JP3081424B2 - 映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理方法

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JP3081424B2
JP3081424B2 JP05230214A JP23021493A JP3081424B2 JP 3081424 B2 JP3081424 B2 JP 3081424B2 JP 05230214 A JP05230214 A JP 05230214A JP 23021493 A JP23021493 A JP 23021493A JP 3081424 B2 JP3081424 B2 JP 3081424B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号処理方法に関
し、更に詳しく言えば、ビデオカメラなどの撮像部に用
いられる、色差信号などの色成分を表す信号を処理する
方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラなどの撮像部とし
て用いられるカラーCCD(Charge Coupled Device )
の受光部には、色を検出するためのカラーフィルタが装
着されている。例えば、2色のフィルタ(Ye〔黄〕,
Cy〔シアン〕)及びそれらを重ね合わせて得られる色
のフィルタ(Ye,Cyの場合にはG〔緑〕)の合計3
色のフィルターを用いて、色を検出している(図9)。
この3色のフィルタの色検出感度は一律ではなく、2枚
重ねされているGのフィルタの透過率が最も低いので、
その色検出感度も最も低くなる。
【0003】ところで、近年、アナログシステムを用い
たCCDカメラから、調整が容易なデジタルシステムを
用いたCCDカメラへの移行が進められており、以下
で、こうしたカラーCCDを用いるときの画像信号につ
いての、ディジタルシステムにおける映像信号処理につ
いて説明する。まず最初にホワイトバランスについて述
べる。ホワイトバランスとは、CCDに白色光が照射さ
れたときに、Ye、Cy、Gのフィルタを介して検出さ
れるR、G、Bの信号のレベルを均一にするものであっ
て、これによって白色の被写体が白色として表されるこ
とになり、正常な色彩の画像が得られる。従って、この
ホワイトバランスを実現するように、各色成分の出力レ
ベルに適当なゲインをかける処理が必要になる。
【0004】その具体的な例を以下で示す。図10〜図
14のグラフは、Ye,G,Cyの3色のフィルターに
ついてのCCDからの出力電圧のレベルを示すグラフで
ある。図10〜図14でSLは、CCDの出力レベルの
飽和値を示し〔以下CCD飽和レベルと称する〕、これ
以上の照度に対応する光が照射されても、CCD出力レ
ベルはこれ以上にはなりえないという限界値である。な
お、ここで、Ye=R+Gであって、Cy=R+Gなの
で、 R=Ye−G B=Cy−G で、それぞれ得ることができる。
【0005】ある色温度での白色光を撮像したときのC
CDの出力レベルが図10に示すようになったとする。
Yeのフィルタに対応する信号に含まれるR成分、Gの
フィルタに対応する信号のG成分,Cyのフィルターに
対応する信号に含まれるB成分の比が、 R:G:B=2:4:1 とすると、これらの成分が同一になるようにするために
は、R成分に2をかけ、G成分には1をかけ、B成分に
は4をかければよいので、各成分にかけるべきゲインR
g,Gg,Bgの比は、 Rg:Gg:Bg=2:1:4 となる。これらのRg,Gg,Bgを以下でホワイトバ
ランスゲインデータ(WG)と称する。
【0006】以下で、高輝度の被写体を撮像したとき
に、映像信号のホワイトバランスが崩れて生じる高輝度
擬信号、所謂ハイライトグリーンなる現象について説明
する。ある色温度において、白色光を照射したときのC
CDの出力レベルが、図11のようであってR成分、G
成分、B成分の比が、 R:G:B=2:4:1 であって、ホワイトバランスゲインの比が、 Rg:Gg:Bg=2:1:4 であったとする。この状態から、照度のみが2倍になっ
た状態を示すのが図12である。この状態でYeの出力
レベルがCCD飽和レベル(SL)に丁度達していると
すると、ほかの出力レベルはまだCCD飽和レベル(S
L)に達していないので、R成分,G成分,B成分の比
は、 R:G:B=2:4:1 に保たれており、 Rg:Gg:Bg=2:1:4 なる比のホワイトバランスゲインをかけることによって
白色を表す出力信号が得られる。しかし、図11の状態
から照度のみが3倍になり、図13に示すように、全て
のカラーフィルタの出力信号がCCD飽和レベル(S
L)を越えたとすると、(Ye−G)又は(Cy−G)
で表されるR成分,B成分が全く出なくなり、G成分の
信号のみが出てしまう。この結果、画像表示上に、輝度
が上がると白色光が緑色に着色されてしまうという現象
が生じる。これをハイライトグリーンと称する。このよ
うなハイライトグリーンを抑止すべき方法として、Y
e、G、Cyの各信号の平均値であるYL=(Ye+G
+Cy)/3〔以下これを低域輝度信号と称する〕を検
知し、この低域輝度信号(YL)がある一定レベル〔以
下このレベルを抑圧レベル(HL)と称する〕を超えた
ときには色成分をカットするというような方法が採られ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
に係る映像信号処理方法によると、抑圧レベルを低めの
一定値に設定することによって対応していたので、図1
4に示すように、全ての色成分がCCD飽和レベル(S
L)に達しておらず、正確な色が表現できる状態にある
にもかかわらず低域輝度信号(YL)が抑圧レベル(H
L)を超えていれば、色成分がカットされてしまう。こ
のため、本来表現できていたはずの色までカットしてし
まい、色情報が有効に活用されずに、画面の色表示が有
効でないという問題が生じていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、複数の色を組み合わせたカラー
フィルタが装着された撮像素子から出力される映像信号
に対し、前記映像信号の基本色成分のそれぞれに乗算し
て各成分の相互バランスを調整するホワイトバランスゲ
インに基づいて、前記カラーフィルタの各色に対応する
成分ごとにそれぞれの抑圧レベルを設定し、前記抑圧レ
ベルに応じて前記映像信号の色成分を抑圧することで、
映像情報をより有効に活用することが可能になる映像信
号処理方法を提供するものである。
【0009】
【作 用】本発明に係る映像信号処理方法によれば、図
1に示すように、ステップP11で、カラーフィルタが
装着された撮像素子から出力される映像信号のカラーフ
ィルタの各色に対応する成分ごとにそれぞれの抑圧レベ
ルを設定し、ステップP12で、抑圧レベルに基づいて
映像信号の色成分を抑圧している。
【0010】このため、ホワイトバランスを適正な状態
に維持しつつ、かつ映像信号の状態に応じて抑圧レベル
を各色ごとに設定し、この抑圧レベルに応じて画像信号
の色成分を抑圧することにより、例えば、全ての色成分
がCCD飽和レベル(SL)に達しておらず、正確な色
が表現できる状態においては、各色ごとに設定された抑
圧レベルに基づいて信号の色成分をカットしないように
することが可能になるなど、画像信号の状態に応じて柔
軟に対応することで、従来無駄にしていた色成分を活用
することができる。従って、従来に比して画像信号の色
成分の有効な活用が可能となり、より多彩な画面の色表
示を行うことが可能になる。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例に係る映像信号処理方
法について図面を参照しながら説明する。 1.映像信号処理方法 まず、図2のフローチャートのステップP1でR〔赤〕
に乗算するホワイトバランスゲイン(Rg)、G〔緑〕
に乗算するホワイトバランスゲイン(Gg)及びB
〔青〕に乗算するホワイトバランスゲイン(Bg)を求
める。これらのホワイトバランスゲインの算出は、各色
成分R〔赤〕、G〔緑〕及びB〔青〕から得られる色差
信号〔R−Y、B−Y〕の一画面単位の積分値を所定値
に近付けるようにするフィードバック制御により行われ
る。ステップP2で、RgとBgとの比較処理をし、R
g<BgのときにはステップP3に移行し、Rg>Bg
のときにはステップP5に移行する。なお、このときR
g<Bgのときは、Rにかけるホワイトバランスゲイン
(Rg)が小さいので画像信号としてはRの成分が強い
ことになり、Rg>BgのときにはB〔青〕にかけるホ
ワイトバランスゲイン(Bg)が小さいのでBの成分が
強いことになる。
【0012】ステップP3では、Rgに基づいて、 Glim1=SL・{Rg/(1+Rg)} なる式で、R成分が強いときのG〔緑〕の抑圧レベル
(Glim1)を求める。ここで、SLはCCDの飽和出力
レベルである。次にステップP4で、Gの抑圧レベル
(Glim1)に基づいて、 Yelim1=SL Cylim1=Glim1 ・{(1+Bg)/Bg} なる式によってR成分が強いときのYe〔黄〕の抑圧レ
ベル(Yelim1),Cy〔シアン〕の抑圧レベル(Cy
lim1)を求める。
【0013】一方、ステップP5では、Bgに基づい
て、 Glim2=SL・{Bg/(1+Bg)} なる式で、B成分が強いときのG〔緑〕の抑圧レベル
(Glim2)を求める。次にステップP6で、抑圧レベル
(Glim2)に基づいて Cylim2=SL Yelim2=Glim2・{(1+Rg)/Rg} なる式によってB成分が強いときのYe〔黄〕の抑圧レ
ベル(Yelim2)、Cy〔シアン〕の抑圧レベル(Cy
lim2)を求める。
【0014】次いで、ステップP7で抑圧レベル(Gli
m1、Yelim1、Cylim1)又は、(Glim2、Yelim2、
Cylim2)に応じて画像信号の色成分を抑圧する。色成
分を抑圧する方法の詳細について、以下で図3,図4を
参照しながら説明する。その方法とは各色(Ye、G、
Cy)の信号から、〔R、G、B〕の成分をモニター
し、それぞれの値に対して得られる、色成分をカットす
る割合を示す値である色カットゲイン(CC)の中間値
をとり、この中間値に基づいて各色(Ye、G、Cy)
の色成分をカットする方法である。
【0015】この方法ではまず、各色成分ごとに求めた
抑圧レベル(Yelim1、Glim1、Cylim1)を、各色
(Ye、G、Cy)の出力レベルがどの程度超えている
かをモニターし、そのそれぞれに対して、〔R、G、
B〕の成分をどの程度カットすべきであるかを示す色カ
ットゲイン(CC)を各色について求める。例えば、各
色(Ye、G、Cy)の出力レベルがそれぞれに対応す
る抑圧レベル(Yelim1、Glim1、Cylim1)を超過す
る分が一定値増す毎に10%ずつ段階的に高くなるよう
に設定される。そこで、図3に示すように、抑圧レベル
Glim1に対するG成分の超過分が第1の抑圧段階の範囲
にあり、他の成分が抑圧レベル以下の場合には、各々の
色カットゲイン(CC)がYe=0%,G=10%,C
y=0%となっている。次に、色カットゲイン(CC)
の中間の値を求め、その値に基づいて各色の色成分をカ
ットする。図3の場合では、それぞれ0%、10%、0
%となっているので、この中間値として0%をとり、結
果的に各色(Ye、G、Cy)の色成分は全くカットさ
れないことになる。
【0016】図4に、別の状態の出力レベルの例を示
す。この場合は、Ye成分が抑圧レベルYelim1を大き
く超過し、G成分が抑圧レベルGlim1を少し超過してお
り、色カットゲイン(CC)がそれぞれ、Ye成分に対
して100%、G成分に対して50%、Cy成分に対し
て0%に設定される。そこで、中間値として50%をと
り、各色(Ye、G、Cy)の色成分を一律に50%カ
ットすることになる。
【0017】このように、各色の抑圧レベル(Glim1、
Yelim1、Cylim1)から、それぞれの色カットゲイン
(CC)を求め、その中間値に応じて各色成分(Ye、
G、Cy)をカットすることにより、ホワイトバランス
を維持しつつ、よりきめ細かく色成分の抑圧ができるの
で、より一層映像情報に従う適正な表示画像を得ること
ができる。
【0018】次にステップP8で終了確認処理を行い、
終了してもよいとき(Yes)は終了し、そうでないと
き(No)はステップP1に戻って上記処理を繰り返
す。以下で、なぜステップP3〜P6で述べたような抑
圧レベルを求めたかについて、2つの場合を説明する。 (1)Ye成分が大きく、CCD飽和レベル(SL)に
いち早く達しそうな場合ホワイトバランスをとることが
できるYe成分の最大値Yelim1は、それがCCD飽和
レベル(SL)に達したときであるから、 Yelim1=SL で与えられる。ところで、一般に、ホワイトバランスを
調整する際には、G成分の値にその他の成分の値を合わ
せるように各色成分にホワイトバランスゲインをかける
ので、R成分について、 R・Rg=G となる。ここで、Ye成分がR+Gで表されることか
ら、 (Ye−G)・Rg=G であり、従って、G成分は、 G=Ye・Rg/(Rg+1) と表される。このとき、G成分がとりうる最大値Glim1
は、 Glim1=Yelim1・Rg/(Rg+1) であり、Ye成分の最大値Yelim1がCCD飽和レベル
(SL)に一致することから、 Glim1=SL・Rg/(Rg+1) にて求められる。
【0019】また、B成分についても、 B・Bg=G となり、Cy成分がB+Gで表されることから、 (Cy−G)・Bg=G である。従って、Cy成分は、 Cy=G+(G/Bg) =G・(Bg+1)/Bg と表され、Cy成分がとりうる最大値Cylim1は、最大
値Glim1を用いて、 Cylim1=Glim1・(Bg+1)/Bg で与えられる。
【0020】よって、Ye成分が強く、飽和レベルにい
ち早く達しそうな場合については、 Yelim1=SL Glim1=SL・Rg/(Rg+1) Cylim1=Glim1・(Bg+1)/Bg なる3式で与えられる各抑圧レベル(Yelim1、Glim
1、Cylim1)は、ホワイトバランスを維持しうるぎり
ぎりの最大値であって、必然的に求められる値である。 (2)Cy成分が大きく、CCD飽和レベル(SL)に
いち早く達しそうな場合ホワイトバランスが適正と成り
得るCyレベルの最大値Cylim2は、 Cylim2=SL で与えられる。ホワイトバランスを調整する際に、G成
分の値に他の成分の値を合わせるように各色成分にホワ
イトバランスゲインをかけるので、 B・Bg=G となる。ここで、Cy成分がB+Gで表されることか
ら、 (Cy−G)・Bg=G であり、G成分は、 G=Cy・Bg/(Bg+1) と表される。このときGのレベルがとりうる最大値Gli
m2は、 Glim2=Cylim2・Bg/(Bg+1) であり、Cy成分の最大値Cylim2がCCD飽和レベル
(SL)に一致することから、 Glim2=SL・Bg/(Bg+1) にて求められる。
【0021】同様にして、R成分についても、 R・Rg=G であり、Ye成分がR+Gで表されることから、 (Ye−G)・Rg=G である。従って、Ye成分は、 Ye=G・(Rg+1)/Rg と表され、Ye成分がとりうる最大値Yelim2は、Gli
m2を用いて、 Yelim2=Glim2・(Rg+1)/Rg で与えられる。
【0022】よって、Cy成分が強く、飽和レベルにい
ち早く達しそうな場合については、 Cylim2=SL Glim2=SL・Bg/(Bg+1) Yelim2=Glim2・(Rg+1)/Rg なる3式で与えられる抑圧レベル(Yelim2、Glim2、
Cylim2)は、「Yeが強く、飽和レベルにいち早く達
しそうな場合」と同様にして、ホワイトバランスを崩さ
ない最大値であって、必然的に求められる値であること
がわかる。
【0023】よって以上のような式によって求められた
抑圧レベルによれば、その抑圧レベル以下ではホワイト
バランスが適正にとれているはずであるから、ホワイト
バランスを維持しつつ、色成分を抑圧する際の基準にす
ることができる。以上説明したように、本発明の実施例
に係る映像信号処理方法によれば、画像の赤色成分が強
いときには、 Yelim1=SL Glim1=SL・Rg/(1+Rg) Cylim1=Glim1 ・(1+Bg)/Bg なる式で抑圧レベル(Yelim1、Glim1、Cylim1)を
求め、画像の青色成分が強いときには、 Cylim2=SL Glim2=SL・Bg/(1+Bg) Yelim2=Glim2・(1+Rg)/Rg なる式で抑圧レベル(Yelim2、Glim2、Cylim2)を
求め、各抑圧レベルに応じて各色の画像信号の色成分を
抑圧している。このため、ホワイトバランスを適正な状
態に維持できる各色成分の最大値となる抑圧レベル(Y
elim1、Glim1、Cylim1)又は(Yelim2、Glim2、
Cylim2)を各色ごとに求め、この抑圧レベル(Yeli
m1、Glim1、Cylim1)又は(Yelim2、Glim2、Cy
lim2)に基づいて画像信号の色成分を抑圧することによ
り、例えば全ての色成分がCCD飽和レベル(SL)に
達しておらず、正確な色が表現できる状態においては、
各色ごとに設定された抑圧レベル(Yelim1、Glim1、
Cylim1)又は(Yelim2、Glim2、Cylim2)に基づ
いて信号の色成分をカットしないようにすることが可能
になり、従来に比して画像信号の色成分の有効活用が可
能になり、より多彩な画面の色表示を行うことが可能に
なる。 (2)映像信号処理方法を実施する回路 以下で、本実施例に係る映像信号処理方法において、上
記の図2のステップP1、P2、P3、P5を実行する
回路、すなわちホワイトバランスゲイン〔Rg、Bg〕
に基づいてG成分の抑圧レベル(Glim1、Glim2)を求
める回路について図5〜図8を参照しながら説明する。
【0024】図6に示す回路は、本実施例において、C
CDの出力に所定の処理を施して得られる色成分〔R〕
にホワイトバランスゲインを乗算してホワイトバランス
を調整するための回路である。なお、この回路は各色成
分〔R、G、B〕について一つずつ設けられるが、その
構成、機能はほぼ同じである。ここでは、赤〔R〕の回
路のみを説明し、他の色成分については説明を省略す
る。
【0025】上記回路は、図6に示すようにゲイン生成
回路(1)、乗算器(2)及び除算回路(3)からなる
回路であって、赤〔R〕の色に対応する6ビットの色デ
ータ(R)に、色差信号(R−Y)に基づいて生成され
る6ビットのゲインデータ(BG)を乗算処理したのち
に除算処理して、ホワイトバランスがとれたホワイトバ
ランスデータ(WD)を算出して不図示の色差マトリク
ス回路に出力する回路である。
【0026】ゲイン生成回路(1)はゲイン生成手段の
一実施例であって、ホワイトバランスコントロールブロ
ック(1A)、7ビットアップダウンカウンタ(1B)
からなる。ホワイトバランスコントロールブロック(1
A)は、積分回路などからなり、6ビットの色差信号
(R−Y)に基づいて、1ビットのデータであるカウン
タ制御信号(UD)を生成し、7ビットアップダウンカ
ウンタ(1B)に出力するものである。なお、上記のカ
ウンタ制御信号(UD)は、積分回路によって生成され
た、色差信号(R−Y)の一画面あたりでの積分値を、
所定の値に近づけるように生成されている。また、色差
信号(R−Y)は当該回路の出力先である不図示の色差
マトリクス回路によって生成されているので、当該回路
→色差マトリクス回路→当該回路という経路でのフィー
ドバック回路が形成されていることになる。7ビットア
ップダウンカウンタ(1B)は、カウンタ制御信号(U
D)をカウントすることで7ビットのホワイトバランス
ゲインデータ(WG)を生成し、その上位2ビットを除
算回路(3)のセレクタコントロールブロック(3A)
に出力し、下位5ビットを乗算器(2)に出力するもの
である。
【0027】乗算器(2)は、乗算手段の一実施例であ
って、6ビットの色データ(R)と、ホワイトバランス
ゲインデータ(WG)の下位5ビットに、“1”を最上
位ビットとして付加した6ビットのゲインデータ(B
G)とを乗算処理したバランスゲインデータ(WB)を
セレクタ(3B)に出力するものである。除算回路
(3)は、除算手段の一実施例であって、セレクタコン
トロールブロック(3A)とセレクタ(3B)からな
り、7ビットのホワイトバランスゲインデータ(WG)
の上位2ビットに基づいてバランスゲインデータ(W
B)を除算処理するものである。セレクタコントロール
ブロック(3A)は、デコーダ回路であって、ホワイト
バランスゲインデータ(WG)の上位2ビットに基づい
て、セレクタ(3B)によるビットシフトの度合いを決
める内部制御信号(IS)をセレクタ(3B)に出力す
る回路である。セレクタ(3B)は、内部制御信号(I
S)に基づいて、バランスゲインデータ(WB)を何ビ
ットかビットシフトさせて、ホワイトバランスがとれた
ホワイトバランスデータ(WD)を算出して不図示の色
差マトリクス回路に出力する回路である。
【0028】当該回路の動作は、まず、不図示の色差マ
トリクス回路から出力された色差信号(R−Y)に基づ
いてホワイトバランスコントロールブロック(1A)に
よって生成されたカウンタ制御信号(UD)が7ビット
アップダウンカウンタ(1B)に出力される。次に、カ
ウンタ制御信号(UD)によって7ビットアップダウン
カウンタ(1B)のカウンタ制御信号(UD)がカウン
トされることで7ビットのホワイトゲインデータデータ
(WG)が生成され、その上位2ビットがセレクタコン
トロールブロック(3A)に出力されて、下位5ビット
が乗算器(2)に出力される。次いで、ホワイトバラン
スゲインデータ(WG)の下位5ビットに“1”の最上
位ビットが付加されたデータである〔32〜63〕まで
の範囲を有する6ビットのゲインデータ(BG)と、C
CDの出力から得られる6ビットの色データ(R)とが
乗算処理され、12ビットのデータが得られる。
【0029】一方、セレクタコントロールブロック(3
A)にはホワイトバランスゲインデータ(WG)の上位
2ビットが入力されており、この上位2ビットの値に基
づいて、セレクタ(3B)によるビットシフトのビット
数を決める内部制御信号(IS)がセレクタ(3B)に
出力される。次に、内部制御信号(IS)に基づいてバ
ランスゲインデータ(WB)がセレクタ(3B)によっ
て適数ビット分ビットシフトされ、ホワイトバランスデ
ータ(WD)として不図示の色差マトリクス回路へ出力
される。このセレクタコントロールブロック(3A)及
びセレクタ(3B)の一連の動作の詳細について以下の
表1を参照しながら説明する。なお、表1は、ホワイト
バランスゲインデータ(WG)の上位2ビットと、その
値に対応したバランスゲインデータ(WB)のビットシ
フトのビット数との関係を示す表である。
【0030】
【表1】
【0031】セレクタコントロールブロック(3A)
は、ホワイトバランスゲインデータ(WG)の上位2ビ
ットに基づいてバランスゲインデータ(WB)をビット
シフトするビット数を決定する内部制御信号(IS)を
セレクタ(3B)に出力する。表1に示すように、例え
ば、ホワイトバランスゲインデータ(WG)の上位2ビ
ットが“10”ならば、「バランスゲインデータ(W
B)を4ビット分ビットシフトせよ」という内容の内部
制御信号(IS)がセレクタ(3B)に出力され、これ
に基づいてバランスゲインデータ(WB)が4ビット分
下位側へビットシフトされることになる。また、ホワイ
トバランスゲインデータ(WG)の上位2ビットが“0
0”ならば、「6ビット分ビットシフトせよ」という内
容の内部制御信号(IS)がセレクタ(3B)に出力さ
れ、これに基づいてバランスゲインデータ(WB)が6
ビット分下位側へビットシフトされることになる。表1
にも記しているが、バランスゲインデータ(WB)を4
ビット分ビットシフトすることは、バランスゲインデー
タ(WB)を16で割っている除算処理をしていること
と同値であって、また、バランスゲインデータ(WB)
を6ビット分ビットシフトすることは、バランスゲイン
データ(WB)を64で割っている除算処理をしている
ことと同値である。上位2ビットが“00”なるホワイ
トバランスゲインデータ(WG)は、上位2ビットが
“10”なるホワイトバランスゲインデータ(WG)に
比して当然小さい。本実施例の回路では、上位2ビット
が“00”なる小さい値であるホワイトバランスゲイン
データ(WG)のときにはバランスゲインデータ(W
B)を64で割って、上位2ビットが“10”なる大き
い値であるホワイトバランスゲインデータ(WG)のと
きにはバランスゲインデータ(WB)を16で割ってい
るので、この例のみの比較しても「ホワイトバランスゲ
インデータ(WG)が小さいときには除数(n)を大き
くしてバランスゲインデータ(WB)を割る除算処理を
し、ホワイトバランスゲインデータ(WG)が大きいと
きには除数(n)を小さくしてバランスゲインデータ
(WB)を割る除算処理をしている」ということがわか
る。
【0032】以上の動作により、6ビットの色データ
(R)には、 6ビットの色データ(R)×6ビットのゲインデータ
(BG)/除数(n) なる演算処理が施されることになる。このことは、{6
ビットのゲインデータ(BG)/除数(n)}なるゲイ
ンを、6ビットの色データ(R)に乗算処理しているこ
とと同値である。従って、実際に色データ(R)に乗算
されるゲインは、は、(0〜63)の1/nである
(0、1/n、2/n、3/n、・・・63/n)なる
1/n刻みの64通りのデータが選択されることにな
り、このときのゲインステップ(1ステップで変化する
ゲインの値)は〔1/n〕であって、除数(n)の逆数
になっている。
【0033】ところで、前述したように、ホワイトバラ
ンスゲインデータ(WG)が大きいときには除数(n)
が小さく、ホワイトバランスゲインデータ(WG)が小
さいときには除数(n)が大きいという事実があるの
で、除数(n)の逆数をとっているゲインステップにつ
いては、ホワイトバランスゲインデータ(WG)が大き
いときにはゲインステップが大きく、ホワイトバランス
ゲインデータ(WG)が小さいときにはゲインステップ
が小さくなるという処理をしていることがわかる。
【0034】上記したような回路を用いて、ホワイトバ
ランスゲインを設定すると、以下に示すような事実があ
ることがわかる。図6において、横軸は本実施例に係る
0〜127までの範囲を有する7ビットのホワイトバラ
ンスゲインデータ(WG)を示し、縦軸はそのデータに
基づいて、ハイライトグリーンを抑止するために設定し
た一定値である抑圧基準データ(Glim)を算出した結
果値を示している。
【0035】この抑圧基準データ(Glim)なるデータ
は、輝度の上昇とともに画面が緑色に変化してしまうハ
イライトグリーンなる現象を抑止するために、色成分を
除去する際の基準値となる値であって、 Glim=SL・Rg/(Rg+1) なる式で得られる値である。なお、Rgは赤色成分に対
するホワイトバランスを調整するためのホワイトバラン
スゲインデータ(WG)に対応する。また、図6のグラ
フにおいて、〜なる曲線は、それぞれホワイトバラ
ンスゲインデータ(WG)を1/8倍、1/16倍、1
/32倍、1/64倍してRgの値に対応させた結果を
示すものである。さらにの曲線は、図5の回路で行わ
れる演算処理の結果、即ち、ホワイトバランスゲインデ
ータ(WG)の下位5ビットの最上位に“1”を付加し
た6ビットのゲインデータ(BG)をホワイトバランス
ゲインデータ(WG)の上位2ビットに基づいて1/8
倍、1/16倍、1/32倍、1/64倍してRgの値
に対応させた結果を示すものである。このの曲線で
は、の〔32〜63〕までのデータに対応する曲線が
の曲線の〔0〜31〕までのデータに対応し、の
〔32〜63〕までのデータに対応する曲線がの曲線
の〔32〜63〕までのデータに対応し、の〔32〜
64〕までのデータに対応する曲線がの〔64〜9
5〕までのデータのグラフに対応し、そして、の〔3
2〜63〕までのデータに対応する曲線がの曲線の
〔32〜63〕までのデータにそれぞれ対応している。
従って、ホワイトバランスの調整に図5に示す回路が用
いられた場合には、このの曲線に従うようにして抑圧
基準データ(Glim)を算出すれば良いことになる。
【0036】ところが、抑圧基準データ(Glim)の算
出が、 Glim=SL・Rg/(Rg+1) なる式によること、さらには、ホワイトバランスゲイン
データ(WG)をそのまま演算に用いることができない
ことから、の曲線に従う演算処理をするためには除算
回路などの複雑な回路構成をとる必要が生じる。そこ
で、の曲線が直線に近いことから、図7に示すよう
に、1本の直線を用いて近似することを考える。この場
合、近似曲線は、 Glim =(5/4)X+90 なる式で与えられる。ここで、Xは、ホワイトバランス
ゲインデータ(WG)に対応する数値である。このこと
から、抑圧基準データ(Glim)を求めるためには、
(5/4)X+90なる演算を実行する回路があればよ
いということになる。
【0037】通常、このような演算処理をする場合に
は、デジタル信号処理装置(DSP:Digital Signal P
rocessor)を採用する。このDSPは、乗算器、レジス
タ、CPUなどからなり、CPUに内蔵されたプログラ
ムに従って、所定の演算処理を実行する回路である。な
お、本実施例においては、図8に示すような簡単な回路
構成の回路でこれを実行している。図8に示す回路は、
コンパレータ(11)、セレクタ(12)、乗算器(1
3)、第1の加算器(14)及び第2の加算器(15)
からなり、ホワイトバランスゲイン〔Rg、Bg〕に基
づいて Glim=(5/4)X+90 なる関係式からGlim を求める回路である。当該回路に
よれば、まず、ホワイトバランスゲイン〔Rg、Bg〕
がコンパレータ(11)とセレクタ(12)の両方に入
力され、コンパレータ(12)によって〔Rg、Bg〕
の比較処理がなされる。この動作は図2のフローチャー
トのステップP1、P2に対応する。その比較処理の結
果、小さい方のゲインが選択され、その値がセレクタ
(12)から選択出力されることになる。ここではRg
の方が小さいものと仮定する。次に、小さい方のゲイン
〔Rg〕に、乗算器(13)によって5/4を乗じる乗
算処理がなされる。なお、ゲイン〔Rg〕に5/4を乗
じるということは、 Rg・(5/4)=Rg・(1+2-2) =Rg+Rg・2-2 となることから、ゲイン〔Rg〕と、ゲイン〔Rg〕を
2ビットだけ下位側へビットシフトさせた値とを加算処
理するということと同値であるので、この乗算器(1
3)は、加算器だけで構成することができる。次いで、
第1の加算器(14)によって、乗算器(13)の出力
値に、90を加算する加算処理がなされる。その後、誤
差調整をする第2の加算器(15)によって誤差調整分
の値であるαを加算する調整処理がなされることで、 Glim=(5/4)X+90 なる関係式からGlimを簡単な回路構成で求めることが
できる。この処理が図2のフローチャートのステップP
3、P5に対応している。
【0038】以上説明したように、図8に示すような回
路を用いれば、DSPを用いた場合よりも回路構成が簡
単になり、抑圧基準データ(Glim)の算出は、さらに
容易になる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る映像
信号処理方法によれば、画像信号の各色成分のバランス
の状態に応じて色成分の抑圧を柔軟に処理することがで
き、色成分に対して必要以上の抑圧が成されなくなる。
このため、画像信号の色成分の有効な活用が可能とな
り、より多彩な画面の色表示を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像信号処理方法の原理図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を説明
するフローチャートである。
【図3】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を説明
する第1のグラフである。
【図4】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を説明
する第2のグラフである。
【図5】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を実施
する回路を説明するための回路の構成図である。
【図6】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を実施
する回路を説明するための第1のグラフである。
【図7】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を実施
する回路を説明するための第2のグラフである。
【図8】本発明の実施例に係る映像信号処理方法を実施
する回路の構成図である。
【図9】CCDとカラーフィルターの関係を説明する断
面図である。
【図10】従来例に係る映像信号処理方法を説明するグ
ラフである。
【図11】ハイライトグリーンを説明する第1のグラフ
である。
【図12】ハイライトグリーンを説明する第2のグラフ
である。
【図13】ハイライトグリーンを説明する第3のグラフ
である。
【図14】従来例の問題点を説明するグラフである。
【符号の説明】
(1) ゲイン生成回路 (1A) ホワイトバランスコントロールブロック (1B) 7ビットアップダウンカウンタ (2) 乗算器 (3) 除算回路 (3A) セレクタコントロールブロック (3B) セレクタ (11) コンパレータ (12) セレクタ (13) 乗算器 (14) 第1の加算器 (15) 第2の加算器 (Yelim1、Yelim2) Yeの抑圧レベル (Glim1、Glim2) Gの抑圧レベル (Cylim1、Cylim1) Cyの抑圧レベル (SL) CCDの出力飽和レベル (Rg、Gg、Bg) ホワイトバランスゲイン (YL) 低域輝度信号 (AL) 抑圧レベル平均 (R−Y)色差信号 (UD) カウンタ制御信号 (R) 色データ (BG) ゲインデータ (WB) バランスゲインデータ (WD) ホワイトバランスデータ (WG) ホワイトバランスゲインデータ (IS) 内部制御信号

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色を組み合わせたカラーフィルタ
    が装着された撮像素子から出力される映像信号に対し、
    前記映像信号の基本色成分のそれぞれに乗算して各成分
    の相互バランスを調整するホワイトバランスゲインに基
    づいて、前記カラーフィルタの各色に対応する成分ごと
    にそれぞれの抑圧レベルを設定し、前記抑圧レベルに応
    じて前記映像信号を前記カラーフィルタの各色に対応す
    る成分ごとに抑圧することを特徴とする映像信号処理方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の色を組み合わせたカラーフィルタ
    が装着された撮像素子から出力される映像信号に対し、
    映像信号の基本色成分のそれぞれに乗算して各成分の相
    互バランスを調整するホワイトバランスゲインに基づ
    き、赤色成分または青色成分のうち、対応するホワイト
    バランスゲインが小さい方の色成分を含む前記カラーフ
    ィルタの色成分に対応する第1の抑圧レベルを設定し、
    前記第1の抑圧レベルに基づいて前記カラーフィルタの
    残余の色成分に対応する第2の抑圧レベルを設定し、前
    記第1または第2の抑圧レベルに応じて前記映像信号を
    前記カラーフィルタの各色に対応する成分ごとに抑圧す
    ることを特徴とする映像信号処理方法。
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