JP3080258U - 板状滑走車のハンドルフレームの固定構造 - Google Patents

板状滑走車のハンドルフレームの固定構造

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JP3080258U JP2001001343U JP2001001343U JP3080258U JP 3080258 U JP3080258 U JP 3080258U JP 2001001343 U JP2001001343 U JP 2001001343U JP 2001001343 U JP2001001343 U JP 2001001343U JP 3080258 U JP3080258 U JP 3080258U
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呉俊儀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が簡単で且つ使用が容易で且つ伸縮が快速
で順調で且つメンテナンスがとても便利な板状滑走車の
ハンドルフレームの固定構造を提供する。 【解決手段】中空管状に形成され、上部に滑り槽20が
形成され、当該滑り槽20の末端に嵌合槽21が形成さ
れ、且つ表面に位置決め柱22を有し、また、上端部の
外縁部に快速取り外し装置23が囲んでおり、当該快速
取り外し装置23は押し付け取っ手230によって緩み
と拘束とを制御するハンドルフレーム2と、前記ハンド
ルフレーム2内に設けられると共に、切り欠き槽30を
有し、その上端部に当接部31が囲んで形成される束縛
リング3と、前記ハンドルフレーム2と束縛リング3内
に設けられ、表面に垂直に凹んで位置決め槽40が形成
され、位置決め槽40における適所に係止ピン41が形
成され、且つ底部に弾性的に押し付けられる嵌合柱41
が形成されるハンドルロッド4とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、板状滑走車のハンドルフレームの固定構造に係わるものであり、特 にハンドルフレーム内に束縛リングを有し、且つハンドルフレームには滑り槽を 有すると共に、前記束縛リングにも切り欠き槽が形成され、快速取り外し装置で ロックする場合、ハンドルフレームと束縛リングを緊密的に束縛して、ハンドル ロッドを固定でき、また、束縛リングの作用によって順調に滑り移動の効果が得 られ、部品の交換と製造とが容易なる効果を有する板状滑走車のハンドルフレー ムの固定構造に係わるものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
板状滑走車はいわゆるキックボードとも呼ばれ、現在では、ブームになり、ま すます世界中に普及している。板状滑走車が広範的に歓迎される理由としてはそ の構造が折り畳み後に体積が小さくなり、重量が軽く、携帯に便利で、且つ大し たスペースを占用しないことにある。
【0003】 そのため、どのようにして板状滑走車を最も小さいに体積になるように折り畳 むことができるようにするかが、それぞれのメーカが直面している問題であった 。
【0004】 板状滑走車のハンドルフレームは昔から固定式のもののみが採用されていて、 その折り畳み不可能であったが、最近、伸縮可能な構造が採用されるようになっ た。
【0005】 従来の伸縮式のハンドルフレーム1は図1に示すように、中空状のものであり 、当該ハンドルフレーム1は径が大きかったり、小さかったりする。また、ハン ドルフレーム1内には径が異なるハンドルロッド10が配置され、ハンドルフレ ーム1とハンドルロッド10の径を異ならせることによってハンドルロッド10 の伸縮及び固定が可能になり、また、固定リング11を旋回することによってロ ック固定作用を提供でき、任意に揺動できなくなる。
【0006】 しかし、このような構造の場合では、ハンドルフレーム1とハンドルロッド1 0とが異なるサイズの直径を有するため、製造が煩雑になり、且つ両者は共に金 属材料より製造されるので、長期間使用後に容易に摩耗されて間隙を生じるよう になり、ロック固定しにくくなり、ハンドルフレームとハンドルロッドを交換す るまでになることもしばしばあった。これではコストの面から考えると損である 。また、伸縮する場合、接触面が荒いため、且つ滑り調子が悪く、操作性が悪か った。
【0007】 本考案の考案者は前記のような従来の板状滑走車のハンドルフレームの固定構 造には前記それぞれの課題を有することに鑑み、研究開発を進め、且つ複数回の 試用テストを繰り返す結果、とうとう本考案を創作した。 本考案は製造が簡単で且つ使用が容易で且つ伸縮が快適で順調であり、且つメ ンテナンスがとても便利な板状滑走車のハンドルフレームの固定構造を提供する ことをその主要な目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中空管状に形成され、上部に滑り槽20が形成され、当該滑り槽2 0の末端に嵌合槽21が形成され、且つ表面に位置決め柱22を有し、また、上 端部の外縁部に快速取り外し装置23が囲んでおり、当該快速取り外し装置23 は押し付け取っ手230によって緩みと拘束とを制御するハンドルフレーム2と 、前記ハンドルフレーム2内に設けられると共に、切り欠き槽30を有し、その 上端部に当接部31が囲んで形成される束縛リング3と、前記ハンドルフレーム 2と束縛リング3内に設けられ、表面に垂直に凹んで位置決め槽40が形成され 、位置決め槽40における適所に係止ピン400が形成され、且つ底部に弾性的 に押し付けられる嵌合柱41が形成されたハンドルロッド4とからなることを特 徴とする板状滑走車のハンドルフレームの固定構造である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下に添付図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳細に説明するが 、それらの構成は単に本考案の好適な実施の形態に過ぎなく、本考案の構成をそ れらの構成のみに制限するものではないことを予め言明する。
【0010】 図2と図3に示すように、本考案は主に中空管状のハンドルフレーム2を包含 し、当該ハンドルフレーム2の上端部にはスリット状に切り欠いた滑り槽20が 形成され、当該滑り槽20の末端には嵌合槽21が形成されている。槽とは本来 、溝、くぼみ、孔、スリット、切り欠き等の入れもの部分をさす語である。また 、ハンドルフレーム2の滑り槽20の対応する背面側部位には位置決め柱22が 設けられている。前記ハンドルフレーム2の上端部の外縁部には快速取り外し装 置23(従来の構造を採用するのでくどくどしい説明を省略させていただく)が 囲んで形成され、当該快速取り外し装置23は押し付けロッド(押し付け取っ手 用操作レバー)230によってその緩みと拘束を制御するようになっている。
【0011】 また、束縛リング3を有し、それがハンドルフレーム2内に設けられる。当該 束縛リング3は可塑化材料からなり(例えばプラスチック)、当該束縛リング3 にはスリット状の切り欠き槽30が形成され、また、束縛リング3の上端部には 当接部31が形成され、当接部31によってハンドルフレーム2の内部の上端部 に束縛リング3を係止でき、そのことによって束縛リング3を固定するようにな り、その結果、全体がハンドルフレーム2内に没入することがなくなる。
【0012】 また、ハンドルロッド4を有し、ハンドルロッド4は前記ハンドルフレーム2 と束縛リング3内に設けられ、当該ハンドルロッド4の表面にはハンドルフレー ム2の位置決め柱22に対応する位置に垂直的に位置決め槽40(図4参照)が 凹んで形成され、当該位置決め槽40の適所には係止ピン400が形成され、前 記位置決め槽40にはハンドルフレーム2内の位置決め柱22が当接される。こ のため、ハンドルロッド4がハンドルフレーム2内に伸縮移動する際、任意に旋 回して変位することはない。また、係止ピン400が位置決め柱22に当たる係 止作用によってハンドルロッド4はハンドルフレーム2より脱出することはない 。
【0013】 また、ハンドルロッド4の底部のハンドルフレーム2の嵌合槽21に対応する 相対的位置には弾性を有し、弾性的に押し付けられる嵌合柱41が形成され、当 該嵌合柱41はハンドルフレーム2における滑り槽20内を滑走できると共に、 嵌合槽21に嵌合して固定することもできる。なお、嵌合柱41を取り付けるハ ンドルロッド4の部分に弾性を持たしてもよい。
【0014】 組立の際には、図5に示すように、束縛リング3をハンドルフレーム2の内部 に嵌め込んで配置し、束縛リング3の切り欠き槽30とハンドルフレーム2の滑 り槽20とを同一の直線上に配置し、また、ハンドルロッド4の底端部をハンド ルフレーム2の上端部より置き入れ、このとき、ハンドルロッド4の嵌合柱41 をハンドルフレーム2の嵌合槽21内に嵌合して位置決め配置する。また、ハン ドルフレーム2における位置決め柱22がハンドルロッド4の位置決め槽40内 に位置決め配置され、このため、ハンドルロッド4を伸縮する際に旋回できない ようになる。それから快速取り外し装置23の押し付けロッド230を引いて、 快速取り外し装置23によってハンドルフレーム2と束縛リング3(図6参照) を緊密的に結合し、この際、ハンドルフレーム2の滑り槽20と束縛リング3の 切り欠き槽30が圧迫されて収縮され、ハンドルロッド4をハンドルフレーム2 に固定して任意に伸縮や旋回できないようになる。
【0015】 取り外そうとする場合には、図7に示すように単に快速取り外し装置23の押 し付けロッド230を緩め、ハンドルロッド4の嵌合柱41を押して嵌合槽21 の係止より開放させれば、ハンドルロッド4を下向きに押して収縮させることが できるようになり、それから、押し付けロッド230を押し付けて快速取り外し 装置23をロックすれば収縮固定状態になる。ハンドルロッド4が滑る場合、束 縛リング3の接触面と接触し、束縛リング3の接触面と接触する場合、束縛リン グ3内部が平滑であると共に、嵌合柱41が弾性を有するので、ハンドルロッド 4が滑走の際かなり順調になり、また、束縛リング3には摩耗が生じて径の間隙 Aが拡大する場合(図8参照)快速取り外し装置23を束縛し、束縛リング3の 切り欠き槽30の迫ることによる大きな収縮量によって径の間隙Aの拡大する寸 法を補償できる(図9参照)。
【0016】 また、束縛リング3が損傷された場合、束縛リング3のみを交換すればよく、 ハンドルフレーム2とハンドルロッド4とをすべて交換する必要がないので、コ ストを大幅に減少でき、また、ハンドルフレーム2とハンドルロッド4の径が一 致するので、他の加工を実施する必要がなく、そのため、製造にはとても便利で 快適である。
【0017】
【考案の効果】
前記の説明から分かるように、本考案は確かに下記のような優れる点を有する 。 (1)ハンドルフレームに滑り槽を設けることと束縛リングに切り欠き槽を設け ることによって、快速取り外し装置がロックされる場合、迅速に圧迫して圧縮さ せることができ、ハンドルロッドを固定できる。
【0018】 (2)ハンドルロッドと束縛リングの滑走接触面が平滑であるため伸縮の際順調 に滑走でき、束縛リングに摩耗が生じる場合、切り欠き槽の圧迫収縮量によって 径の拡大の量を補償できる。
【0019】 (3)本考案は組立製造にはとても便利であるので、束縛リングが損害される場 合、束縛リングのみ交換すればよく、ハンドルフレームやハンドルロッド全体を 交換する必要がないので、コストダウンを図れる。
【0020】 前記のように、本考案は確かに予期した目的と効果を達成できると共に、従来 物より実用性と進歩性を明らかに表現でき、且つ出願前にマーケットには同様な 構造の物品がないので、登録を受けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の板状滑走車のハンドルフレームの固定構
造を示す斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の組み合わせ状態を示す斜視図である。
【図4】本考案のハンドルロッドの位置決め槽を示す斜
視図である。
【図5】本考案の組み合わせ状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の快速取り外し装置の収縮状態を示す斜
視図である。
【図7】本考案の快速取り外し装置の緩む状態を示す斜
視図である。
【図8】本考案の束縛リングが摩耗を生じる場合を示す
斜視図である。
【図9】本考案の束縛リングの収縮によって径の間隙の
拡大状況を解消する場合を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ハンドルフレーム 10 ハンドルロッド 11 固定リング 2 ハンドルフレーム 20 滑り槽 21 嵌合槽 22 位置決め柱 23 快速取り外し装置 230 押し付けロッド 3 束縛リング 30 切り欠き槽 31 当接部 4 ハンドルロッド 40 位置決め槽 400 係止ピン 41 嵌合柱 A 直径間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空管状に形成され、上部に滑り槽20
    が形成され、当該滑り槽20の末端に嵌合槽21が形成
    され、且つ表面に位置決め柱22を有し、また、上端部
    の外縁部に快速取り外し装置23が囲んでおり、当該快
    速取り外し装置23は押し付け取っ手230によって緩
    みと拘束とを制御するハンドルフレーム2と、前記ハン
    ドルフレーム2内に設けられると共に、切り欠き槽30
    を有し、その上端部に当接部31が囲んで形成される束
    縛リング3と、前記ハンドルフレーム2と束縛リング3
    内に設けられ、表面に垂直に凹んで位置決め槽40が形
    成され、位置決め槽40における適所に係止ピン400
    が形成され、且つ底部に弾性的に押し付けられる嵌合柱
    41が形成されたハンドルロッド4とからなることを特
    徴とする板状滑走車のハンドルフレームの固定構造。
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