JP3080331B2 - ブッシング盲栓とその製造方法 - Google Patents

ブッシング盲栓とその製造方法

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JP3080331B2
JP3080331B2 JP04025793A JP2579392A JP3080331B2 JP 3080331 B2 JP3080331 B2 JP 3080331B2 JP 04025793 A JP04025793 A JP 04025793A JP 2579392 A JP2579392 A JP 2579392A JP 3080331 B2 JP3080331 B2 JP 3080331B2
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信幸 瀬間
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル相互間やケー
ブルと機器との電気接続に使用されるブッシングの空き
端子に装着するブッシング盲栓とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ケーブルを分岐したり、ケーブルと機器
との間を接続したりする場合に、ケーブル接続用ブッシ
ングが使用される。図5に従来のケーブル接続用ブッシ
ング縦断面図を示す。図において、このブッシング1は
全体としてエポキシ樹脂等の絶縁体を用いてモールド成
型されたものである。このブッシング1はいわゆるT型
構成をしており、ブッシング1の内部に埋め込まれた導
体引出棒2の図示しない下端は、高電圧機器に接続され
ている。そして、このブッシング1は、2つの端子A、
Bを設け、その両方に、ケーブルを装着できる構成とさ
れている。
【0003】尚、ここで、その一方はケーブル装着端子
Aとされ、他方は空き端子Bとされている。ケーブル装
着端子Aにはケーブル3が装着される。このケーブル3
は、遮蔽体4を露出させ、その端部において絶縁体5を
剥離し、導体6を露出させている。そして、絶縁体5の
外側には、電気的ストレスを緩和するためにストレスコ
ーン7が装着されている。このケーブル装着端子Aは、
保護カバー8によって保護されるが、その内部に配置し
た座金9には、シャフト11が挿入されており、シャフ
ト11の先端に押し金具12を固定し、これをストレス
コーン7に押し当てるとともに、シャフト11に嵌め込
んだスプリング13の弾性力によってストレスコーン7
をケーブル3の先端方向に押し、ブッシング1の内壁面
との間に一定の絶縁特性を得るように圧力を加えてい
る。
【0004】尚、ケーブル導体6は、導体引出棒2に対
し、プラグ14とクランパ15とによって導体引出棒2
に嵌め込み固定されるよう構成されている。一方、空き
端子Bにはケーブルが装着されないため、その電気的機
械的保護のために盲栓が装着される。この盲栓は、図の
ようにブッシング1の内部に挿入されるコーン部21
と、コーン部21の背面に設けられ、電界を整えるため
に設けられる遮蔽金具22を有している。
【0005】この盲栓は、保護カバー23をブッシング
1の外壁に固定ボルト24を用いて固定することにより
保護される。保護カバー23の内部には座金25が配置
され、ここにシャフト26が貫通している。このシャフ
ト26は複数本設けられ、いずれもその先端が遮蔽金具
22にねじ込まれている。そして、シャフト26に嵌め
込まれ、座金25と遮蔽金具22の間に挟み込まれたス
プリング27によって、遮蔽金具22が導体引出棒2の
方向に押圧力を加えられる。これによって、コーン部2
1がブッシング1の内壁面に所定の圧力で押し付けら
れ、所定の絶縁特性が確保される。一方、上記のような
盲栓は22KV系に使用されていたが、これをさらに高
電圧の66KV系に使用すると十分な絶縁性能が得られ
ないという問題が生じた。そこで、図6に示すような盲
栓が開発された。
【0006】図6はその改良型の盲栓の縦断面図であ
る。図において、保護カバー23、固定ボルト24、シ
ャフト26及びスプリンブ27は、図5の盲栓に使用さ
れたものと同様の機能を有する。またこの盲栓の芯部は
エポキシ樹脂から成る絶縁棒31から構成され、この絶
縁棒31の上部外表面には、半導電層32が被覆されて
いる。そして絶縁棒31の外周にはストレスコーン35
が嵌め込まれ、その半導電部34を、押し金具33がス
プリング27の力により下方に押す構成とされている。
ストレスコーン35は従来ケーブル終端に使用されてい
たものと同一の構成で、ストレスコーン35の半導電部
34以外の部分は絶縁性ゴムから成る。なお絶縁棒31
の下端には、遮蔽金具36が一体に埋め込まれている。
上記のような盲栓により、絶縁特性が改善され、66K
V系にも安全に使用されるようになった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な盲栓は、その電気特性上次のような解決すべき問題点
がある。図7に、図6に示した盲栓の電気特性解析図を
示す。図は、盲栓の縦断面から見た場合の各部の電気特
性を表したもので、遮蔽金具36の上端部分から左側に
掛けて、多数の電界ベクトル40が示されている。この
電界ベクトル40は、矢印の方向が電界の方向で、その
長さが電界の強さを示す。この電界は実際には放射状に
軸対象に形成されているが、図にはその一部の電界のみ
が示されている。例えば、図に示した遮蔽金具36の上
端から垂直に上方に向かう電界ベクトルは、その大きさ
が7.12KVとなっている。また、ストレスコーン35と
ブッシング1の界面においては、図に示すように各部に
1.12から2.85KV程度の範囲の電界がほぼその
界面に平行な向きに加わっている。
【0008】上記のストレスコーン35とブッシング1
との間の電界の正確な方向を示すために、等電位面を結
ぶ電気力線を描いてみた。図8に、図7に示した盲栓の
電気力線状態図を示す。図において、遮蔽金具36から
ストレスコーン35の半導電部34にかけて、図に示す
ような電気力線が描かれる。図の中には遮蔽金具36と
半導電部34の間の電位差に対する各部の電位分担割合
が、5%から95%と言うように表示されている。ここ
で各部の電界は、電気力線の接線に垂直な方向となる。
従って、ストレスコーン35とブッシンブ1の境界面で
は、その電界はほぼその界面からブッシング内に向かう
方向に向く。
【0009】一方、図6に示した構造の盲栓に装着する
ストレスコーン35は、図5に示す絶縁棒31の外周に
絶縁テープを巻き付けるようにして製造される。具体的
には、上記絶縁棒31と同一の外径の棒の回りにEPゴ
ムテープを巻き付けながら、全体として、ストレスコー
ン35の絶縁部の形状となるように巻き上げる。また、
半導電部34についても、半導電性のEPゴムテープを
巻き上げて、図6の断面形状に仕上げる。こうしてEP
ゴムテープあるいは半導電EPゴムテープを巻き上げて
形成したストレスコーンは、金型に収容されて加圧、加
熱され架硫される。
【0010】しかしながら、テープを巻き上げて成型し
たストレスコーンは、重ね合わされたテープの境界面に
層状に空気の泡を巻き込みやすい。もしこのような泡が
存在したまま架硫を行うと、ストレスコーンの内部にボ
イドが残留してしまう。このボイドには、ストレスコー
ンに高電圧が加わった場合に、コロナ放電などが生じ、
そこが電気的な弱点となる。従って、このようなボイド
が発生しないよう慎重に高度な技術を使用して盲栓を製
造しなければならず、また、その層状の境界が無くなる
よう十分な架橋をしなければならない。従って、そのコ
ストダウンを図ることが困難であった。また、図6に示
すような構造の盲栓は比較的部品の点数が多く、組み立
てが複雑でコストが高く、さらにブッシングの外壁より
外側に大きく飛び出すため、より一層の小型化が望まれ
ている。本発明は以上の点に着目してなされたもので、
比較的製造が容易で高電圧に対する特性がよく、さらに
小型化と構造の簡素化を図ったブッシング盲栓と、その
製造方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、ケ
ーブル接続用ブッシングの空き端子に装着されるもので
あって、当該空き端子内面に圧着されるコーン部と、前
記コーン部の高圧側に設けられ、高圧側遮蔽金具と、前
記コーン部の低圧側に設けられ、前記高圧側遮蔽金具と
前記コーン部を挟んで対抗配置される低圧側遮弊金具と
を備え、前記コーン部は、絶縁体シートを積層一体化し
て成り、前記絶縁体シートの積層面は、前記コーン部に
形成される等電位面とほぼ平行になるよう積層されてい
ることを特徴とするブッシング盲栓に関する。
【0012】本発明の第2発明は、ケーブル接続用ブッ
シングの空き端子に装着されるものであって、当該空き
端子内面に圧着されるコーン部を、高圧側遮蔽金具と低
圧側遮蔽金具とで挟み、前記コーン部を、複数の絶縁体
シートの積層面がコーン部に形成される等電位面とほぼ
平行になるように積層し、加圧して一体化することを特
徴とするブッシング盲栓の製造方法に関する。
【0013】
【作用】このブッシング盲栓は、高圧側遮蔽金具と低圧
側遮蔽金具に挟まれたコーン部が、絶縁体シートを積層
一体化した構成とされている。また、この絶縁体シート
は、その積層面をコーン部に形成される等電位面とほぼ
平行になるよう積層される。絶縁体シートにEPゴムを
使用し、加圧、加熱、架硫処理を行えば積層されたシー
トはほぼ一体化する。従って、たとえシートの積層面に
層状のボイドなどが存在しても、積層面が等電位面とほ
ぼ平行になっており、この積層面に沿って絶縁破壊が生
じるおそれがない。しかも、巻き上げなどと比べて比較
的容易にモールド処理をすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は本発明のブッシング盲栓実施例を示す縦
断面である。図において、ブッシング1は、既に図5を
用いて説明したようなケーブル端末等を受け入れるため
のもので、図1にはその空き端子Bのみが図示されてい
る。このブッシング1の内部には、導体引出し棒2が埋
め込まれている。ここで、この空き端子Bに装着される
本発明の盲栓は、高圧側遮蔽金具52と低圧側遮蔽金具
53と、その間に挟み込まれた円錐状のコーン部51か
ら構成される。高圧側遮蔽金具52は、ちょうど導体引
出し棒2にその背面を向けるように配置された、円板の
上に半球を乗せた形状の金属から構成される。また、低
圧側遮蔽金具53は、高圧側遮蔽金具52に向かって丸
く膨らんだ断面形状をした金属から構成される。
【0015】この低圧側遮蔽金具53の背面には、丸穴
54がいくつか設けられており、その内部にスプリング
55が収容されている。図1(b)にはその丸穴54の
配置を示し、この実施例では丸穴54は円周上に8個設
けられている。そして、空き端子Bは蓋60を用いて気
密に封止される。即ち、ブッシング1の外壁には埋め込
みナット61が設けられており、蓋60はこの埋め込み
ナット61にねじ込まれるボルト62によって、ブッシ
ング1の外壁に固定される。なお、ブッシング1の外壁
と蓋60との間のシールのために、パッキング63が挟
み込まれている。上記スプリング55は、蓋60と低圧
側遮蔽金具53の丸穴54に挟まれて押し縮められ、そ
の反発力によって低圧側遮蔽金具53が高圧側遮蔽金具
52の方向に押され、コーン部51をブッシング1の内
壁面に押し付ける構成とされている。この押し付け力に
よって、コーン部51とブッシング1の界面の電気的な
絶縁が保たれる。
【0016】ここで、本発明の盲栓は、上記コーン部5
1が絶縁体シートを積層一体化した構成とされる。この
絶縁体シートとしては、例えばEPゴムが使用される。
絶縁体シート1枚の厚みは製造条件や材料の特性により
適当に選定される。図2にそのような絶縁体シートの斜
視図を示す。図に示すように、絶縁体シート71は、上
記図1に示すコーン部51を形成するために必要な半径
に切り取られた円板状のものから構成される。このよう
な絶縁体シート71をそれぞれ同軸的に重ね合わせ、全
体をコーン状に成型すると、図1に示すようなコーン部
51が製造される。この場合、絶縁体シート71の積層
面51Aは図1に示すようになり、本発明においては、
この積層面51Aが実際にこの盲栓のコーン部51に形
成される等電位面70と、ほぼ平行になるように選定さ
れている。
【0017】図3に、図1に示すようなコーン部51を
成型するために、図2に示すような絶縁体シート71を
積層したときの断面図を示す。実際に上記のようなコー
ン部を形成するために、EPゴムのシートを最大半径D
1を106ミリメートル、最小半径D2を36ミリメー
トルとし、それぞれ1枚当り1ミリメートルから1.5
ミリメートルの厚さにして積層した。なお、同一半径の
何枚かのシートを重ね合わせた1組の部分の厚さは、そ
れぞれ最大半径の部分の厚さT1が12ミリ、その他の
半径の部分の厚さT2は7.5ミリメートルとし、全体
の厚さは67.5ミリメートル程度に選定した。
【0018】図4に上記のような絶縁体シートの積層さ
れたものを、高圧側遮蔽金具と低圧側遮蔽金具の間に挟
み、一体化し架硫するための金型縦断面図を示す。この
金型は、上蓋部81と開口部82と胴部83及び底部8
4から構成される。この金型の開口部82と胴部83と
底部84とは一体化され、上蓋部81は開口部82にね
じ込んで固定される構成とされている。図1に示す盲栓
の高圧側遮蔽金具52は、底部84と胴部83により形
成された対応する凹部に固定される。また、低圧側遮蔽
金具53は、上蓋部81を貫通するボルト85によっ
て、上蓋部81に締め付け固定される。なお、低圧側遮
蔽金具53の丸穴54には、上蓋部81に形成されたボ
ス86がはめ込まれて、位置決めされるよう構成されて
いる。
【0019】このような金型の高圧側遮蔽金具52と低
圧側遮蔽金具53の間に、図3に示すように積層された
絶縁体シートを挟み込み加圧すると、遮蔽金具52、5
3の形状に合わせて絶縁体シート71がつぶれてその周
辺部は遮蔽金具52、53の周囲に回り込む。これによ
って、図1に示したように絶縁体シートの積層面51A
がちょうど等電位面と平行になるように成型される。な
お、このときの加圧条件は155℃で90分、70To
nとした。この積層面51Aは、電気特性上できる限り
全ての部分において等電位面と平行になることが好まし
い。従って、加熱、架硫を行う前に、加圧され成型され
たテスト用のコーン部を縦に切断し、積層面が理想的な
形状になるための絶縁体シート71の厚さや、図3に示
した同一半径の絶縁体シートの積層厚さを適当に選定
し、組み合わせるようにする。図1に示した実施例の盲
栓については、以上説明したような積層方法と製造条件
で極めて良好な特性のものが得られた。
【0020】先に図6を用いて説明した盲栓は、従来ケ
ーブルの終端に使用されているストレスコーンをそのま
ま使用している。一般にケーブルのストレスコーンに加
わる電界は、ケーブルの軸を中心にケーブルの半径方向
に向く電界である。従って、ケーブルを軸として絶縁テ
ープを巻き上げてストレスコーンを製造すれば、その境
界面はちょうど電界の方向に垂直となる。即ち、その境
界面は等電位面に平行になるため、電気的に十分な絶縁
特性を得る。しかしながら、そのような構成のストレス
コーンを盲栓に使用した場合、今度はその境界面が電界
の方向と平行になる。このような境界面は先に説明した
ように、ゴムを加圧し、加熱し、架橋して完全に一体化
すれば消滅する。しかし、実際には極めて微少な層状の
ボイドが残る。従って、このような境界面が電界に平行
な方向に存在すれば、高電界が加わった場合に絶縁破壊
を生じやすい。このことから、本発明の盲栓は、円板状
の絶縁体シートを積層することによって、その積層面を
等電位面と平行にすることができ、著しく電気特性を向
上させている。
【0021】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例では、盲栓の高圧側遮蔽金具や低圧側遮蔽金具
に、断面がほぼ半球状の金属を用いるようにしたが、こ
の遮蔽金具の断面形状や数などは必ずしも上記の例に限
定されない。また、上記積層される絶縁体シートは断面
から見て全体的に均一な厚みの円板状のものとしたが、
例えば中心部より外周部がやや厚いものとしたり、必要
に応じて円板上でなく各種の形状のものとすることが可
能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明した本発明のブッシング盲栓と
その製造方法によれば、高圧側遮蔽金具と低圧側遮蔽金
具に挟まれたコーン部が、絶縁体シートを積層一体化し
て構成され、その絶縁体シートの積層面がコーン部に形
成される等電位面とほぼ平行になるようにされているの
で、テープを巻き上げたり、いわゆる押し出しにより成
型した場合に比べて、使用時の電気的特性が著しく向上
する。また、構造が簡単になるため、小型化され部品も
少なくなりそのコストダウンを図ることができる。さら
に、絶縁体シートを積層して加圧、加熱し一体化する製
造方法によれば、絶縁テープの巻き上げなどに比べて熟
練を必要とせず、比較的簡単に高い絶縁特性の盲栓を製
造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のブッシング盲栓を装着したブ
ッシングの主要部縦断面図、(b)はその主要部端面図
である。
【図2】本発明のブッシング盲栓に使用される絶縁体シ
ート斜視図である。
【図3】本発明のブッシング盲栓の製造方法を示す絶縁
体シートの積層断面図である。
【図4】本発明のブッシング盲栓の製造方法に使用する
金型縦断面図である。
【図5】従来のケーブル用ブッシング縦断面図である。
【図6】従来の高圧用盲栓縦断面である。
【図7】図6の盲栓の電気特性解析図である。
【図8】図7の盲栓の電気力線状態図である。
【符号の説明】
1 ブッシング 2 導体引出し棒 51 コーン部 52 高圧側遮蔽金具 53 低圧側遮蔽金具 55 スプリング 60 蓋 70 等電位面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−215113(JP,A) 特開 昭52−136383(JP,A) 特開 平2−235627(JP,A) 特開 昭61−51718(JP,A) 実開 平4−131137(JP,U) 実開 平4−128039(JP,U) 実開 平5−67138(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02G 15/00 - 15/196

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル接続用ブッシングの空き端子に
    装着されるものであって、 当該空き端子内面に圧着されるコーン部と、 前記コーン部の高圧側に設けられた高圧側遮蔽金具と、 前記コーン部の低圧側に設けられ、前記高圧側遮蔽金具
    と前記コーン部を挟んで対向配置される低圧側遮弊金具
    とを備え、 前記コーン部は、絶縁体シートを積層一体化して成り、 前記絶縁体シートの積層面は、前記コーン部に形成され
    る等電位面とほぼ平行になるよう積層されていることを
    特徴とするブッシング盲栓。
  2. 【請求項2】 ケーブル接続用ブッシングの空き端子に
    装着されるものであって、 当該空き端子内面に圧着されるコーン部を、高圧側遮蔽
    金具と低圧側遮蔽金具で挟み、 前記コーン部を、複数の絶縁体シートの積層面がコーン
    部に形成される等電位面とほぼ平行になるように積層
    し、加圧して一体化することを特徴とするブッシング盲
    栓の製造方法。
JP04025793A 1992-01-16 1992-01-16 ブッシング盲栓とその製造方法 Expired - Lifetime JP3080331B2 (ja)

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