の矢印板は、機能的には大きな問題はないが、取扱上いくつかの 問題点があった。即ちアルミ板を逆V型に加工して山型の立ち上りを作り、その 両側面を標示面として使用しているが、アルミ板または合成樹脂薄板をアルミ薄 板でサンドイッチにした商標名アルポリック板を切断成型したあと、切断エッジ を素手で持ち運び使用することは困難であった。そのため矢印板の切断面危険で あるということで、エッジ部だけを被覆するゴムを、エッジにきちんと接着剤を 用いて固定することが必要であった。
【0004】 下端部(接地部)には路面への安定接地のために、標示板本体自体のすべり止 めと、そのための重量の加重の目的で、比較的大きい接地部ゴムをとりつけるこ とが一般であるが、これは下端エッジに嵌合するように成型されているので特別 の配慮を要しない。
【0005】 また、アルミ薄板を本体とする従来品は、長い期間の使用には強度的に充分で はなかった。
【0006】 また、従来の矢印板では変形したものや通行車両に跳ねられてへしゃげたりし て、破棄する際に、折角の貴重な資源としてのアルミ基板が、ガラスビーズ反射 シートによる矢印標示がなされているのが通常なので、再生リサイクルがされに くいという欠点があった。これらの問題点を解決するために、以下のように考案 されたのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため、本考案における矢印板の本体基板(標示加工する 前の本体の薄板)をアルミ無垢板とし、反射標示シートにポリカーボネート樹脂 を素材とする超高輝度反射シート(ダイヤモンドグレード)を使用し、本体基板 の両端部エッジを外側へ反転折り返し補強材を巻き込むことを可能にしたあとで 山型成型加工することとした。
【0008】 路面に置く下端接地部には従来のようにすべり止め兼重量載荷用のゴム脚部を 嵌挿し、そのまま使用する。これは本体基板脚部に嵌合するゴム脚部が相当大き いボリュームをもたされているので破棄の際、比較的容易にゴム部をとりはずす ことが可能だからである。
【0009】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 図4〜図6において矢印標示板本体1はアルミ板2〜3ミリメートル厚で山型 側面を本体標示部1−1とする。この本体アルミ板(基板)1を山型に屈曲成型 する際、本考案では予め山型の断面部となる部分・端部を1〜3センチメートル 程度でき上がりで外側向きになるように折り返して、折り返し部1−4を作って おく。なお、山型成型してから端部を折り返すことも可能である。また、断面山 型の頭頂部と脚部をのぞいた直線部の端部だけを折り返すように予め基板を切断 しておくことも可能である。
【0010】 この外側への折り返しの際、端部1−1で金属性補強材(例えば鋼製丸棒)6 を巻き込むことにより、より所期の効果を高めることができる。この場合は、補 強材巻き込み後に山型成型する方が楽である。
【0011】 そうして本体基板山裾部1−2を別に成型した脚部ゴム3と嵌合する。この際 、本体基板脚部1−2の端末を折り返してゴム3と簡単には外れにくい嵌合を作 るか、ビス止めや接着剤等を用いて脚部ゴム3を外れにくくすることも可能であ る。
【0012】 こうしてでき上がった標示部1−1に本体頭頂部1−3、本体脚部1−2及び 本体折り返し部1−4の部分を除いて、反射標示材超高輝度反射シート(ダイヤ モンドグレード)を使用して矢印の標示をする。一般的には赤い地色2−1に白 い矢印2−2が多く使用される。
【0013】 この反射標示は本体基板の山型成型の前に加工しておくことも、山型成型後に 反射標示加工することも可能である。前述のように、標示部1−1の四周に枠縁 どりするように標示しない部分を設けてあるからである。
【0014】 この反射標示加工のあとで、本体頭頂部1−3の内側にゴムまたは合成樹脂製 の頭部クッション材を最低2か所にビス止めなどを施してとりつける。これは矢 印板を積み重ね収容の際上下の矢印板が密着しすぎないようにするためである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので以下のような効果を奏する。
【0016】 本体端部を折り返しているので、本考案矢印標示板を設置したり、回収したり する際に取扱いに危険性がなく、矢印標示板自体に変形しにくい耐久性を与えて いる。
【0017】 本考案矢印標示板の破棄時に本体から脚部ゴムを取り外すだけで、標示材は樹 脂製であるので、そのまま貴重な資源としてのアルミ材のリサイクルが可能とな る。通常のガラスビーズ使用の反射材では通常の方式でのリサイクルは不可能で ある。
【0018】 本体端末部を外側へ折り返して密接させてあるので矢印板を積み重ねて収納す る場合、また重ねたところから引き上げる際に、反射標示加工した標示材は本体 基板の無突起の裏面と重なっているので傷がつかない。アルミ材リサイクルのた めに高価高性能の樹脂製反射材を採用できるためにも、裏面無突起が極めて有効 である。勿論ガラスビーズ使用の通常反射シート加工の場合にも本考案は種々の 有効性を発揮する。
【0019】 請求項2の補強材巻き込み端部を採用した矢印板では、取扱いの際には危険性 がより少なくなり、矢印板本体の耐変形強度が増し、耐久性の高いものとなる。
【0020】 以上の他に、標示面に余白にあたる枠縁どりしてあることは、矢印板の標示そ のものを環境背景の中ですっきり目立たせる額縁効果を発揮していることと同時 に、超高輝度反射材の採用による標示性能の向上による夜間の事故防止効果が一 段と大きくなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来品の斜視図。
【図2】同じく従来品例の斜視図。
【図3】同じく従来品例の斜視図。
【図4】本考案による矢印板の斜視図。
【図5】本考案品の正面図。
【図6】本考案品を積み重ねたところを示す説明図。
【図7】基板端部の補強材巻き込みを一部断面にて示す
説明図。
【符号の説明】
1−1 本体標示部 1−2 本体脚部 1−3 本体頭頂部 1−4 本体折り返し部 2−1 標示(地色) 2−2 標示(矢印) 3 脚部ゴム 4 頭頂部クッション 5 把手穴 6 補強材 7 端部に入れた保護ゴム 8 支え金具
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月21日(2001.5.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の横長な矢印標示板を山型頭頂部で
    接続させた両面式矢印標示板において、基板のアルミ板
    の矢印標示すべき横長左右の端部を山型の外側向きに折
    り返し、その後に山型に屈曲成型してなることを特徴と
    する矢印標示板基板の構造。
  2. 【請求項2】 前項両面式矢印標示板基板において、ア
    ルミ平板を外側向きに折り返す際、補強材を包み込むよ
    うに成型し、その後に山型に屈曲成型した矢印標示板基
    板の構造。
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