JP3077686U - 棚 板 - Google Patents

棚 板

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JP3077686U
JP3077686U JP2000008910U JP2000008910U JP3077686U JP 3077686 U JP3077686 U JP 3077686U JP 2000008910 U JP2000008910 U JP 2000008910U JP 2000008910 U JP2000008910 U JP 2000008910U JP 3077686 U JP3077686 U JP 3077686U
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top plate
fitting portion
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present
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JP2000008910U
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勝 紙本
等 小松
健治 竹下
Original Assignee
三井木材工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、押入やクローゼット等の収納部に
適用するに好適な棚板であって、環境に優しく、品質や
仕上がり感において均質で強度に優れ、前框部に撓みが
生じ難く、しかも組立作業性に優れた棚板を提供するも
のである。 【解決手段】 断面形状がほぼE字状で嵌合部(2a)
を有する細長な前框(2)と、平板状の天板(3)とか
らなり、該天板の一端を前記前框(2)の嵌合部(2
a)に嵌入する形で形設する。ここで前框(2)として
は、押出し成形したアルミ材が好ましく、また、嵌合部
(2a)の上辺の先端部に斜め下方に傾斜した傾斜面
(2b)が形成され、下辺の中間部に切溝(2c)が形
成されたものが好ましい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、押入やクローゼット等の収納部に適用するに好適な棚板に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の棚板は、図3に示すように木質基材21′の表面に化粧シート 22′を貼着した基板2′を所定の寸法に切断後、折り曲げ部は図3の(c)に 示すように所定の位置に折り曲げ溝4′を加工し、この折り曲げ溝に接着剤を塗 布すると共に、前框部A′の剛性を保持し、撓みを防止するため、厚さ9乃至2 1mm程度の合板等からなる補強材3′を接着剤で貼設して折り曲げ組立加工を 行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、棚板の天板部B′に予想外の荷重が加わった場合、前框部A′に撓 みが発生し、この撓みが大きくなると、前框部A′の化粧面に損傷が生ずること がある。このため前框部A′の補強材3′の板厚を厚くする、あるいは幅を広く する等が必要であった。また、補強材3′は合板やその他の複合板が用いられる が品質や板厚のバラツキが有り、安定した性能や物性を得ることが難しい。特に 補強材として主に使用される合板は、森林資源の保護の観点から問題であり、ま た、生産時にホルマリンが使用されているので、ホルマリン臭の発生等生活や環 境面で社会的に問題が指摘されている。更に、棚板の生産において、前述のよう に折り曲げ溝加工から組立成形までの作業手間を要するので、作業能率が悪くて 生産性に劣る等の不都合があった。
【0004】 本考案は、前記の欠点を鑑みてなされたもので、環境に優しく、品質や仕上が り感において均質で強度に優れ、前框部に撓みが生じ難く、しかも組立作業性に 優れた棚板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案による棚板は、断面形状がほぼE字状で嵌合部(2a)を有 する細長な前框(2)と、平板状の天板(3)とからなり、該天板の一端を前記 前框(2)の嵌合部(2a)に嵌入する形で形設して構成される。
【0006】 ここで前框(2)としては、成形加工した細長なアルミニウム製品からなるも のが好ましい。
【0007】 また、嵌合部(2a)の上辺(21a)の先端部に斜め下方に傾斜した傾斜面 (2b)が形成され、下辺(22a)の中間部に切溝(2c)が形成されたもの が好ましい。
【0008】 なお、括弧内の符号は図面において対応する要素を表す便宜的なものであり、 従って、本考案は図面上の記載に限定拘束されるものではない。このことは「実 用新案登録請求の範囲」の欄についても同様である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案による棚板の一実施形態を示す図で、(a)は斜視図、(b)は 断面図あり、図2は本考案による棚板を構成する前框を示す図で、(a)は斜視 図、(b)は断面図である。
【0011】 本考案による棚板1は、図1に示すように、断面形状がほぼE字状で嵌合部2 aを有する細長な前框2と、平板状の天板3とからなり、該天板の一端を前記前 框2の嵌合部2aに嵌入する形で形設されている。
【0012】 ここで、前框2は図2に示すように、上部に天板3の一端を嵌入する嵌合部2 aを有する断面形状がほぼE字状の形状に押し出し成形された肉厚1mm乃至5 mmのアルミ製のものであって、その上辺(21a)には先端部を斜め下方に傾 斜した傾斜面2bが形成され、その下辺(22a)(天板3を受ける辺)には切 溝2cが形成されている。また、該前框2の表面は、化粧性を増すために、クリ ア塗装あるいは化粧シートのラッピング処理等で化粧しても良い。尚、本実施例 では該前框2の材質として成形加工性やコスト面でアルミとしたが、これに限定 されるものでなく、ステンレス他の金属材料であっても良い。 ここで、傾斜面2bは天板3を前框の嵌合部2aに嵌入した際に生ずる前框2 の肉厚相当の段差を解消するためのものである。 また、切溝2cは天板3を前框の嵌合部2aに嵌入した後、天板3の下方より 機械的な圧力を掛けて天板3を締め付け固定するためのものである。尚、前框2 と天板3との固定を後述する方法で行う場合には該切り溝aを設けなくても良い 。
【0013】 また、天板3は硬質繊維板からなる平板状の板材であって、外観を向上する目 的で天板3の表面あるいは表裏面に化粧シートを貼着したり、塗装仕上げしても 良い。尚、天板2の材質は、本実施例ではホルマリン臭等の環境対応から硬質繊 維板としたがこれに限定されるものでなく、合板、パーティクルボード、OSB 等の木質基材であっても良い。
【0014】 本考案の棚板は前記前框2の嵌合部2aに天板3の一端を嵌入して形成される が、この際に、切溝2cは天板3を前框の嵌合部2aに嵌入した後、天板3の下 方より機械的な圧力を掛けて天板3を締め付けて天板3に前框2を固定する。尚 、この固定方法は前框2の嵌合部2aの下面に切溝2cを形成する替わりに複数 個の穴を設けておいて、天板3を嵌入した後、木ネジ等で螺着しても良い。また は、嵌合部2aの内面側に接着剤を塗布しておいて、接着剤で固定しても良い。 尚、天板等を後で取り替える必要が生じた際の取り替え作業性から、切溝を形成 するのが好ましい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の棚板は断面形状がほぼE字状で嵌合部を有する 細長な前框と、平板状の天板とからなり、該天板の一端を前框の嵌合部に嵌入す る形で形設して構成したので、前框の嵌合部に天板を嵌入するだけで形成できる ため、従来の棚板のように基材に折り曲げ溝を加工し、この折り曲げ溝に接着剤 を塗布すると共に、補強材を接着剤で貼設して折り曲げ組立作業を行う必要がな く、組立作業の能率が向上する。また、前框をアルミ等の金属製の材質にするこ とで、前框の強度が大巾に増強され、棚板に予想外の荷重が加わった際でも、前 框の撓みが少なく、棚板の損傷が防止される。また、嵌合部の上辺の先端部に斜 め前方に傾斜した傾斜面を形成することで、天板を前框に嵌入した際に生ずる前 框の肉厚相当の段差が解消されるので、棚板を取付けた後で棚板上に載せた物を 出し入れする際にスムーズにできる。
【0016】 また、嵌合部の下面に切溝を形成することで、天板を前框に嵌入した後、下方 より機械的な圧力を掛けることで、嵌合部の下面先端部分を天板側に折り曲げて 天板を締め付け前框と天板とを固定できる。このため、前框と天板の固定する作 業が容易であり、天板と前框の組立作業が向上する。更に、天板等を後で取り替 える必要が生じた際の取り替え作業が容易である。
【0017】 また、天板の材質を硬質繊維板とすることで、ホルマリン臭の発生がない等で 生活環境の改善が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による化粧棚板の実施形態を示す図であ
り、(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図2】本考案による棚板を構成する前框を示す図で、
(a)は斜視図、(b)は断面図である。
【図3】従来の棚板を示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は断面図、(c)は基材展開図である。
【符号の説明】
1…棚板 2…前框 2a…嵌合部 2b…傾斜面
2c…切溝 3…天板 1′…棚板 2′…基板 21′…基材 22′
…化粧シート 3′…補強材 4′…折り曲げ溝 A′…前框部 B′…天板部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面形状がほぼE字状で嵌合部(2a)
    を有する細長な前框(2)と、平板状の天板(3)とか
    らなり、該天板の一端を前記前框(2)の嵌合部(2
    a)に嵌入する形で形設して構成した棚板。
  2. 【請求項2】 嵌合部(2a)を有し断面形状がほぼE
    字状に成形加工した細長なアルミニウム製の前框(2)
    と、平板状の天板(3)とからなり、該天板の一端を前
    記前框(2)の嵌合部(2a)に嵌入する形で形設して
    構成した棚板。
  3. 【請求項3】 上辺(21a)先端部を斜め下方に傾斜
    した傾斜面(2b)が形成され、下辺(22a)の中間
    部に切溝(2c)が形成された嵌合部(2a)を有し断
    面形状がほぼE字状に成形加工した細長なアルミニウム
    製の前框(2)と、平板状の天板(3)とからなり、該
    天板の一端を前記前框(2)の嵌合部(2a)に嵌入す
    る形で形設して構成した棚板。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009022642A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Noda Corp 棚装置

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