JP3079595B2 - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

車両用動力伝達装置

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JP3079595B2 JP03036475A JP3647591A JP3079595B2 JP 3079595 B2 JP3079595 B2 JP 3079595B2 JP 03036475 A JP03036475 A JP 03036475A JP 3647591 A JP3647591 A JP 3647591A JP 3079595 B2 JP3079595 B2 JP 3079595B2
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    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0221Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの下流にトル
クコンバータ等の流体継手が連結された車両用動力伝達
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用動力伝達装置としては、例
えば、実公昭59−6286号公報に記載のものが知ら
れている。
【0003】上記従来出典には、エンジンのクランクエ
ンドとトルクコンバータのコンバータカバーとの間に捩
りダンパーを有し、エンジンとトルクコンバータの2つ
をマスとする2マスダンパー構造が示されていると共
に、クランクエンドの軸受部に対してコンバータカバー
の支軸が軸支持されている構造が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用動力伝達装置にあっては、下記に列挙するよ
うな問題がある。
【0005】(1)捩りダンパーが継手カバーの外径部
より内側位置に配置されている為、エンジンのクランク
エンドとトルクコンバータとの間に捩りダンパーの幅以
上の間隔をとる必要があり、装置の軸方向寸法が長くな
る。
【0006】(2)軸心からの径が小さい位置に捩りダ
ンパーが配置される為、入力トルクに対する捩りダンパ
ーが受ける力が大となり、強度や耐久性を考慮した場
合、捩りダンパー自体が大型化する。
【0007】(3)軸心からの径が小さい位置に捩りダ
ンパーが配置される為、この捩りダンパーを質量体とす
る回転方向のイナーシャの効果的な増大が望めず、捩り
振動を有効に低減することができない。
【0008】(4)クランクエンドの軸受部に対しコン
バータカバーの支軸がメタル接触により軸支持されてい
る為、潤滑性能に劣り、クランクエンドとコンバータカ
バーとの相対回転が激しい場合には軸受部分が焼き付く
おそれがある。
【0009】本発明は、上記のような問題に着目してな
されたもので、エンジンと流体継手をマスとする2マス
ダンパー構造の車両用動力伝達装置において、捩り振動
の有効な低減を図りながら軸方向寸法の短縮化と捩りダ
ンパーの小型化を達成することを第1の課題とする。
【0010】また、上記第1の課題に加え、クランクエ
ンドの軸受部と継手カバーの支軸との軸受部分の焼き付
き防止を図ることを第2の課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1課題を解決する
ため本発明の車両用動力伝達装置では、図1のクレーム
対応図に示すように、エンジンaのクランクエンドbと
流体継手cの継手カバーdとに連結して両者b,d間に
配置された捩りダンパーeを有する車両用動力伝達装置
において、前記捩りダンパーeのインプットプレートを
クランクエンドbに固着し、捩りダンパーのアウトプッ
トプレートを継手カバーdの外周面に固着し、且つ、前
記両プレート間に介装されたトーショナルスプリング
を、径方向には継手カバーdの外径部より外側位置で、
軸方向には継手カバーdとオーバラップする位置に配置
した事を特徴とする。
【0012】上記第2課題を解決するため本発明の車両
用動力伝達装置では、図1のクレーム対応図に示すよう
に、請求項1記載の車両用動力伝達装置において、前記
クランクエンドbと継手カバーdの軸受部fと支軸gと
の間にオイルにて潤滑するベアリングhを設けた事を特
徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明の作用を説明する。
【0014】本発明の動力伝達装置を車両に搭載しての
走行時で、エンジンaのトルク変動や捩り振動が入力さ
れる時には、エンジンaのクランクエンドbと流体継手
cの継手カバーdとの間に捩りダンパーeが配置されて
いる為、クランクエンドbと継手カバーdとの相対回転
を許容しながらのダンピング作用を示し、トルク変動伝
達遮断効果や捩り振動減衰効果が発揮される。しかも、
捩りダンパーeは軸心からの径が大きい継手カバーdの
外径部より外側位置に配置される為、この捩りダンパー
eを質量体とする回転方向のイナーシャが効果的に増大
し、トルク変動や捩り振動が有効に低減される。
【0015】このように、トルク変動や捩り振動の低減
効果が発揮されることで、特に、トルク変動や捩り振動
が頻繁で激しいエンジンaの低回転域において有用であ
り、例えば、流体継手cがロックアップクラッチを有す
る継手である場合には、捩りダンパーeの捩りバネ常数
をエンジン低回転ロックアップ領域において共振しない
ように適切に設定することで、高速段,高速域に限られ
ていたロックアップ領域の拡大を図ることができる。
【0016】また、本発明の車両用動力伝達装置は、捩
りダンパーeのインプットプレートがクランクエンドb
に固着され、捩りダンパーのアウトプットプレートが継
手カバーdの外周面に固着され、且つ、前記両プレート
間に介装されたトーショナルスプリングが、径方向には
継手カバーdの外径部より外側位置で、軸方向には継手
カバーdとオーバラップする位置に配置される為、クラ
ンクエンドbと継手カバーdと近接して配置され、従
来装置に比べ、装置の軸方向寸法が大幅に短くなる。ま
た、軸心からの径が大きい位置に捩りダンパーeが配置
されることになる為、エンジンaからの入力トルクに対
する捩りダンパーeが受ける力が小となり、従来装置に
比べ、捩りダンパーe自体の大きさを小型化することが
できる。
【0017】請求項2記載の発明の作用を説明する。
【0018】エンジンaのトルク変動や捩り振動が入力
され、クランクエンドbと継手カバーdとが相対回転し
ている時には、クランクエンドbと継手カバーdの軸受
部fと支軸gとが、オイルにて潤滑するベアリングhを
介して相対回転する為、高い潤滑性能が発揮され、クラ
ンクエンドbと継手カバーdとの相対回転が激しい場合
であっても軸受部分の焼き付きが防止される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】まず、構成を説明する。
【0021】図2は請求項1及び請求項2記載の発明に
対応する実施例の車両用動力伝達装置を示す断面図であ
る。
【0022】図2に示すように、1はエンジンのクラン
クシャフトで、その軸端にエンドプレート30及びドラ
イブプレート2(両プレート30,2はクランクエンド
に相当)がボルト3により固定され、このドライブプレ
ート2とトルクコンバータ5(流体継手に相当)のコン
バータカバー6(継手カバーに相当)との間に、ドライ
ブプレート2に対してはボルト4により、コンバータカ
バー6に対しては溶接により連結された第1トーショナ
ルダンパー31(捩りダンパーに相当)がコンバータカ
バー6の外径部より外側位置に配置されている。
【0023】前記トルクコンバータ5のポンプインペラ
7はコンバータカバー6に一体に連結され、タービンラ
ンナ8はタービンハブ9を介してインプットシャフト1
0にスプライン結合され、ステータ11はワンウェイク
ラッチ12を介してオイルポンプカバー部分13と一体
の固定スリーブ軸14上に取り付けられている。15は
オイルポンプで、このポンプ15はオイルポンプハウジ
ング16内に配置され、ここから送り出された油は図外
のライン圧調整弁にて油圧を適宜調整され、トルクコン
バータ作動油として油路17を経てコンバータ室内に導
入され、ポンプインペラ,タービンランナ8及びステー
タ11間を循環する。この油の一部は油路18を経てコ
ンバータ室から導出され、クーラにて冷却し、後部潤滑
部に送られた後、図外のリザーバにドレーンされる。
【0024】ロックアップ機構20は、ほぼ皿形状のク
ラッチピストン21を備え、このクラッチピストン21
は、タービンハブ9上にコンバータカバー6に対して進
退可能に支承され、クラッチフェーシング22を介して
コンバータカバー6にロック可能に構成され、また、第
2トーショナルダンパー23を介してタービンランナ8
に連結されている。
【0025】前記第2トーショナルダンパー23は、ク
ラッチピストン21の皿形状内側面に中央部に固着され
た円環状連結部材24と、この連結部材24の切欠部2
4aにその突起部25aが掛合するドライブプレート2
5と、ピン27を介して連結されると共にその一方がタ
ービンランナ8に固着される2枚のドリブンプレート2
8と、前記ドライブプレート25とドリブンプレート2
8との間に介装されたトーショナルスプリング26とを
備えて構成され、クラッチピストン21とタービンラン
ナ8との一体的な回転及び軸方向への摺動を可能として
いる。尚、29はコンバータカバー6とクラッチピスト
ン21との間に形成されたロックアップ油室である。
【0026】前記第1トーショナルダンパー31は、図
1及び図2に示すように、ドライブプレート2のボルト
4により固着されたインプットプレート32と、ピン3
3を介して連結されると共にその一方がコンバータカバ
ー6に溶接により固着される2枚のアウトプットプレー
ト34と、インプットプレート32及びアウトプットプ
レート34に開穴されたスプリング穴32a,34aに
装着されたトーショナルスプリング35とを備えて構成
され、インプットプレート32とアウトプットプレート
34とが相対的に回転した場合、トーショナルスプリン
グ35を短縮するようにしている。
【0027】そして、前記インプットプレート32とア
ウトプットプレート34との相対回転位置の規定は、コ
ンバータカバー6の支軸40をエンドプレート30の軸
受部30aに対して支持することで行なわれるもので、
この支軸40と軸受部30aとの間には、図1及び図4
に示すように、オイルレスベアリング41(オイルにて
潤滑するベアリングに相当)が介装されている。
【0028】次に、作用を説明する。
【0029】まず、エンジンとトルクコンバータが直結
されている現行の動力伝達装置と、実施例のようにエン
ジンとトルクコンバータ5との間に第1トーショナルダ
ンパー31が設けられている動力伝達装置との動力伝達
系振動モデルを示すと、図6のようになり、エンジンと
トルクコンバータが一体のマスである現行装置に対し、
実施例装置はエンジンとトルクコンバータ5とを2つの
マスとする2マスダンパーが構成される。尚、図6にお
いて、P/Tは自動変速機内の歯車やプロペラシャフト
等から成るパワートレーンである。
【0030】従って、実施例の動力伝達装置を車両に搭
載しての走行時で、エンジンのトルク変動や捩り振動が
入力される時には、第1トーショナルダンパー31によ
りドライブプレート2とコンバータカバー6との相対回
転を許容しながらトーショナルスプリング35のフリク
ションヒステリシスを伴うダンピング作用を示し、トル
ク変動伝達遮断効果や捩り振動減衰効果が発揮される。
しかも、第1トーショナルダンパー31は軸心からの径
が大きいコンバータカバー6の外径部より外側の半径R
の位置に配置される為、この第1トーショナルダンパー
31を質量体とする回転方向のイナーシャが効果的に増
大し、トルク変動や捩り振動が有効に低減される。
【0031】このように、トルク変動や捩り振動の低減
効果が発揮されることで、特に、トルク変動や捩り振動
が頻繁で激しいエンジン回転数の低回転域(低振動周波
数域)において有用であり、実施例装置のように、流体
継手がロックアップ機構20を有するトルクコンバータ
5である場合には、図7に示すように、エンジン低回転
域において大きなトルク変動や捩り振動の低減効果が発
揮されることになり、第1トーショナルダンパー31の
捩りバネ定数を、実公昭59−6286号公報に記載さ
れているように、エンジン低回転ロックアップ領域にお
いて共振しないように適切に設定することで、高速段,
高速域に限られていたロックアップ領域の拡大を図るこ
とができる。
【0032】また、実施例の車両用動力伝達装置は、第
1トーショナルダンパー31がコンバータカバー6の外
径部より外側位置に配置される為、ドライブプレート2
とコンバータカバー6とを、第1トーショナルダンパー
31を有さない現行装置と同程度にまで近接して配置す
ることができ、従来装置に比べ、装置の軸方向寸法Lが
大幅に短くなる。
【0033】また、軸心からの径が大きい半径Rの位置
に第1トーショナルダンパー31が配置されることにな
る為、エンジンからの入力トルクに対する第1トーショ
ナルダンパー31が受ける力が小となり、従来装置に比
べ、第1トーショナルダンパー31自体の大きさを小型
化することができる。
【0034】また、エンジンのトルク変動や捩り振動が
入力され、エンドプレート30とコンバータカバー6と
が相対回転している時には、エンドプレート30の軸受
部30aとコンバータカバー6の支軸40とが、オイル
を含浸させたオイルレスベアリング41を介して支持さ
れている為、メタル接触の場合とは異なり高い潤滑性能
が発揮され、エンドプレート30とコンバータカバー6
との相対回転が激しい場合であっても軸受部分の焼き付
きが防止される。
【0035】以上説明してきたように実施例の車両用動
力伝達装置にあっては、下記に列挙する効果を発揮す
る。
【0036】(1)エンジンとトルクコンバータ5をマ
スとする2マスダンパー構造の車両用動力伝達装置にお
いて、第1トーショナルダンパー31を、コンバータカ
バー6の外径部より外側位置に配置した為、捩り振動の
有効な低減を図りながら軸方向寸法Lの短縮化と第1ト
ーショナルダンパー31の小型化を達成することができ
る。
【0037】この結果、2マスダンパー構造の車両用動
力伝達装置のトータル的な重量低減とコンパクト化を図
ることができる。
【0038】(2)エンドプレート30とコンバータカ
バー6の軸受部30aと支軸40との間にオイルにて潤
滑するオイルレスベアリング41を設けた為、エンドプ
レート30とコンバータカバー6との軸受部分の焼き付
き防止を図ることができる。
【0039】(3)第1トーショナルダンパー31とコ
ンバータカバー6とは溶接により固着した為、コンパク
ト性及び軽量化が達成されるし、また、第1トーショナ
ルダンパー31とドライブプレート2とはボルト4によ
り結合している為、組付性を良くすることができる。
【0040】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本発明に含まれる。
【0041】例えば、実施例では、流体継手として、ロ
ックアップ機構付のトルクコンバータへの適用例を示し
たが、ロックアップ機構付のフルードカップリングや、
ロックアップ機構を持たないトルクコンバータやフルー
ドカップリングへの適用であっても良い。
【0042】実施例では、オイルにて潤滑するベアリン
グとしてオイルレスベアリング41の例を示したが、図
5に示すように、エンドプレート30の軸心位置にオイ
ル導入穴30bを設けると共に、軸受部30aの端部位
置にオイルシール43を設け、オイル導入穴30bから
のオイルにより潤滑されるベアリング42を設けるよう
な構成であっても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1記載の
発明にあっては、エンジンと流体継手をマスとする2マ
スダンパー構造の車両用動力伝達装置において、捩りダ
ンパーのインプットプレートをクランクエンドに固着
し、捩りダンパーのアウトプットプレートを継手カバー
の外周面に固着し、且つ、前記両プレート間に介装され
たトーショナルスプリングを、径方向には継手カバーの
外径部より外側位置で、軸方向には継手カバーとオーバ
ラップする位置に配置した為、捩り振動の有効な低減を
図りながら軸方向寸法の短縮化と捩りダンパーの小型化
を達成することが出来るという効果が得られる。
【0044】また、請求項2記載の発明にあっては、エ
ンジンと流体継手をマスとする2マスダンパー構造の車
両用動力伝達装置において、クランクエンドと継手カバ
ーの軸受部と支軸との間にオイルにて潤滑するベアリン
グを設けた為、クランクエンドの軸受部と継手カバーの
支軸との軸受部分の焼き付き防止を図ることが出来ると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用動力伝達装置を示すクレーム対
応図である。
【図2】実施例の車両用動力伝達装置を示す断面図であ
る。
【図3】実施例の車両用動力伝達装置の第1トーショナ
ルダンパーを示す部分平面図である。
【図4】実施例の車両用動力伝達装置の軸受部分を示す
拡大断面図である。
【図5】軸受部分の他の例を示す断面図である。
【図6】現行装置と実施例装置との動力伝達系振動モデ
ル図である。
【図7】現行装置と実施例装置との捩り振動特性図であ
る。
【符号の説明】
a エンジン b クランクエンド c 流体継手 d 継手カバー e 捩りダンパー f 軸受部 g 支軸 h ベアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 41/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのクランクエンドと流体継手の
    継手カバーとに連結して両者間に配置された捩りダンパ
    ーを有する車両用動力伝達装置において、 前記捩りダンパーのインプットプレートをクランクエン
    ドに固着し、捩りダンパーのアウトプットプレートを継
    手カバーの外周面に固着し、 且つ、前記両プレート間に介装されたトーショナルスプ
    リング を、径方向には継手カバーの外径部より外側位置
    で、軸方向には継手カバーとオーバラップする位置に配
    置した事を特徴とする車両用動力伝達装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用動力伝達装置にお
    いて、前記クランクエンドと継手カバーの軸受部と支軸
    との間にオイルにて潤滑するベアリングを設けた事を特
    徴とする車両用動力伝達装置。
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KR101317905B1 (ko) * 2011-09-28 2013-10-16 한국파워트레인 주식회사 크랭크 축과 토크 컨버터를 연결하는 장치

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