JP2023131703A - 砕石生成システム - Google Patents

砕石生成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2023131703A
JP2023131703A JP2022036602A JP2022036602A JP2023131703A JP 2023131703 A JP2023131703 A JP 2023131703A JP 2022036602 A JP2022036602 A JP 2022036602A JP 2022036602 A JP2022036602 A JP 2022036602A JP 2023131703 A JP2023131703 A JP 2023131703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stone
crushed
crushing
ipm motor
crushed stone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022036602A
Other languages
English (en)
Inventor
弘志 中山
Hiroshi Nakayama
健一郎 團
Kenichiro Dan
房雄 立石
Fusao Tateishi
秀樹 冨永
Hideki Tominaga
光男 東島
Mitsuo Tojima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayama Holdings Co Ltd
Original Assignee
Nakayama Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayama Holdings Co Ltd filed Critical Nakayama Holdings Co Ltd
Priority to JP2022036602A priority Critical patent/JP2023131703A/ja
Publication of JP2023131703A publication Critical patent/JP2023131703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

【課題】高性能なIPMモータの性能を最大限に活かしつつ、当該IPMモータを石材の破砕状態に応じて詳細にインバータ制御することで砕石の生成を効率化する砕石生成システムを提供する。【解決手段】石材を破砕して砕石を生成する砕石生成システム1において、石材を破砕する破砕歯19と、破砕歯19を駆動するIPMモータ14と、IPMモータ14に電力を供給すると共に、当該IPMモータ14からの回生エネルギーを吸収して充電するリチウムイオンバッテリ13と、IPMモータ14の動作を制御するインバータ15とを備え、インバータ15が、石材の破砕中の状態に応じてIPMモータ14の動作を制御する。石材の破砕中の状態は、必要に応じて状態検知センサ16から取得される。【選択図】図1

Description

本発明は、石材を破砕して所望の砕石を生成する砕石生成システムに関する。
コンクリートや天然の岩石などの石材を破砕して砕石を生成する場合に、安定的な生産と効率化を実現するためには歩留まりと粒度分布構成の管理が非常に重要である。ここで言う歩留まりは、目的とする砕石の破砕寸法に対するオーバーサイズやアンダーサイズになる砕石の割合であり、粒度分布構成は生成された砕石の各粒度ごとの割合である(例えばJIS A5005:2020、JIS A5001:2008等)。
石材の破砕機で一般的に用いられている三相モータによる駆動や油圧モータでの駆動では、破砕機の回転数を稼働中に変更することが困難であり、また変更した場合であってもモータそのものの効率が落ちるため、歩留まりや粒度分布構成の厳密な管理を行いながら効率的に砕石を生成するのが困難であるという実情がある。また、破砕される対象となる石材には天然石、コンクリートガラ、アスファルトガラなどが含まれるが、それぞれの石材の比重や圧縮強度が異なっており、特に天然石の場合は、石材が採取される地域等によって比重や圧縮強度が全く異なるものである。
したがって、それぞれの石材から所望の粒度を有する砕石を生成するのに最適なモータの回転数は、実際に破砕を行いながら試行錯誤で調整をしなければ見つけることが出来ず、非常に多くの時間と手間を要するという問題がある。
このような問題から、ほとんどの破砕作業において破砕機の回転数をメーカ推奨の回転数で固定した状態で駆動し、歩留まりや粒度分布構成の調整は、破砕機の破砕室出口の隙間調整のみで行われており、高品質な砕石を効率よく生成するのが困難となっている(例えば特許文献3を参照)。
上記のような問題に関連して、例えば特許文献1、2に係る技術が開示されている。特許文献1に示す技術は、砕石プラントにおける原石投入量、各破砕機の電流値及び設定値、各振動篩の電流値、各粒度の砕石の生産量並びに運転時間に関する事例データを蓄積し、これらの事例データを解析して所要粒度の砕石の最大生産量若しくは最大生産割合と原石投入量及び各破砕機の設定値との関係並びに所要消費電力と原石投入量及び各破砕機の設定値との関係についての領域知識を推定し、この推定した領域知識に基づいて、又は推定した領域知識と前記事例データとを比較して所要粒度の砕石の最大生産量若しくは最大生産割合に対応する原石投入量及び各破砕機の設定値、又は所要消費電力に対応する原石投入量及び各破砕機の設定値を決定するものである。
また、特許文献2に示す技術は、破砕システムが、原料の投入が断続的に行われ、投入された原料を破砕する破砕機と、原料に対する破砕力を発生させるように破砕機を駆動する破砕機モータと、破砕機モータを制御するモータ制御部と、破砕機の無負荷状態を検出する無負荷状態検出器と、無負荷状態検出器からの検出信号に基づいてモータ制御部を制御する機能を有するシステム制御装置と、を備えるものである。
特開2003-200079号公報 特開2014-121662号公報 特開2018-192457号公報
特許文献1に示す技術は、砕石プラントを所望の方式にしたがって運転するものであるが、予めモデル化された情報に基づいた運転条件に設定するため、破砕中に原料に適した条件に設定できるものではなく、仮に設定変更ができるとしても、上記のように破砕機の稼働中に運転条件を変更するのは極めて困難であるという課題を有する。
また、特許文献2に示す技術は、破砕機の状態からモータ制御を行う技術であるが、あくまで破砕機が負荷状態であるか無負荷状態であるかの状態に応じてモータを制御するものであり、上記に示したような問題を解決できるものではない。
本発明は、高性能なIPMモータの性能を最大限に活かしつつ、当該IPMモータを石材の破砕状態に応じて詳細にインバータ制御することで砕石の生成を効率化する砕石生成システムを提供する。
本発明に係る砕石生成システムは、石材を破砕して砕石を生成する砕石生成システムにおいて、前記石材を破砕する破砕歯と、前記破砕歯を駆動するIPMモータと、前記IPMモータに電力を供給すると共に、当該IPMモータからの回生エネルギーを吸収して充電する二次電池と、前記IPMモータの動作を制御するインバータとを備え、前記インバータが、前記石材の破砕中の状態に応じて前記IPMモータの動作を制御するものである。
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、石材を破砕する破砕歯と、前記破砕歯を駆動するIPMモータと、前記IPMモータに電力を供給すると共に、当該IPMモータからの回生エネルギーを吸収して充電する二次電池と、前記IPMモータの動作を制御するインバータとを備え、前記インバータが、前記石材の破砕中の状態に応じて前記IPMモータの動作を制御するため、破砕対象となる石材の特色に合った最適な条件での破砕作業が可能となり、歩留まりや粒度分布構成を厳密に管理して効率が良い破砕作業を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る砕石生成システムは、必要に応じて、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内から前記破砕歯で破砕された砕石が排出される排出口の隙間を調整する隙間調整手段とを備え、記隙間調整手段が、前記石材の破砕中の状態に応じて前記排出口の隙間を調整するものである。
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内から前記破砕歯で破砕された砕石が排出される排出口の隙間を調整する隙間調整手段とを備え、記隙間調整手段が、前記石材の破砕中の状態に応じて前記排出口の隙間を調整するため、破砕歯を駆動するIPMモータの制御と合わせることでより厳密に歩留まりや粒度分布構成を管理することができるという効果を奏する。
本発明に係る砕石生成システムは、必要に応じて、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内における前記石材の量を検出する第1のセンサを備え、前記インバータが、前記第1のセンサで検出される前記石材の量の変化速度に基づいて前記IPMモータの回転数を制御するものである。
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内における前記石材の量を検出する第1のセンサを備え、前記インバータが、前記第1のセンサで検出される前記石材の量の変化速度に基づいて前記IPMモータの回転数を制御するため、例えば石材の量が早急に減少するような場合は、IPMモータの回転数が低いと十分な圧縮破砕がなされず破砕室内を素通りする確率が増えるため、IPMモータの回転数を高くして十分に圧縮破砕を行うといった適正な破砕作業を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る砕石生成システムは、必要に応じて、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内における前記石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さを検出する第2のセンサを備え、前記インバータが、前記第2のセンサで検出される前記石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さに基づいて前記IPMモータの回転数を制御するものである。
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内における前記石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さを検出する第2のセンサを備え、前記インバータが、前記第2のセンサで検出される前記石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さに基づいて前記IPMモータの回転数を制御するため、例えば飛び跳ねが多い石材の場合は、破砕歯に圧縮されたときに滑っている可能性が高く、IPMモータの回転数を低く調整することで確実に破砕歯に噛み込んで十分に破砕することができる。すなわち、石材ごとに適正な回転数での破砕作業で効率化を図ることができるという効果を奏する。
本発明に係る砕石生成システムは、必要に応じて、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内で発生する振動を検出する第3のセンサを備え、前記インバータが、前記第3のセンサで検出される前記破砕室内の振動状態に応じて前記IPMモータの回転数を制御するものである。
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内で発生する振動を検出する第3のセンサを備え、前記インバータが、前記第3のセンサで検出される前記破砕室内の振動状態に応じて前記IPMモータの回転数を制御するため、破砕状態により変化する振動状態(例えば音の変化)から破砕状態に応じた適正な回転数での破砕作業を実現することができるという効果を奏する。
本発明に係る砕石生成システムは、必要に応じて、生成された前記砕石の粒度分布を特定する粒度分布特定手段と、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内から前記破砕歯で破砕された砕石が排出される排出口の隙間を調整する隙間調整手段とを備え、特定された前記粒度分布に基づいて、前記インバータが前記IPMモータの回転数を制御すると共に、前記隙間調整手段が前記排出口の隙間を調整するものである
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、生成された前記砕石の粒度分布を特定する粒度分布特定手段と、破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内から前記破砕歯で破砕された砕石が排出される排出口の隙間を調整する隙間調整手段とを備え、特定された前記粒度分布に基づいて、前記インバータが前記IPMモータの回転数を制御すると共に、前記隙間調整手段が前記排出口の隙間を調整するため、実際に生成された粒度分布から目的とする粒度分布となるように排出口の隙間とIPMモータの回転数を調整することができるという効果を奏する。
本発明に係る砕石生成システムは、必要に応じて、生成された前記砕石の粒度分布を特定する粒度分布特定手段と、前記破砕歯の揺動幅を調整する揺動幅調整手段を備え、前記石材の破砕中の状態及び/又は特定された前記粒度分布に基づいて、前記揺動幅調整手段が前記破砕歯の揺動幅を調整するものである。
このように、本発明に係る砕石生成システムにおいては、生成された前記砕石の粒度分布を特定する粒度分布特定手段と、前記破砕歯の揺動幅を調整する揺動幅調整手段を備え、前記石材の破砕中の状態及び/又は特定された前記粒度分布に基づいて、前記揺動幅調整手段が前記破砕歯の揺動幅を調整するため、石材の破砕中の状態や実際に生成された砕石の粒度分布構成に応じて目的とする粒度分布構成に近づくように管理することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る砕石生成システムの構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る砕石生成システムにおいて、超音波センサで原料の沈み度合いを計測する場合の破砕室の構造を示す図である。 第1の実施形態に係る砕石生成システムにおいて、撮像センサで原料の飛び跳ね具合を測定する場合の破砕室の構造を示す図である。 第1の実施形態に係る砕石生成システムにおいて、振動センサで破砕室の振動を検知する場合の破砕室の構造を示す図である。 図2の場合において破砕室内の排出口の隙間を調整する場合の構成を示す図である。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る砕石生成システムについて、図1ないし図5を用いて説明する。本実施形態に係る砕石生成システムは、発電機や商用電源などの主電源でIPMモータをインバータ制御しながら破砕作業を行いつつ、負荷変動に応じた電力の補充や回収をリチウムイオンバッテリで行うハイブリッド型の砕石生成システムである。このシステムは、リチウムイオンバッテリを備えることでIPMモータの性能を最大限に発揮しつつ、インバータを保護することが可能となっている。それにより、本実施形態においては、IPMモータの動作をリアルタイムで且つ細かく制御することで、破砕状態に応じた最適な駆動制御を行うことが可能となるものである。
図1は、本実施形態に係る砕石生成システムの構成を示す機能ブロック図である。図1において、砕石生成システム1は、砕石の原料となる天然石、コンクリート、アスファルト等を破砕するクラッシャ10と、クラッシャ10に原料を供給する供給機11と、クラッシャ10で破砕された砕石を搬送するコンベア12と、主電源(図1には図示しない)とは別にクラッシャ10に過大な負荷が掛かった場合に補助電力を供給したり、クラッシャ10の負荷が急激に減少した場合の回生エネルギーを吸収して充電するリチウムイオンバッテリ13と、クラッシャ10の破砕歯(例えば、フライホール等により動作する破砕歯)を駆動するためのIPMモータ14と、IPMモータ14の駆動を制御するインバータ15と、クラッシャ10の破砕状態をセンシングする状態検知センサ16と、システム全体を制御する制御部17とを備える。
クラッシャ10には、例えば一次破砕を行うジョークラッシャやロールクラッシャ、二次破砕や三次破砕を行うコーンクラッシャやインパクトクラッシャまたは竪型破砕機などが含まれる。クラッシャ10における原料の破砕は、破砕室内で破砕歯を駆動させることで行うが、破砕歯の駆動はIPMモータ14によるものである。破砕室内の構造については詳細を後述する。また、生成される砕石は、目的とする粒度分布構成に合わせて最終的に適正なサイズに破砕される必要がある。
ここで、粒度分布構成とは、例えば0mm~15mmサイズを10%、15mm~50mmサイズを30%、50mm~85mmサイズを30%、85mm~100mmサイズを10%といったようなサイズごとの分布である。つまり、この粒度分布構成で砕石が生成されるように各クラッシャ10におけるIPMモータ14の回転数やトルクを調整する必要がある。また、単一で又は複数のクラッシャ10で段階的に砕石を行う場合には、各クラッシャから排出される砕石のサイズに応じた排出口の隙間も適正に調整される必要がある。
上述したように、従来の砕石システムでは、三相モータによる駆動や油圧モータでの駆動が一般的であり、クラッシャ10の回転数やトルクをシステムの稼働中に変更することが困難であり、一旦システムを停止すると非常に効率が悪くなってしまうという問題があった。また、これらの設定を変更した場合であっても、モータそのものの効率が落ちるため、歩留まりや粒度分布構成の厳密な管理を行いながら効率的に砕石を生成するのが困難であった。
しかしながら、本実施形態においては、IPMモータ14をインバータ15の制御で駆動しながら、リチウムイオンバッテリ13を有する構成とすることで、IPMモータ14の性能を最大限に活かして(すなわち、必要以上にリミッターを掛けることなく最大限の仕様範囲内で)駆動させることが可能になると共に、破砕状態に応じたIPMモータ14の設定をリアルタイムに行うことが可能となっている。
クラッシャ10の場合、硬い原料や大きい原料が投入されるとモータへの負荷が大きくなり、軟らかい原料や小さい原料が投入された場合にはモータへの負荷が小さくなるか又は無負荷のような状態となる。すなわち、負荷変動に応じて非常に大きい回生エネルギーが瞬間的に発生し、その回生エネルギーによりモータやインバータが故障してしまうという問題が生じる。それを防止するために、通常はモータにリミットを設定するが、本実施形態においては、発生した回生エネルギーをリチウムイオンバッテリ13が吸収し、保護回路として機能することができるため、モータにリミットを掛けることなく最大限に性能を活かすことが可能となる。特に、本実施形態においては、高性能なIPMモータ14を使用するため、このIPMモータ14をリミットなしで動作させることを可能とし、より作業効率を上げることが可能となる。
また、従来であれば、クラッシャ10の駆動中にモータの設定を変更する場合、クラッシャ10に掛かる大きい負荷に対応しつつ、瞬間的に発生する回生エネルギーに耐えるためには、高性能なインバータを用いる必要があった。その場合、瞬間的な回生エネルギーが生じないような動作状態においては、インバータがオーバースペックになってしまい、コスト面で非常にバランスが悪いシステムとなってしまう。本実施形態においては、高性能なIPMモータ14の性能を最大限に活かしつつ、回生エネルギーをリチウムイオンバッテリ13で吸収することができるため、発生した回生エネルギーによりインバータ15がオーバーロードでエラーを起こすようなことがなくなり、IPMモータ14の回転数の加速、減速、始動、停止等を極めて短時間に行うことが可能となる。すなわち、IPMモータ14の動作をシステムが稼働した状態でリアルタイムに調整することが可能となっており、破砕時の砕石の状態に応じて、目的とする粒度分布構成となるような適正なIPMモータ14の制御が可能となる。
クラッシャ10は、破砕時の砕石の状態を検出するための状態検知センサ16を有しており、ここでセンシングされた状態情報が制御部17に送信される。状態検知センサ16は具体的には、原料の上端位置を計測するための超音波センサ、破砕室内で破砕されている原料を撮像するためのカメラ、破砕を行う破砕室内の振動状態を取得するための振動センサ(加速度センサ)、破砕時に生じる音を検知する音センサ等である。状態検知センサ16で検知されたIPMモータ14の動作状態に関する情報がインバータ15から制御部17に送られる。
制御部17は、状態検知センサ16から送信された情報とインバータ15から送られたIPMモータ14の情報とから、現在の原料に合う回転数やトルクの適正値を算出し、その情報をインバータ15に返す。インバータ15は、制御部17で算出された適正値に応じてIPMモータ14の回転数とトルクを制御することで、原料の状態に合った適正な負荷を掛けて破砕作業を行うことができる。
ここで、原料の状態に合った適正な負荷について、破砕対象となる原料には天然石、コンクリートガラ、アスファルトガラなどがあるが、天然石の場合は原料が採取される地域などによって、またコンクリートガラやアスファルトガラは混在する材料の種類や比率によって、それぞれの原料の比重であったり圧縮強度などが異なる。そのため、同じ種類の原料であってもそれぞれに最適な負荷が存在し、それに合うようにIPMモータ14が制御される。
状態検知センサ16にはいくつかの種類があるが、その具体例について説明する。第1の具体例は超音波センサである。図2は、本実施形態に係る砕石生成システムにおいて、超音波センサで原料の沈み度合いを計測する場合の破砕室の構造を示す図である。図2において、クラッシャ10(ジョークラッシャ)の破砕室内の上部に固定された超音波センサ16aで原料の高さHを測定する。測定された結果に基づいて、原料の上端位置がどれくらいの速度で変化しているか(沈んでいるか)を制御部17が演算しIPMモータ14を制御する。具体的には、原料の上端位置の下降速度が所定の速度よりも速い原料である場合に、IPMモータ14の回転数が低いと十分な圧縮破砕がなされず、破砕室を素通りする確率が増える。そのため、IPMモータ14の回転数を高く調整することで、十分な圧縮破砕が行われるようになる。逆に原料の上端位置の下降速度が所定の速度よりも遅い原料である場合に、IPMモータ14の回転数が高いと必要以上に圧縮破砕がなされてしまう。そのため、IPMモータ14の回転数を低く調整することで、破砕室を素通りさせて適度な圧縮破砕を行わせることが可能となる。
第2の具体例は撮像センサである。図3は、本実施形態に係る砕石生成システムにおいて、撮像センサで原料の飛び跳ね具合を測定する場合の破砕室の構造を示す図である。上述したように、原料の比重や圧縮強度の違いにより、クラッシャ10の破砕室内での圧縮時の滑りや飛び跳ね具合が変わる。つまり、原料の違いにより、破砕歯に確実に噛み込まれるものと、滑って飛び跳ねてしまうようなものがあり、飛び跳ねが多い場合は破砕歯の噛み込みが十分ではないと判断することができる。すなわち、図3に示すように、破砕室の上部に固定して設置された撮像センサ16bにより破砕室内の様子を撮像し、原料がどれくらいの高さにどれくらいの量が飛び跳ねているかを制御部17が演算することで、所定の高さ以上に所定の量以上の原料が飛び跳ねていると判断される場合は、IPMモータ14の回転数を低く調整することで破砕歯を原料に確実に噛み込ませて破砕することが可能となる。
第3の具体例は振動センサ(加速度センサ)である。図4は、本実施形態に係る砕石生成システムにおいて、振動センサで破砕室の振動を検知する場合の破砕室の構造を示す図である。破砕室内は常時振動しており、その振動状態を取得することで、制御部17がIPMモータ14の回転数やトルクを演算する。具体的には、例えば振動センサ16cで検知される振動の振幅が大きい場合は振動センサ16cが大きく動いていることから、原料に大きい塊が含まれていると判断することができ、振幅が小さい場合は振動センサ16cがあまり動いていないことから、原料の塊が小さいと判断することができる。また、振動周波数が高い場合は、比較的軟らかい原料をスムーズに破砕していると判断することができ、周波数が低い場合は、比較的硬い原料を破砕していると判断することができる。制御部17は、それらの判断結果に応じて、原料に適した回転数やトルクを算出して調整する。
なお、振動状態を演算する場合には、無負荷の状態における振動状態を予め取得しておき、負荷状態における振動状態から差し引くことで、原料の負荷により生じる振動のみを取得するようにしてもよい。また、振動状態に応じて原料がどのような状態であるかを判断する際に、現在のIPMモータ14の設定値を加味して判断することが望ましい。具体的には、例えばIPMモータ14の回転数を高く設定している状態で破砕室内の振動数も高ければ、原料は通常のものであると判断し、IPMモータ14の回転数を高く設定しているにも関わらず、破砕室内の振動数が低ければ、原料が硬いものであると判断するようにしてもよい。
第4の具体例は音センサである。この場合の構成は、図4において、振動センサ16cが音センサ16dに置き換わったものとなる。原料の破砕時には様々な音が発生しているが、発生する音を周波数分析することで、どのような音が発生しているかを特定することができ、原料の破砕状態を解析することが可能となる。例えば、軟らかい原料である場合は比較的高周波成分が多くなり、硬い原料である場合は比較的低い周波数成分が多くなる。このような周波数成分を解析することで、現在の破砕状態に応じた適正なIPMモータ14の制御が可能となる。なお、音センサ16dの場合も振動センサ16cの場合と同様で、無負荷の状態における音情報を予め取得しておき、負荷状態における音情報から差し引くことで、原料の負荷により生じる音のみを取得するようにしてもよい。
このように、状態検知センサ16(超音波センサ16a、撮像センサ16b、振動センサ16c、音センサ16d)により取得された情報から現在の砕石状態を特定し、それに合わせたIPMモータ14の設定値を求めて制御することで、砕石状態に最適なIPMモータ14の回転数やトルクをリアルタイムで瞬時に調整して、破砕効率を向上させることができる。
なお、各状態検知センサ16は図2ないし図4に示すように、超音波センサ16a、撮像センサ16b、振動センサ16c及び音センサ16dのそれぞれが単独で設置されるようにしてもよいし、複数組み合わせて設置されるようにしてもよい。複数組み合わせて設置される場合は、それぞれのセンサから求められる設定値の平均値を最適値としてしてもよいし、例えば優先順位を予め設定し、その優先順位に応じた係数を乗算することで最適値を求めるようにしてもよい。
制御部17は、IPMモータ14及びインバータ15の制御以外にクラッシャ10の排出口の隙間調整を行うようにしてもよい。図5は、図2の場合において破砕室内の排出口の隙間を調整する場合の構成を示す図である。なお、この隙間調整については、図3及び図4においても適用可能である。
上述したように、IPMモータ14が原料によって適正な制御が行われることで、ある程度目的とするサイズの砕石を生成することが可能であるものの、目的とする粒度分布構成をより厳密に管理するためにはクラッシャ10における破砕室の排出口18の隙間dが重要である。ここで、クラッシャ10は往復運動で圧縮破砕する場合や衝撃を与えて破砕する場合があるが、いずれにおいても破砕後には必ずオーバーサイズの砕石が含まれる。振動スクリーン等の選別機を有する設備の場合は、所定のサイズでサイズを選別する工程が含まれることで、コンベア12上にオーバーサイズの砕石とアンダーサイズの砕石とが分かれて搬送される。
すなわち、図1に示すように、クラッシャ10で破砕された砕石はフィーダやスクリーンを通してコンベア12で搬送されるが、設備内に選別機を有するような場合は、このコンベア12は所望のサイズの砕石が運搬される排出ベルトコンベア12a(図示しない)、所望のサイズよりも大きい砕石が運搬されるオーバーサイズベルトコンベア12b(図示しない)、所望のサイズよりも小さい砕石が運搬されるアンダーサイズベルトコンベア12c(図示しない)等のベルトスケールにより重量を測定することができる。
各コンベア12のベルトスケールの測定結果が制御部17に送信されると、制御部17はそれらの値をリアルタイムに積算しながら現在の粒度分布構成を演算する。そして、予め設定されている粒度分布構成の情報と比較して、どのサイズの砕石がどの程度多い(少ない)かを演算し、所望の粒度分布構成となるように排出口18の隙間dを調整する。排出口18の隙間dの調整は、制御部17からの指示情報に基づいて破砕歯19の位置を調整するシリンダ20で行われる。
このように、制御部17は、排出される砕石情報に応じて破砕室の排出口18の隙間dを調整することで、粒度分布構成を正確に管理することが可能となる。
なお、現在の粒度分布構成は、上記のようにベルトスケールの情報から演算してもよいし、排出直後のコンベア12に設置された撮像センサから取得される撮像情報を解析してサイズごとの砕石量を求めるようにしてもよい。また、ストックヤードがある場合には、そのストックヤードの量が計れるセンサやストックヤードを撮像した撮像情報に基づいて、現在の生成された砕石の粒度分布構成が演算されるようにしてもよい。
制御部17は、IPMモータ14及びインバータ15の制御、破砕室の排出口の隙間制御以外に供給機11(例えばフィーダやスクリーン)の供給量の制御を行うようにしてもよい。図1に示すように、制御部17は供給機11から供給された原料の情報を取得する。また、併せてIPMモータ14の負荷状態や生成された砕石の粒度分布構成を演算し、適正な粒度分布構成の砕石が生成されるように供給機11からの原料の供給量を調整する。このとき、供給される原料のサイズなどを含めた情報が制御部17に送られることが望ましい。つまり、どのようなサイズの原料が供給された場合に、現在の設定においてどのような粒度分布構成の砕石が生成されるかを情報として蓄積することができるため、次にどのようなサイズの原料が供給されたによって、所望の粒度分布構成を実現するためのクラッシャ10の最適な動作設定を推定することが可能となる。
また同時に、制御部17は、状態検知センサ16から得られるIPMモータ14の動作状態により、IPMモータ14への負荷がどのような状態であるかを特定することができる。そして、IPMモータ14への負荷が大きいと判断される場合は、供給機11の供給量を減らすように制御し、IPMモータ14への負荷が小さいと判断される場合は、供給機11の供給量を増やすといった制御が可能となる。そうすることで、IPMモータ14やインバータ15に過度な負荷が掛かってしまうことを防止し、安定した破砕を実現することができると共に、IPMモータ14やインバータ15の寿命を延ばすことができる。
制御部17は、IPMモータ14及びインバータ15の制御、破砕室の排出口の隙間制御、供給機11の供給量の制御以外にクラッシャ10の破砕歯の揺動幅(ストローク)を制御するようにしてもよい。すなわち、状態検知センサ16で取得された情報に応じて揺動幅を調整することで粒度調整を行うことができる。また、上述したように各コンベア12のベルトスケールの測定結果に応じて揺動幅を調整するようにしてもよい。具体的には、例えば上述したように、状態検知センサ16の測定結果に応じてIPMモータの回転数を制御する(回転数を上げる又は下げる)ことができるが、回転数の変化前と変化後において粒度構成の変化が乏しい場合には揺動幅を変更(小さくする又は大きくする)ことで、粒度構成を最適化する。また、上述したように、状態検知センサ16やベルトスケールの測定結果に応じて破砕室の排出口18の隙間dを調整する(狭める又は広げる)こともできるが、隙間dの変化前と変化後において粒度構成の変化が乏しい場合には揺動幅を変更(小さくする又は大きくする)ことで粒度構成を最適化する。
このように、破砕室内における原料の破砕状態や生成された砕石の状態に応じて破砕歯の揺動幅を調整することで、より厳密に粒度分布構成を管理して所望の砕石を生成することが可能となる。
なお、図1において、クラッシャ10の工程は、一次破砕、二次破砕、三次破砕等のように複数段で形成されるようにしてもよい。その場合は、それぞれの工程における複数の各クラッシャ10に対して、一つの制御部17で対応するようにしてもよいし、それぞれのクラッシャ10ごとに対応する専用の制御部17を備えるようにしてもよい。
また、制御部17はリチウムイオンバッテリ13とも連携しており、リチウムイオンバッテリ13の充放電の状態などを常時監視しながら、システム全体の稼働状態に応じてバッテリ残量や電圧制御などを行うようにしてもよい。
このように、本実施形態に係る砕石生成システムにおいては、インバータ15が、石材の破砕中の状態に応じてIPMモータ14の動作を制御するため、破砕対象となる石材の特色に合った最適な条件での破砕作業が可能となり、歩留まりや粒度分布構成を厳密に管理して効率が良い破砕作業を実現することができる。
また、石材の破砕中の状態に応じて破砕室内の排出口の隙間を調整するため、破砕歯19を駆動するIPMモータ14の制御と合わせることでより厳密に歩留まりや粒度分布構成を管理することができる。
さらに、石材が投入される破砕室内における石材の量の変化速度に基づいてIPMモータ14の回転数を制御するため、例えば石材の量が早急に減少するような場合は、IPMモータ14の回転数が低いと十分な圧縮破砕がなされず破砕室内を素通りする確率が増えることから、IPMモータ14の回転数を高くして十分に圧縮破砕を行うといった適正な破砕作業を実現することができる。
さらにまた、破砕対象となる石材が投入される破砕室内における石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さに基づいて、IPMモータ14の回転数を制御するため、例えば飛び跳ねが多い石材の場合は、破砕歯に圧縮されたときに滑っている可能性が高く、IPMモータ14の回転数を低く調整することで確実に破砕歯に噛み込んで十分に破砕することができる。すなわち、石材ごとに適正な回転数での破砕作業で効率化を図ることができる。
さらにまた、破砕対象となる石材が投入される破砕室内で発生する振動状態に応じてIPMモータ14の回転数を制御するため、破砕状態により変化する振動状態(例えば音の変化)から破砕状態に応じた適正な回転数での破砕作業を実現することができる。
さらにまた、生成された砕石の粒度分布に基づいて、インバータ15がIPMモータ14の回転数を制御すると共に、排出口の隙間が調整されるため、実際に生成された粒度分布から目的とする粒度分布となるように排出口の隙間とIPMモータ14の回転数を調整することができる。
さらにまた、石材の破砕中の状態及び/又は特定された粒度分布に基づいて、破砕歯の揺動幅を調整するため、石材の破砕中の状態や実際に生成された砕石の粒度分布構成に応じて目的とする粒度分布構成に近づくように管理することができる。
1 砕石生成システム
10 クラッシャ
11 供給機
12 コンベア
13 リチウムイオンバッテリ
14 IPMモータ
15 インバータ
16 状態検知センサ
17 制御部
18 排出口
19 破砕歯
20 シリンダ

Claims (7)

  1. 石材を破砕して砕石を生成する砕石生成システムにおいて、
    前記石材を破砕する破砕歯と、
    前記破砕歯を駆動するIPMモータと、
    前記IPMモータに電力を供給すると共に、当該IPMモータからの回生エネルギーを吸収して充電する二次電池と、
    前記IPMモータの動作を制御するインバータとを備え、
    前記インバータが、前記石材の破砕中の状態に応じて前記IPMモータの動作を制御することを特徴とする砕石生成システム。
  2. 請求項1に記載の砕石生成システムにおいて、
    破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内から前記破砕歯で破砕された砕石が排出される排出口の隙間を調整する隙間調整手段とを備え、
    前記隙間調整手段が、前記石材の破砕中の状態に応じて前記排出口の隙間を調整することを特徴とする砕石生成システム。
  3. 請求項1又は2に記載の砕石生成システムにおいて、
    破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内における前記石材の量を検出する第1のセンサを備え、
    前記インバータが、前記第1のセンサで検出される前記石材の量の変化速度に基づいて前記IPMモータの回転数を制御することを特徴とする砕石生成システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の砕石生成システムにおいて、
    破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内における前記石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さを検出する第2のセンサを備え、
    前記インバータが、前記第2のセンサで検出される前記石材の飛び跳ね量及び/又は飛び跳ね高さに基づいて前記IPMモータの回転数を制御することを特徴とする砕石生成システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の砕石生成システムにおいて、
    破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内で発生する振動を検出する第3のセンサを備え、
    前記インバータが、前記第3のセンサで検出される前記破砕室内の振動状態に応じて前記IPMモータの回転数を制御することを特徴とする砕石生成システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の砕石生成システムにおいて、
    生成された前記砕石の粒度分布を特定する粒度分布特定手段と、
    破砕対象となる前記石材が投入される破砕室内から前記破砕歯で破砕された砕石が排出される排出口の隙間を調整する隙間調整手段とを備え、
    特定された前記粒度分布に基づいて、前記インバータが前記IPMモータの回転数を制御すると共に、前記隙間調整手段が前記排出口の隙間を調整することを特徴とする砕石生成システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の砕石生成システムにおいて、
    生成された前記砕石の粒度分布を特定する粒度分布特定手段と、
    前記破砕歯の揺動幅を調整する揺動幅調整手段を備え、
    前記石材の破砕中の状態及び/又は特定された前記粒度分布に基づいて、前記揺動幅調整手段が前記破砕歯の揺動幅を調整することを特徴とする砕石生成システム。
JP2022036602A 2022-03-09 2022-03-09 砕石生成システム Pending JP2023131703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022036602A JP2023131703A (ja) 2022-03-09 2022-03-09 砕石生成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022036602A JP2023131703A (ja) 2022-03-09 2022-03-09 砕石生成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023131703A true JP2023131703A (ja) 2023-09-22

Family

ID=88064687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022036602A Pending JP2023131703A (ja) 2022-03-09 2022-03-09 砕石生成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023131703A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1595790B (zh) 电动机的转矩限制装置及方法
US8540176B2 (en) Crushing plant and method for controlling the same
CN104923370B (zh) 金属硅粉制备工艺及装置
CN111201087B (zh) 材料粉碎系统依赖于负载操作的方法
CN103492079A (zh) 用于调节辊压机的辊缝压力的方法
CN1129484C (zh) 粉碎装置和粉碎方法
US20160107169A1 (en) A method for operating a crusher, a crushing system and a crushing plant
JPS645942B2 (ja)
CN105080691A (zh) 一种环保智能碎石制砂机
JPH089016B2 (ja) 竪型ローラミルによる粉砕装置および粉砕方法
JPH0367742B2 (ja)
JP2023131703A (ja) 砕石生成システム
US10335800B2 (en) Method for controlling a mineral material processing plant and a mineral material processing plant
CN110075997A (zh) 一种粒子冲击钻井用磁通量动态调节系统及方法
CN103439992B (zh) 一种磨矿过程中磨矿仓下料受阻控制的方法和装置
EP3119524B1 (en) Method for controlling the operation of a crusher, a mineral material processing plant and a control system
WO2023074238A1 (ja) 制御システム
KR102124332B1 (ko) 원료 처리 장치 및 원료 처리 방법
JP2666901B2 (ja) 破砕機内の原料レベル検出方法及びその装置
CN116060193B (zh) 基于干法加工工艺的机制砂质量控制方法及装置
JP2000308834A (ja) スポンジ状高靱性金属の破砕方法
JP3164804B1 (ja) 粉体製造装置及び方法
JPH06218297A (ja) 複合粉砕システムの制御方法
JPS6028514Y2 (ja) 破砕機の過負荷防止装置
JPH07849A (ja) 破砕機回転数制御装置