JP3079357U - モンキースパナー - Google Patents

モンキースパナー

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JP3079357U
JP3079357U JP2001000434U JP2001000434U JP3079357U JP 3079357 U JP3079357 U JP 3079357U JP 2001000434 U JP2001000434 U JP 2001000434U JP 2001000434 U JP2001000434 U JP 2001000434U JP 3079357 U JP3079357 U JP 3079357U
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jaw
monkey spanner
slide rail
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傳福 呉
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傳福 呉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、正確に活動ジョーの位置決め
が可能なモンキースパナを提供する。 【解決手段】 本体10にほぼ円形柱体の取付台14が
設けられる。外側環面には雄ねじ山141が設けられ、
一端には凹溝が本体10のスライドレール12に対応し
て配置される。モンキースパナーの本体10のスライド
レール12右端には、より大きな内法径の収容溝15が
設置されている。内側環面に雄ねじ山が加工されること
により、取付台14はモンキースパナーの本体10の収
容溝15にねじ込まれる。圧縮スプリング32による弾
性ユニットは本体10のスライドレール12に取付けら
れている。一端は取付台14の凹溝に収容され、他端は
活動ジョー20のスライドブロック22右端に予め設置
されている凹溝222に収容される。弾性ユニットは活
動ジョー20の摺動範囲以内で常に圧縮され、活動ジョ
ー20に弾性作用力を提供する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はモンキースパナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より既存のモンキースパナーは、活動ジョー(movable jaw)の位置を利 便に移動するために、通常、活動ジョーのラックギアとウォームギア(worm ge ar)との組合わせに所定のギアギャップ(clearance of teeth)を残している 。しかし、活動ジョーを予定の位置まで調整しても、移動できる空間が依然とし てすこしある。つまり該活動ジョーがずれて、正確に位置決めできないので、活 動ジョーと固定ジョー(fixed jaw)との間の距離がすこし変更する。結局、ユ ーザがモンキースパナーを利用し同じナットを繰り返し動かすときに、いつも困 る。
【0003】 そこで活動ジョーの位置決め装置は米国特許第5644957号に開示される ように、ロッキングディスク(locking disc)がモンキースパナーの一端に設 置される。ロッキングディスクとモンキースパナーの傾斜面(cam surface)を 利用して、活動ジョーを予定の位置まで調整したあと、ロッキングディスクを予 定角度へ回転すると、ロッキングディスクとウォームギアが活動ジョーの一つの 歯(rack tooth)をはさんで、活動ジョーを位置決める。さらに、逆の方向へ ロッキングディスクを回転したあとで、もう一度活動ジョーを移動する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述の構造は複雑で、製作コストが高いなど欠点がある。また、 活動ジョーを係止、開放するにはロッキングディスクを回転しなければならない ので、操作の困難程度も増加する。 もう一つの活動ジョーの位置決め装置は米国特許第579950号のように掲 示される。主にスクリューロッド(screw rod)、ナット(nut)を利用する。 ナットを回転させると、スクリューが上へ向かって移動し、活動ジョーを押すこ とにより、位置決め作用を形成する。残念ながら、この構造では、ユーザはまず 手で活動ジョーを所定位置まで移動させ、のちにナットを回転して、スクリュー を上へ向かって移動させ、活動ジョーを係止するので、使用上複雑である。
【0005】 したがって、本考案の主な目的は、構造が簡単で、正確に活動ジョーの位置決 めが可能なモンキースパナーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案の請求項に記載のモンキースパナーは、 本体の一端に固定ジョーが設けられている。本体の他端には活動ジョーが枢設さ れ、所定範囲内で、固定ジョーに対し近接しあるいは遠く離れるよう移動可能で ある。 ウォームギアが本体に枢設され、ウォームギアを回転すると、活動ジョーは移 動可能である。
【0007】 弾性ユニットの一端は活動ジョーの一端に突っかいをして、他端はモンキース パナーの本体に突っかいをする。活動ジョーに固定ジョーから離れる弾性作用力 を与えることで、自動的に活動ジョーの位置決めを可能とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1、図2に示すように本考案の第一実施例によるモンキースパナーは主に次 の要素から形成される。 モンキースパナーの本体10の一端に、固定ジョー(fixed jaw)11が設け られ、その下に、横方向へ延されたスライドレール12が配置されている。両端 と上側の局部が開口状に成形されている。収容孔13はスライドレール12の下 に設置され、スライドレール12と連通している。
【0009】 活動ジョー(movable jaw)20はスライドブロック22を有する。スライド ブロック22がスライドレール12に収容配置されるので、活動ジョー20がス ライドレール12に沿って摺動可能となる。スライドブロック22の下側に、ギ アラック23が設けられている。 ウォームギア(worm gear)30はモンキースパナーの本体10の収容孔13 に設置されている。さらに、シャフトロッド31を経由して、モンキースパナー の本体10およびウォームギア30を通過することにより、ウォームギア30は モンキースパナーの本体10の収容孔13に枢設されている。スプリング32の 両端はそれぞれウォームギア30の内側端、収容孔13の左側面に突っかいをし 、弾性作用力を提供するので、ウォームギア30は収容孔13の左側面に貼付く 。ウォームギア30が活動ジョー20のギアラック23と相互にかみあうことで 、ウォームギア30が回転すると、活動ジョー20は固定ジョー11に対し近接 するかあるいは遠く離れる。
【0010】 以上は既存の装置と同じであるが、本実施例の特徴は次のとおりである。 本実施例では取付台14が設けられている。取付台14はほぼ円形柱体で、外 側環面には、雄ねじ山141が設けられている。一端には、凹溝142が配置さ れる。モンキースパナーの本体10のスライドレール12右端には、より大きな 内法径の収容溝15が設置されている。内側環面に雄ねじ山151が加工される ことにより、取付台14はモンキースパナーの本体10の収容溝15にねじ込ま れる(または緊密嵌合の方式で、取付台14を収容溝15に押し入れる。)。ま た、取付台14の凹溝142はモンキースパナーの本体10のスライドレール1 2に対応する。
【0011】 図2に示すように本考案の第一実施例によるモンキースパナーの弾性ユニット 40は圧縮スプリングである。弾性ユニット40はモンキースパナーの本体10 のスライドレール12に取付けられている。一端は取付台14の凹溝142に収 容され、他端は活動ジョー20のスライドブロック22右端に予め設置されてい る凹溝222に収容される。弾性ユニット40は活動ジョー20の摺動範囲以内 で常に圧縮された状態になるので、活動ジョー20に弾性作用力Fを提供する。 図3に示すように、弾性作用力Fは活動ジョー20のギアラック23のギアに平 均的に分布するため、活動ジョー20のギアラック23の歯はいかなる状態でも 、ウォームギア30の歯に貼付くことが可能である。したがって活動ジョー20 を所定の位置まで調整した後、ギアラック23とウォームギア30とのかみあう ときに残ったギアギャップのせいで、活動ジョー20に依然として移動できる空 間があるという現象を取り除くことが可能である。
【0012】 本実施例によるモンキースパナーを使用する際、使用方式は既存のモンキース パナーの方式と同様である。ウォームギア30を回転させると、活動ジョー20 が移動する。しかし弾性ユニット40の作用で、活動ジョー20のギアラック2 3の歯は活動ジョー20の移動中、ウォームギア30の歯に貼付くので、常に自 動的に活動ジョー20の位置決め作用を提供する。
【0013】 図4に示すように、本考案の第二実施例によるモンキースパナーは、モンキー スパナーの本体50を含む。それは固定ジョー51、スライドレール52、収容 孔53、凹溝64を有するスライドブロック62、ギアラック63を有する活動 ジョー60、ウォームギア70、弾性ユニット80などから形成されている。モ ンキースパナーの本体50のスライドレール52は製造過程で、モンキースパナ ーの本体50を貫通しない。さらに、凹溝54が設けられている。よって、スラ イドレール52の右端はクローズド状態になって、弾性ユニット80の一端に突 っかいをする。したがって第一実施例と同様の効果を果たす。
【0014】
【考案の効果】
本考案は次の利点がある。 1.構造が簡単で、モンキースパナーの本来の構造を大幅に変更しなくても、 活動ジョーを位置決めする効果が提供できる。 2.使用方式は既存のモンキースパナーの方式と同じであり、ほかの係止動作 がなくても、活動ジョーを位置決めする効果が自動的に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例によるモンキースパナーを
示す分解立体図である。
【図2】本考案の第一実施例によるモンキースパナーを
示す断面図である。
【図3】本考案の第一実施例によるモンキースパナーの
作用力の伝送状態を示す図である。
【図4】本考案の第二実施例によるモンキースパナーを
示す断面図である。
【符号の説明】
10 モンキースパナーの本体 11 固定ジョー 12 スライドレール 13 収容孔 14 取付台 15 収容溝 20 活動ジョー 22 スライドブロック 23 ギアラック 30 ウォームギア 31 シャフトロッド 32 スプリング 40 弾性ユニット 50 モンキースパナーの本体 51 固定ジョー 52 スライドレール 53 収容孔 54 凹溝 60 活動ジョー 62 スライドブロック 63 ギアラック 64 凹溝 70 ウォームギア 80 弾性ユニット 141 雄ねじ山 142 凹溝 151 雄ねじ山 222 凹溝

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体はほぼ細長い形で、一端に固定ジョ
    ーが設けられ、 活動ジョーの一端にギアラックが配置され、 前記活動ジョーは、前記ギアラックを有する一端が前記
    本体に枢設され、前記活動ジョーは所定範囲内で前記固
    定ジョーに対し移動可能であり、 前記本体の所定位置に枢設されるウォームギアは、前記
    ギアラックと相互に噛み合わされ、前記ウォームギアの
    回転により前記活動ジョーは駆動され、 一端が前記活動ジョーの一端を突っかいする弾性ユニッ
    トは、他端が前記本体に突っかいをし、前記活動ジョー
    に前記固定ジョーから離脱する弾性作用力を提供し、前
    記ギアラックは常に前記ウォームギアに押圧されるため
    前記活動ジョーは自動的に位置決めされ、前記活動ジョ
    ーは軸方向のずれが防止されることを特徴とするモンキ
    ースパナー。
  2. 【請求項2】 前記本体にはスライドレールが設けら
    れ、前記活動ジョーの一端に前記スライドレールの中に
    収容されているスライドブロックが設置され、前記弾性
    ユニットは前記スライドレールに設置され、前記弾性ユ
    ニットの一端は前記活動ジョーの前記スライドブロック
    に突っかいをして設置されていることを特徴とする請求
    項1記載のモンキースパナー。
  3. 【請求項3】 前記スライドレールの一端には取付台が
    設置され、前記弾性ユニットに突っかいをすることを特
    徴とする請求項2記載のモンキースパナー。
  4. 【請求項4】 前記取付台の前記スライドレール内側環
    面の対応した位置には、雄ねじ山が設けられていること
    を特徴とする請求項3記載のモンキースパナー。
  5. 【請求項5】 前記取付台の内側端には前記弾性ユニッ
    トの一端を収容するための凹溝が設けられていることを
    特徴とする請求項3記載のモンキースパナー。
  6. 【請求項6】 前記スライドレールの一端は閉じられ、
    前記弾性ユニットの一端に突っかいをすることを特徴と
    する請求項2記載のモンキースパナー。
  7. 【請求項7】 前記活動ジョーの前記スライドブロック
    一端には、凹溝が設けられ、前記弾性ユニットの一端が
    収納されることを特徴とする請求項2記載のモンキース
    パナー。
  8. 【請求項8】 前記弾性ユニットは圧縮スプリングによ
    り構成されていることを特徴とする請求項1記載のモン
    キースパナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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