JP3079206B2 - 家具製作サポートシステム - Google Patents

家具製作サポートシステム

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JP3079206B2
JP3079206B2 JP09285580A JP28558097A JP3079206B2 JP 3079206 B2 JP3079206 B2 JP 3079206B2 JP 09285580 A JP09285580 A JP 09285580A JP 28558097 A JP28558097 A JP 28558097A JP 3079206 B2 JP3079206 B2 JP 3079206B2
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健一 二宮
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株式会社ユウ・アンド・サン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、家具の設置場所
等、需用者の個別のニーズに合わせた家具の製作をサポ
ートすることで安価な家具のオーダーメイドを実現する
家具製作サポートシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家具の形状、大きさ及び材質等
は、全て家具メーカにより定められ、家具メーカは自ら
設定した形状、大きさ及び材質等の規格に基づき家具の
製作、販売を行っている。従って、一般に家具を購入し
ようとする者は、販売されている完成品を購入して使用
している。このような家具の製作にあたっては、近時の
コンピュータの発達に伴い、CAD(Computer Aided De
sign)システムによる家具の製作に必要な図面の作成が
大手家具メーカ等によって行われ図面作成作業等の効率
化が図られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、家具の
需用者はその各々事情に応じて購入又は自ら作成する家
具の形状、サイズ等について様々な要求を有する。特
に、家具を設置する居住空間には様々な形状がある。例
えば、部屋の隅に柱が存在する場合等においては、柱が
邪魔になり購入した完成品を設置すると家具と壁の間に
隙間ができて室内の空間を有効に活用できなくなる場合
がある。このような場合、設置場所の形状に合わせた家
具をオーダーメイドすることが必要になる。しかしこの
ようなオーダーメイドを行うと図面等も最初から作成し
直さなければならず、結果として家具の価格が非常に高
価のものとなるという問題があった。
【0004】また、従来のCADシステムは、コンピュ
ータの利用による図面作成の効率化に資するものではあ
ったが上述のような個々の需用者の様々なニーズを満た
しうるものではなかった。
【0005】この発明の課題は、設置場所の形状等に基
づく個々の需用者のニーズに合わせた家具又はその図面
を簡単な方法により、容易に製作することができる家具
製作サポートシステムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の家具製作
サポートシステムは、複数の種類の家具を、その各々の
家具の構成部品の標準規格と共に記憶する記憶手段と、
前記複数の種類の家具の中から需用者が希望する種類の
家具を選択する選択手段と、前記各構成部品の前記標準
規格の変更可能範囲を記憶する変更可能範囲記憶手段
と、前記各構成部品の前記標準規格の変更を前記変更可
能範囲記憶手段に記憶されている変更可能範囲内におい
て指示する変更指示手段と、前記変更指示手段により指
示された変更後の前記指定された家具の仕上がり状態を
出力する仕上状態出力手段とを備えることを特徴とす
る。
【0007】この請求項1記載の家具製作サポートシス
テムによれば、変更可能範囲記憶手段に記憶されている
変更可能範囲内において、変更指示するため需用者は自
らの希望する設計変更が家具製作に当たって許容された
範囲内のもので有るか否かを予め知ることができるの
で、需用者自らの指示による家具のオーダーメイドが従
来と比べて各段に容易なものとなる。また、変更指示手
段によって行われた変更指示後の仕上がり状態を仕上状
態出力手段により出力するため、家具の仕上がり状態を
容易に知ることができる。
【0008】また、請求項2記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1記載の家具製作サポートシステムの
前記標準規格には前記家具の構成部品のサイズ及び材質
を含むことを特徴とする。この請求項2記載の家具製作
サポートシステムによれば、家具の構成部品のサイズ及
び材質等の変更が可能になる。
【0009】また、請求項3記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1記載の家具製作サポートシステムの
前記標準規格の変更可能範囲が等級により示されている
ことを特徴とする。この請求項3記載の家具製作サポー
トシステムによれば、標準規格の変更可能範囲が等級に
より示されているため変更の指示を容易に行うことがで
きるため、家具のより経済的なイージーオーダーメイド
が可能になる。
【0010】また、請求項4記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1記載の家具製作サポートシステムの
前記標準規格の変更可能範囲に、前記各構成部品に指定
された寸法の切込部を入れることを含むことを特徴とす
る。この請求項4記載の家具製作サポートシステムによ
れば、各構成部品に指定された寸法の切込部を入れるこ
とができるため、家具の設置場所と需用者の個々の事情
に応じた各構成部品の形状の変更も可能になる。
【0011】また、請求項5記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1記載の家具製作サポートシステムの
前記標準規格の変更可能範囲に、前記各構成部品の色彩
及び模様の種類を含むことを特徴とする。この請求項5
記載の家具製作サポートシステムによれば、需用者の好
みに合わせて各構成部品の色彩及び模様の種類の変更も
可能になる。
【0012】また、請求項6記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1記載の家具製作サポートシステムの
前記仕上状態出力手段が前記選択手段により選択された
前記家具の仕上がり状態を設計図面の形式で出力するこ
とを特徴とする。この請求項6記載の家具製作サポート
システムによれば、家具の変更後の仕上がり状態を設計
図面により出力するため、出力された設計図面をそのま
ま家具の製作に用いることが可能となる。
【0013】また、請求項7記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の家
具製作サポートシステムにおいて、更に、前記標準規格
を表示する表示手段を備え、前記標準規格の変更可能範
囲は、前記変更指示手段により前記標準規格の変更を指
示する際に、前記表示手段により前記標準規格と共に表
示されることを特徴とする。
【0014】この請求項7記載の家具製作サポートシス
テムによれば、標準規格の変更可能範囲が標準規格と共
に表示されるため標準規格の変更指示を容易に行うこと
ができる。
【0015】また、請求項8記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の家
具製作サポートシステムにおいて、前記変更指示手段に
よる前記各構成部品の前記標準規格の変更が前記変更可
能範囲記憶手段により記憶されている前記変更可能範囲
内か否かを判別する判別手段を更に備えることを特徴と
する。
【0016】この請求項8記載の家具製作サポートシス
テムによれば、判別手段により変更指示手段による各構
成部品の標準規格の変更が変更可能範囲記憶手段により
記憶されている変更可能範囲内か否かを判別するため、
変更可能範囲外の指定がなされた場合等において、その
旨の報知等を行うことが可能になる。
【0017】また、請求項9記載の家具製作サポートシ
ステムは、請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の家
具製作サポートシステムにおいて、前記表示手段は、前
記指定された家具の変更後の仕上がり状態を更に表示す
ることを特徴とする。この請求項9記載の家具製作サポ
ートシステムによれば、表示手段により家具の変更後の
仕上がり状態を表示するため、容易に変更後の家具の形
態を視覚的に認識することができる。
【0018】また、請求項10記載の家具製作サポート
システムは、請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の
家具製作サポートシステムにおいて、前記記憶手段が指
定された家具を構成する各構成部品の価格及び前記標準
規格の変更に要する費用及び期間を更に記憶し、前記変
更指示手段により前記構成部品の前記標準規格の変更を
指示した場合に前記家具の価格及び納期の少なくとも一
方を算出する算出手段と、前記算出手段により算出され
た価格及び納期の少なくとも一方を出力する出力手段と
を更に備えることを特徴とする。
【0019】この請求項10記載の家具製作サポートシ
ステムによれば、変更指示手段により構成部品の標準規
格の変更を指示した場合に家具の価格及び納期の少なく
とも一方を算出して出力するするため、構成部品の標準
規格の変更により必要になる費用及び納期等を即座に知
らせることができ需用者に対するサービスを向上させる
ことができる。
【0020】また、請求項11記載の家具製作サポート
システムは、請求項10記載の家具製作サポートシステ
ムにおいて、更に需用者が要求するサービスの範囲を指
定する指定手段を備え、前記算出手段は、前記変更指示
手段により前記構成部品の前記標準規格の変更を指示し
た場合に前記指定手段により指定された範囲のサービス
を提供する場合の前記家具の価格及び納期の少なくとも
一方を算出することを特徴とする。
【0021】この請求項11記載の家具製作サポートシ
ステムによれば、構成部品の標準規格の変更を指示した
場合に指定手段により指定された範囲、例えば変更後の
図面のみが必要なのか、変更後の構成部品も必要なのか
等、要求されたサービスを提供する場合の家具の価格及
び納期を算出して出力するため、需用者に対するサービ
スを更に向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態にかかる家具製作サポートシステムついて
説明する。
【0023】図1は家具製作サポートシステム2のブロ
ック構成図である。中央処理装置(CPU)10は、家
具製作サポートシステム2の全体の制御を行うものであ
り、CPU10には、ROM(Read Only Memory)2
0、RAM(Random Access Memory)30、ディスプレイ
40、マウス50、キーボード60、プリンタ70及び
ハードディスク装置80が接続されている。
【0024】ここでROM20には、この家具製作サポ
ートシステム2において実施される各処理のためのプロ
グラム等が記憶されている。またRAM30は、ハード
ディスク装置80から読み込んだ指定された家具につい
ての標準データ等の記憶を行うと共にマウス50、キー
ボード60等により入力されたデータ等を一時的に記憶
するためのメモリである。
【0025】ディスプレイ40はLCD表示部により構
成されており、家具の種類を指定するためのメニュー画
面、指定された家具についての標準データ等の表示を行
う。マウス50はディスプレイ40上の座標位置を指示
するためのポインティングデバイスであり、マウス50
により表示されたメニュー画面上において表示されてい
る家具の中から所望の家具の指定等を行う。
【0026】キーボード60は、家具を構成する各部品
の寸法変更等を指示するための数値を入力するテンキ
ー、需用者の要求するサービスの範囲を指定するための
キー等が備えられている。また、プリンタ70はレーザ
プリンタ等により構成され、家具を構成する各部品の寸
法変更を行った後の各構成部品の設計図面の出力等を行
うものである。
【0027】ハードディスク装置80には家具毎の標準
データが記憶されている。図2は、家具毎の標準データ
の記憶内容を示すものである。なお、この家具製作サポ
ートシステム2においては各種の「テーブル」、「い
す」、「たな」の標準データを記憶しているが、図2に
おいては、大分類「テーブル」、中分類「食堂用」、小
分類「001」のテーブルについての標準データを例に
とって記憶内容の説明を行う。
【0028】図2に示すように、大分類「テーブル」、
中分類「食堂用」、小分類「001」のテーブルは、
「天板」及び「足」を構成部品として備えるものであ
り、「天板」についての標準規格(縦、横、厚さ)及び
「足」についての標準規格(縦、横、高さ)、「天板」
及び「足」についての標準規格の変更可能範囲、「天
板」及び「足」についての標準材質、「天板」及び
「足」についての変更可能材質等が記憶されている。ま
た、更に、各構成部品の標準規格として色彩、付される
模様等を記憶すると共に色彩、模様の変更可能範囲を記
憶することが好ましい。
【0029】ここで標準規格に対する変更可能範囲と
は、設定された標準規格に対し、規格が変更された家具
製品の物理的強度、バランス、規格変更に対するコスト
等を考慮した上で製作者側で予め許容できる規格変更の
最大範囲をいう。この変更許容範囲は、変更後の家具の
物理的強度、バランス等から自動的に算出して決定する
ことも可能であり、また、変更指示にかかる家具を製作
する業者の能力等を勘案して任意に決定することも可能
である。この変更可能範囲が定められていることにより
規格変更を行った場合においても、家具の物理的強度、
バランス及び価格等を適当なものとすることができる。
【0030】次に、この家具製作サポートシステム2に
おいて実施される家具を構成する各部品の標準データの
変更等の処理について説明する。図3に示すように、ま
ずメニュー画面の表示が行われる(ステップS10)。
メニュー画面の表示は、まず大分類のメニュー画面の表
示が行われるため(図5(a)参照)、マウス50によ
り「テーブル」、「いす」、「たな」、「その他」の何
れかの選択を行う。ここでマウス50により「テーブ
ル」が選択された場合には、「テーブル」についての中
分類のメニュー画面の表示が行われ(図5(b)参
照)、また「たな」が選択された場合には、「たな」に
ついての中分類のメニュー画面の表示が行われる(図5
(c)参照)。
【0031】更に、マウス50により中分類のメニュー
画面の中から家具の種類を選択した場合には、小分類の
メニュー画面の表示が行われる(図6参照)。なお、図
6は図5(b)に示す「テーブル」についての中分類の
メニュー画面の表示において「食堂用」の選択を行った
場合の小分類のメニュー画面の表示状態を示すものであ
る。この小分類のメニュー画面の表示においては、各種
の「テーブル」が識別番号と共にイメージ図により表示
されている。従って、マウス50による指定により、又
はキーボード60のテンキーにより識別番号を入力する
ことにより「テーブル」の種類の指定が行われる。
【0032】次に、小分類のメニュー画面の表示におい
て家具の種類の指定が終了した場合には(ステップS1
1)、指定された家具についての標準データがハードデ
ィスク装置80から読み込まれ(ステップS12)、図
7に示すように、指定された家具についての標準データ
の表示が行われる(ステップS13)。なお、図7は、
「テーブル」、「食堂用」の小分類のメニュー画面の表
示において識別番号001のテーブルの指定を行った場
合の、標準データの表示画面を示すものである。 この
標準データの表示画面においては、識別番号001のテ
ーブルを正面から視た場合のイメージ図、横方向から視
た場合のイメージ図、斜め方向から視た場合のイメージ
図及び上方向から視た場合のイメージ図が表示されると
共に、識別番号001のテーブルにおいては天板の縦方
向の寸法(1000mm)、横方向の寸法(2000mm)、厚さ方向の
寸法(40mm)が標準サイズであり、足の縦方向の寸法(100
mm)、横方向の寸法(100mm)、高さ方向の寸法(800mm)が
標準サイズであることが表示されている。また、天板の
材質として「杉」が標準データであり、足の材質として
「松」が標準データであることが表示されている。
【0033】次に、標準データの変更処理が行われる
(ステップS14)。この変更処理は、予め用意された
標準規格では需用者の要求する形状サイズ等と合致しな
い場合に、標準規格をその許容範囲内で変更する処理を
いう。この変更処理により従来実現されていなかった家
具の経済的オーダーメイドが可能となる。
【0034】まず、図4に示すように、まずサイズ変更
のための処理が行われる(ステップS30)。このサイ
ズの変更は、サイズ変更画面の表示を行い(図8参
照)、この表示上において行われる。即ち天板の縦方向
の寸法、横方向の寸法、厚さ方向の寸法、足の縦方向の
寸法、横方向の寸法、高さ方向の寸法についての変更値
をキーボード60のテンキーにより入力することにより
行われる。なお、変更値の入力が終了した場合には、デ
ィスプレイ40の表示は標準データの表示画面に戻され
る。
【0035】次に、形状変更のための処理が行われる
(ステップS31)。即ち、例えば天板についての形状
の変更は、まず標準データ出力画面において、マウス5
0を用いて天板の指定を行い、天板についての形状変更
画面の表示を行う(図9(a)参照)。次に、天板のA
〜Dのいずれの辺に切込部を設けるかをマウス50によ
り指定する。即ちマウスカーソルをA〜Dのいずれかの
辺上に位置させることによりA〜Dのいずれかの辺を指
定する。なお、例えばA辺とD辺の角に切込部を設ける
場合には、マウスカーソルによりA辺又はD辺の指定を
行う。
【0036】次に、キーボード60のテンキーにより切
込部の位置を示す原点Oからの距離a、切込部の大きさ
を示すb,cの値の入力を行う(図9(b)参照)。こ
こで(a+c)の値がサイズ変更後のAの値よりも大き
い場合、又はbの値がサイズ変更後のBの値よりも大き
い場合にはその旨を識別表示して、a〜cの値の再入力
を待つ。なお、a〜cの入力値が適正な値の場合にはデ
ィスプレイ40の表示は標準データの表示画面に戻され
る。また、足についての形状変更も「天板」についての
形状の変更と同様の処理により行われる。
【0037】次に、材質変更のための処理が行われる
(ステップS32)。即ち、図7に示す標準データの表
示上において天板、足のそれぞれの材質を変更すること
により行われる。
【0038】ステップS14の変更処理が終了した場合
には、変更処理による変更が変更可能範囲内か否かの判
断が行われる(ステップS15)。即ち、上述のサイズ
変更のための処理(ステップS30)において指定され
た天板の縦方向の寸法、横方向の寸法、厚さ方向の寸
法、足の縦方向の寸法、横方向の寸法、高さ方向の寸法
が、標準データに記憶されている変更可能範囲内の値か
否か、また、上述の材質変更のための処理(ステップS
32)において指定された材質が標準データに記憶され
ている変更可能材質か否かの判断が行われる。なお、変
更可能範囲は、大、中、小、長、普通、短等、いわゆる
等級により記憶するようにしても良い。この場合には、
変更データの入力が容易になる。また、変更データの入
力にあたっては、規格変更画面において標準規格データ
と共に変更可能範囲データを表示しておき、入力者にそ
の変更可能範囲内においてのみ変更データの入力を可能
にし、その範囲を超えて入力した場合にはエラーメッセ
ージを表示させることも可能である。
【0039】このステップS15において変更可能範囲
内でないと判断された場合には、ステップS13の処理
に戻り再度、標準データの表示が行われ、その旨の識別
表示を行い(図7参照)、再度、標準データの変更処理
が行われるのを待つ(ステップS14)。一方、ステッ
プS15において変更可能範囲内と判断された場合に
は、変更後の家具についてのイメージ図の作成を行い
(ステップS16)、ディスプレイ40においてイメー
ジ図の表示を行う。即ちCPU10の制御の下、指定さ
れた家具について:変更されたサイズ及び形状に基づき
RAM20上にイメージ図の作成を行い、ディスプレイ
40において表示を行う。
【0040】次に、サービスの要求範囲が指定されたか
否かの判断を行う(ステップS18)。
【0041】即ち変更後の図面のみが必要なのか、変更
後のサイズ等に加工した構成部品も必要なのか又は変更
後の完成品も必要なのか等の指定がされたか否かの判断
が行われる。これは家具のオーダーメイドにあたって
は、需用者のニーズは様々であり、希望する形状サイズ
の図面さえ有れば、後は自ら家具の製作を行う者もあれ
ば、図面に加えて家具を構成する部品の供給を望む者も
あり、更には完成品の購入を望む者もあるためである。
なお、この指定は、キーボード60又はマウス50を用
いて行われる。
【0042】次に、指定されたサービスを提供する場合
の見積及び納期の算出を行い(ステップS19)、見積
及び納期をディスプレイ40に表示出力すると共にプリ
ンタ70において印字出力する。即ち、使用する材料
(サイズ、材質)毎に定められている価格表(図10参
照)、サイズ変更等に必要な工程数に応じて定められて
いる価格表(図示せず)が予めROM30に記憶されて
いることから、この価格表を参照することにより、変更
後の家具について指定されたサービスを提供する場合の
見積及び納期の算出を行い見積及び納期を印字出力する
(図11参照)。
【0043】次に、変更後の家具についての設計図面を
作成して(ステップS21)、プリンタ70において印
字出力する(ステップS22)。従って、需用者は、こ
の設計図面に基づいて自ら材料を加工すること、又は加
工後の材料を購入して家具の組立を行うこと、更に完成
品を購入することのいずれも可能となる。
【0044】この実施の形態に係る家具製作サポートシ
ステム2によれば、部品のサイズ、材質の変更が変更可
能範囲内の場合には、指定された家具の変更後の仕上が
り状態をイメージ図及び図面により出力するため変更後
の家具の仕上がり状態を容易に知ることができる。
【0045】また、構成部品のサイズ、材質の変更を指
示した場合に、要求されたサービスをする提供する場合
の家具の価格及び納期を算出して出力するため、需用者
に対するサービスを向上させることができる。
【0046】なお、上述の実施の形態においては、「天
板」の形状変更の例として矩形の切込部を設けることに
ついて説明したが、これに限定されるものではなく半円
形状の切込部等を設けるようにしてもよい。
【0047】また、上述の実施の形態においては、指定
されたサービスを提供する場合の見積及び納期の算出を
行い、見積及び納期を出力しているが、見積及び納期の
少なくとも一方を出力するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、変更可能
範囲記憶手段に記憶されている変更可能範囲内におい
て、変更指示するため需用者は自らの希望する設計変更
が家具製作に当たって許容された範囲内のもので有るか
否かを予め知ることができるので、需用者自らの指示に
よる家具のオーダーメイドが従来と比べて各段に容易な
ものとなる。また、変更指示手段によって行われた変更
指示後の仕上がり状態を仕上状態出力手段により出力す
るため、家具の仕上がり状態を容易に知ることができ
る。
【0049】また、請求項2記載の発明によれば、家具
の構成部品のサイズ及び材質等の変更が可能になり、需
用者のニーズに対応した家具の製作のサポートが可能に
なる。
【0050】また、請求項3記載の発明によれば、標準
規格の変更可能範囲が等級により示されているため変更
の指示を容易に行うことができるため、家具のより経済
的なイージーオーダーメイドが可能になる。
【0051】また、請求項4記載の発明によれば、各構
成部品に指定された寸法の切込部を入れることができる
ため各構成部品の形状の変更も可能になり、需用者のニ
ーズにより合致した家具の製作のサポートが可能にな
る。
【0052】また、請求項5記載の発明によれば、需用
者の好みに合わせて各構成部品の色彩及び模様の種類の
変更も可能になり、需用者のニーズにより合致した家具
の製作のサポートが可能になる。
【0053】また、請求項6記載の発明によれば、家具
の変更後の仕上がり状態を設計図面により出力するた
め、出力された設計図面をそのまま家具の製作に用いる
ことが可能となる。
【0054】また、請求項7記載の発明によれば、標準
規格の変更可能範囲が標準規格と共に表示されるため標
準規格の変更指示を容易に行うことができる。
【0055】また、請求項8記載の発明によれば、判別
手段により変更指示手段による各構成部品の標準規格の
変更が変更可能範囲記憶手段により記憶されている変更
可能範囲内か否かを判別するため、変更可能範囲外の指
定がなされた場合等において、その旨の報知等を行うこ
とが可能になる。
【0056】また、請求項9記載の発明によれば、表示
手段により家具の変更後の仕上がり状態を表示するた
め、容易に変更後の家具の形態を視覚的に認識すること
ができる。
【0057】また、請求項10記載の発明によれば、変
更指示手段により構成部品の標準規格の変更を指示した
場合に家具の価格及び納期の少なくとも一方を算出して
出力するため、構成部品の標準規格の変更により必要に
なる費用及び納期等を即座に知らせることができ需用者
に対するサービスを向上させることができる。
【0058】また、請求項11記載の発明によれば、構
成部品の標準規格の変更を指示した場合に指定手段によ
り指定された範囲、例えば変更後の図面のみが必要なの
か、変更後の構成部品も必要なのか等、要求されたサー
ビスを提供する場合の家具の価格及び納期を算出して出
力するため、需用者に対するサービスを更に向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムのブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムで用いる標準データを説明するための図であ
る。
【図3】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムの動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図5】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムのメニュー画面の表示状態を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムのメニュー画面の表示状態を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムの標準データの出力画面の表示状態を示す図
である。
【図8】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムのサイズ変更画面の表示状態を示す図であ
る。
【図9】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポー
トシステムの形状変更を説明するための図である。
【図10】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポ
ートシステムの価格表を示す図である。
【図11】この発明の実施の形態にかかる家具製作サポ
ートシステムの見積画面の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
10…CPU、20…ROM、30…RAM、40…デ
ィスプレイ、50…マウス、60…キーボード、70…
プリンタ、80…ハードディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の種類の家具を、その各々の家具の
    構成部品の標準規格と共に記憶する記憶手段と、 前記複数の種類の家具の中から需用者が希望する種類の
    家具を選択する選択手段と、 前記各構成部品の前記標準規格の変更可能範囲を記憶す
    る変更可能範囲記憶手段と、 前記各構成部品の前記標準規格の変更を、前記変更可能
    範囲記憶手段に記憶されている変更可能範囲内において
    指示する変更指示手段と、 前記変更指示手段により指示された変更後の前記指定さ
    れた家具の仕上がり状態を出力する仕上状態出力手段
    と、 を備えることを特徴とする家具製作サポートシステム。
  2. 【請求項2】 前記標準規格には、前記家具の構成部品
    のサイズ及び材質を含むことを特徴とする請求項1記載
    の家具製作サポートシステム。
  3. 【請求項3】 前記標準規格の変更可能範囲は、等級に
    より示されていることを特徴とする請求項1記載の家具
    製作サポートシステム。
  4. 【請求項4】 前記標準規格の変更可能範囲には、前記
    各構成部品に指定された寸法の切込部を入れることを含
    むことを特徴とする請求項1記載の家具製作サポートシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記標準規格の変更可能範囲には、前記
    各構成部品の色彩及び模様の種類を含むことを特徴とす
    る請求項1記載の家具製作サポートシステム。
  6. 【請求項6】 前記仕上状態出力手段は、前記選択手段
    により選択された前記家具の仕上がり状態を設計図面の
    形式で出力することを特徴とする請求項1記載の家具製
    作サポートシステム。
  7. 【請求項7】 前記標準規格を表示する表示手段を更に
    備え、 前記標準規格の変更可能範囲は、前記変更指示手段によ
    り前記標準規格の変更を指示する際に、前記表示手段に
    より前記標準規格と共に表示されることを特徴とする請
    求項1〜請求項6の何れか一項に記載の家具製作サポー
    トシステム。
  8. 【請求項8】 前記変更指示手段による前記各構成部品
    の前記標準規格の変更が前記変更可能範囲記憶手段によ
    り記憶されている前記変更可能範囲内か否かを判別する
    判別手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求
    項7の何れか一項に記載の家具製作サポートシステム。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記指定された家具
    の変更後の仕上がり状態を更に表示することを特徴とす
    る請求項1記載〜請求項8の何れか一項に記載の家具製
    作サポートシステム。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段は、指定された家具を構
    成する各構成部品の価格及び前記標準規格の変更に要す
    る費用及び期間を更に記憶し、 前記変更指示手段により前記構成部品の前記標準規格の
    変更を指示した場合に前記家具の価格及び納期の少なく
    とも一方を算出する算出手段と、 前記算出手段により算出された価格及び納期の少なくと
    も一方を出力する出力手段とを更に備えることを特徴と
    する請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の家具製作
    サポートシステム。
  11. 【請求項11】 需用者が要求するサービスの範囲を指
    定する指定手段を更に備え、 前記算出手段は、前記変更指示手段により前記構成部品
    の前記標準規格の変更を指示した場合に前記指定手段に
    より指定された範囲のサービスを提供する場合の前記家
    具の価格及び納期の少なくとも一方を算出することを特
    徴とする請求項10記載の家具製作サポートシステム。
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