JP3080839U - キャップの印刷欠け検査機 - Google Patents

キャップの印刷欠け検査機

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JP3080839U
JP3080839U JP2000005245U JP2000005245U JP3080839U JP 3080839 U JP3080839 U JP 3080839U JP 2000005245 U JP2000005245 U JP 2000005245U JP 2000005245 U JP2000005245 U JP 2000005245U JP 3080839 U JP3080839 U JP 3080839U
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JP
Japan
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window
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cap
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Application number
JP2000005245U
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English (en)
Inventor
善彦 高嶋
Original Assignee
高嶋技研株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップの印刷欠け検査機 【解決手段】コンベア上を流れるキャップは、方向がま
ちまちである。これをくもの巣状のウインドウで分割
し、良品との重なり、ウインドウの差を演算し、不良排
出する検査機である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
可視光による製品検査装置の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、印刷検査は目視が主流であったが、最近は製造速度が速くなり、目視で は追従できなくなってきている。パターンマッチングによる方式も出始めている が、検査処理時間が遅く間に合わないものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
キャップの印刷は、図1の如く単純なものから複雑なものまで種類が多い。 ライン上で、全部同じ方向を向いて流れてくれば照合も単純だが、向きはランダ ムに流れてくる。そして製造スピードが、最高1000個/1分間と高速である 。1秒間には16.6個も流れる計算となる。故に、方向がどの向きで流れてい ても検査する事ができ、且、1秒間に約20個の検査ができる最高検査が課題で ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
キャップと同芯円のウインドウを作り、印刷部分との重なりと空白のウインド ウ数を比較し、単純に印刷のあるなし数を検査する手段を使うものである。
【0005】 先ず図2の様にキャップの印刷の細かさに応じたくもの巣状のウインドウを作 る。基準を作るため、図1と図2を画像的に重ね合わせると図3の画像になる。
【0006】 印刷のある部分のウインドウを塗りつぶしパターンで示すと図4の如くなる。 この場合、製品である印刷が多少ずれても文字の有無を検査するので、余裕を持 つ設定が必要である。この場合のリングウインドウに対しての文字の重なりは (ロ)(ハ)(ヘ)(ト)の4個、のリングウインドウに対しては、(ヌ)( ル)(カ)(ヨ)の4個、のリングウインドウに対しては、(レ)(ソ)(ツ )(ネ)(ナ)(ラ)(ム)(ウ)の8個、ののリングウインドウに対しては 、(ヰ)(ノ)(オ)(ク)(ヤ)(マ)(ケ)(フ)の8個。以上の様に基準 を設定する。
【0007】 検査において図1のAの文字が欠けたとすると、図4は図5の如く変わる。 のリングウインドウに対して(ロ)(ハ)の2個に変化し、のリングウインド ウに対しては(ヌ)(ル)の2個に変化する。ウインドウは変化しない。 このため 基準−検査=4−2=2 基準−検査=4−2=2 基準−検査=8−8=0 基準−検査=8−8=0 となり、リングウインドウにおいて欠け在りとなる。 尚、円形ウインドウなので、キャップがどの向きで流れてきても結果は同じにな る。
【考案の実施の形態】
【0008】 図6の検査ブロックダイヤで実施する。先ず、駆動信号発生部からカメラド ライブ、リングウインドウ発生部▲10▼からウインドウを発生させる。次に、 良品を撮像カメラで画像に変え、A/D変換及びスレッシュ設定部▲11▼で 画像処理し、基準取込と検査切換器▲12▼のスイッチを基準取込側接点▲14 ▼側に倒し、基準画像ウインドウ分割形成部▲13▼で基準画像とウインドウの アンドをとる。これによって各リングウインドウにおける印刷のあるなしをウイ ンドウ演算部▲16▼で出力する。次に基準取込と検査切換器▲12▼のスイッ チを検査側接点▲15▼に倒し、検査モードとする。搬送コンベアを流れるキ ャップを静止画撮像し、ウインドウ数の比較検出部▲17▼に入れると、各リ ングウインドウ毎の引き算結果が出る。オール0であれば良品、余りが出れば不 良品となる。不良品は不良排出部▲18▼で排出する
【0009】 本機はキャップ製造所、又はキャップを使用して製品を作る充填工場等におい て使用される。
【0010】 尚、文字、印刷柄の複雑さに応じてウインドウ数は任意に増減可能である。
【0011】
【考案の効果】
従来、全数検査できなっかったものが全数検査できる様になり、メーカー違い 等の重大な違いがあっても不良排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップの印刷面及び側面図
【図2】くもの巣状ウインドウ図
【図3】くもの巣状ウインドウとキャップ画像の重ねた
検査図
【図4】良品キャップの画像分割ウインドウ図
【図5】文字欠け不良のウインドウとの重ね図
【図6】検査ブロック図
【符号の説明】 キャップ 印刷柄 リングウインドウ リングウインドウ リングウインドウ リングウインドウ 撮像カメラ 搬送コンベア 駆動信号発生部 ▲10▼ リングウインドウ発生部 ▲11▼ A/D変換及びスレッシュ設定部 ▲12▼ 基準取込と検査切換器 ▲13▼ 基準画像ウインドウ分割形成部 ▲14▼ 基準取込側接点 ▲15▼ 検査側接点 ▲16▼ ウインドウ演算部 ▲17▼ ウインドウ数の比較検出部 ▲18▼ 不良排出部
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月18日(2000.9.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 食品ボトルのキャップ印刷柄を検査する
場合、キャップの撮像用カメラ装置で良品キャップを撮
像し、これにくもの巣状のリングウインドウ発生部から
の信号を重ね、印刷柄の重ならないウインドウ数を基準
ウインドウ分割形成部で記憶する。検査する場合は、同
じく撮像画像をウインドウ演算部で重ねて、印刷柄の重
ならないウインドウ数を良品基準の数と比較検出部で比
較し、数の合わないものを不良とし排出部で排出する。
以上の構成からなる検査機。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月19日(2000.12.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 コンベア上を流れるキャップの印刷欠け
検査をする場合、画柄の専有面積を良品と比較検査をさ
せる為、キャップの印刷面を分割ウインドウで判別させ
る構造を作る。その時、画柄の細かさによりウインドウ
数を可変できる「リングウインドウ発生部」を作り、そ
のリングウインドウに取り込んだ検査画柄を重ね合わせ
る。同時に、基準となる良品キャップのウインドウを記
憶させる事ができる「基準画像ウインドウ分割形成部」
を作る。リングウインドウ枠内でカウントした基準メモ
リーの空きウインドウ数と、検査画柄の空きウインドウ
数を比較演算する「ウインドウ演算部」を作り、最後に
良、不良を分ける為「ウインドウ数の比較検出部」を作
る。以上の構成からなるキャップの印刷欠け検査機。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月23日(2001.4.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料ボトル等のキャップにはそれぞれ印
    刷があり、この印刷柄が欠けていた場合、発売メーカー
    の品位が下がる。このキャップの印刷の検査において、
    くもの巣状の検査ウインドウを作り、キャップの中心と
    ウインドウの中心を合わせ、検査物であるキャップの印
    刷の位置に合わせ、任意円周上のウインドウを指定し、
    印刷部分は、そこに重なったウインドウをパターン塗り
    し、印刷なしの部分のウインドウを白と設定すれば、そ
    の和が一円周となる。良品見本によって白何個、パター
    ン塗り何個と良品のウインドウ数を記憶すれば、過不足
    により文字等の欠如が検査できる。故に、円周上に必要
    数配置したくもの巣状の検査ウインドウの何ヶ所に印刷
    があるかと云う基準を作り、この基準と、検査物の印刷
    と重ねたウインドウ中に印刷が入ったウインドウの個数
    との差で、キャップ印刷欠けを検出する機能を持った検
    査機。
JP2000005245U 2000-06-19 2000-06-19 キャップの印刷欠け検査機 Expired - Lifetime JP3080839U (ja)

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ID=43213643

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010197177A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 外観検査方法および外観検査装置

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