JP3079063U - 植物成分を吸着した炭シート及び使用方法 - Google Patents

植物成分を吸着した炭シート及び使用方法

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JP3079063U
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sheet
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charcoal sheet
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直人 手塚
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旭ハイテック株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】炭を使用したシートにおいて植物の持つ有効
成分を吸着させ、就寝時に安定した量の放出を可能とす
る事で、炭の持つ遠赤外線効果と吸飲や皮膚吸収による
有効成分を体に取り入れる快眠を得ることを目的とす
る。 【解決手段】1ミリ以下に粉砕した竹炭とジャスミンの
開花寸前の蕾を加熱後、密封しジャスミン成分を吸着さ
せ作成した竹炭1を不織布と通気性フィルムの複合体3
で袋体化し、布4でカバーとする。前記カバーの1面に
上布5を設け布4との間に綿を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、炭を内蔵するシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、炭を利用したシート(マット)では実用新案第3022 201号の考案では炭と笹の効能を生かしたシートであり、実用新案第3022 201号の考案では微粉末の炭を外部に漏洩しないための手段である。
【0003】主に快適な睡眠を得るための寝具として考案されたものであり、吸 臭・調湿に優れた炭を利用したシートを提供する目的で考案されたものである。 また炭の遠赤外線の効果も特徴としてあげられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように従来の炭シートは炭を吸臭や調湿に利用しており、快適な睡眠の 1部の要素を満足するものである。本考案の目的は、炭を吸臭材として利用する のではなく、逆に植物に含まれる成分や香りを炭に吸着させて、成分の保持材と して利用し、体に有効な成分を吸飲や皮膚吸収から体に取り込み良好な睡眠等を 得ることである。(請求項1)
【0005】年間を通し気温の変化があっても1つの炭シートで利用できるシー トを提供する手段である。(請求項2)
【0006】冬季に電気毛布など身体近くで使用する電気製品から発生する電磁 波から身体まもる事と、炭の持つ遠赤外線効果を有効に活用することを目的とす る。(請求項3)
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の炭シートは、炭を粉砕し植物成分を吸 着させる。成分を吸着した炭を通気性フィルムと不織布とを含む素材で複数袋体 化しシートとする。請求項2は、請求項1で作成されたシートを包むカバーであ る。1面は包体の内部に綿体を用い、もう一面は綿体を用いない構造である。 請求項3は、冬季など気温が低下した場合に使用される電気毛布と人体の間に炭 シートを利用する使用方法である。
【0008】
【考案の実施の形態】次に本考案の一実施例について図面を参照して説明する。 本考案の請求項1と請求項2の一実施例の炭マット構成を示す図1は、ジャスミ ンの成分を吸着させた竹炭1と綿2と不職布と通気性フィルムの複合体3と布4 と上布5で構成される。
【0009】まず、請求項1にある竹炭1は孟宗竹を炭化した炭を1mm以下に 粉砕する。次に、ジャスミンの開花直前の蕾を採取し不織布の袋に入れ開口部を 閉じ、前記粉砕された竹炭と共に容器に入れ温度を80度まで暖め密閉する。徐 々に温度を低下させ3日後に容器から取り出し、炭へのジャスミン成分の吸着を 完了する。竹炭1を不職布と通気性フィルムの複合体3を用い縦横約50mm間 隔で袋体化し幅寸法約960mmと長さ約1960mmの大きさの炭シートを作 成する。
【0010】竹炭は、植物系炭の中でも微細孔を持つ構造であり吸着保持力に優 れている。吸着した芳香成分等を大量に放出せず長期間保持することが可能であ り、放出性を調整するために1mm以下の大きさに粉砕した炭を使用する。就寝 に必要な成分も徐々に放出する事が可能となった。
【0011】つぎに、請求項2にある作成されたシートを包むカバーについて説 明すると、カバーの両面は布4で構成し1面にはさらに上布5を用い、上布5と 布4の間に綿2を用いる構成とする。
【0012】つぎに、請求項3にある使用方法の一例は図2を用いて説明する。 ベッド7の上に電気毛布8と炭シート9とシーツ10を敷き人体11を置き、上 掛け寝具12を掛けて使用する。
【0013】つぎに、電気毛布と炭シートの使用模式図3を用い説明する。電気 毛布8内にある電熱ヒータ6は通電することにより電磁波13と近・中赤外線1 4を発生する。電磁波は成長期の細胞への悪影響が多く報告されており特に電気 毛布は、体に密着して使用する製品であり就寝中長時間使用するため電磁波の人 体への悪影響が懸念されている。
【0014】電気毛布の上に炭シート9を設置することで、電磁波13は炭シー ト9内の炭により吸収や反射され人体のある上部へ電磁波の到達量を削減する。 近・中赤外線14は炭シート9内の炭に吸収され炭から遠赤外線15として放出 される。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように本考案の炭シートは、炭の持つ多孔質性を生 かし、植物の精神鎮静作用を持つ成分(ラベンダーやジャスミンなど良好な睡眠 を誘うフラボノイド等)などを吸着させ、吸着成分を一度に大量に放出すること を予防し、体温や電気毛布等の熱で徐々に放出することで長期間の利用を可能と しながら安定した成分の放出を可能とした。
【0016】1つの炭シートで人体側へ綿体の無い面を夏に、綿体のある面を冬 に用いることで夏は人体の熱を炭に逃がすこととで涼しく、また人体の熱で炭に 吸着させた成分の放出を促進し、気温の下がる冬は綿体のある一面を用い人体か らの熱の逃げを防止している。
【0017】冬季は電気毛布と人体の間に炭シートを使用することで、炭に吸着 させた成分の放出を促進すると共に遠赤外線を有効に利用することができる。遠 赤外線は既知の通り体の奥までじっくり暖め血行促進や肩こり、神経痛、筋肉痛 などを和らげる効果がある。炭シートと安価な電気毛布を組み合わせることで手 軽に遠赤外線を利用でき、就寝時というリラックスした姿勢で無理なく利用でき る。さらに電気毛布の発生する10ミリガウスを超える電磁波を人体への影響の 少ない1ミリガウス程度まで下げることができた。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1と請求項2の一実施例の構成
を示す図である。
【図2】本考案の請求項3の炭シート利用方法を示す図
である。
【図3】電気毛布と炭シートを利用した場合の模式図で
ある。
【符号の説明】
1:植物成分を吸着した竹炭 2:綿 3:不織布と通気性フィルムの複合体 4:布 5:上布 6:電
熱ヒータ 7:ベッド 8:電
気毛布 9:炭シート 10:シ
ーツ 11:人体 12:上
掛け寝具 13:電磁波 14:近
・中赤外線 15:遠赤外線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月13日(2001.2.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】植物を炭化させた炭を利用したシートにお
    いて、炭の微細孔に芳香成分や植物の成分を吸着または
    付着させ、不織布を含む材質で袋体化した事を特徴とす
    る炭シート。
  2. 【請求項2】請求項1の炭シートにおいて、前記炭シー
    トを包む包体外部表面から前記炭シートへの熱伝導性が
    高い面と、包体外部表面から前記炭シートへの熱伝導性
    が低い熱伝導性を有する面とを備えることを特徴とする
    炭シート。
  3. 【請求項3】請求項1と2の炭シートにおいて、人や動
    物の体と電気発熱体の間に炭シートを設置し使用するこ
    とを特徴とする使用方法。
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