JP2000350055A - ディジタルビデオカメラの輪郭補正装置 - Google Patents

ディジタルビデオカメラの輪郭補正装置

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JP2000350055A
JP2000350055A JP11161700A JP16170099A JP2000350055A JP 2000350055 A JP2000350055 A JP 2000350055A JP 11161700 A JP11161700 A JP 11161700A JP 16170099 A JP16170099 A JP 16170099A JP 2000350055 A JP2000350055 A JP 2000350055A
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Tetsuya Minagami
徹也 皆上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直方向に各画素の出力差が小さい場合にお
いても、水平方向に隣接する画素の出力差が大きい場合
に生成されてしまう不要な垂直輪郭補正信号を抑制可能
にする。 【解決手段】 水平方向に隣接した画素間の輝度信号あ
るいはグリーン信号の出力差,輝度差またはグリーン信
号の出力差と、同じ画素位置において垂直方向に隣接し
たCCD出力信号の差に応じた制御信号を発生する垂直
輪郭成分抑制位置検出部141を設け、その制御信号に
もとづき垂直輪郭信号用ゲイン制御部において垂直輪郭
補正信号の出力ゲインを抑制させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタルビデ
オカメラの輪郭補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタルカメラシステムの輪郭補
正装置として、例えば特開平6−14190号公報,実
開平9−261号公報,“単板ビデオカメラのデジタル
信号処理”テレビジョン学会技術報告、Vol.15、
No.7に記載のものがある。図15は、図16に示さ
れるような一般的な原色ベイヤ配列カラーフィルタを装
着した、かかる従来のCCDデジタルビデオカメラの全
体を示すブロック図であり、図16における各枡目は個
々の画素を表わし、R,G,Bといった文字はそれぞれ
対応する画素上のカラーフィルタの色を表わす。なお、
Rは赤、Gは緑、Bは青の各色フィルタを示している。
また、各画素の中に数字が書かれているものがあるが、
これは後に説明するために、各画素の位置の識別用とし
てつけているものである。
【0003】図15において、レンズを通して撮像素子
101上に投影された画像はこの撮像素子内において光
電変換され、信号電流となる。これがA/D変換器10
2を経てアナログ信号からデジタル信号に変換された
後、正常な自然画像を得るために様々な処理が施され
る。まず、OBクランプ処理部103にて画像の黒レベ
ルを一定にする処理が行われた後、色分離処理部104
によりR,G,Bの各色信号に分離される。ここで、こ
の色分離処理について、以下に説明する。色分離処理
は、任意の3列×3行の画素位置に対して式1〜式5の
ようなコンボリューションフィルタを用いた演算処理を
行うもので、当該画素がR,G,Bのどの画素位置に当
たるかによってこれらの演算を切り替える。
【0004】
【数1】
【0005】
【数2】
【0006】
【数3】
【0007】
【数4】
【0008】
【数5】
【0009】すなわち、前記式1〜式5は、色信号処理
中のある時点において、処理を行っている画素の色がR
のときは、 R出力: 式1の演算結果 G出力: 式5の演算結果 B出力: 式4の演算結果 GRラインのGのときは、 R出力: 式3の演算結果 G出力: 式1の演算結果 B出力: 式2の演算結果 GBラインのGのときは、 R出力: 式2の演算結果 G出力: 式1の演算結果 B出力: 式3の演算結果 Bのときは、 R出力: 式4の演算結果 G出力: 式5の演算結果 B出力: 式1の演算結果 をそれぞれ出力する。
【0010】なお、色分離処理では、画面上における任
意の画素に対してその前後各1ラインの画素との間の演
算を行うため、画素信号を水平1周期の時間分遅延させ
ておくために、通常、二つの遅延線115,116が必
要になる。なお、最近においては、これらの遅延線11
5,116はファーストインファーストアウト(FIF
O)メモリで構成されるのが一般的である。このような
色分離処理の後、主に撮像素子101上に装着されたカ
ラーフィルタにより決定されている画像信号の分光特性
をNTSC標準分光特性に一致させるために、色補正処
理部105にて色補正処理(マトリクス処理)が行われ
る。さらに、ホワイトバランス処理部106によるホワ
イトバランス処理、画像を表示するブラウン管の表示特
性に画像信号の特性を一致させるためのガンマ処理部1
07によるガンマ処理、そして画像信号の上限、下限を
ある一定値でカットする白/黒クリップ処理部108に
よるクリップ処理等の様々な処理を行って、映像信号を
形成する。
【0011】また、121は輪郭補正処理手段であり、
以下にこの輪郭補正処理手段121の機能について具体
的に述べる。この輪郭補正処理手段121による処理は
出力画像の先鋭度強調、光学系や撮像デバイスのレスポ
ンス劣化補償のために必要なもので、画像の水平・垂直
方向の輪郭信号を抽出して、これを定数倍したものを元
の信号に加算し、画像の輪郭成分を強調することにより
先鋭度の改善を図るものである。
【0012】輪郭信号の生成には、回路規模の削減、処
理の簡便化のために、近似的に輝度信号とみなせるグリ
ーン信号とこれを水平1ラインないし2ライン遅延させ
たグリーン信号のみを用いて生成させる、アウトオブグ
リーン方式が用いられる。また同様の理由で、輪郭補正
処理手段121による処理は画像の水平方向の輪郭成分
を強調補正する水平輪郭補正処理、および垂直方向の輪
郭成分を強調補正する垂直輪郭補正処理に分けて行われ
る。図15においては、輪郭補正処理手段121への入
力信号が、色分離処理部104より出力されるグリーン
信号G0、これを水平1ライン遅延させたグリーン信号
G1および水平2ライン遅延させたグリーン信号G2で
ある。また、出力信号は輪郭補正出力dとして得られ、
これがホワイトバランス処理を施した後の本線処理信号
と加算器122,123,124で加算される。
【0013】次に、図15における輪郭補正処理手段1
21の各機能ブロックについて説明する。輪郭補正処理
手段121内部では、前記のように水平輪郭信号生成部
109にて水平輪郭処理が行われ、垂直輪郭信号生成部
111にて垂直輪郭処理が行われ、水平輪郭信号用ゲイ
ン制御部110および垂直輪郭信号用ゲイン制御部11
2ではその出力のゲイン制御が行われる。さらに、ゲイ
ン調整後の各輪郭信号出力は加算器117により加算さ
れ、その後、輪郭信号全体のゲイン制御がゲイン制御部
113で行われ、さらに輪郭信号に対するスライス処理
がスライス処理部114にて行われる。スライス処理と
は、生成された輪郭信号において、振幅の小さい部分は
雑音成分が大半を占めてSN比を劣化させる要因となる
ため、所定のレベル以下をカットする処理である。
【0014】続いて、輪郭補正処理の最も主要な処理項
目である前記水平輪郭信号生成部109と垂直輪郭信号
生成部111の動作について具体的に説明する。水平輪
郭信号は、通常色分離後のグリーン信号G1を用いて、
画面の水平方向に隣接する画素成分どうしの演算により
生成される。これを図17に示す。図17において、2
1,22は1画素周期の時間の間、画素信号を保持して
おくためのフリップフロップ(FF)であるが、これを
用いて以下に述べるような画素信号間の演算処理を行
う。すなわち、色分離処理部104からのグリーン出力
G1は、乗算器23に入力されると共にフリップフロッ
プ21に入力される。
【0015】また、このフリップフロップ21の出力は
乗算器24に入力されると共にフリップフロップ22に
入力される。さらに、フリップフロップ22の出力は乗
算器25に入力される。各乗算器23,24,25では
それぞれ係数−1,2,−1が乗算され、その各出力C
1,C2,C3が加算器26で加算された後、1/2レ
ベルシフト回路27を経て水平輪郭信号aが出力され
る。また、この演算を数式で表わせば、画面上のある画
素の信号G01に対し、その1画素分遅れた信号をG0
2、2画素分遅れた信号をG03とすると、水平輪郭信
号Gh_dtlは Gh_dtl=1/2(−G01+2×G02−G03) (6) となる。
【0016】一方、垂直輪郭信号は、通常色分離後のグ
リーン信号G0,このグリーン信号GOを水平1周期分
遅らせたグリーン信号G1およびさらに2周期分遅らせ
たグリーン信号G2を用い、画面の垂直方向に隣接する
画素成分どうしの演算により生成される。これを図18
に示す。グリーン信号G1,G2は通常、色分離処理部
104において同時に生成されるもので、実際にはG0
+G2とG1の2系統のグリーン信号の出力として取り
出され、垂直輪郭処理に供されるのが一般的である。な
お、図15においては、グリーン信号G0,G1,G2
をそれぞれ分けて示している。
【0017】これらのグリーン信号G0,G1,G2
は、色信号処理中のある時点において処理を行っている
画素の色がRまたはBのときは、 G0+G2:式2の演算結果 G1:式3の演算結果 Gのときは、 G0+G2:式4の演算結果 G1:式1の演算結果 として、色分離処理部104より出力される。これを用
いて、以下に述べるような画素信号間の演算処理を行
う。グリーン信号G0,G1,G2はそれぞれ乗算器3
1,乗算器32,乗算器33に入力されてそれぞれ係数
−1,2,−1が乗算される。その出力C4,C5,C
6が加算器34にて加算された後、1/2レベルシフト
回路35を経て垂直輪郭信号bが得られる。この演算を
数式で表わすと、当該画素の信号G04に対し、その水
平一周期分遅れた信号をG05、2周期分遅れた信号を
G06とすると、垂直輪郭信号Gv_dtlは、 Gv_dtl=1/2(−G04+2×G05−G06) (7) で表わされる。さらにこの後、これらの水平輪郭信号,
垂直輪郭信号はそのゲインを適宜変化させ、続いて加算
することにより最終的な輪郭信号が得られる。なお、上
記の各演算は隣接3画素のみならず、隣接5画素,7画
素の間で演算が行われて輪郭信号を形成する場合もあ
る。
【0018】さて、以上の説明から、図16に示すよう
な原色ベイヤ配列カラーフィルタを装着したCCDディ
ジタルビデオカメラシステムにおいて、画素位置nにお
けるグリーン信号の出力値をG(n)とすれば、緑のカ
ラーフィルタに相当する図16の画素位置5における垂
直輪郭信号Dtlv(5)は、これまでの説明および式
1〜式7より、 Dtlv(5)=G(5)−1/2(G(2)+G(8))=G(5)−1/ 2(1/2(G(1)+G(3))+1/2(G(7)+G(9)))=G(5 )−1/4(G(1)+G(3)+G(7)+G(9)) (8) となる。なお、この式は他の緑カラーフィルタに相当す
る画素位置である画素位置1,3,7,9,11などに
おいても、式8中の対応する画素の相対位置がずれるの
みで、全く同様の式になることは自明である。
【0019】また、赤のカラーフィルタに相当する図1
6の画素位置8における垂直輪郭信号Dtlv(8)
は、これまでの説明、および式1〜式7より、 Dtlv(8)=G(8)−1/2(G(5)+G(11))=1/4(G( 5)+G(7)+G(9)+G(11))−1/2(G(5)+G(11))= 1/4((G(7)+G(9))−(G(5)+G(11))) (9) となる。なお、この式は他の赤カラーフィルタに相当す
る画素位置である画素位置2などにおいても、式9中の
対応する画素の相対位置がずれるのみで全く同様の式に
なることは自明である。また、式8は青カラーフィルタ
の相当する画素位置である画素位置4,6,10,12
等においてもやはり、式8中の対応する画素の相対位置
がずれるのみで全く同様の式が成立することは自明であ
る。
【0020】さらに、図19は、カラーフィルタが原色
ベイヤー配列のCCDの場合で、色分離処理前のCCD
直接出力値の一例を示した図である。図中における各枡
目は図16と同様に各画素を示しており、それらの枡目
の中に記されている数字は各画素の出力値を示してい
る。この場合、出力値の範囲は8ビットであり、これを
整数で表わして0〜255であると仮定している。図1
9はある垂直の境目を挟んで左側は画素出力が最小値
0、右側は最大値255になるという例である。また、
図20は図19の値で示される信号から、式8,式9で
表わされる処理によって垂直輪郭信号を生成させたとき
の出力値を示したものである。このとき垂直輪郭信号は
正負の値を取り、その範囲は入力信号が8bitの場
合、9bitでこれを整数で表わせば−256〜255
となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のCCDディジタルビデオカメラの輪郭補正装置は
色分離処理部104と組み合わされて動作し、図19,
図20の例で示す通り、垂直方向には各画素の出力差が
ないが、水平方向に隣接する画素の出力値の差が大きい
場合には、理想的には、図20における各画素の出力値
は0になるべきであるところ、式8,式9で表わされる
処理によって、垂直方向にあるはずのない輪郭信号が形
成されてしまうという課題があった。また、かかる課題
は図19のように画素間の出力差が非常に顕著である場
合に限らず発生する。3原色がそろっているテレビジョ
ン信号についてはかかる課題は発生しない。
【0022】この発明は、前記課題を解決するものであ
り、垂直方向に各画素の出力差が小さい場合において
も、水平方向に隣接する画素の出力差が大きい場合に生
成されてしまう不要な垂直輪郭補正信号を抑制すること
ができ、これにより画質を損なわなずに画像の先鋭化を
行うことができるディジタルビデオカメラの輪郭補正装
置を得ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
請求項1の発明にかかるディジタルビデオカメラの輪郭
補正装置は、水平輪郭信号生成部が出力する水平方向差
信号に応じて、垂直輪郭信号用ゲイン制御部による垂直
輪郭補正信号のゲイン制御を実行させる垂直輪郭成分抑
制位置検出部を設けたものであり、これにより垂直方向
に各画素の出力差が小さい場合においても、水平方向に
隣接する画素の出力差が大きい場合に生成される不要な
垂直輪郭補正信号を抑制し、画質の低下を防止するよう
にしている。
【0024】また、請求項2の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向差信号
を、前記水平輪郭信号生成部が出力する、水平方向に隣
接した画素間の輝度差に応じた信号としたものである。
【0025】また、請求項3の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向差信号
を、前記水平輪郭信号生成部が出力する、水平方向に隣
接した画素間のグリーン信号の出力差に応じた信号とし
たものである。
【0026】また、請求項4の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向差信号
を、前記水平輪郭信号生成部が出力する、水平方向に隣
接した画素間の輝度差と、同じ画素位置において垂直方
向に隣接した前記ディジタルビデオカメラのCCD出力
信号の差に応じた信号としたものである。
【0027】また、請求項5の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向差信号
を、前記水平輪郭信号生成部が出力する水平方向に隣接
した画素間のグリーン信号の出力差と、同じ画素位置に
おいて垂直方向に隣接した前記ディジタルビデオカメラ
のCCD出力信号の差に応じた信号としたものである。
【0028】また、請求項6の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向差信号の
振幅が設定閾値を超えたとき、前記垂直輪郭信号用ゲイ
ン制御部による前記垂直輪郭補正信号のゲイン制御を実
行させるようにしたものである。
【0029】また、請求項7の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向に隣接し
た画素間の輝度差が設定閾値以上のとき、前記垂直輪郭
信号用ゲイン制御部による前記垂直輪郭補正信号のゲイ
ン制御を実行させるようにしたものである。
【0030】また、請求項8の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向に隣接し
た画素間のグリーン信号の出力差が設定閾値以上のと
き、前記垂直輪郭信号用ゲイン制御部による前記垂直輪
郭補正信号のゲイン制御を実行させるようにしたもので
ある。
【0031】また、請求項9の発明にかかるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向に隣接し
た画素間の輝度差が設定閾値以上であり、かつ垂直方向
に隣接した前記ディジタルビデオカメラのCCD出力信
号の出力が設定閾値以下のとき、前記垂直輪郭信号用ゲ
イン制御部による前記垂直輪郭補正信号のゲイン制御を
実行させるようにしたものである。
【0032】また、請求項10の発明にかかるディジタ
ルビデオカメラの輪郭補正装置は、前記水平方向に隣接
した画素間のグリーン信号の出力差が設定閾値以上であ
り、かつ垂直方向に隣接したCCD出力信号の差が設定
閾値以下のとき、前記垂直輪郭信号用ゲイン制御部によ
る前記垂直輪郭補正信号のゲイン制御を実行させるよう
にしたものである。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図面を参照しながら説明する。図1はこの発明のディジ
タルビデオカメラの輪郭補正装置を示すブロック図であ
り、これが従来の図1と異なるところは、輪郭補正処理
手段121に垂直輪郭成分抑制位置検出部141を設け
たことである。従って、このディジタルビデオカメラで
は、従来例について述べたように、撮像素子101より
出力されるアナログ映像信号がA/D変換器102によ
りデジタル化され、OBクランプ処理が行われた後、色
分離処理部104にて赤,青,緑の各信号に分離され
る。このとき式1〜式5の演算で示されるような演算処
理が必要なため、OBクランプ処理後の画像信号とこれ
を1H遅延線115,116により水平1ライン分と2
ライン分遅延させた画像信号とを用いて色分離処理を行
う。これは一般に3ライン処理と言われている色分離方
法である。また、このとき緑については、垂直輪郭信号
生成部111による垂直輪郭補正処理で使用する水平1
ライン遅延させたグリーン信号G1、水平2ライン遅延
させたグリーン信号G2も生成させており、その生成方
法は前記従来方法と同様である。
【0034】一方、 輪郭補正処理手段121内におい
ては、水平輪郭信号生成部109では水平輪郭補正信号
149および輝度信号の隣接2画素の差の値またはグリ
ーン信号の隣接2画素の差の値である水平方向差信号1
48が生成される。図2に水平輪郭信号生成部109に
入力されるG1信号の波形G1a,G1bと、水平輪郭
信号生成部109より出力される水平方向差信号148
の波形n1,n2の例を示す。図2における波形G1a
のように、入力されるグリーン信号波形が急激に変化す
るとき、水平方向差信号148は波形n1のようなピー
クを持った波形となる。ただし、図2における波形G1
bのように、入力されるグリーン信号波形が平坦なと
き、水平方向差信号148も波形n2のように平坦な波
形となる。なお、図2において、各波形に与えられてい
る出力値等は一例であり、波形の形状自体は同じである
が、本来これらの出力値は様々な値を持ちうるものであ
る。
【0035】ところで、図2のように水平方向差信号1
48の波形n1の振幅がある閾値eを超えた場合、垂直
輪郭成分(VDTL)抑制位置検出部141において垂
直輪郭信号用ゲイン制御信号142を生成し、これを垂
直輪郭信号用ゲイン制御部112に伝える。また、この
とき同じ画素に相当する位置に、従来例の項にて説明し
たように、不要な垂直輪郭信号が発生しているので、こ
れが垂直輪郭信号用ゲイン制御部112によって画面上
にノイズとして認知されない程度まで抑制される。この
抑制の度合いは水平方向差信号148の振幅(DS)に
依存し、これが閾値eをより多く超過しているほど強く
抑制される。
【0036】この関係の一例を数式で表すと、水平方向
差信号148をn1、垂直輪郭成分抑制位置検出部14
1において用いる係数値をK1とすれば、垂直輪郭信号
用ゲイン制御信号であるC1は、垂直輪郭信号の抑制位
置において発生するものであるため、DS>eのとき
は、 C1=K1・(n1−e) (10) となり、Ds≦eのとき C1=0 (11) となる。またこの関係を表わすグラフを図3に示す。こ
の場合、係数値K1は回路上の信号ビット幅の制約など
によっても決定される一定値であり、式10,式11の
関係は線形となる。しかし、図4のグラフに示されるよ
うに、係数値K1そのものが生成される不要な垂直輪郭
信号の量に応じて変化する構成を取り、曲線的な関係と
なるようにしても良い。なお、この閾値eは任意に設定
できるものとする。
【0037】さらに、このとき垂直輪郭信号生成部11
1の出力150をVdtl、垂直輪郭信号用ゲイン制御
部112の出力152をVgout、垂直輪郭信号用ゲ
イン制御部112で用いる係数値をKsとすれば、Vg
outは、 Vgout=Vdtl(1−Ks・K1・(n1−e)) (12) となる。係数Ksを一定値とし、水平方向差信号148
であるn1も一定の値としたときのVdtlとVgou
tの関係を図5に示す。但し、先に述べたように水平方
向差信号n1は本来水平方向の隣接画素の出力値の差に
応じて変化する値である。なお、この係数値Ksは、回
路上の信号ビット幅の制約などによっても決定される
が、図6のグラフに示されるように、この係数値Ksそ
のものも、生成される不要な垂直輪郭信号の量に応じて
変化する構成を取り、曲線的な関係になるようにしても
良い。
【0038】以上の処理により、図7において垂直輪郭
信号生成部111の出力150であるVdtlと、水平
方向差信号148であるn1、および垂直輪郭信号用ゲ
イン制御部112の出力152であるVgoutの関係
に示されるように、垂直輪郭信号の抑制が行われる。な
お、図7において各波形に与えられている出力値等は一
つの例であり、波形の形状自体は同じであるが、本来こ
れらの出力値は様々な値を持ちうるものである。
【0039】以上の垂直輪郭信号抑制処理の後、処理さ
れた垂直輪郭信号152と水平輪郭信号用ゲイン制御部
110にてゲイン調整された水平輪郭信号151は加算
器117において加算され、その後、輪郭補正信号の全
体がゲイン制御部113およびスライス処理部114を
経て輪郭補正出力dとして出力される。なお、これまで
の第一の実施の形態で用いられるグリーン信号の水平方
向差信号148を、輝度信号の水平方向差信号としても
良い。
【0040】図8はこの発明の実施の他の形態を示すブ
ロック図であり、これが図1と異なるところは、垂直輪
郭成分抑制位置検出回路141に代えて、これとは機能
が異なる他の垂直輪郭成分抑制位置検出回路143を設
けたことである。この実施の形態では、輪郭補正処理手
段121内において、まず、水平輪郭信号生成部109
により水平輪郭補正信号149およびグリーン信号の水
平方向差信号148が生成される。図9に、水平輪郭信
号生成部109に入力されるG1信号の波形G1a,G
1bと、水平輪郭信号生成部109より出力される水平
方向差信号148の波形m1,m2の例を示す。図9に
おけるG1aのように、入力されるグリーン信号波形が
急激に変化するとき、水平方向差信号148は波形m1
のようなピークを持った波形となる。ただし、図2にお
ける波形G1bのように、入力されるグリーン信号波形
が平坦なとき、水平方向差信号148も波形m2のよう
に平坦となる。なお、図9において、各波形に与えられ
ている出力値等は一例であり、波形の形状自体は同じで
あるが、本来これらの出力値は様々な値を持ちうるもの
である。
【0041】図9の波形m1のように振幅がある閾値f
を超え、かつ同時に、同じ画素位置において、垂直方向
に隣接したOBクランプ処理を経た3つのCCD出力信
号145,146,147の互いの差が、ある閾値以下
であるとき、つまり該当画素の周辺において、垂直方向
には輝度差が少なく、垂直方向の輪郭成分の値は小さい
と考えられる場合には、垂直輪郭成分抑制位置検出部1
43は垂直輪郭信号用ゲイン制御信号144を発生し、
これを垂直輪郭信号用ゲイン制御部112に伝える。な
お、前記水平方向差信号148を、水平輪郭信号生成部
109が出力する、水平方向に隣接した画素間の輝度差
と、同じ画素位置において垂直方向に隣接したディジタ
ルビデオカメラのCCD出力信号の差に応じた信号とし
たり、水平輪郭信号生成部109が出力する、水平方向
に隣接した画素間のグリーン信号の出力差と、同じ画素
位置において垂直方向に隣接したディジタルビデオカメ
ラのCCD出力信号の差に応じた信号とすることもでき
る。
【0042】また、このとき同じ画素に相当する位置
に、図5,図6および従来例の説明で示したように、不
要な垂直輪郭信号が発生しているので、これが垂直輪郭
信号用ゲイン制御部112によって画面上にノイズとし
て認知されない程度まで抑制される。この抑制の度合い
は水平方向差信号148の振幅DSに依存し、これが閾
値fをより多く超過しているほど強く抑制される。この
関係の一例を数式で表わすと、水平方向差信号148を
m1、垂直輪郭成分抑制位置検出部141において用い
る係数値をK1とすれば、垂直輪郭信号用ゲイン制御信
号144であるC1は、垂直輪郭信号の抑制位置におい
て発生するものであるため、Ds>f、かつ3つのCC
D出力信号145,146,147の出力値がある閾値
以下であるとき、 C1=K1・(m1−f) (13) となり、0Ds≦f、または3つのCCD出力信号14
5,146,147の出力値がある閾値よりも大きいと
き、 C1=0 (14) となる。
【0043】また、この関係を表わすグラフは図10の
ようになり、前記実施の形態の説明において示された図
11と同様になる。ただし、この実施の形態において
は、式14における但し書きの条件が付帯している。ま
た、この場合、係数値K1は回路上の信号ビット幅の制
約などによっても決定される一定値であり、式14の関
係は線形となる。しかし、図11のグラフに示されるよ
うに、係数値K1そのものが生成される不要な垂直輪郭
信号の量に応じて変化する構成を取り、曲線的な関係と
なるようにしても良い。また、閾値fは任意に設定でき
るものとする。
【0044】さらに、このとき垂直輪郭信号生成部11
1の出力150をVdtl、垂直輪郭信号用ゲイン制御
部112の出力152をVgout、垂直輪郭信号用ゲ
イン制御部112で用いる係数値をKsとすれば、Vg
outは、 Vgout=Vdtl(1−Ks・K1・(m1−f)) (15) となる。係数Ksを一定値とし、水平方向差信号148
であるm1も一定の値としたときのVdtlとVgou
tの関係を図12に示す。但し、先に述べたように水平
方向差信号m1は本来水平方向の隣接画素の出力値の差
に応じて変化する値である。なお、この係数値Ksは、
回路上の信号ビット幅の制約などによっても決定される
が、図13のグラフに示されるように、この係数値Ks
そのものも生成される不要な垂直輪郭信号の量に応じて
変化する構成を取り、曲線的な関係になるようにしても
良い。
【0045】以上の処理により、図14に示すような垂
直輪郭信号生成部111の出力150であるVdtl
と、水平方向差信号148であるm1、および垂直輪郭
信号用ゲイン制御部112の出力152であるVgou
tの関係に示されるように、垂直輪郭信号の抑制が行わ
れる。なお、図14において各波形に与えられている出
力値等は一つの例であり、波形の形状自体は同じである
が、本来これらの出力値は様々な値を持ちうるものであ
る。
【0046】このように、この実施の他の形態では垂直
輪郭信号を抑制する機構そのものは前記実施の形態にお
ける方法と同様であるが、垂直方向に隣接した3つのC
CD出力信号の値を調べ、これらの差が小さく、垂直輪
郭成分が小さいと考えられる条件において、垂直輪郭成
分の抑制位置の検出を行っているため、よりきめ細かな
処理が行うことができ、図1の実施の形態における方法
よりも、より効果的に不要な輪郭補正信号を抑制でき、
より高画質の出力画像を得ることができる。
【0047】そして、以上の垂直輪郭信号抑制処理の
後、処理された垂直輪郭信号152と水平輪郭信号用ゲ
イン制御部110にてゲイン調整された水平輪郭信号1
51は加算器117において加算され、その後、輪郭補
正信号の全体がゲイン制御部113およびスライス処理
部114を経て輪郭補正(処理信号)出力dとして出力
される。なお、ここで用いられるグリーン信号の水平方
向差信号148を、輝度信号の水平方向差信号としても
良い。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば垂直輪
郭成分抑制位置検出部を設けて、水平輪郭信号生成部が
出力する水平方向差信号に応じて、垂直輪郭信号用ゲイ
ン制御部による垂直輪郭補正信号のゲイン制御を実行さ
せるようにしたので、垂直方向に各画素の出力差が小さ
い場合においても、水平方向に隣接する画素の出力差が
大きい場合に生成されてしまう不要な垂直輪郭補正信号
が抑制でき、これにより画質の低下の生じない輪郭補正
回路を実現できるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の一形態によるディジタルビ
デオカメラの輪郭補正装置を示すブロック図である。
【図2】 図1における水平輪郭信号生成部の入力信号
波形を示す波形図である。
【図3】 図1における水平方向差信号に対する垂直輪
郭信号用ゲイン制御信号を示すグラフである。
【図4】 図1における水平方向差信号に対する垂直輪
郭信号用ゲイン制御信号を示す別のグラフである。
【図5】 図1における垂直輪郭信号用ゲイン制御部の
入出力特性を示すグラフである。
【図6】 図1における垂直輪郭信号用ゲイン制御部の
入出力特性を示す別のグラフである。
【図7】 図1におけるブロック各部の信号波形を示す
波形図である。
【図8】 この発明の実施の他の形態によるディジタル
ビデオカメラの輪郭補正装置を示すブロック図である。
【図9】 図8におけるブロック各部の信号波形を示す
波形図である。
【図10】 図8における水平方向差信号に対する垂直
輪郭信号用ゲイン制御信号を示すグラフである。
【図11】 図8における水平方向差信号に対する垂直
輪郭信号用ゲイン制御信号を示す別のグラフである。
【図12】 図8における垂直輪郭信号用ゲイン制御部
の入出力特性を示すグラフである。
【図13】 図8における垂直輪郭信号用ゲイン制御部
の入出力特性を示す別のグラフである。
【図14】 図8におけるブロック各部の信号波形を示
す波形図である。
【図15】 従来のディジタルビデオカメラの輪郭補正
装置を示すブロック図である。
【図16】 図16のディジタルビデオカメラの原色ベ
イヤ配列カラーフィルタの色配列図である。
【図17】 図16における水平輪郭信号生成部の詳細
を示すブロック図である。
【図18】 図16における垂直輪郭信号生成部の詳細
を示すブロック図である。
【図19】 図16における撮像素子のCCD直接出力
値を示す出力分布図である。
【図20】 図19におけるCCD直接出力値を補正し
た垂直輪郭補正出力値を示す出力分布図である。
【符号の説明】
109 水平輪郭信号生成部 110 水平輪郭信号用ゲイン制御部 111 垂直輪郭信号生成部 112 垂直輪郭信号用ゲイン制御部 114 スライス処理部 117 加算器 141,143 垂直輪郭成分抑制位置検出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルビデオカメラの撮像素子を通
    して得られる撮像画像の水平方向および垂直方向の輪郭
    信号をそれぞれ生成する水平輪郭信号生成部および垂直
    輪郭信号生成部と、 これらの水平輪郭信号生成部および垂直輪郭信号生成部
    からの水平輪郭信号および垂直輪郭信号の各ゲイン制御
    を行う水平輪郭信号用ゲイン制御部および垂直輪郭信号
    用ゲイン制御部と、 該水平輪郭信号用ゲイン制御部および垂直輪郭信号用ゲ
    イン制御部によるゲイン制御後の各輪郭信号出力を加算
    する加算器と、 該加算器が出力する輪郭信号をスライス処理することに
    より得た輪郭補正信号を、前記ディジタルビデオカメラ
    の画像処理信号に加えるスライス処理部とを備えたディ
    ジタルビデオカメラの輪郭補正装置において、 前記水平輪郭信号生成部が出力する水平方向差信号に応
    じて、前記垂直輪郭信号用ゲイン制御部による前記垂直
    輪郭補正信号のゲイン制御を実行させる垂直輪郭成分抑
    制位置検出部を設けたことを特徴とするディジタルビデ
    オカメラの輪郭補正装置。
  2. 【請求項2】 前記水平方向差信号が、前記水平輪郭信
    号生成部が出力する水平方向に隣接した画素間の輝度差
    に応じた信号であることを特徴とする請求項1に記載の
    ディジタルビデオカメラの輪郭補正装置。
  3. 【請求項3】 前記水平方向差信号が、前記水平輪郭信
    号生成部が出力する水平方向に隣接した画素間のグリー
    ン信号の出力差に応じた信号であることを特徴とする請
    求項1に記載のディジタルビデオカメラの輪郭補正装
    置。
  4. 【請求項4】 前記水平方向差信号が、前記水平輪郭信
    号生成部が出力する水平方向に隣接した画素間の輝度差
    と、同じ画素位置において垂直方向に隣接した前記ディ
    ジタルビデオカメラのCCD出力信号の差に応じた信号
    であることを特徴とする請求項1に記載のディジタルビ
    デオカメラの輪郭補正装置。
  5. 【請求項5】 前記水平方向差信号が、前記水平輪郭信
    号生成部が出力する水平方向に隣接した画素間のグリー
    ン信号の出力差と、同じ画素位置において垂直方向に隣
    接した前記ディジタルビデオカメラのCCD出力信号の
    差に応じた信号であることを特徴とする請求項1に記載
    のディジタルビデオカメラの輪郭補正装置。
  6. 【請求項6】 前記水平方向差信号の振幅が設定閾値を
    超えたとき、前記垂直輪郭信号用ゲイン制御部による前
    記垂直輪郭補正信号のゲイン制御を実行させることを特
    徴とする請求項1に記載のディジタルビデオカメラの輪
    郭補正装置。
  7. 【請求項7】 前記水平方向に隣接した画素間の輝度差
    が設定閾値以上のとき、前記垂直輪郭信号用ゲイン制御
    部による前記垂直輪郭補正信号のゲイン制御を実行させ
    ることを特徴とする請求項2に記載のディジタルビデオ
    カメラの輪郭補正装置。
  8. 【請求項8】 前記水平方向に隣接した画素間のグリー
    ン信号の出力差が設定閾値以上のとき、前記垂直輪郭信
    号用ゲイン制御部による前記垂直輪郭補正信号のゲイン
    制御を実行させることを特徴とする請求項3に記載のデ
    ィジタルビデオカメラの輪郭補正装置。
  9. 【請求項9】 前記水平方向に隣接した画素間の輝度差
    が設定閾値以上であり、かつ垂直方向に隣接した前記デ
    ィジタルビデオカメラのCCD出力信号の出力が設定閾
    値以下のとき、前記垂直輪郭信号用ゲイン制御部による
    前記垂直輪郭補正信号のゲイン制御を実行させることを
    特徴とする請求項4に記載のディジタルビデオカメラの
    輪郭補正装置。
  10. 【請求項10】 前記水平方向に隣接した画素間のグリ
    ーン信号の出力差が設定閾値以上であり、かつ垂直方向
    に隣接したCCD出力信号の差が設定閾値以下のとき、
    前記垂直輪郭信号用ゲイン制御部による前記垂直輪郭補
    正信号のゲイン制御を実行させることを特徴とする請求
    項5に記載のディジタルビデオカメラの輪郭補正装置。
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