JP3079036U

JP3079036U - 写真パネルの構成並びに保持具である台紙

Info

Publication number: JP3079036U
Application number: JP1999010081U
Authority: JP
Inventors: 勲福島
Original assignee: 勲福島
Priority date: 1999-12-07
Filing date: 1999-12-07
Publication date: 2001-08-03
Anticipated expiration: 2005-12-07

Abstract

(57)【要約】【課題】写真パネルにおいて、写真の価値観のみを問
われ、これを飾るパネルにおいては、ファッション性に
乏しく目立たない外観を呈する。【解決手段】長方四辺形からなる平面板写真パネル
は、台座発泡スチロール板（４）の外側縁と中央部に木
製角材（５）を貼着する。また、四ヶ所に緒掛け材
（６）を貼着する。この台座（４）の表に鉛化ビニール
板（１）を被覆し、台座（４）より１．０〜１．５ｃｍ
程度広目に裁断同所を鋭角に折り曲げて台座（４）を挟
着する。また、この四ッ角を切り取る。それに台座
（４）、被覆板（１）の空間は作らずして、変身用台紙
の収納庫を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、装飾品である写真パネルに係る構造並びにその保持具のファッションに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の写真パネルに関しては、先行技術調査報告書並びに一般市場において見うけられる通り（イ）窓枠の切開（ロ）台座と表面板の挟着枠（ハ）台紙並びに写真の収納装置（ニ）二枚板による挟着パネルが知られている。（例えば特開昭６２−５３０７、実用登録３０１１８０６、特開平０８−８５２８９、先行技術調査報告書参照）

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたもののうち（イ）（ロ）（ニ）については写真展示の範囲に留まり、（ハ）についても写真並びに台紙保管装置として特別に設けられている。

【０００４】また、従来有する装置並びに保持具についても、内面的または外観的にも、ファッション性に乏しく問題点を残していた。

【０００５】本考案は、従来の技術が有するこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置を簡素化して取扱いを容易にし、軽量並びにカラー化をはかり、また、保持具の台紙に包装紙を用いることにより、内面的に、また、外観的にも写真パネルのファッションを提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における写真パネル装置は、長方四辺形の平面板であって、台座に発泡スチロール板（４）を用い四方の外縁と中央に木製角材（５）を貼着する。また、四ヶ所に緒掛け（６）を貼着する。これに被覆板の鉛化ビニール板（１）を被覆して四方の外縁を鋭角に折り曲げて、台座の発泡スチロール板（４）を挟着して固定する。また、四ッ角（８）を切り取る。また、保持具である台紙（３）は包装紙をもって構成されるものである。

【０００７】上記写真パネルは、台座発泡スチロール板（４）、外縁木製角材（５）、被覆板鉛化ビニール板（１）の相互構成によって、台座発泡スチロール板（４）の弱点を補強することができる。

【０００８】また、窓枠、縁枠なしの全面窓で、台座発泡スチロール板（４）のカラーと、保持具台紙の包装紙（３）の材質及びデザインによる相乗効果は、写真の価値観を変えることができる。

【０００９】それに、写真着脱時台座角（７）と写真着脱時被覆板角（８）を左右に引っ張るとワンタッチで外れ、写真（２）台紙（３）の着脱が容易である。また、落下時の破損を防ぐことができる。

【００１０】また、写真（２）の止着については、被覆板（１）の静電気、被覆板（１）写真（２）の表面張力、また被覆板（１）台座（４）の押圧、この三位一体の力である。落下時または、手荒く扱うと、写真（２）の位置が移動することがあるが、寄せようとする方へ手の平で写真パネルの縁を軽く叩くと容易に修整ができるので展示に支障はない。

【００１１】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態については、図面を参照して説明する。図１−図５において、台座発泡スチロール板（４）は厚み０．５〜０．６ｃｍ程度の肉厚を有するカラー発泡スチロール板を裁断形成加工した、長方四辺形板の四方外縁、２ｍｍ程内側と中央に０．８〜１．０ｃｍ程度の木製角材（５）を貼着する。また、これの四ヶ所に緒掛け材（６）を貼着する。更に台座（４）の表面に、０．５〜１．０ｍｍ程度の透明鉛化ビニール板の被覆板（１）を被覆して台座（４）の外縁から、１．０〜１．５ｃｍ程度広目に裁断して、これを鋭角に折り曲げて台座（４）を挟着する。また四ッ角は切り取り形成する。

【００１２】保持具の台紙である包装紙（３）は市販、または塵芥より選別された各種の包装紙を用いる。包装紙の種類はアルミ、ビニール、フイルム、紙、布等豊富である。

【００１３】

【考案の効果】

本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１４】請求項１の台座（４）においては、カラー発泡スチロールを用いたので、軽量、かつ、取扱いが容易で色彩豊富である。また、台紙である包装紙（３）の材質並びに、デザインによる相乗効果は見る人をして楽しませるものがある。

【００１５】請求項１の台座に被覆せる鉛化ビニール板（１）においては、外側縁を鋭角に折り曲げて台座（４）を挟着固定する。また、四ッ角の着脱時の被覆板角（８）を切り取る。これで台座（４）の弱点を補強並びに、ワンタッチで被覆板（１）と、台座（４）を引っ張ると外れ、写真（２）、台紙（３）の取り替えが容易にできる、また落下時の破損を予防することができる。

【００１６】請求項２の、台紙収納庫については、図２の示す如く、被覆板（１），台座（４）の空間は全面収納庫である。

【００１７】請求項３の保持具である包装紙の台紙（３）の取り替えによって、同一写真であっても、内面的に、また、外観的にも異なる姿を呈する。

【図面の簡単な説明】

【図１】写真パネルの全面斜視図である。

【図２】上記全面斜視図の縦位置断面図である。

【図３】上記断面図Ａ−Ａ点拡大挟着部図である。

【図４】写真パネルにおける、台座の全面斜視図であ
る。

【図５】上記台座の縦位置断面図である。

【符号の説明】

１被覆板２写真３台紙４台座５縁材６緒掛け材７着脱時の台座角８着脱時の被覆板角９挟着部

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１２年４月２１日（２０００．４．２
１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】写真パネルの全面斜視図である。

【図２】上記パネルの縦位置断面図である。

【図３】上記断面図Ａ−Ａ点拡大図である。

【図４】写真パネル台座裏平面図である。

【図５】上記台座の縦位置断面図である。

【図６】写真パネル緒掛け材Ｃ−Ｃ部断面図である。

【図７】上記パネル被覆板平面図である。

【図８】上記パネルにおける写真図である。

【図９】上記パネルにおける台紙並びに補助台紙図であ
る。

【符号の説明】１被覆板２写真３Ａ台紙３Ｂ補助台紙３Ｃ補助台紙４台座５縁材６緒掛け材７着脱時台座角８着脱時被覆板角９狭着片

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

【図９】 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１３年２月８日（２００１．２．８）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】写真パネルの全面斜視図である。

【図２】上記パネルのＡ−Ａ点断面図である。

【図３】上記パネルＡ−Ａ点拡大図である。

【図４】上記パネル台座裏平面図である。

【図５】上記パネル台座裏Ｂ−Ｂ点断面図である。

【図６】上記パネル緒掛け材Ｃ−Ｃ部断面図である。

【図７】上記パネル被覆板平面図である。

【図８】上記パネルにおける写真図である。

【図９】上記パネルの保持具である台紙及び補助台紙図
である。

【符号の説明】１被覆板２写真３Ａ台紙３Ｂ補助台紙３Ｃ補助台紙４台座５縁材６緒掛け材７着脱時台座角８着脱時被覆板角９挟着片１０挟着用出張り１１挟着層

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図８】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図９】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】長方四辺形の透明平面判であって鉛化ビ
ニール被覆板（１）を用い裁断して発泡スチロール台座
（４）に被覆して四方の外縁を鋭角に折り曲げて台座
（４）を挟着固定し更に、その四ッ角を切り取り形成さ
れている写真パネルの構成並びに保持具である台紙。
【請求項２】台紙収納庫にあっては被覆板（１）、台
座（４）の空間は作らずして台紙収納庫を形成している
写真パネルの構成並びに保持具である台紙。
【請求項３】保持具である台紙（３）については、市
販のもの、または塵芥より選別された各種の包装紙で形
成されている写真パネルの構成並びに保持具である台
紙。