JP3077684B2 - コネクション経路変更装置 - Google Patents

コネクション経路変更装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクション経路変
更装置に係り、特に端末ユーザから再度コネクション要
求をさせることなく経路を変更させることができるコネ
クション経路変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より知られているネットワークモデ
ルの例として、コネクション設定のためのインタフェー
スプロトコルに、民間企業が集まって非同期転送モード
(ATM)の技術について世界的な標準化仕様を検討し
ている団体の一つであるATMForumにて規定され
たPNNI(Private Network-Network Interface)プ
ロトコルを利用したものが挙げられる。このPNNIプ
ロトコルは、ネットワークのトポロジ情報を交換するた
めのルーティング技術と、コネクションを接続するため
のシグナリング技術に関して規定しているものである。
【0003】このPNNIプロトコルを利用したネット
ワークにおいては、従来はコネクションの経路変更を行
う場合、一旦、端末まで切断を要求するメッセージ(R
ELEASEメッセージ)を送信してから、再度コネク
ションの設定を行う必要があった。
【0004】また、障害が発生した場合については、そ
れを検出したノードから発信端末方向および着信端末方
向に対して、RELEASEメッセージを送信し、それ
それの端末が接続されているノードにおいて、始点ノー
ドから、再度、終点ノードに対して、コネクション設定
要求メッセージ(SETUPメッセージ)を送信するこ
とにより、別経路の確保を行い接続復旧させる手順がと
られている。これとは別に、現在利用中のコネクション
に対して、別経路を予め設定してから切り替えるという
手順もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装置を
収容している建物を移転する必要が生じた場合や、ま
た、一時的に、コネクションがある個所に集中したりし
て、ネットワーク管理上、コネクションが集中するなど
好ましくない状態が続いたときなどに、利用しているコ
ネクションに対して経路変更を行いたいときには、従来
は一旦、RELEASEメッセージを発生させる状況、
すなわちコネクションを切断する必要があり、また、経
路の変更が完了するまでに、障害でもないのにコネクシ
ョンの切断時間が長くなるという問題がある。
【0006】また、コネクションの経路を変更するため
に、発信端末を収容している装置(始点ノード)に対し
て、切り替えのトリガを与える必要がある。これは、ネ
ットワーク内のすべての情報を管理するか、別途特別な
メッセージにより、コネクションの経路を追跡するよう
なメッセージを送信することにより、始点ノードの特定
をする必要がある。その理由は、障害が発生した場合の
手順を用いる場合には、実際のコネクションを切断する
メッセージを基に切り替えがなされるため、そのメッセ
ージが、切り替えを行う装置に通知されてから、経路の
切り替えを行うからである。
【0007】また、あらかじめ別の経路を接続して切り
替える手順においては、始点ノードの探索をする場合
は、探索メッセージなどを送信してから、始点ノードを
特定し、そのノードに対して、再度コネクション変更の
要求をするという手順がよけいに必要になるからであ
る。
【0008】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
装置間で交換しあったトポロジ情報を基に、端末ユーザ
からのコネクション接続要求を受信した時に、この要求
を受け付けた装置が着信端末までの経路計算を行い(ソ
ースルーティング)、ネットワーク管理者等により、現
在ユーザが使用しているコネクションに対して、何らか
の理由で経路を変更する必要が生じたときに、端末ユー
ザから再度コネクション要求をさせることなく経路を変
更させることができるコネクション経路変更装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、ノード間で交換しあったトポロジ情報を基
に、外部からのコネクション接続要求を受信した時に、
この要求を受け付けたノードが着信端末までの経路計算
を行い、要求のある毎にダイナミックにコネクションの
接続処理を行うプロトコルを使ったコネクションオリエ
ンテッドなネットワークを構成する各ノードのそれぞれ
に設けられるコネクション経路変更装置であって、ネッ
トワークのトポロジを収集するための処理を行うルーテ
ィング手段と、外部からのコネクション接続要求メッセ
ージ、切断要求メッセージ、接続完了メッセージ及びコ
ネクション経路変更メッセージを少なくとも受信し、受
信メッセージに応じた処理を行うと共に、経路上次のノ
ードへコネクション接続要求メッセージ、切断要求メッ
セージ、接続完了メッセージ及びコネクション経路変更
メッセージを少なくとも送信し、外部からコネクション
経路変更要求があったときに 少なくとも経路を変更す
るコネクションの発信端末を収容する始点ノード方向
へ、迂回させたい個所の情報を含んでいるコネクション
経路変更メッセージを生成して送信すると共に、経路計
算要求機能及び経路切り替え機能を有するシグナリング
手段と、ルーティング手段により収集したネットワーク
のトポロジの情報をテーブルとして記憶しているデータ
ベースと、シグナリング手段から経路計算要求があった
ときは、データベースの記憶トポロジ情報に基づいて、
要求されたコネクションの終点ノードまでの経路を計算
してその計算した経路情報をシグナリング手段が送信す
るコネクション接続要求メッセージに付加する経路計算
手段とを有し、コネクションの発信端末を収容している
ノードのシグナリング手段は コネクション経路変更メ
ッセージを受信したときに経路計算手段へ経路計算要求
を行って 経路情報が付加されたコネクション接続要求
メッセージを生成してコネクションの着信端末を収容し
ている終点ノード方向へ送信し 終点ノードのシグナリ
ング手段は コネクション接続要求メッセージを受信し
たときは少なくとも接続完了メッセージを生成して送信
し、コネクション接続要求メッセージ又は切断要求メッ
セージを受信したときにコネクションを経路情報に基づ
いた経路へ切り替える構成としたものである。
【0010】本発明では、経路変更を行うノードが、ネ
ットワークの管理者等から送信された、外部からの経路
変更のコネクション経路変更メッセージを受信したとき
は、それぞれのコネクションの発信端末を収容する始点
ノードに、迂回させたい個所の情報を含んでいるコネク
ション経路変更メッセージを送信するようにしたため、
コネクションの発信端末を収容する始点ノードでこの経
路変更のコネクション経路変更メッセージを受信させる
ことができる。
【0011】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、経路を変更するコネクションの発信端末を収容する
始点ノードのシグナリング手段が迂回させたい個所の情
報を含んでいるコネクション経路変更メッセージを受信
したときは、シグナリング手段は経路計算手段により、
受信した迂回させたい個所の情報とデータベースの記憶
トポロジ情報に基づいて、要求されたコネクションの終
点ノードまでの経路を計算させ、その計算した新たな経
路情報を有するコネクション接続要求メッセージを、迂
回させたい個所を示す個別識別子情報と共に送信する構
成としたものである。
【0012】本発明では、コネクションの発信端末を収
容する始点ノードで経路変更のコネクション経路変更メ
ッセージを受信されたときに、付与されている迂回させ
たい個所の情報を利用して経路計算を行うことにより、
別経路の計算ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は、本発明になるコネクシ
ョン経路変更装置の一実施の形態の全体構成図を示す。
図1において、コネクション経路変更装置は、ルーティ
ング手段101と、シグナリング手段102と、経路計
算手段103と、切替手段104とから構成され、ネッ
トワークトポロジ情報テーブルをデータベース111と
して含んでいる。
【0014】ルーティング手段101は、ネットワーク
のトポロジを収集するための処理を行う。収集の方法
は、隣接する装置のルーティング手段と、ルーティング
用コネクションを介して、情報を交換するためのプロト
コルを利用して行われる。また、ここで得たトポロジ情
報を、トポロジ情報データベース111に保持してお
く。
【0015】シグナリング手段102は、他の装置もし
くは端末からのコネクションを接続する要求メッセージ
(SETUPメッセージ)や切断を要求するメッセージ
(RELEASEメッセージ)などの各種メッセージの
処理を行う。受信したメッセージが、SETUPメッセ
ージの場合で、かつ、経路の計算をする必要がある場合
には、この要求における着信端末の情報を経路計算手段
103に対して与えることにより、経路情報を得る。そ
して、この経路情報に従って、経路上、次の装置に対し
てSETUPメッセージの送信を行う。
【0016】その後、着信端末方向から、コネクション
接続が完了したという完了メッセージ(CONNECT
メッセージ)を受信することにより、このコネクション
の設定が完了し、発信端末方向へCONNECTメッセ
ージを送信する。もし、SETUPメッセージを受信し
たときに、この装置において経路計算をする必要がない
場合には、そのままシグナリング手段102にて接続の
ための処理を行い、経路上、次の装置に対してSETU
Pメッセージの送信を行う。また、RELEASEメッ
セージを受信したときは、切断処理を行い、経路上、隣
の装置に対してRELEASEメッセージの送信も行
う。
【0017】ネットワーク管理者は、経路を変更したい
コネクションを収容する上記の構成のコネクション経路
変更装置に対して、コネクション経路変更の要求を行
う。もしくは、移設したいコネクション経路変更装置に
対して、コネクション経路変更の要求を行う。このと
き、ある範囲でコネクションを接続したくない場合は、
該当するすべての装置の個別識別子情報をコネクション
経路変更装置に与える。
【0018】コネクション経路変更装置では、コネクシ
ョン経路変更の要求があったときに、自装置内のコネク
ション接続の処理をするシグナリング手段102にて、
該当するコネクションの発信端末に対して、もしくは、
その装置を経由しているすべてのコネクションにおける
発信端末方向(発信端末方向が不明な場合には、双方
向)に対し、コネクション経路変更メッセージを送信す
る。その際、そのメッセージに、その装置の個別識別子
情報若しくは通過させたくないすべての個所の個別識別
子情報が付与される。
【0019】 該当するコネクションの発信端末を収容
している始点ノードでは、コネクション経路変更メッセ
ージを受信したときに、シグナリング手段102で、該
当するコネクションの終点ノードまでの経路を、経路計
算手段103で計算した結果に基づいて、コネクション
接続要求メッセージ(SETUPメッセージ)を経路上
隣の装置に送信することにより、新たなコネクション設
定を行う。
【0020】この経路計算手段103に計算を依頼する
ときに、コネクション経路変更メッセージ内に含まれて
いる個別識別子情報を提供する。これは、経路計算手段
103において、個別識別子情報の個所を除いた計算が
行えるようにするためである。
【0021】もし、該当個所を迂回するような経路計算
が、このノードで完全にできない場合には、この情報を
SETUPメッセージに付与する。そして、ネットワー
ク管理者からの経路変更の要求を受けた装置を含む終点
までの経路上の装置において、詳細な経路計算を行う必
要があり、かつ、経由させたくない個所を管理している
場合、その装置の経路計算手段103で、該当個所を除
いた経路の計算を行い、その情報に従い経路の設定を行
う。それ以外の経路計算を行う必要のない途中の装置で
は、個別識別情報をそのまま付与してSETUPメッセ
ージを送信する。
【0022】すなわち、経路計算手段103より、この
個別識別子情報が同じ論理的な管理グループ(Peer
Group)に属していないことを認識し、その個所
を除いた詳細な計算ができなかった場合には、SETU
Pメッセージに個別識別子情報を付与して送信する。一
方、同じPeer Groupに属している場合には、
個別識別子情報を除いた計算が可能なため、この情報を
SETUPメッセージに付与する必要はない。
【0023】そして、その後、終点ノードより、コネク
ション設定要求が完了したという完了メッセージ(CO
NNECTメッセージ)を受信したときは、切り替え手
段104に対して、コネクションの切り替えの依頼をす
る。
【0024】経路計算手段103では、トポロジ情報デ
ータベース111を参照に、目的先の装置までの経路を
計算する。シグナリング手段102より、個別情報識別
子を同時にもらったときには、自ノードが同じPeer
Groupに属しているかを判断し、属している場合
には、この個所を除いた経路を計算する。もし、同じP
eer Groupに属していない場合には、その旨を
シグナリング手段102に通知する。
【0025】なお、経路計算のアルゴリズムの例として
は、ネットワーク中の全経路の中からノードのホップ数
が最短もしくはあるパラメータの累積が最小となる経路
を求めるためのアルゴリズムとして知られているDij
kstraアルゴリズムを利用するなどがある。切替手
段104は、シグナリング手段102から、切り替えの
要求があった場合に、コネクションを新たに確保された
経路への切り替え処理を行う。
【0026】このように、経路変更したいコネクション
を収容している装置に対して、コネクション変更の要求
を行うことにより、それぞれのコネクションの始点ノー
ドを検索して、切り替えの要求をすることなく、経路変
更をすることができる。また、個別識別情報をSETU
Pメッセージに付与することにより、変更用の経路の設
定が可能となり、このコネクションが確立した後、元の
コネクションと切り替えることによりコネクション経路
の変更を行う。
【0027】次に、この実施の形態の動作について詳細
に説明する。まず、本発明のポイントについて説明を行
う前に、本装置の適応されるネットワークにおけるコネ
クションの接続および経路切り替えの方法について説明
する。
【0028】具体的なネットワークモデルの例として、
前記ATM Forumにて規定されたPNNIを利用
したものを挙げる。まず、ルーティング技術についての
概略を説明する。この処理は、ルーティング手段101
にて行われる。ルーティング技術は、先に示したPNN
Iプロトコル技術に基づいた処理を行う。これは、通常
より自ノードと隣接するすべてのノード間にてルーティ
ング情報交換用のコネクションを利用して、メッセージ
を交換することによりネットワークトポロジ情報のやり
取りを行う。
【0029】ここで、やり取りしたトポロジ情報が自ノ
ードのトポロジ情報テーブルと異なり、PNNIの規定
により情報の更新をする必要があると判断した場合は、
更新する。また、受信したトポロジ情報を他ノードへ転
送する必要がある場合には送信する。この動作は、フラ
ッディング処理として定義されている。この処理をネッ
トワーク内のすべてのノードにおいて繰り返し行われる
ことにより、ノードは、すべてのノードがどのようなト
ポロジになっているかという情報を把握することが可能
である。
【0030】このフラッディング処理の様子を図2に示
されているネットワークを利用し説明する。図2では、
6つのノード(301,302,303,304,30
5,306)から構成され、それぞれのノード間301
−302,301−304,302−303,302−
305,303−304,303−306,304−3
05,305−306はリンクで接続されているものと
する。また、端末311,312がそれぞれノード30
1,306に接続されているものとする。
【0031】ここで、ノード303にて、トポロジの変
化を認識したときには、その情報は図2に示すように第
1段階にて、ルーティングメッセージ321〜323に
よりノード302、304、306に通知され、第2段
階にて、ルーティングメッセージ324、325にてノ
ード301,305へ通知される。
【0032】また、PNNIでは、同時にネットワーク
を論理的な階層管理を行うことが可能となっている。こ
れは、幾つかのノードを一つのPeer Groupと
して管理し、このPeer Groupを上位の階層で
は、一つの論理ノードとして扱い、この論理ノードの幾
つかの集まりを、再度Peer Groupとするよう
に、繰り返しPeer Groupの管理を行うことに
より、ネットワーク全体として論理的な階層管理ができ
る。
【0033】なお、論理ノードは、該当するPeer
Groupのトポロジ情報を集約して管理している。こ
のことは、先に説明した、ネットワーク内のトポロジ情
報を交換する際、大規模なネットワークにおいても、少
ない情報のやり取りをすることによって、ネットワーク
全体のトポロジをつかむことを可能としている。
【0034】 これについて図3の具体的なネットワー
ク例を用いて説明する。この例では、ノード420〜4
45は、Peer Group(PG)401〜408
のいずれかに属する。このPeer Group401
〜408は、その上位レベルの論理ノード450〜45
6,459に対応している。さらに、この論理ノード
は、それぞれ上位のPeer Groupとしてまとめ
られ、論理ノード457,458に対応している。な
お、これらの論理ノードは、最下位レベルにおけるノー
ドのいずれかが管理する。例として、ノード420にお
けるネットワーク全体の構成がどのように見えるかを図
4に示す。なお、図3中、符号の次のかぎ括弧内の数値
は階層情報を示すが、本発明の要旨とは無関係であるの
で、その説明は省略する。
【0035】次に、シグナリング技術について説明す
る。この技術は、シグナリング手段102にて実現す
る。この技術も、PNNIプロトコル技術にほぼ基づい
た処理を行っており、発信端末が接続しているノード
(始点ノード)において、発信端末からSETUPメッ
セージを受信したときは、経路計算手段103にて着信
端末までの経路を計算することにより取得できるので、
その経路情報に基づきコネクションの設定を行う技術で
ある。
【0036】これは、ルーティング技術によりネットワ
ークトポロジを収集することにより、このネットワーク
には、どのような装置がどのように接続されているかを
把握することができるので可能である。そして、この経
路情報に従って、SETUPメッセージを順次転送する
ことによりコネクションを設定していく。なお、この経
路計算では、自ノードと同じPeer Group内で
あるならば、すべての情報について知ることができるの
で、完全な経路の計算を行うことができるが、他のPe
er Groupについては、集約されたトポロジ情報
を管理しているので、他のPeer Groupの中ま
では、完全な経路の計算は行わない。この場合、その該
当するPeer Groupの入り口にあたるノード
(エントリノード)が、そのPeer Groupの内
部に関してのみ、詳細な経路計算を行うことにより、最
終的に完全なソースルーティングが可能となっている。
【0037】この処理について、具体例として図3を利
用して説明する。端末470が端末471に対してコネ
クションを設定する場合、端末470からネットワーク
に対してSETUPメッセージが発信される。このSE
TUPメッセージを最初に受信するノード420は、こ
のネットワークのエントリノードに相当するので、経路
計算等を行う。ノード420で詳細経路の計算ができる
のは、同一PeerGroup401内と、このノード
が属する上位Peer Group409,411の内
部のみである。すなわち、それ以外のPeer Gro
upについては、上位階層でしか指定できないので、詳
細な経路計算はできない。
【0038】よって、この例では、Peer Grou
p401における経路情報[420−422−423]
と、上位Peer Group409の経路情報[45
0−452−453]と、さらに上位Peer Gro
up411の経路情報[457−458]が計算結果と
して得られたとする。SETUPメッセージは、この経
路情報が付与され、この経路情報に基づき転送される。
【0039】そして、Peer Group401を出
てPeer Group403に到達したときに、この
Peer Group403のエントリノードに相当す
るノード427は、Peer Group403内の詳
細な経路を計算して、SETUPメッセージを送信す
る。以上の繰り返しにより、SETUPメッセージが端
末471に、図3に太線で示す経路を経て到達すること
ができる。
【0040】次に、切り替えを行うための技術について
説明する。この技術については、シグナリング手段10
2および切替手段104にて行われる。ユーザが発信端
末からネットワークに対してSETUPメッセージを送
信する。コネクションの新規接続に際して、ネットワー
クのエントリノードにおいては、各コネクションに対し
てネットワーク内でユニークなコネクション識別子を付
与する。
【0041】また、切り替えを行う可能性のあるコネク
ションに関して、SETUPメッセージの内容は、再度
SETUPメッセージを送信するときに必要なため、コ
ネクションが存在する間は保持される。コネクション識
別子は、コネクションにおいて別の迂回経路の設定を行
うときに、旧経路のコネクションと新経路のコネクショ
ンを終点ノードで対応させるためのものである。
【0042】例えば、図5において、端末511から端
末512に対して接続要求があったとする。このとき、
ノード501では、経路計算を行い、その結果が[50
1−502−503−506]であったとする。そし
て、このコネクションが、将来、経路切り替えを行う可
能性がある場合には、ノード501において、SETU
Pメッセージの内容を保持しておき、また、ネットワー
クでユニークなコネクション識別子を付与してSETU
Pメッセージをノード502へ転送する。
【0043】途中のノード502、503においては、
通常の処理であるSETUPメッセージを受信したら経
路情報に基づいて、SETUPメッセージを送信する。
最終的にノード506では、SETUPメッセージを受
信したときに、コネクション識別子を保持しておく。そ
の後、別の迂回経路の設定を行うときに、ノード501
は、該当するコネクションと同じコネクション識別子を
迂回経路用のSETUPメッセージに付与して送信する
ことにより、終点ノードであるノード506では、既存
のどのコネクションに対し新しい迂回経路が設定された
ものかがわかることになる。そして、コネクション識別
子の内容が一致した場合には、切り替えを行うこととす
る。
【0044】経路の途中のノードで切り替えを行う方法
もあるが、ここでは、切り替えを行う装置をネットワー
クの入り口ノードと出口ノードと限定した例を示してお
り、この場合は、切り替えノードの選択が行う必要がな
いため、処理手順が簡略化される。以上のような経路切
り替え方式が、ATM Forumで現在仕様化検討さ
れている。
【0045】次に、以上の技術を実装したコネクション
経路変更装置において、本発明の実施の形態の動作、特
に、すでに経路が設定されていて、経路変更を行う場合
について図1、図3及び図6を用いて詳細に説明する。
【0046】ネットワーク管理者は、すでに接続されて
いるコネクション480に対し、装置の移設や、何らか
の理由により、コネクションの経路変更を行いたいとす
る。ここでは、具体的に、ノード429を撤去したいと
する。この場合、ネットワーク管理者は、ノード429
に対して、コネクションの経路変更要求を行う。このノ
ードのシグナリング手段では、該当するコネクション4
80の発信端末方向に対して、そのノードの個別識別子
情報を付与した、コネクション経路変更メッセージを送
信する。個別識別子情報を示す例としては、ノードの場
合ならばそのノードアドレスもしくはノード識別子、ノ
ード間のリンクの場合には、その両端のノードアドレス
もしくは識別子で示すか、ネットワークでユニークに割
り振ったリンク番号などがあげられる。このメッセージ
が、各コネクションの発信端末を収容している始点ノー
ドすなわちノード420に到達したとき、ノード420
のシグナリング手段102では、経路変更の要求を、コ
ネクション経路変更メッセージに含まれている個別識別
子情報とともに経路計算手段103に対して依頼をす
る。
【0047】また、ネットワークトポロジ情報テーブル
111には、具体的には、ネットワーク内に存在するノ
ードとそれらのつながりを示すデータ、それぞれのノー
ドもしくはノード間のリンクのサービス品質(例えば、
セル転送遅延時間)、利用可能帯域情報など、および、
階層化管理されている場合には、その階層化情報も保持
されている。経路計算を行うときこれらの情報も考慮す
る。
【0048】経路計算手段103は、ネットワークトポ
ロジ情報テーブル111を参考にして、該当する個所
が、自ノードと同じPeer Groupにあるかない
かを判断する。もし、該当するノードが同じPeer
Groupに存在する場合には、ネットワークトポロジ
情報テーブル111のネットワークのつながり情報に、
この個別識別子情報を当てはめて、該当する部分を削除
した形で、経路の計算を行う。もし、該当するノードが
同じPeer Groupに存在しない場合には、経路
計算手段103は、該当個所を詳細経路として除けなか
った旨の通知をシグナリング手段102に通知し、図6
に示すように、SETUPメッセージに該当する情報を
付与して送信する。
【0049】図6はSETUPメッセージ(シグナリン
グメッセージ)の一例のフォーマットを示し、メッセー
ジヘッダ71、情報要素72〜75からなり、情報要素
75は情報要素ヘッダ76と迂回させたい場所の情報で
ある個別識別子情報77とからなる。上記の該当個所を
詳細経路として除けなかった旨の通知は情報要素72〜
74のいずれかで伝送される。この情報を基に、シグナ
リング手段102は、SETUPメッセージを次の装置
に対して送信する。なお、この時点では、元の経路に対
しては何ら処理を行われない。もし、該当個所を避けて
の経路が不可能の場合には、その旨が通知される。
【0050】 ここでは、計算結果として、[420−
421],[450−451],[457−459−4
58]が得られたものとして以下説明する。計算結果と
して次のノードにあたるノード421は、同じPeer
Groupに属するので、ノード421内のシグナリ
ング手段102において、メッセージを受信したとき
に、コネクションの接続処理を行い、経路情報に従っ
て、SETUPメッセージを転送する。
【0051】経路の途中で、Peer Groupが変
わった場合、この例では、ノード425は、Peer
Group402のエントリノードノードに相当するの
で、SETUPメッセージを受信した場合、そのPee
r Group内における経路の計算を行う必要があ
る。このとき、ノード425のシグナリング手段102
は、始点のノード420と同じように、経路計算を行う
よう経路計算手段103に対して依頼する。その際、経
由したくない個所の情報があれば同時に渡して依頼す
る。そして、その結果である経路情報を基に、コネクシ
ョン処理を行い、メッセージを送信する。
【0052】これを繰り返すことにより、終点ノード4
42にたどり着く。このとき、このノード442のシグ
ナリング手段102は、コネクション接続の処理を行
い、その処理が完了次第、始点ノード420方向へ、C
ONNECTメッセージを送信する。このとき、ノード
442のシグナリング手段102は、もともと使用して
いたコネクションと切り替えを行うために、ノード44
2の切替手段104に対して切り替えの依頼を行う。
【0053】この切替手段104では、もともとあるコ
ネクションの始点ノード側と、端末側を切断する。その
後に、この端末側と新たに接続したコネクションを接続
することにより、コネクションを切り替える。CONN
ECTメッセージを受信した途中のノードのシグナリン
グ手段102では、接続完了処理(例えば、その装置に
おけるコネクションに対する状態管理を変更するなど)
を行い、CONNECTメッセージを始点ノード方向4
20に対して送信する。最終的に、このCONNECT
メッセージが、始点ノード420のシグナリング手段1
02で受信されたときは、切り替えをするように、切替
手段104に対し切り替え依頼をする。そして、切替手
段104では、もともとあるコネクションの発信端末側
と着信端末側を切断して、この発信端末側と新たに用意
されたコネクションを接続することにより、コネクショ
ンの経路変更が完了する。そして、始点ノード420
は、旧経路のコネクションに対して、RELEASEメ
ッセージを送信する。
【0054】なお、終点ノードにおいて、切り替えを行
うタイミングは、最後の旧経路のコネクションに対する
RELEASEメッセージを受信したときでも構わな
い。
【0055】このときのネットワーク全体のメッセージ
の流れの例を図7に示す。このメッセージフローは、ノ
ード429が、ネットワーク管理者より、コネクション
経路変更の要求を受けた後のメッセージの流れを示す。
ノード429では、該当するコネクションの発信端末方
向に対して、コネクション経路変更メッセージを送信す
る。この場合は、ノード427の方向になる。このノー
ド427は、該当するコネクションの発信端末方向に対
し、同じようにコネクション経路変更メッセージを送信
する。最終的に、該当コネクションの始点ノードである
ノード420にコネクション経路変更メッセージが到達
する。
【0056】このノード420では、別経路を計算し、
その結果に従い、SETUPメッセージを終点ノード方
向に対して、送信する。この場合、ノード421が次の
ノードである。このノード421は、さらに、次のノー
ドであるノード425にSETUPメッセージを送信す
る。ノード425では、自分の属するPeer Gro
up内の経路を計算し、その結果に従いSETUPメッ
セージを送信する。この例では、ノード426である。
【0057】このようにして、SETUPメッセージが
終点ノード442に到達したときに、このノード442
では、コネクションを新たな経路に切り替える。その
後、接続が完了したことを示すCONNECTメッセー
ジを始点ノード420に応答し、始点ノード420で
は、このCONNECTメッセージを受信した後に、経
路の切り替えを行い、元の経路に対して、RELEAS
Eメッセージを送信することによりコネクションを削除
する。
【0058】また、このときの、各ノード内での処理フ
ローチャートを図8に示す。このフローチャートは、経
路計算を行うエントリノードにおいて、SETUPメッ
セージを受信したときに行う処理例である。ノードはS
ETUPメッセージを受信すると、まず、Peer G
roupのエントリノードであるかどうかを判断する
(ステップ801)。この判断は、受信したポートに接
続されている隣接ノードのアドレスなどを利用して、自
ノードのそれと比較し、同じPeer Groupに属
するかどうかに基づいて判断する。異なる場合には、自
ノードがエントリノードであると判断し、個別識別子情
報に該当する個所があるかどうか判断し(ステップ80
2)、同じ場合は、エントリノードでないと判断してS
ETUPメッセージの送信処理を行う(ステップ80
6)。
【0059】ステップ802の個別識別子情報に該当す
る個所が存在するかの判定処理により、存在すると判定
された場合には、その個所を除いた経路計算を経路計算
手段103に依頼して行う(ステップ804)。一方、
自ノードの属するPeerGroupには、個別識別子
情報に該当する個所は存在しないので、通常どおりの経
路計算を経路計算手段103に依頼して行う(ステップ
803)。
【0060】ステップ803又はステップ804の処理
終了後、最終的に経路が見つかったかどうかを判断し
(ステップ805)、経路が存在する場合には、SET
UPメッセージの送信を行い(ステップ806)、経路
が存在しない場合にはRELEASEメッセージを送信
する(ステップ807)。
【0061】以上説明した本実施の形態によれば、図9
の例のように、コネクション変更を行う場合にネットワ
ークの収容効率をあげることができる。すなわち、図9
(A)、(B)において、ノード901〜906からな
るネットワークのすべてのリンクは、150Mbpsで
接続されているものとする。また、図9(A)に示すよ
うに、ノード901−ノード902−ノード903を結
ぶ経路Aでは70Mbps、ノード901−ノード90
4−ノード905−ノード906を結ぶ経路Bでも70
Mbpsのコネクションが接続されているものとする。
【0062】このときに、図9(A)に示すようにノー
ド904−905を結ぶ経路の、100Mbpsの新規
のコネクションの要求があった場合、このままでは、ノ
ード904−ノード905間では170Mbpsとなり
コネクションの接続ができない。
【0063】しかし、本実施の形態によれば、経路Bの
70Mbpsのコネクション経路を、図9(B)に示す
ようにノード901−ノード902−ノード903−ノ
ード906を結ぶコネクション経路に変更することがで
き、これによりノード901−ノード902−ノード9
03では140Mbpsであり、また新たなノード90
4−ノード905の経路Cのコネクションは100Mb
psであるから、3本とも収容可能となり、ネットワー
クの利用率を高くすることができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部からの経路変更のコネクション経路変更メッセージ
を受信したときは、それぞれのコネクションの発信端末
を収容する始点ノードに、迂回させたい個所の情報を含
んでいるコネクション経路変更メッセージを送信するこ
とにより、コネクションの発信端末を収容する始点ノー
ドでこの経路変更のコネクション経路変更メッセージを
受信させ、コネクションの発信端末を収容する始点ノー
ドで経路変更のコネクション経路変更メッセージを受信
されたときに、付与されている迂回させたい個所の情報
を利用して経路計算を行うことにより、別経路の計算が
できるようにしたため、ノード間で交換しあったトポロ
ジ情報を基に、端末ユーザからのコネクション接続要求
を受信したときに、この要求を受け付けた装置にて経路
の計算を行うソースルーティング方式を利用してダイナ
ミックにコネクションの接続を行うプロトコルを使った
コネクションオリエンティッドなネットワークにおいて
も、ネットワーク管理者等により、現在使用されている
コネクションに対して、再度端末ユーザからコネクショ
ンの設定をすることなく、容易に経路を変更できる。
【0065】また、本発明によれば、始点ノードの探索
をすることなく、切り替えを開始することができ、工事
などの理由で経路の変更を余儀なくされる場合や、ネッ
トワーク構成の変更を行いたい場合、そして、コネクシ
ョンのリソース分配に失敗して、あるコネクションを移
動するとうまく収容可能になる場合などで、切断時間短
くコネクションの経路を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成図である。
【図2】本発明のフラッディング処理の様子を示す図で
ある。
【図3】ネットワーク全体のトポロジをつかむことを説
明するために具体的なネットワーク例を示す図である。
【図4】図3中のノード420からネットワーク全体の
構成がどのように見えるかを示す図である。
【図5】本発明において切り替えを行うための説明図で
ある。
【図6】SETUPメッセージに該当する情報を付与し
て送信する信号フォーマットの一例を示す図である。
【図7】本発明によるネットワーク全体のメッセージの
流れの例を示す図である。
【図8】本発明における各ノード内での処理フローチャ
ートの一例である。
【図9】ネットワークの収容効率をあげるためにコネク
ション変更を行う例の説明図である。
【符号の説明】
101 ルーティング手段 102 シグナリング手段 103 経路計算手段 104 切替手段 111 トポロジ情報データベース

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノード間で交換しあったトポロジ情報を
    基に、外部からのコネクション接続要求を受信した時
    に、この要求を受け付けたノードが着信端末までの経路
    計算を行い、要求のある毎にダイナミックにコネクショ
    ンの接続処理を行うプロトコルを使ったコネクションオ
    リエンテッドなネットワークを構成する前記各ノードの
    それぞれに設けられるコネクション経路変更装置であっ
    て、 前記ネットワークのトポロジを収集するための処理を行
    うルーティング手段と、 外部からのコネクション接続要求メッセージ、切断要求
    メッセージ、接続完了メッセージ及びコネクション経路
    変更メッセージを少なくとも受信し、受信メッセージに
    応じた処理を行うと共に、経路上次のノードへ前記コネ
    クション接続要求メッセージ、切断要求メッセージ、接
    続完了メッセージ及びコネクション経路変更メッセージ
    を少なくとも送信し、外部からコネクション経路変更要
    求があったときに 少なくとも経路を変更するコネクシ
    ョンの発信端末を収容する始点ノード方向へ、迂回させ
    たい個所の情報を含んでいるコネクション経路変更メッ
    セージを生成して送信すると共に、経路計算要求機能及
    び経路切り替え機能を有するシグナリング手段と、 前記ルーティング手段により収集した前記ネットワーク
    のトポロジの情報をテーブルとして記憶しているデータ
    ベースと、 前記シグナリング手段から経路計算要求があったとき
    は、前記データベースの記憶トポロジ情報に基づいて、
    要求されたコネクションの終点ノードまでの経路を計算
    してその計算した経路情報を前記シグナリング手段が送
    信する前記コネクション接続要求メッセージに付加する
    経路計算手段 を有し、前記コネクションの発信端末を
    収容しているノードの前記シグナリング手段は 前記コ
    ネクション経路変更メッセージを受信したときに前記経
    路計算手段へ前記経路計算要求を行って 前記経路情報
    が付加された前記コネクション接続要求メッセージを生
    成して前記コネクションの着信端末を収容している終点
    ノード方向へ送信し 前記終点ノードの前記シグナリン
    グ手段は 前記コネクション接続要求メッセージを受信
    したときは少なくとも前記接続完了メッセージを生 成し
    て送信し、前記コネクション接続要求メッセージ又は前
    記切断要求メッセージを受信したときにコネクションを
    前記経路情報に基づいた経路へ切り替えることを特徴と
    するコネクション経路変更装置。
  2. 【請求項2】 前記経路を変更するコネクションの発信
    端末を収容する始点ノードの前記シグナリング手段が前
    記迂回させたい個所の情報を含んでいるコネクション経
    路変更メッセージを受信したときは、該シグナリング手
    段は前記経路計算手段により、受信した該迂回させたい
    個所の情報と前記データベースの記憶トポロジ情報に基
    づいて、要求されたコネクションの終点ノードまでの経
    路を計算させ、その計算した新たな経路情報を有する前
    記コネクション接続要求メッセージを、前記迂回させた
    い個所を示す個別識別子情報と共に送信することを特徴
    とする請求項1記載のコネクション経路変更装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークの論理的な階層管理のため
    に幾つかのノードをまとめて一つの管理グループとする
    ことを階層的に繰り返して管理するプロトコルが適用さ
    れるネットワークに用いられるコネクション変更装置に
    おいて、管理グループの入り口に当たるノードの前記経
    路計算手段は、前記個別識別子情報が示すノードが自装
    置と同じ論理的な管理グループに属するノードであると
    きは、該個別識別子情報が示すノードを除いた経路を計
    算して前記シグナリング手段により前記コネクション接
    続要求メッセージを送信し、該個別識別子情報が示すノ
    ードが自装置と同じ論理的な管理グループに属しないノ
    ードであるときは、通常の経路計算をして該シグナリン
    グ手段により該個別識別子情報を有する前記コネクショ
    ン接続要求メッセージを送信し、前記管理グループの入
    り口以外のノードの前記シグナリング手段は、受信した
    前記コネクション接続要求メッセージをそのまま送信す
    ることを特徴とする請求項2記載のコネクション経路変
    更装置。
  4. 【請求項4】 前記経路計算手段の計算の結果、経路が
    見付からないときは、前記シグナリング手段は前記切断
    要求メッセージを送信することを特徴とする請求項3記
    載のコネクション経路変更装置。
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