JP3080434U - ロータリ耕うん機 - Google Patents

ロータリ耕うん機

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JP3080434U
JP3080434U JP2001001474U JP2001001474U JP3080434U JP 3080434 U JP3080434 U JP 3080434U JP 2001001474 U JP2001001474 U JP 2001001474U JP 2001001474 U JP2001001474 U JP 2001001474U JP 3080434 U JP3080434 U JP 3080434U
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JP
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tillage
shaft
rotary tiller
rake
cylinders
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JP2001001474U
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Inventor
昇 細田
Original Assignee
マメトラ農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の前方耕うんセンタドライブ方式のロータ
リ耕うん機の耕うん性能をより一層高めると共に、残耕
をできるだけ少なくする。 【構成】作業用チェーンケース6の下端に耕うん軸8を
貫通軸支し、耕うん軸8の中央の外周にニードルベアリ
ング(図示略)を介して左右の逆転筒81、81を回転
自在に遊嵌する。そして、耕うん軸8の両端に左右の正
転耕うん爪筒121、121を、逆転筒81、81には
逆転耕うん爪筒122、122をそれぞれ着脱自在にス
プライン結合する。正転耕うん爪筒121、121と逆
転耕うん爪筒122、122は、それぞれ多数の正転耕
うん爪12aと1本の逆転耕うん爪12bを放射状に取
り付ける。また、作業用チェーンケース6の接合部の下
側に抵抗杆16を垂下し、抵抗杆16の先端に鋤状の耕
起刃16aを取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、機体前部に耕うん部、その後方に駆動輪を備え、耕うん軸の中央に ドライブケースを配置する前方耕うんセンタドライブ方式のロータリ耕うん機に 関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、歩行型のロータリ耕うん機は、作業性や推進力を考慮してエンジン下 の機体重心付近に駆動輪を設置し、耕うん部は駆動輪後方の操作側に配置する。 ところが、耕うん部を駆動輪後方に配置すると、ハウスの壁際や畦際では駆動 輪が先行して未作業地を生じたり、果樹園など樹木の生い茂る圃場では小回りが きかないなどの欠点がある。
【0003】 そのため、機体前部に耕うん部を配置し、その後方に駆動輪を設置して小回り がきくようにしたロータリ耕うん機が知られている。 このロータリ耕うん機は、耕うん軸の中央に伝動用のドライブケースを配置し 、爪軸の交換を容易にして種々のアタッチメントを装着し、広範囲の作業を可能 にする。 ところが、機体前部に耕うん部を配置すると、エンジンの荷重が耕うん部に十 分かからなくなり、耕うん爪の土への喰い込みが悪くなる。 このため、耕うん爪が地面からの反力で機体を前進させようとする、いわゆる ダッシングは少なくなるが、土壌を耕起し、反転、攪拌、砕土する耕うん作業本 来の性能が低下する。 また、センタドライブ方式にすると、ドライブケース下部に爪を通過させるこ とが不可能になるので、残耕ができやすくなる。
【0004】 そこで本考案は、従来の前方耕うんセンタドライブ方式のロータリ耕うん機の 耕うん性能をより一層高めると共に、残耕をできるだけ少なくすることを目的に なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案は以下のように構成した。
【0006】 すなわち、請求項1の考案は、機体前部に耕うん部、その後方に駆動輪を備え 、耕うん軸の中央にドライブケースを配置する前方耕うんセンタドライブ方式の ロータリ耕うん機において、 前記ドライブケースの両脇に耕うん軸と同軸の逆転軸を短く突設し、 前記耕うん軸には正転耕うん爪、逆転軸には逆転耕うん爪を取り付け、 しかして耕うん軸外側の正転耕うん爪を正転すると同時に内側の逆転耕うん爪 を逆転して正逆両方向の耕うん作業を行うことを特徴とするロータリ耕うん機で ある。 請求項2の考案は、前記ドライブケースの下端に抵抗杆を垂下し、この抵抗杆 の先端に鋤状の耕起刃を取り付けてなる請求項1記載のロータリ耕うん機である 。 請求項3の考案は、前記駆動輪の後方に耕うん跡を整地するレーキを取り付け てなる請求項1記載のロータリ耕うん機である。 請求項4の考案は、前記レーキを上昇時の非作業位置と下降時の作業位置に切 換える切換手段と、作業位置においてレーキを固定する固定手段を備えてなる請 求項3記載のロータリ耕うん機である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。
【0008】 図1に、本考案を実施したロータリ耕うん機の側面図を示す。 ロータリ耕うん機は、機体1にハンドル2を設けてエンジン3と燃料タンク4 を搭載し、中央に走行用チェーンケース5と作業用チェーンケース6を配置して 駆動軸7と耕うん軸8を軸支する。 そして、エンジン3の動力をベルトケース9とギアケース10を経由して走行 用チェーンケース5と作業用チェーンケース6に伝達し、駆動軸7と耕うん軸8 に取り付けた左右の駆動輪11、11と耕うん部12を回転する。 また、耕うん部12の上方をカバー13で覆い、前方に耕うん深さを調節する ゲージホイル14を取り付ける。 そして、機体1後方にはレーキ15を取り付ける。
【0009】 図2に、本考案を実施した耕うん部の正面図を示す。 耕うん部12は、エンジン3の動力を伝える作業用チェーンケース6の下端に 耕うん軸8を貫通軸支し、耕うん軸8の中央の外周にニードルベアリング(図示 略)を介して左右の逆転筒81、81を回転自在に遊嵌する。 そして、耕うん軸8の両端に左右の正転耕うん爪筒121、121を、逆転筒 81、81には逆転耕うん爪筒122、122をそれぞれ着脱自在にスプライン 結合する。 正転耕うん爪筒121、121と逆転耕うん爪筒122、122は、それぞれ 多数の正転耕うん爪12aと1本の逆転耕うん爪12bを放射状に取り付ける。 また、作業用チェーンケース6の接合部の下側に抵抗杆16を垂下し、抵抗杆 16の先端に鋤状の耕起刃16aを取り付ける。
【0010】 図3に、作業用チェーンケース6内の一軸正逆転機構の接続図を示す。 一軸正逆転機構は、耕うん軸8の上流に中間軸61を配設し、耕うん軸8と中 間軸61の中央にそれぞれスプロケットA、Bを一体に固着する。 スプロケットA、Bは、チェーン(図示略)を掛け渡してエンジン3の動力を 伝達し、耕うん軸8と中間軸61を同じ方向に回転する。 中間軸61は、左右に正転ギア61a、61aを一体に固着し、中間軸61と 正転ギア61a、61aを同じ方向に回転する。 また、耕うん軸8に遊嵌する左右の逆転筒81、81の基端に逆転ギア81a 、81aを一体に固着する。 逆転ギア81a、81aは、中間軸61の正転ギア61a、61aに常時噛合 し、逆転筒81、81を耕うん軸8と反対方向に回転する。
【0011】 図4に、レーキの平面図を示す。 レーキ15は、支持棒151の先端に均平板152とその先の整地板153を 一体に取り付ける。 整地板153は、後方に多数の土掻棒154を櫛状に取り付ける。
【0012】 図5に、レーキの取付部分を示す。 支持棒151は、基端を機体1後部の支軸1aに軸支し、その後方の支軸1b に操作棒155の基端を軸支する。 そして、操作棒155の先端と支持棒151の中部を連接棒156によりピン 連結してリンク機構を構成する。 支軸1bは、操作棒155を回動するレバー157を一体に取り付け、前方に ストッパピン158を出没自在に取り付ける。
【0013】 レーキ15は以上のような構成で、レバー157を上下に動かして支軸1bを 中心に操作棒155を回動し、これにより連接棒156を前後に押し引きして支 持棒151を支軸1aを中心に上下動する。 これにより、レーキ15を上昇時の非作業位置(図中破線で示す位置)と下降 時の作業位置(図中実線で示す位置)に切換える。 レーキ15を作業位置に下降した後は、レバー157をストッパピン158に 係止して作業時の地面からの反力を受け止め、レーキ15を作業位置に固定する 。 また、レーキ15を上昇するときは、ストッパピン158を外してレバー15 7を傾動可能にする。 レーキ15を非作業位置に上昇すると、レバー157が機体1フレームに当接 して停止する。
【0014】 本考案を実施したロータリ耕うん機は以上のような構成で、作業を行うときは レーキ15を下げ、走行しながら耕うん部12を回転して畑地を耕うんする。 このとき、外側の正転耕うん爪12bが正転すると同時に内側の逆転耕うん爪 12b´が正転耕うん爪12bと同じ回転数で逆転し、正逆両方向の耕うん作業 を行う。 また、作業用チェーンケース6の下側に突設した抵抗杆16が耕起刃16aの 深さに合わせて土中を進行し、残耕部分の土を左右に振り分けながら畑地を掘り 起こす。 さらに、畑地に着地したレーキ15の均平板152が耕うんした土を平坦に均 し、整地板153が駆動輪11、11の後に出来たタイヤ跡を消していく。
【0015】 ハウスの壁際や畦際で旋回するときは、レーキ15を上げ、ハンドル2を押し 下げて駆動軸7を支点に耕うん部12を持ち上げ、駆動輪11、11を逆転して 機体1を後進する。 旋回の余地(枕地)ができたら、機体1の向き変えて耕うん部12を畑地に下 ろし、レーキ15を下げて作業を再開する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のロータリ耕うん機は、耕うん軸外側の正転耕う ん爪を正転すると同時に内側の逆転耕うん爪を逆転して正逆両方向の耕うん作業 を行う。 従って、本考案によれば、耕うん部に大きな荷重をかけなくても、正逆両方向 の耕うん爪が耕起した土を両側から擦り合わせるように反転、攪拌して砕土する ので、従来に比べ耕うん性能が格段に向上する。 また、耕うん性能が向上するので、残耕の発生も少なくなる。
【0017】 また、本考案のロータリ耕うん機は、ドライブケースの下端に抵抗杆を垂下し 、この抵抗杆の先端に鋤状の耕起刃を取り付ける。 従って、本考案によれば、耕起刃が残耕部分の土を左右に振り分けながら耕起 するので、残耕のない耕うんが可能になる。
【0018】 また、本考案のロータリ耕うん機は、駆動輪の後方に耕うん跡を整地するレー キを取り付ける。 従って、本考案によれば、レーキが耕うんした土を平坦に均しながらタイヤ跡 を消すので、耕うん跡がきれいに整地される。
【0019】 また、本考案のロータリ耕うん機は、レーキを上昇時の非作業位置と下降時の 作業位置に切換える切換手段と、作業位置においてレーキを固定する固定手段を 備える。 従って、本考案によれば、ハウスの壁際や畦際ではレーキを上げて機体を後進 し、スムーズに旋回することができる。 また、レーキを作業位置にしっかり固定できるので、地面からの反力を受け止 めて十分な整地作業を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施したロータリ耕うん機の側面図で
ある。
【図2】本考案を実施した耕うん部の正面図である。
【図3】本考案を実施した一軸正逆転機構の接続図であ
る。
【図4】本考案を実施したレーキの平面図である。
【図5】本考案を実施したレーキの取付部分である。
【符号の説明】
1 機体 1a、1b 支軸 2 ハンドル 3 エンジン 4 燃料タンク 5 走行用チェーンケース 6 作業用チェーンケース 7 駆動軸 8 耕うん軸 81 逆転筒 81a 逆転ギア 61 中間軸 61a 正転ギア 9 ベルトケース 10 ギアケース 11 駆動輪 12 耕うん部 121 正転耕うん爪筒 122 逆転耕うん爪筒 12a 正転耕うん爪 12b 逆転耕うん爪 13 カバー 14 ゲージホイル 15 レーキ 151 支持棒 152 均平板 153 整地板 154 土掻棒 155 操作棒 156 連接棒 157 レバー 158 ストッパピン 16 抵抗杆 16a 耕起刃 A、B スプロケット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体前部に耕うん部、その後方に駆動輪
    を備え、耕うん軸の中央にドライブケースを配置する前
    方耕うんセンタドライブ方式のロータリ耕うん機におい
    て、 前記ドライブケースの両脇に耕うん軸と同軸の逆転軸を
    短く突設し、 前記耕うん軸には正転耕うん爪、逆転軸には逆転耕うん
    爪を取り付け、 しかして耕うん軸外側の正転耕うん爪を正転すると同時
    に内側の逆転耕うん爪を逆転して正逆両方向の耕うん作
    業を行うことを特徴とするロータリ耕うん機。
  2. 【請求項2】 前記ドライブケースの下端に抵抗杆を垂
    下し、この抵抗杆の先端に鋤状の耕起刃を取り付けてな
    る請求項1記載のロータリ耕うん機。
  3. 【請求項3】 前記駆動輪の後方に耕うん跡を整地する
    レーキを取り付けてなる請求項1記載のロータリ耕うん
    機。
  4. 【請求項4】 前記レーキを上昇時の非作業位置と下降
    時の作業位置に切換える切換手段と、作業位置において
    レーキを固定する固定手段を備えてなる請求項3記載の
    ロータリ耕うん機。
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