JP3081427B2 - ローラミルの制御方法 - Google Patents

ローラミルの制御方法

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JP3081427B2
JP3081427B2 JP05263275A JP26327593A JP3081427B2 JP 3081427 B2 JP3081427 B2 JP 3081427B2 JP 05263275 A JP05263275 A JP 05263275A JP 26327593 A JP26327593 A JP 26327593A JP 3081427 B2 JP3081427 B2 JP 3081427B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,セメント原料,水砕ス
ラグ等の粒塊状物を粉砕するローラミルの制御方法に関
し,特に,起動及び定常運転への立ち上げの制御が困難
な大型ローラミルの上記起動及び立ち上げの制御を最適
に行わせるための制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大型ローラミルでは,起動時にはローラ
は上昇位置にあり,動作開始と共にローラが下降してテ
ーブル上に初期投入された原料上に接地する。ローラに
は加圧力が加えられテーブルの回転に協動して回転し,
ローラとテーブルとの間で原料の挟圧粉砕を開始する。
このローラへの加圧力は上記接地状態から徐々に上昇さ
れ,これに合わせて原料の投入量も増加される。ローラ
の加圧力が所定値に到達の後,原料の投入量を定常運転
の所定値にまで増加させる。上記のようにローラミルで
は起動から定常運転に到るまで,それぞれの状態に合わ
せて原料の投入量を調節することにより,ローラミルに
過大な振動や製品品質が低下することを防止する制御が
なされる。従来,上記原料の投入量を調節する制御は,
主にオペレータによるマニュアル変更が実施されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記マ
ニュアル制御では,起動時にローラミル内に投入された
原料の量,質の変化に追従させることが容易でなく,そ
の結果,起動時の過大振動,ミルモータの過負荷等の発
生により起動に失敗することが多く,起動時の原料投入
量の制御が容易でない問題点があった。上記振動が予め
設定された振動トリップ設定値を越えるとローラミルは
強制的に停止される。最悪の場合,上記振動によりロー
ラミルに故障が発生することもあり,又,強制停止され
た後,再起動しても起動後暫くの間の製品品質が低下す
る。従って,故障や品質低下等を防止するためにも起動
は確実に実行されなければならない。又,起動から定常
運転状態にまで立ち上げるまでの原料の投入量の増加
は,ローラミルの動作状態に合わせて適正に調節する必
要があり,一定のプログラム制御では原料の量や質の変
動に対処できない。又,熟練したオペレータの経験に基
づく監視に頼っていては省力化がなされず,熟練オペレ
ータの育成の多大な時間を考えると,起動から立ち上
げ,定常運転に到る操作の自動化が要請されていた。そ
こで,本発明が目的とするところは,起動が容易でない
大型ローラミルの起動を確実に実行させ,速やかに定常
運転状態に導くローラミルの制御方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用する方法は,上昇位置に在るローラをテ
ーブル上に下降させ,上記テーブル上に供給される原料
の投入量を調節しつつテーブルを回転させてローラとテ
ーブルとの間で上記原料を挟圧粉砕するローラミルの制
御方法において,起動から定常運転へ移行させる立ち上
げ期間内の一定時間毎の上記テーブルとローラとの間に
挟まれた原料の層厚値と,上記層厚値の変化量,ローラ
ミル駆動電力の変化量,ローラミル振動の変化量とに対
するファジィ変数と該変数に基づく制御規則とを予め設
定しておき,上記層厚値,層厚の変化量,駆動電力の変
化量,振動の変化量をそれぞれ計測し,各計測値を設定
された上記ファジィ変数に照合して,上記原料投入量の
上昇率を上記制御規則に基づいて調節することを特徴と
するローラミルの制御方法である。
【0005】
【作用】ローラミルの起動時に,上昇位置にあるローラ
をテーブル上の所定位置まで下降させたとき,上記テー
ブル上に供給されている原料の量や質に変動があると,
ローラへの噛み込み量が変化してローラミルの振動値が
変化する。従って,原料の投入量はローラ下降時の状況
に対応して,その増加量を調節することを要する。本発
の方法によれば,定常運転へ立ち上げる期間内に一定
時間毎に原料の層厚値,層厚値の変化量,ローラミル駆
動電力の変化量,ローラミル振動の変化量を計測し,こ
の各計測値を予め上記一定時間毎の層厚値と層厚値の変
化量,駆動電力の変化量,振動の変化量とに対して設定
されたファジィ変数に照合し,該ファジィ変数に基づく
制御規則により起動から定常運転に到るまでの原料投入
量の上昇率を調節する。本方法によって制御することに
より,起動が確実に実施できると共に,定常運転への立
ち上げがスムーズに行われる。
【0006】
【実施例】以下,添付図面を参照して,本発明を具体化
した実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,
以下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定するものではない。ここに,図1
は本発明に係る制御方法を適用したローラミルの概略構
成を示す模式図,図2は原料投入量の制御パターンを示
すパターン図,図3は起動制御の方法を示すブロック
図,図4はファジィ推論による起動制御のために検出さ
れた層厚値(a)と振動値(b)のメンバーシップ関数
を示すグラフ,図5は初期投入量の変更値を求めるメン
バーシップ関数のグラフ,図6は立ち上げ制御の方法を
示すブロック図,図7〜図11はそれぞれ上昇量C3
増減量を求めるためのメンバーシップ関数のグラフであ
る。
【0007】まず,実施例制御方法を適用するローラミ
ル10の概略構成について,図1を参照して説明する。
図1において,ミルケーシング11の側方に設けられた
原料投入口14から投入される原料は,ミルモータ18
によって回転駆動されるテーブル12上に投下される。
このテーブル12上に投入された原料は,このテーブル
12に協動して回転する上記ローラ13との間で挟圧粉
砕される。ここで所定粒径以下に微細化された粒子は,
熱風発生炉16から給気口21を通してミルケーシング
11内に吹き込まれる熱風により上部に向けて吹き上げ
られ,セパレータモータ20により回転駆動されるセパ
レータ19により粗粒と細粒とに分級される。細粒の粒
子は熱風と共にミルケーシング11上部のミル出口15
から送りダクト17を通ってバグフィルタ22に導か
れ,製品として補集される。一方,粗粒の粒子はミルケ
ーシング11内を落下し,再びテーブル12上に戻され
て粉砕される。又,熱風により吹き上げられなかった大
きな粒子や,テーブル12上から溢流した原料は,ミル
ケーシング11の底部に落下し,バスケットエレベータ
等により原料側に回収される。
【0008】上記構成において,上記原料投入口14か
ら投入される原料は,コンベア9によって供給され,こ
のコンベア9による原料搬送速度を速度制御器8により
調節することによって投入量が制御される。又,上記ロ
ーラ13は,ローラミル10の停止時にはテーブル12
の上方に置かれ,起動開始と共に下降させ,油圧により
テーブル12方向に対する加圧力を徐々に増加させ,定
常運転ができる所定加圧力まで上昇させる。上記ローラ
ミル10の制御を行うに必要なデータを収集するため
に,所要位置に検出器が設置される。本実施例に係る制
御方法を行うために必要な検出器として,上記ローラ1
3とテーブル12との間に挟まれる原料の層厚値を検出
する層厚センサ5と,ローラミル10の振動値を検出す
る振動センサ6と,テーブル12を回転駆動させるテー
ブルモータ18の動力電力(ミル電力)値を検出する電
力センサ7とが設置されている。各検出器による検出デ
ータは起動制御装置1に入力され,起動制御装置1は各
検出データをもとにローラミル10の状況に対応した適
正な原料投入量を演算して,この適正な原料投入量とな
るように速度制御器8に投入量データを出力する。上記
起動制御装置1によるローラミル10の起動時の制御方
法,及び,起動から定常運転に移行させるまでの立ち上
げ制御方法について以下に説明する。尚,上記定常運転
のための制御は,別途用意されている定常運転制御ソフ
トによってなされ,起動制御及び立ち上げ制御により所
定の原料投入量に達したとき,ローラミル10の制御は
上記定常運転制御ソフトに引き継がれる。
【0009】最初に,ローラミル10の起動時の制御方
法について説明する。上記ローラミル10では,起動と
共に上昇位置に在るローラ13が下降を開始すると共
に,コンベア9の駆動により原料供給が開始される。こ
のコンベア9による原料供給のタイミングは,図2の制
御パターンに示すように,ローラ13の下降のタイミン
グに一致させるようにして,起動から所定の時間T1
に,原料が初期投入量C1 でテーブル12上に供給され
ているようにする。従って,ローラ13はテーブル上に
初期投入量C1 で投入されている原料上に接地する。ロ
ーラ13は接地後,油圧によりテーブル12方向に加圧
されるので,テーブル12の回転に協動して回転し,テ
ーブル12との間に挟み込んだ原料の挟圧粉砕を開始す
る。ローラ13の加圧力は徐々に増加され,テーブル1
2との間で原料を適正に粉砕できる所定間隔になるまで
下降する。上記ローラ13が接地したときの原料の層厚
が適正でなかったり,原料物性に変化があると,ローラ
ミル10の振動が増加する。過大な振動が発生するとロ
ーラミル10は強制的に停止され,起動に失敗すること
が生じる。そこで,ローラ13が接地したとき,ローラ
13とテーブル12との間に挟まれた原料の層厚を層厚
センサ5により検出し,更に,そのときのローラミル1
0の振動を振動センサ6により検出する。この層厚及び
振動の検出値から,原料の初期投入量C1 が適正値にな
るよう変更量ΔC1 だけ変更される。この変更量ΔC1
の決定は,図3に示すように,検出された上記層厚値と
振動値とを入力データとするファジィ推論によりなされ
る。
【0010】上記ファジィ推論による制御は,図4
(a)(b)に示すように,検出されたローラ13の接
地時の層厚値(a)と振動値(b)とのそれぞれの検出
値に対応させるメンバーシップ関数を設定し、これを図
5に示す変更量のメンバーシップ関数に照合して,初期
投入量C1 の変更値ΔC1 を出力させる。上記入力変数
と,これに対応する出力とを決めるファジィ変数は,表
1に示すように設定される。
【表1】 上記層厚値と振動値とによるファジィ変数に対応する初
期投入量C1 の変更量ΔC1 の制御規則は,下記表2及
び表3に示すように設定される。
【表2】
【表3】 上記層厚センサ5及び振動センサ6によって層厚値及び
振動値が検出されると,上記表2及び表3に示された層
厚値及び振動値それぞれの制御規則により,初期投入量
の変更量ΔC1 を図5に示す変更量ΔC1 のメンバーシ
ップ関数から求める。起動制御装置1は,求められた変
更量ΔC1 で初期投入量C1 が変更されるよう速度制御
器8に変更量ΔC1 のデータを出力するので,速度制御
器8はコンベア9の搬送速度を調節して原料の投入量を
適正値に変更する。
【0011】上記のように,ローラ13が接地したとき
に検出される層厚値と振動値とから,原料の初期投入量
が適正に変更されるので,ローラミル10を過大な振動
を発生させることなく起動させることができ,起動の失
敗が防止されると共に,過大振動による強制停止に伴う
製品品質の低下やローラミル故障等の発生が防止でき
る。上記起動時の制御方法では,ローラ13の接地時に
検出される層厚値と振動値とをもとに制御する方法につ
いて示したが,更に,図3に示すように,ローラ13の
接地時のローラミル10の動力,即ち,ミル電力の値を
検出データとして加えた制御を行うこともできる。ロー
ラ13が接地したときの原料の量や質の変化でローラ1
3の噛み込み量の変化,即ち仕事量の変化が生じるの
で,図1に示すようにミル電力の変化を電力センサ7で
検出し,上記層厚,振動に電力を加えたデータに基づい
て上記と同様にファジィ推論を行って,初期投入量C1
の変更量ΔC1 を決定することができる。又,上記3つ
の検出データの中から2つを選んで制御データとするこ
ともできる。上記ローラ13の接地後,ローラ13は油
圧によって加圧が加えられ,テーブル12との間で原料
を挟圧粉砕できる所定の間隔にまで下降して,ローラ1
3の下降が完了する。ローラ13の下降が完了した後,
図2に示すように原料の投入量は予め設定された投入量
2 まで徐々に上昇される。この間の投入量の上昇率C
3 ,C4 の制御は,ローラミル10の動作状態に合わせ
て,その都度の増減量ΔC3 ,ΔC4 を決定することに
よってなされる。
【0012】次に,上記原料の投入量を上昇率C3 ,C
4 で増加させる定常運転への立ち上げ制御の制御方法に
ついて以下に説明する。上昇率C3 は,ローラ13の下
降完了時点からローラ13の油圧による加圧が所定圧に
なった後,油圧系が安定するまでの時間T2 を加えた期
間の上昇率,上昇率C4 は上昇率C3 から定常運転とな
る投入量C2 になるまでの上昇率で,上昇率C3 は上昇
率C4 より大きく設定される。これら上昇率C3 ,C4
は同型ローラミルの操業実績から採取されたデータに基
づいて設定される。上昇率C3 ,C4 の制御は,所定時
間毎に,その間の層厚の変化量,振動の変化量,消費電
力(ミル動力)の変化量とを算出し,制御時の層厚を検
出して,これらの算出値,検出値をもとに,図6に示す
ようにファジィ推論を行って,所定時間毎の投入量の増
減量ΔC3 ,ΔC4 を決定する。具体的には,図1に示
す層厚センサ5,振動センサ6,電力センサ7による検
出値は,起動制御装置1内に取り込まれ,所定時間毎に
それぞれの変化量が算出される。これらを元にファジィ
推論による所定時間毎の増減量ΔC3 ,ΔC4 が決定さ
れるので,このデータによって速度制御器8によるコン
ベア9の原料搬送速度が制御される。即ち,増減量ΔC
3 ,ΔC4 は,所定時間毎のローラミル10の状態に応
じた適正な値で上記上昇率C3 ,C4 を変更して,定常
運転になるまでに立ち上げる間の不安定状態での原料の
投入量や質の変化によってローラミル10に過大な振動
や品質低下が生じないように随時対応させるものであ
る。上記増減量ΔC3 ,ΔC4 を決定するためのファジ
ィ規則は,層厚と層厚変化量との関連によるファジィ変
数と,ミル動力変化量によるファジィ変数と,振動変化
量によるファジィ変数とが設定される。各表に示される
ファジィ変数は,先に表1に示した説明と同一である。
【0013】上記各表に示したファジィ規則に基づく増
減量ΔC3 を決定するためのメンバーシップ関数がそれ
ぞれ図7〜図10に示すように,層厚(図7),層厚変
化量(図8),ミル動力変化量(図9),振動変化量
(図10)毎に設定される。図7〜図10に示したメン
バーシップ関数を図11に示す増減量ΔC3 を求めるメ
ンバーシップ関数に適用して,増減量ΔC3 のメンバー
シップ関数のグレードを求める。ここで求められた増減
量ΔC3 は現時点の投入量に加算される。この制御を所
定時間毎に行うことにより,ローラミル10の所定時間
毎の動作状態に対応する上昇率C3 が得られる。上昇率
4 についても上記と同様にして所定時間毎の増減量Δ
4 が決定され,現時点での投入量に加算される。上記
上昇率C3 ,C4 の制御には,層厚値及び所定時間内で
の層厚変化量,振動変化量,ミル動力変化量のデータを
用いたが,更に振動値,ミル差圧を加えた6つのデータ
によって上記と同様の制御を行うことができる。又,こ
れら6つのデータから任意のデータを抽出した4つのデ
ータに基づいて制御することもできる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明の制御方法によ
れば,起動時の原料の層厚値,起動から所定時間内の上
記層厚値の変化率,ローラミル駆動電力の変化率,ロー
ラミル振動の変化率を計測し,この各計測値を予め上記
層厚値と層厚値の変化率,駆動電力の変化率,振動の変
化率とに対して設定されたファジィ変数に照合し,該フ
ァジィ変数に基づく制御規則により起動から定常運転に
到るまでの原料投入量の上昇率を調節する。従って,本
方法によって制御することにより,起動が確実に実施で
きると共に,定常運転への立ち上げがスムーズに行われ
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の制御方法を適用するローラミルの概
略構成を示す模式図。
【図2】 原料投入量の制御パターンを示すパターン
図。
【図3】 起動制御の方法を示すブロック図。
【図4】 ファジィ推論による起動制御のために検出さ
れた層厚値(a)と振動値(b)のメンバーシップ関数
を示すグラフ。
【図5】 初期投入量の変更値を求めるメンバーシップ
関数のグラフ。
【図6】 立ち上げ制御の方法を示すブロック図。
【図7】 上昇率C3 の増減量を求めるためのメンバー
シップ関数のグラフ(層厚値)。
【図8】 同上(層厚変化量)。
【図9】 同上(ミル動力変化量)。
【図10】 同上(振動変化量)。
【図11】 同上(増減量ΔC3
【符号の説明】
1…起動制御装置 5…層厚センサ 6…振動センサ 7…電力センサ 8…速度制御器 9…コンベア 10…ローラミル 12…テーブル 13…ローラ 14…原料投入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−34448(JP,A) 特開 平2−122848(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 15/00 - 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上昇位置に在るローラをテーブル上に下
    降させ,上記テーブル上に供給される原料の投入量を調
    節しつつテーブルを回転させてローラとテーブルとの間
    で上記原料を挟圧粉砕するローラミルの制御方法におい
    て, 起動から定常運転へ移行させる立ち上げ期間内の一定時
    間毎の上記テーブルとローラとの間に挟まれた原料の層
    厚値と,上記層厚値の変化量,ローラミル駆動電力の変
    化量,ローラミル振動の変化量とに対するファジィ変数
    と該変数に基づく制御規則とを予め設定しておき, 上記一定時間毎に層厚値,層厚の変化量,駆動電力の変
    化量,振動の変化量をそれぞれ計測し,各計測値を設定
    された上記ファジィ変数に照合して,上記原料投入量の
    上昇率を上記制御規則に基づいて調節することを特徴と
    するローラミルの制御方法。
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JPH06505325A (ja) * 1991-02-14 1994-06-16 アライド シグナル インコーポレイテッド 正の振動減衰を与えるカーボン複合ブレーキディスク

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EP3965940B1 (de) 2020-04-23 2023-08-16 Gebr. Pfeiffer SE Mahlverfahren und -anlage mit materialeingangserkennung

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