JP3077267B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP3077267B2
JP3077267B2 JP03180214A JP18021491A JP3077267B2 JP 3077267 B2 JP3077267 B2 JP 3077267B2 JP 03180214 A JP03180214 A JP 03180214A JP 18021491 A JP18021491 A JP 18021491A JP 3077267 B2 JP3077267 B2 JP 3077267B2
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JP
Japan
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magnetic tape
cassette
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projection
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一樹 仲丸
清人 佐藤
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4にオーディオ用コンパクト
カセットの構成を示す。図中1はカセット匣体を示し、
このカセット匣体1は一対の上ハーフ(カバーハーフ)
2と下ハーフ(ベースハーフ)3とを合体固着して構成
される。このカセット匣体1の内部には磁気テープ5を
巻回した一対のリールハブ6が回転可能に収納されてお
り、このリールハブ6から巻き出された磁気テープ5は
ガイドピン7及びガイドローラー8を通って前面開口部
(磁気ヘッド等の挿入部)9に導出される。上ハーフ2
と下ハーフ3には透明の窓部10が形成されており、こ
の窓部10を介してハブ6の磁気テープ巻回量を目視確
認できるようになっている。またハブ6に巻回されてい
る磁気テープ5と上ハーフ2及び下ハーフ3の内面との
間には滑性シート11が介挿されており、これによって
円滑なリールハブ6の回転即ちテープ走行を可能として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成される
オーディオ用コンパクトカセットはリールハブの回り止
め機構を有していないため、保管時に振動等によってリ
ールハブ6が不測に回転し、図4に破線で示す如く磁気
テープ5が大きく弛み、カセット匣体1の側壁1a付近
まで達することがある。このカセット匣体1の側壁1a
と滑性シート11との間には設計上僅かに隙間aがある
ため、この隙間aに弛んだ磁気テープ5が入り込む状態
となり(図5参照)、この状態から磁気テープ5を走行
させると磁気テープ5が滑性シート11の側端縁部11
aを引掛けて巻き込んでしまうおそれがある。
【0004】本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、
磁気テープの弛みによる滑性シートの巻き込みを確実に
防止できる構造のテープカセットを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、透明の窓部を有するカセット匣体内に磁
気テープを巻回したリールハブが回転可能に収納される
と共に、磁気テープとカセット匣体の内面との間に滑性
シートが介挿されてなるテープカセットにおいて、カセ
ット匣体の成形時にこのカセット匣体の本体部と一体に
二色成形によって成形される窓部の内面に、磁気テープ
が弛んだときにこれを滑性シートの側端縁部より外側に
行かないように規制する突起(規制ピン)を設け、かつ
この突起の根元をR状に形成してなるものである。
【0006】
【作用】上記の如く構成される本発明のテープカセット
においては、磁気テープに弛みが生じてもこの磁気テー
プは突起(規制ピン)で規制されることによってカセッ
ト匣体の側壁と滑性シートとの間の隙間に入り込むこと
はなく、従って、テープがが滑性シートを巻き込んでし
まうおそれはない。またこのテープカセットでは、突起
が透明の窓部の内側に形成されていることにより、この
突起による上記効果をカセット外部から目視で確認でき
る。さらに突起の根元をR状に形成したことにより、こ
の突起が窓部の外面から見て目立ちにくくなる。
【0007】
【実施例】以下、図1及び図2を参照しながら本発明の
実施例について説明するに、前述した図3及び図4の従
来例と対応する部分には同一符号を付しその説明は省略
する。
【0008】本発明によるテープカセットにおいては、
磁気テープ5の弛みによる滑性シート11の巻き込みを
防止するための手段として、カセット匣体1(上ハーフ
2、下ハーフ3)の内面に、磁気テープ5が弛んだとき
にその移動範囲を規制する突起としての規制ピン12を
突設してある。この規制ピン12の突設位置は、滑性シ
ート11の両端部のすぐ前方であって、磁気テープ5の
通常の走行パスより外側でかつ滑性シート11の側端縁
部11aより内側の位置に設定される。尚、図面におい
ては下ハーフ3の左側の一部のみを図示してあるが、下
ハーフ3の右側部分及び上ハーフ2にもこれと対称的に
規制ピン12が突設される。
【0009】本例のテープカセットは窓部10を大きく
形成したいわゆる大窓タイプのカセットであるため、規
制ピン12は上ハーフ2及び下ハーフ3における窓部1
0の内面に突設されている。この窓部10は上ハーフ2
及び下ハーフ3のハーフ本体部と一体にいわゆる二色成
形によって成形されるもので、即ち先ず不透明樹脂によ
ってハーフ本体部を成形し(一色目)、続いて透明樹脂
を用いて窓部が一体に成形される(二色目)。この二色
成形用の金型ではその構造上、窓部成形用のスライドコ
アを有することによりハーフ本体部の側壁から規制突起
を突出させることは難しいので、本例においては窓部1
0に規制突起としての規制ピン12を設けた構造として
ある。
【0010】そしてこの規制ピン12を設けたことによ
り、磁気テープ5に弛みが生じてもこの弛んだ磁気テー
プ5は規制ピン12に当たることによって滑性シート1
1の側端縁部11aより外側に行くことがなく、従って
磁気テープ5がカセット匣体1の側壁1aと滑性シート
11との間の隙間aに入り込む状態となることはない
(図1の破線参照)。
【0011】このため従来の如く磁気テープ5が滑性シ
ート11を巻き込んでしまうような事故が発生するおそ
れはなく、従って常に安定したテープ走行が確保され信
頼性の向上に繋がる。
【0012】また本例においては、図2により明らかな
如く規制ピン12の根元12bをR状に形成し、先端部
の内側(磁気テープ5の走行パス側)に傾斜部12aを
形成してある。前者により、窓部10の内面に規制突起
としての規制ピン12を形成してあっても窓部10の外
面からは目立ちにくく、外観を損ねることはない。ま
た、後者によりテープカセットの組立工程において磁気
テープ5が正確に組み込まれるようにこれを案内する構
造となっている。即ち磁気テープ5を組み込むときにそ
の一部が規制ピン12と重なった場合、その磁気テープ
は傾斜部12aによって規制ピン12の内側に案内され
ることにより規制の走行ピンに収まるように組み込まれ
る(磁気テープ5が規制ピン12の外側に行ってしまう
ことがない)。
【0013】このように規制ピン12の先端部内側に傾
斜部12aを形成したことにより、磁気テープの組み込
みを確実に行なえる効果がある。
【0014】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこの実施例の構成に限るものではない。本
発明は実施例に示したオーディオ用コンパクトカセット
に限ることなく、いわゆるマイクロカセットやDAT用
カセット等、内部に滑性シートを有するテープカセット
の全般に広く適用可能であることは勿論である。
【0015】
【発明の効果】以上の如く本発明は、磁気テープが弛ん
だときにこれを滑性シートの側端縁部より外側に行かな
いように規制する突起を設けたことにより、磁気テープ
に弛みが生じてもこの磁気テープは突起で規制されるこ
とによってカセット匣体の側壁と滑性シートとの間の隙
間に入り込むことはなく、このため磁気テープが滑性シ
ートを巻き込んでしまうおそれはないので、常に安定し
たテープ走行が確保され信頼性の高いテープカセットを
提供することができる。またこのテープカセットでは、
磁気テープを規制する突起が透明の窓部の内面に形成さ
れていることにより、この突起による上記の効果をカセ
ット外部から目視で確認することができる。特に本発明
では、突起の根元をR状に形成することで、透明材料で
形成される窓部の内面に突起を形成しても窓部の外面か
らは目立ちにくく、テープカセットの外観性を損なうこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】従来例の一部切欠いた斜視図である。
【図4】従来例の要部の平面図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 カセット匣体 2 上ハーフ 3 下ハーフ 5 磁気テープ 6 リールハブ 11 滑性シート 12 規制ピン(突起)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−61968(JP,A) 実開 昭61−193585(JP,U) 実開 昭53−54011(JP,U) 実開 昭61−6977(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/087

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明の窓部を有するカセット匣体内に磁
    気テープを巻回したリールハブが回転可能に収納される
    と共に、上記磁気テープと上記カセット匣体の内面との
    間に滑性シートが介挿されてなるテープカセットにおい
    て、 上記カセット匣体の成形時にこのカセット匣体の本体部
    と一体に二色成形によって成形される窓部の内面に、上
    記磁気テープが弛んだときにこれを上記滑性シートの側
    端縁部より外側に行かないように規制する突起を設け、
    上記突起の根元をR状に形成したことを特徴とするテー
    プカセット。
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