JP3079294U - 時計ベルトの構造 - Google Patents

時計ベルトの構造

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JP3079294U JP2001000376U JP2001000376U JP3079294U JP 3079294 U JP3079294 U JP 3079294U JP 2001000376 U JP2001000376 U JP 2001000376U JP 2001000376 U JP2001000376 U JP 2001000376U JP 3079294 U JP3079294 U JP 3079294U
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(57)【要約】 (修正有) 【課題】組立てに便利で使用寿命を確保できる時計ベル
トを提供すること。 【解決手段】本考案は、複数個の第1部材、複数個の第
2部材、複数個の第3部材、および複数個の連結部材で
構成する時計ベルトの構造を提供する。そのうち、セラ
ミックスで製造される第1部材は凹部および複数個の通
り孔を備えており、第2部材は凹部内に放置された本体
部、通り孔をそれぞれ通る複数個の第1突起部、および
複数個の第2突起部を備えることにより、第1部材に第
2部材を包み込ませるようにしている。第3部材は第2
部材を包み込む形で第1部材の間にそれぞれ設けられて
いる。連結部材は第2部材と第3部材とをそれぞれ連結
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は時計ベルトの構造、特に組立てに便利で使用寿命を確保できる時計ベ ルトの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
腕時計は現代人の生活必需品であり、主に、時計本体と時計ベルトとで構成さ れる。そのうち、時計ベルトの材質は、プラスチックや金属など、時代の進歩に 伴って多様な変化を遂げており、セラミックス材料も時計ベルトの製作に用いら れている。
【0003】 図1に示されるように、セラミックスを用いて製造した公知の時計ベルトの構 造10は、主に、複数個の第1部材11、複数個の第2部材12、および複数個 の第3部材13で構成されている。第1部材11に2個のホール(符号なし)を 、第2部材12に第1部材11に対応する2個のホール(符号なし)をそれぞれ 設けることにより、第1連結部材14を突き通して第1部材11と第2部材12 とを連結している。第2部材12にさらに2個のホール(符号なし)を、第3部 材13にも第2部材に対応する2個のホール(符号なし)をそれぞれ設けること により、第2連結部材15を通して第2部材12と第3部材13とを連結してい る。第1連結部材14に2個のホール(符号なし)を、第2連結部材15に第1 連結部材に対応する2個のホール(符号なし)をそれぞれ設けることにより、連 結部材16を通して第1連結部材と第2連結部材とを連結している。
【0004】 しかし、この時計ベルトの構造10には、第1部材11、第2部材12、第3 部材13のうちのいずれかが破損した場合、相互に組み合わせる3個の部材を全 て交換しなければならないため、コストが増加するばかりでなく、組合せにくく なるといった欠点があった。
【0005】 図2(a)は、一部の部材をセラミックスで製造した公知の時計ベルトの構造 20を示しており、複数個の第1部材21、複数個の第2部材22、および複数 個の第3部材で構成されている。そのうち、第3部材23は湾曲部23と2個の 突起部232を備えており、第1部材21と第2部材とを連結しようとするとき 、まず第3部材23を包み込むように第1部材21と第2部材22とを設置し、 連結ピン24を第2部材22のホール(符号なし)、第3部材23の湾曲部23 1、および別の第3部材23’の突起部232’のホール2321’に通して、 第2部材22と第3部材23とを連結させることにより、時計ベルトの結合が完 成する。このとき、図2(b)に示されるように、第1部材21が2個の第2部 材22の間に挟まれており、第3部材23の湾曲部231が連結ピン24を取り 囲む形で固定している。
【0006】 この時計ベルトの構造は、湾曲部で連結ピンを固定しており、一定の時間使用 すると湾曲部が変形して時計ベルトが外れる現象がしばしば生じるため、外観を 損なうだけでなく、ときには修理が必要となり、消費者にとっては決して便利な ものとは言えなかった。
【0007】 図2(c)に示されるように、第2部材22は中空の形状をしており、決して 製造し易いものとは言えない。中空の形状はセラミックスの焼結時に崩壊し易く 、さらにはコストの増加に繋がる。
【0008】 また、図2(b)に示されるように、湾曲部には一定の厚さがあり、包み込む その外の第2部材が厚すぎてはならないため、第2部材の材料を選択するときに 制限を受けるが、第2部材の厚さが薄すぎると破損し易くなる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
以上により、本考案は、上述の問題を解決するため、組立てに便利で使用寿命 を確保できる時計ベルトを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、セラミックスからなり、凹部と数個の通り孔とをそれぞれ備えた複 数個の第1部材と、凹部内に放置された本体部、本体部から延伸し、通り孔に通 すことにより第1部材に第2部材を包み込ませる複数個の第1突起部、および本 体部から第1突起部の延伸方向と反対方向に延伸する複数個の第2突起部を備え る複数個の第2部材と、それぞれ第2部材を包み込む形で第1部材の間に設けら れている複数個の第3部材と、第2部材と第3部材とを連結する複数個の連結部 材とからなる時計ベルトの構造を提供する。
【0011】 また、本考案において、第1突起部は第1ホールを、第2突起部は第2ホール を、第3突起部は第3ホールをそれぞれ備えることにより、連結部材が第3部材 の第3ホール、第1突起部の第1ホール、第2突起部の第2ホールをそれぞれ通 るようにしている。
【0012】 また、本考案において、連結部材は、それぞれ連結リングおよび連結ピンから なる。そのうち、連結リングは中空部を備えるとともに、第2突起部の間に位置 することにより、中空部と第2突起部の第2ホールとが同軸上に位置するように している。
【0013】 また、本考案において、第1部材の通り孔は凹部とそれぞれ連通している。
【0014】
【考案の実施の形態】
上述した本考案の目的、特徴、及び長所をより一層明瞭にするため、以下に本 考案の好ましい実施の形態を挙げ、図を参照にしながらさらに詳しく説明する。
【0015】 図3(a)、(b)、(c)、(d)、および図5(c)において、本考案の 時計ベルトの構造30は、複数個の第1部材31、複数個の第2部材32、複数 個の第3部材33、および複数個の連結部材34からなる。
【0016】 図3(a)に示されるように、各第1部材31は凹部311および2個の通り 孔312を備えている。通り孔312はそれぞれ凹部311と連通している。第 1部材31はセラミックスから製造されるのが好ましい。また、凹部311は深 さがあるため、後述の連結リング342を入れた後、その中空部3421が後述 の通り孔312を通った第2部材32の第2突起部323の第2ホール3231 と同軸上に位置し、組立てるときに定位の機能を生じ得る。
【0017】 図3(b)に示されるように、各第2部材32は本体部321、2個の第1突 起部322、および2個の第2突起部323を備えている。そのうち第1突起部 322は本体部321から左右に延伸しており、第2突起部323は本体部32 1から第1突起部322への延伸方向と逆方向に左右に延伸している。第1突起 部322は第1ホール3221をそれぞれ備えており、第2突起部323は第2 ホール3231をそれぞれ備えている。
【0018】 図3(c)に示されるように、各第3部材33は2個の第3ホール331をそ れぞれ備えている。また、図3(d)に示されるように、連結部材34は、連結 ピン341、中空部3421を備える連結リング342、および定位リング34 3からなる。
【0019】 図4において、本考案の第2部材32の間は連結部材34により相互に連結し ている。連結部材34の連結ピン341および連結リング342の構成並びに設 置方式は公知技術と同じであり、当業者が熟知するものであるため、ここではそ の説明を省略する。本考案は定位リング343をさらに含んでおり、図5(b) に示されるように、連結リング342を第3突起部323の間に放置したとき、 良好な定位を得ることができる。
【0020】 以下、図5(a)、(b)、(c)、および図5(d)を参考にしながら、本 考案の時計ベルトの構造の組立て過程について説明する。まず、第2部材32の 第1突起部322を第1部材31の通り孔312に通す。このとき、第2部材3 2の本体部321を第1部材31の凹部311に放置することにより、第1部材 31が第2部材32を包み込むようにする。図5(a)に示されるように、この 後、第2部材32を包み込む形で第3部材33を設け、別の第2部材32’の第 2突起部323’を上述の第2部材32の第1突起部322の内側に放置すると ともに、図5(b)に示されるように、第2部材32’の第2突起部323’の 間に、連結リング342を含む定位リング343を放置する。但し、凹部311 は深さがあるため、連結リング342の中空部3421が第2突起部323’の 第2ホール3231’とちょうど同軸上に位置する。最後に、図5(c)に示さ れるように、連結部材34の連結ピン341を第3部材の第3ホール331、第 2部材の第1突起部322の第1ホール3221、および第2部材32’の第2 突起部323’の第2ホール3231’に通すことにより、2個の第2部材32 、32’および第3部材33を連結する。その後、図5(d)に示されるように 、上述の工程を繰返して、各第3部材33を各2個の第1部材31の間に設ける ことにより、組立てが完成する。
【0021】 本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に 限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域 を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案の保護 範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【0022】
【考案の効果】
本考案の時計ベルトの構造は、第2部材の第2突起部上に直接穿孔することに より、連結部材を確実に保持することができるため、時計ベルトが外れるといっ た問題が生じにくくなると同時に、公知技術のように湾曲部を設置する必要がな いため、第3部材の厚さが制限されず、材料の選択がさらに多様化する。
【0023】 また、第2部材を設置することにより、部材のいずれかが破損したときに単独 で交換することができ、相互に組合っている3個の部材全てを交換する必要がな いため、コストを低下できるだけでなく、組立てるときの便利性がさらに増加す る。
【0024】 さらには、凹部に深さがあることにより、連結リングの中空部が第2突起部の 第2ホールとちょうど同軸上に位置するとともに、連結部材に定位リングを設け ることにより、組立てがさらに便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知の時計ベルトの構造を示す略図であ
る。
【図2】 (a)別の公知の時計ベルトの構造を示す
略図である。 (b)図2(a)の湾曲部を示す側面図である。 (c)図2(a)の第2部材を示す正面図である。
【図3】 (a)本考案の時計ベルトの構造の第1部
材を示す斜視図である。 (b)本考案の時計ベルトの構造の第2部材を示す斜視
図である。 (c)本考案の時計ベルトの構造の第3部材を示す斜視
図である。 (d)本考案の時計ベルトの構造の連結部材を示す斜視
図である。
【図4】 本考案の連結部材を示す略図である。
【図5】 (a)〜(d)本考案の時計ベルトの構造
を示す組立て過程図である。
【符号の説明】
10、20、30…時計ベルトの構造、11、21、3
1…第1部材、12、22、32、32’…第2部材、
13…第3部材、14…第1連結部材、15…第2連結
部材、16…定位ピン、23、23’、33…第3部
材、231…湾曲部、232、232’…突起部、23
21、2321’…ホール、24、34…連結部材、3
11…通り孔、312…凹部、321…本体部、32
2、322’…第1突起部、323、323’…第2突
起部、3221…第1ホール、3231、3231’…
第2ホール、331…第3ホール、341…連結ピン
、342…連結リング、3421…中空部、343…
定位リング。
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月7日(2001.3.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】凹部および複数個の通り孔をそれぞれ備
    え、セラミックスから製造される複数個の第1部材と、 凹部内に放置された本体部、本体部から延伸し、通り孔
    に通すことにより第1部材に第2部材を包み込ませる複
    数個の第1突起部、および本体部から第1突起部の延伸
    方向と反対方向に延伸する複数個の第2突起部を備える
    複数個の第2部材と、 第2部材を包み込む形で第1部材の間にそれぞれ設けら
    れている複数個の第3部材と、 第2部材と第3部材とを連結する複数個の連結部材と、
    からなることを特徴とする時計ベルトの構造。
  2. 【請求項2】前記第1突起部は第1ホールを、前記第2
    突起部は第2ホールを、前記第3突起部第3ホールをそ
    れぞれ備えることにより、連結部材が第3部材の第3ホ
    ール、第1突起部の第1ホール、第2突起部の第2ホー
    ルをそれぞれ通るようにする、請求項1に記載の時計ベ
    ルトの構造。
  3. 【請求項3】前記連結部材はそれぞれ、連結リング、連
    結ピン、および定位リングからなる、請求項2に記載の
    時計ベルトの構造。
  4. 【請求項4】前記連結リングは中空部を備えるとともに
    前記第2突起部の間に位置することにより、前記中空部
    と前記第2突起部の第2ホールとが同軸上に
  5. 【請求項5】前記通り孔はそれぞれ前記凹部と連通して
    いる、請求項4に記載の時計ベルトの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011110236A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Kyocera Corp 装飾品用駒
JP2012045293A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Kyocera Corp 装飾品用駒

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JP2011110236A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Kyocera Corp 装飾品用駒
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