JP3080249U - 自動車の盗難防止用ロック装置 - Google Patents

自動車の盗難防止用ロック装置

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JP3080249U
JP3080249U JP2001002293U JP2001002293U JP3080249U JP 3080249 U JP3080249 U JP 3080249U JP 2001002293 U JP2001002293 U JP 2001002293U JP 2001002293 U JP2001002293 U JP 2001002293U JP 3080249 U JP3080249 U JP 3080249U
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浩 三田谷
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浩 三田谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】収納に場所をとらず、取出しが容易な、自動車
の盗難防止用ロック装置を提供する。 【解決手段】1.屈曲可能な連結部材の一端部を自動車
の運転座席の下部に取付け、その連結部材の他端部にハ
ンドルの施錠部材を取付ける。 2.屈曲可能な連結部材の1例は、複数のパイプを出没
自在の嵌着により連結して伸縮可能とした一連のパイプ
の途中の部分に、ピン連結によって屈曲自在とした連結
パイプを介在させて成る。 3.屈曲可能な連結部材の別例は、運転座席の下部に取
付けた、例えばチェーンのようなありふれた屈曲部材
に、前記2に記載の伸縮可能な一連のパイプを連結して
成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ハンドル操作を制止することによって自動車の盗難を防止するロ ック装置に係る。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の課題は、収納に場所をとらず、取出しが容易な、自動車の盗難防止 用ロック装置を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この考案が採用した手段は次のとおりである。 1.屈曲可能な連結部材の一端部を自動車の運転座席の下部に取付け、その連 結部材の他端部にハンドルの施錠部材を取付ける。 2.屈曲可能な連結部材は、複数のパイプを出没自在の嵌着により連結して伸 縮可能とした一連のパイプの途中の部分に、ピン連結によって屈曲自在とした連 結パイプを介在させて成る。 3.屈曲可能な連結部材の別例は、運転座席の下部に取付けた、例えばチェー ンのようなありふれた屈曲部材に、複数のパイプを出没自在の嵌着により連結し て伸縮可能とした一連のパイプを連結して成る。
【0004】
【考案の実施の形態】
図を用いて、この考案をさらに詳しく説明する。図1に示すように、運転座席 (13)の下部に連結部材(1)の一端部を取付ける。(15)はその取付け部 である。連結部材(1)は一連のパイプ(3)、(4)、(5)、(6)、(7 )の連結で成る。パイプ(4)はパイプ(3)に、パイプ(6)はパイプ(5) に、パイプ(7)はパイプ(6)に、それぞれ出没自在に嵌着される。嵌着パイ プはかえり部を有して脱離が防がれ、出没とともに回転自在にもなっている。一 連のパイプのうち、パイプ(4)とパイプ(5)はピン連結(8)により屈曲自 在の連結になっている。末端のパイル(7)の先端に施錠部材(2)が取付けら れ、この施錠部材がハンドル(14)を把持し、ハンドルの操作を制止する。
【0005】 前記の出没自在の嵌着により、一連のパイプの全長は伸縮が可能となる。また 、前記のピン連結(8)のピンは、パイプ(4)を回すことにより、360度の 回転が可能であるから、ピンを軸としてパイプ(5)をどの方向にも屈曲させる ことができる。これらの構造は、運転座席下の狭い場所へのこの考案品の収納、 取り出し、ハンドルへの装着を容易にする。図2はこの考案品のコンパクトな収 納状態を示す。
【0006】 図3はこの考案品の別例を示す。運転座席(13)の下部にチェーン(9)を 取付け、このチェーンに一連のパイプ(10)、(11)、(12)を連結する 。パイプ(11)はパイプ(10)に、パイプ(12)はパイプ(11)に出没 自在に嵌着され、一連のパイプの全長は伸縮可能になっている。パイプ(12) の先端部に、ハンドル(14)を把持する施錠部材(2)が取付けられることは 前例と同様である。この考案品も、運転座席下への収納、取出し、ハンドルへの 装着が容易である。 必要があれば、連結部材(1)の全部又は主要部を破断しにくいチェーン等の 屈曲部材で構成することもできる。
【0007】 この考案で使用するパイプは、切断を防ぐために金属製とするのがよい。特に 、末端のパイプ(7)、(12)は細身になっているから、これらを切断のしに くい金属棒に代えてもよい。施錠部材(2)は、ロックを解除できぬよう、手錠 型のものを使用するのが望ましい。
【0008】
【考案の効果】
この考案品は運転座席の下に収納できるから、場所をとらず、使用の際の取出 しも容易である、盗難防止については、連結部材の施錠寄りの部分は、切断しに くいパイプ等で構成されているから、仮りに運転座席下部寄りの部分が切断され たとしても、施錠が解除されないかぎり、ハンドルに一連のパイプの長尺物がぶ ら下がることになるので、ハンドル操作を不可能にし、盗難防止効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案品の1例の使用時の状態を示す正面図
である。
【図2】図1で示す考案品の収納時の状態を示す平面図
である。
【図3】この考案品の別例の使用時の状態を示す正面図
である。
【符号の説明】
1…連結部材、 2…施錠部材、 3、4、5、6、
7、10、11、12…パイプ、 8…ピン連結、 9
…チェーン(ありふれた屈曲部材)、 13…運転座
席、 14…ハンドル。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲可能な連結部材(1)の一端部を自動
    車の運転座席(13)の下部に取付け、その連結部材の
    他端部にハンドル(14)の施錠部材(2)を取付けた
    ことを特徴とする自動車の盗難防止用ロック装置。
  2. 【請求項2】屈曲可能な連結部材(1)は、複数のパイ
    プを出没自在の嵌着により連結して伸縮可能とした一連
    のパイプ(3)〜(7)の途中の部分に、ピン連結
    (8)によって屈曲自在とした連結パイプ(4)、
    (5)を介在させて成ることを特徴とする請求項1に記
    載の自動車の盗難防止用ロック装置。
  3. 【請求項3】屈曲可能な連結部材(1)は、運転座席の
    下部に取付けた、例えばチェーン(9)のようなありふ
    れた屈曲部材に、複数のパイプを出没自在の嵌着により
    連結して伸縮可能とした一連のパイプ(10)〜(1
    2)を連結して成ることを特徴とする請求項(1)に記
    載の自動車の盗難防止用ロック装置。
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