JP3071889U - ナンバープレートカバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の構造は、透過性カハ゛ー材料（アクリル樹脂材
料）であり、色彩感覚がなく、殊に昼間においては、無
色と錯覚され易いことから、ファッション性に欠ける。また単
なるカハ゛ーの雰囲気であり、面白味に欠ける。また構造が
複雑であり、コスト高の問題と、取付け、取外し（着脱）
の煩雑化、着脱に経験を要する。殊に、この種の商品
は、素人が取扱うことから、着脱に手間、経験等を要す
る構造は、敬遠される虞がある。 【構成】本考案のカハ゛ーは、フ゜レートAの外周A1を囲繞する寸
法を備え、かつフ゜レートとの間に隙間A5を形成する構成のカ
ハ゛ー1である。このカハ゛ーは、透光性で、かつ昼夜同じ色目
で視認される樹脂材料の構造となっている。従って、昼
夜において色彩感覚が確保される特徴と、この特徴から
ファッション性に富み、かつ面白味を備えたカハ゛ーを提供できる
こと、カハ゛ーの保護が図れる厚味を確保できること、等の
効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ナンハ゛ーフ゜レートを保護、ファッション性の拡充等を目的とした肉薄構造のフ゜ラスチック 性カハ゛ーが市販されている。しかし、この種のフ゜ラスチック性カハ゛ーは、透明又は半透明 樹脂材料であり、色彩感覚がなく、殊に昼間においては、無色と錯覚され易い。 従って、ファッション性に欠ける問題がある。またフ゜ラスチック性カハ゛ーは、透明等樹脂材料 の肉薄構造であるので、前述と同様に昼夜の色彩感覚がないこと、及び保護の面 でもかならずしも十分とはいえないこと、等の問題がある。

【０００３】 尚、フ゜ラスチック性カハ゛ーに関する文献として、特開平7-25291号のナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーが 開示されている。この発明は、透過性カハ゛ー内にナンハ゛ーフ゜レートを差込み、スカートの折畳 み及び粘着テーフ゜による貼付けを利用して取付け固着する構成であり、ナンハ゛ーフ゜レート の保護、及びファッション性の向上、等を意図する。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

前記文献は、透過性カハ゛ー材料（アクリル樹脂材料）であり、色彩感覚がなく、殊に 昼間においては、無色と錯覚され易いことから、ファッション性に欠けること、又は単 なるカハ゛ーの雰囲気であり、面白味に欠けること、等の課題が考えられる。また構 造が複雑であり、コスト高の問題と、取付け、取外し（着脱）の煩雑化、着脱に経 験を要すること、等の課題が有る。殊に、この種の商品は、素人が取扱うことか ら、着脱に手間、経験等を要する構造は、敬遠される虞がある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項1の考案は、昼夜において色彩感覚が確保される特徴と、この特徴からファッション 性に富み、かつ面白味を備えたナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーを提供できること、ナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ー の保護が図れる厚味を確保すること、等を意図する。

【０００６】 請求項1は、ナンハ゛ーフ゜レートの外周を囲繞する寸法を備え、かつ当該ナンハ゛ーフ゜レートと の間に隙間を形成する構成のナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーであって、 当該ナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーは、透光性で、かつ昼夜同じ色目で視認される樹脂材料の 構造となっているナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーである。

【０００７】 請求項2の考案は、耐久性、耐衝撃性、耐光性に優れ、かつ無公害の材料の使 用を意図する。

【０００８】 請求項2は、樹脂材料を、ホ゜リカーホ゛ネイトとしたナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーである。

【０００９】 請求項3の考案は、ナンハ゛ーフ゜レートを確実にカハ゛ーし、立体感覚で視認できる高級感 覚のナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーの提供を意図する。

【００１０】 請求項3は、ナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーは、その周辺部が緩やかな曲面状とした構造のナン ハ゛ーフ゜レートカハ゛ー である。

【００１１】

【考案の実施の形態】

本考案のナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ー（以下、カハ゛ーとする）は、車輛の前後で異なる構造と なっている。

【００１２】 前側では、ナンハ゛ーフ゜レート（以下、フ゜レートとする）の取付け用のホ゛ルトを取外し、フ゜レート にカハ゛ーを套嵌することで（被せることで）、フ゜レートはカハ゛ーで囲繞されるので、 このフ゜レートの周辺は、カハ゛ーの緩やかな曲面状の周辺部でカ゛ート゛される。次いで、フ゜レート の孔とカハ゛ーの孔を整合しながらホ゛ルトを螺着することで、フ゜レートはカハ゛ーで套嵌さ れる。そして、必要により、カハ゛ーの両端に設けたクリッフ゜用の凹（一個又は数個） とフ゜レート又はフ゜レート枠等の間に、クリッフ゜（一個又は数個）を嵌合することで、一層 確実に取付けできる。尚、取外しは、前述の逆の操作で行える（以下同じ）。ま たこの着脱は、簡便であり、かつ法的にも問題がないこと、等の特徴がある。

【００１３】 後側では、フ゜レートの取付け用のホ゛ルトを取外し、封印キャッフ゜にカハ゛ーの孔を嵌合しな がら、当該フ゜レートをカハ゛ーで套嵌する。これにより、このフ゜レートの周辺は、カハ゛ーの緩 やかな曲面状の周辺部でカ゛ート゛されるようにして囲繞される。次いで、フ゜レートの孔 とカハ゛ーの孔を整合しながらホ゛ルトを螺着することで、フ゜レートはカハ゛ーで套嵌される。

【００１４】 そして、必要により、カハ゛ーの両端に設けたクリッフ゜用の凹とフ゜レート又はフ゜レート枠等 の間に、クリッフ゜を嵌合することで、一層確実に取付けできる。殊に、この着脱は 、簡便であり、かつ法的にも問題がないこと、等の特徴がある。

【００１５】 以上の取付け方は、一例であり、この例に限定されない。

【００１６】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を説明する。

【００１７】 1はカハ゛ーで、このカハ゛ー1は、フ゜レートAの外周A1を囲繞する寸法を備え、かつ当該フ゜レート Aとの間に隙間A5を形成する構成となっている。このカハ゛ー1は、透光性で、か つ昼夜同じ色目で視認される樹脂材料、例えば、ホ゜リカーホ゛ネイトで構成して、その肉 厚を、略3mm程度として、前記色目の確保、又は耐久性、耐衝撃性、耐光性等を 確保する。またこのカハ゛ー1の周辺部100を、緩やかな曲面状として、フ゜レートAに取付 け時の衝撃、接触による人・物による損傷、等の回避を図る。このカハ゛ー1には、 車輛Hに設けたフ゜レートAの孔A2（取付け用の手段）に嵌合する孔2、3又は封印キャッフ゜ A3に嵌合する孔4を設ける。図中A4はホ゛ルト（緊結部材）を示す。5はクリッフ゜であり 、このクリッフ゜5をカハ゛ー1の凹101と、フ゜レートA又はフ゜レート枠（図示せず）等を緊結する 。

【００１８】 前記隙間A5は消音、衝撃、カ゛タツキ等の吸収に役立つ効果がある。

【００１９】

【考案の効果】

請求項1の考案のカハ゛ーは、フ゜レートの外周を囲繞する寸法を備え、かつフ゜レートとの 間に隙間を形成する構成のカハ゛ーであって、カハ゛ーは、透光性で、かつ昼夜同じ色目 で視認される樹脂材料の構造となっている。従って、昼夜において色彩感覚が確 保される特徴と、この特徴からファッション性に富み、かつ面白味を備えたカハ゛ーを提供 できること、カハ゛ーの保護が図れる厚味を確保できること、等の効果がある。

【００２０】 請求項2の考案のカハ゛ーは、樹脂材料を、ホ゜リカーホ゛ネイトとした構造となっている。 従って耐久性、耐衝撃性、耐光性に優れ、かつ無公害の材料の使用が図れる。

【００２１】 請求項3の考案のカハ゛ーは、周辺部が緩やかな曲面状とした構造となっている。 従って、フ゜レートを確実にカハ゛ーし、立体感覚で視認できる高級感覚のカハ゛ーを提供で きる。

【図面の簡単な説明】

【図1】カハ゛ーを車輛の前側のフ゜レートに取付けた状態を示す
一部を切欠いた斜視図である。

【図2】カハ゛ーを車輛の後側のフ゜レートに取付けた状態を示す
一部を切欠いた斜視図である。

【図3】カハ゛ーをフ゜レートに取付けた一例を示す拡大正面図で
ある。

【図4】カハ゛ーをフ゜レートに取付けた一例を示す拡大平面断面
図である。

【図5】カハ゛ーをフ゜レートに取付けた一例を示す拡大側面断面
図である。

【図6】カハ゛ーをフ゜レートに取付けた一例を示す他の拡大側面
断面図である。

【符号の説明】

1 カハ゛ー 100 周辺部 101 凹 2 孔 3 孔 4 孔 5 クリッフ゜ A フ゜レート A1 外周 A2 孔 A3 封印キャッフ゜ A4 ホ゛ルト A5 隙間 H 車輛

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ナンハ゛ーフ゜レートの外周を囲繞する寸法を備
   え、かつ当該ナンハ゛ーフ゜レートとの間に隙間を形成する構成の
   ナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーであって、 当該ナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーは、透光性で、かつ昼夜同じ色目で
   視認される樹脂材料の構造となっているナンハ゛ーフ゜レートカハ゛
   ー。
2. 【請求項２】 上記の樹脂材料を、ホ゜リカーホ゛ネイトとした請
   求項１に記載のナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ー。
3. 【請求項３】 上記のナンハ゛ーフ゜レートカハ゛ーは、その周辺部が
   緩やかな曲面状となっている構造の請求項１に記載のナン
   ハ゛ーフ゜レートカハ゛ー。