JP3077725U - 高密度放熱フィンの固定構造 - Google Patents

高密度放熱フィンの固定構造

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JP3077725U
JP3077725U JP2000008147U JP2000008147U JP3077725U JP 3077725 U JP3077725 U JP 3077725U JP 2000008147 U JP2000008147 U JP 2000008147U JP 2000008147 U JP2000008147 U JP 2000008147U JP 3077725 U JP3077725 U JP 3077725U
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fin
positioning rod
heat
fins
radiating
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美錚 王
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▲ぜん▼盛興業有限公司
▲とう▼ 淑貞
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 有効に全体の放熱面積を増加し、並びに速や
かな放熱と強固な位置決めの目的を達成する高密度放熱
フィンの固定構造の提供。 【解決手段】 放熱フィン、位置決めロッド及び固定シ
ートで組成され、該放熱フィンが薄型の方形片体とさ
れ、放熱フィンの二側の適宜位置に中空孔が設けられ位
置決めロッドが複数の放熱フィンを貫通し、さらに工具
を利用し放熱フィン間に位置する位置決めロッドが加圧
変形され、位置決めロッドの変形部分が放熱フィンを挟
持し且つ複数の中空孔の内径部分に緊合し、以上の組合
せ体が固定シートの収容溝内に位置決めされ、CPUの
上に取り付けられて、速やかにCPUが演算時に発生す
る熱エネルギーを固定シートより複数の放熱フィンの表
面に伝導し、密度の極めて高い放熱フィン固定方式によ
り有効に全体の放熱面積を増加し、並びに速やかな放熱
と強固な位置決めの目的を達成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の高密度放熱フィンの固定構造に係り、特に、位置決めロッドを 複数の超薄放熱フィンに通して固定する構造を利用し、極めて高密度の放熱フィ ン配列を形成し、それによる放熱面積の増加を透過し、快速放熱の目的を達成で きるようにした高密度放熱フィンの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のコンピュータと電子科学技術の急速な発展により、PDAやノートパソ コンが社会の各場所で普遍的に存在するようになり、コンピュータ、電子製品の 発展傾向は演算機能の増強と速度アップの方向に邁進している。そのCPUが運 転時に発生する熱量は速度が速くなるほど高くなり、もし適時に放熱しなければ 、CPUが焼損してしまう。一般にはCPUの表面にヒートシンクを取付け、並 びにヒートシンクのフィンの上方或いは側面にファンを組み付けて、CPUが発 生する高熱をヒートシンクに伝導し、さらにファンの発生する冷空気を複数の放 熱フィンの間隙に吹き込むことで放熱を行っている。放熱効率に影響する主要な 因子は放熱面積であり、ゆえに放熱フィンの間隙の大きさがフィンの形成する面 積を改変する。図6に示される周知の技術によると、アルミ押し型ヒートシンク Aに複数の放熱フィンA1が形成され、底面がCPUの上表面に当接する接触面 A2とされ別に一般のファンがヒートシンクAに組付けられて、一つの放熱装置 を構成している。さらに図7に示される周知の技術によると、導熱金属薄片が連 続して折り曲げられてなる皺折式ヒートシンクBが利用され、そのヒートシンク Bに複数の折り曲げ状の放熱フィンB1が形成され、ヒートシンクBが固定シー トCに位置決めされ、さらに固定シートCの底面を以てCPUの上に結合され、 さらに一般に使用されているファンがヒートシンクに取り付けられている。以上 の二つの周知の技術はいずれも欠点を有していた。
【0003】 アルミ押し型ヒートシンクのフィン間距は、材質が比較的脆いことに制限され るため、あまり過密としてフィンの厚さを薄くすると、断裂を発生しやすいとい う欠点を有していた。また皺折式放熱片の各フィン間距は折り曲げ加工を必要と するため過密のフィン間距は折り曲げ成形不能であった。ゆえに、高密度放熱フ ィンに対して研究開発がなされている。その改良方式には二種類があり、その一 つは高伝熱特性を有する薄型フィン(アルミ片、銅片等の材料で製造される)を 利用し、上下に積み重ねる方式である。しかし、却って、各フィン間に一つのス ペーサを設けて適宜間距を形成する必要が生じるため、材料と加工コストがいず れも大量に増加し、並びに自動化生産に不利であった。もう一つはアルミ押し型 平板の上表面を切り割って複数のあり溝を形成し、並びに放熱フィンの底部に鳩 尾形係止部を形成し、さらに工具を用いて複数の薄型フィンを平板の側面より圧 入し位置決めする。ただしこのような方式はフィンの過薄或いは加工圧迫力の過 大により断裂或いは型変の欠点が発生した。ゆえに、いかに、低コストで、簡単 な技術によりさらに緊密な放熱フィンを生産し、それによりCPUの発生する高 熱の問題に対応できるようにするかが関係業者において研究改善の方向の存在す るところであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、複数の位置決めロッドを複数の放熱フィンに穿設した 後に、さらに工具を利用して放熱フィン間隔に位置する位置決めロッドを加圧変 形させ、位置決めロッドの変形部分に放熱フィンの中空孔の二側及び内径部分を 緊密に圧迫させて一体となすことにより、密度が高く、加工が容易で、且つ固定 性が良好な放熱装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、複数の放熱フィンと該複数の放熱フィンの表面の中空孔部 分を貫通する位置決めロッドで組成された高密度放熱フィンの固定構造において 、該位置決めロッドの変形部分が放熱フィンの中空孔の二側を挟み付け、且つ間 隔状に配置された複数の放熱フィンを結合して一体となして高密度を有する放熱 フィンを形成したことを特徴とする、高密度放熱フィンの固定構造としている。 請求項2の考案は、前記放熱フィンの中空孔部分が一つの割り溝とされ、該割 り溝のやや内側に対応する凸点が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載 の高密度放熱フィンの固定構造としている。 請求項3の考案は、前記位置決めロッドの変形部分が機器或いは工具により位 置決めロッドを押圧変形させて位置決めロッドに複数の中空孔或いは割り溝の二 側を圧持させてなることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の高密度放 熱フィンの固定構造としている。 請求項4の考案は、前記放熱フィンの中空孔或いは割り溝が対角位置に位置す ることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の高密度放熱フィンの固定構 造としている。 請求項5の考案は、前記放熱フィンが高熱伝材質、例えばアルミニウム或いは 銅で製造された薄型片体とされたことを特徴とする、請求項1に記載の高密度放 熱フィンの固定構造としている。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1に示されるのは本考案の分解斜視図であり、図より分かるように、本考案 の構造は、放熱フィン1、位置決めロッド2及び固定シート3で組成される。複 数の位置決めロッド2が複数の放熱フィン1の中空孔11に穿設され(図2参照 )、機器或いは工具(例えばプレス機)で、隣接する放熱フィン1間隙部分の位 置決めロッド2の外形が加圧変形されて、位置決めロッド2の変形部分により放 熱フィン1の中空孔11の二側が挟持され、且つ複数の中空孔11の内径部分が 緊密に圧迫され(図3参照)、これにより位置決めロッド2が容易に間隔状の複 数の放熱フィン1と結合されて一体とされ、さらに複数の放熱フィン1の底部が 固定シート3の収容溝31の表面に溶接され、以上で本考案の全体の組立が完成 する。
【0007】 さらに、本考案の放熱フィン1はアルミニウム或いは銅その他の高熱伝導材質 で製造され、放熱フィン1の表面に、必要に応じてさらに気流通過用の孔がパン チプレス加工された形態も可能である。
【0008】 図4は本考案の実施例の分解斜視図である。本考案を使用する時には、まず本 考案をCPU4の上表面に接合させ、さらにファン5を複数の放熱フィン1の上 方に結合し、CPU4が運転する時に発生する高熱を固定シート3の底面より複 数の放熱フィン1に伝導し、さらにファン5で下向きに冷風の吹きつけ、高密度 の放熱フィン1の極めて大きな放熱面積を透過して、高熱を急速に且つ有効に外 形に排除する。
【0009】 また、図5は本考案のもう一つの実施例の分解斜視図である。本考案の放熱フ ィン6の二側の対角位置に直接外から内向きに漸縮状の割り溝61が設けられ、 割り溝61のやや内側の適宜位置に対応する凸点611が設けられ、位置決めロ ッド7が放熱フィン6の割り溝61内に圧入された後、機器或いは工具(パンチ プレス機)で放熱フィン6間隙部分に隣接する位置決めロッド7の外径が押圧変 形されて位置決めロッド7の変形部分で放熱フィン6の割り溝61の二側を挟み つけて、複数の割り溝61の内径部分を圧迫して位置決めロッド7が容易に間隔 状の複数の放熱フィン6を結合し一体となしている。
【0010】
【考案の効果】
総合すると、本考案は上述の構造により全自動化或いは半自動化の大量生産に 有利であり、その構造は簡単で、製造工程が快速であり、有効に加工コスアトを 減少し、またこのような構造は板状放熱フィンの密度を大幅に増加し、全体の放 熱効果も極めて優れ、確実にその効果と目的を達成しており、ゆえに本考案は実 用性に優れた考案であり、実用新案登録の要件に符合している。なお、本考案に 基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するも のとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の放熱フィンと位置決めロッドの固定前
の平面断面図である。
【図3】本考案の放熱フィンと位置決めロッドの固定後
の平面断面図である。
【図4】本考案の使用実施例の分解斜視図である。
【図5】本考案のもう一つの実施例の分解斜視図であ
る。
【図6】従来の技術の斜視図である。
【図7】別の従来の技術の斜視図である。
【符号の説明】
1 放熱フィン 11 中空孔 2 位置決めロッド 3 固定シート 31 収容溝 4 CPU 5 ファン 6 放熱フィン 61 割り溝 611 凸点 7 位置決めロッド

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放熱フィンと該複数の放熱フィン
    の表面の中空孔部分を貫通する位置決めロッドで組成さ
    れた高密度放熱フィンの固定構造において、該位置決め
    ロッドの変形部分が放熱フィンの中空孔の二側を挟み付
    け、且つ間隔状に配置された複数の放熱フィンを結合し
    て一体となして高密度を有する放熱フィンを形成したこ
    とを特徴とする、高密度放熱フィンの固定構造。
  2. 【請求項2】 前記放熱フィンの中空孔部分が一つの割
    り溝とされ、該割り溝のやや内側に対応する凸点が設け
    られたことを特徴とする、請求項1に記載の高密度放熱
    フィンの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記位置決めロッドの変形部分が機器或
    いは工具により位置決めロッドを押圧変形させて位置決
    めロッドに複数の中空孔或いは割り溝の二側を圧持させ
    てなることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載
    の高密度放熱フィンの固定構造。
  4. 【請求項4】 前記放熱フィンの中空孔或いは割り溝が
    対角位置に位置することを特徴とする、請求項1又は請
    求項2に記載の高密度放熱フィンの固定構造。
  5. 【請求項5】 前記放熱フィンが高熱伝材質、例えばア
    ルミニウム或いは銅で製造された薄型片体とされたこと
    を特徴とする、請求項1に記載の高密度放熱フィンの固
    定構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06891U (ja) * 1992-06-03 1994-01-11 アラコ株式会社 車両用シートトラック
JP2015126050A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 昭和電工株式会社 液冷式冷却装置用放熱器およびその製造方法
JP2015225953A (ja) * 2014-05-28 2015-12-14 昭和電工株式会社 液冷式冷却装置
JP2016004805A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 昭和電工株式会社 液冷式冷却装置

Cited By (4)

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