JP3077044U - クリーンルーム用コーナー材 - Google Patents

クリーンルーム用コーナー材

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JP3077044U
JP3077044U JP2000007424U JP2000007424U JP3077044U JP 3077044 U JP3077044 U JP 3077044U JP 2000007424 U JP2000007424 U JP 2000007424U JP 2000007424 U JP2000007424 U JP 2000007424U JP 3077044 U JP3077044 U JP 3077044U
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corner
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徹也 田中
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Soken Co Ltd
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Soken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーナー材と壁板や天井板の間に塵の付着す
ることのないコーナー材を開発し、クリーンルームに浮
遊する塵を減少させる。 【解決手段】 ステンレス板を曲げ加工してなり、隅板
部の両側に凹目地部を形成し、該凹目地部にコーキング
材を充填することで、隅板部と壁板、天井板などとの間
にコーキング目地を形成できるようにする。コーキング
目地を形成することにより、コーナー材の小口が露出せ
ず、また、コーナー材と壁板や天井板の間に隙間が生じ
ないので、塵が付着することがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、集積回路などの超精密品の製造課程などで必要なクリーンルームの 壁や柱形の出隅部、壁や天井の入隅部に施工されるクリーンルーム用コーナー材 に関する。
【0002】
【従来の技術】
壁や柱形の出隅部には、物がぶつかって欠けるのを防止するために金属製のコ ーナー材が施工される。また、壁の入隅部や壁と天井が交叉する入隅部には塵の 付着を防止する面取りを施すためのコーナー材が施工される。従来のコーナー材 は出隅部や入隅部の壁板又は天井板に接着するものが多かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のコーナー材は出隅部や入隅部の壁板又は天井板に接着するものであるの で、コーナー材の小口(両側の端面)部分に塵が付着したり、コーナー材と壁板 や天井板の間に微小な隙間が生じることがあり、この隙間に塵が付着しやすかっ た。これらの付着した塵は、空調などによって生じる空気の流れなどによって空 気中に浮遊するので、クリーンルームには好ましくなかった。本考案は、コーナ ー材と壁板や天井板の間に塵の付着することのないコーナー材を開発し、クリー ンルームに浮遊する塵を減少させることを課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ステンレス板を曲げ加工してなり、隅板部の両側に凹目地部を形成 し、該凹目地部にコーキング材を充填することで、隅板部と壁板、天井板などと の間にコーキング目地を形成できるようにしたことを特徴とするクリーンルーム 用コーナー材である。隅板部の両側に凹目地部を形成したので、この凹目地部と 壁板、天井板の間にコーキング材を充填することで、コーナー材の小口が露出せ ず、また、コーナー材と壁板や天井板の間に隙間が生じないので、塵が付着する ことがなくなる。また、材質がステンレスであるので、十分な硬さと耐薬品性を 有し、長期間に亘って美観を呈するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、実施例を表した図面に基づいて本考案を詳細に説明する。図1は出隅用 のコーナー材1の端面図、図2はコーナー材1の施工例を説明する断面図、図3 は入隅用のコーナー材11の端面図、図4はコーナー材11の施工例を説明する 断面図である。
【0006】 図1、2の出隅用のコーナー材1はステンレス板を曲げ加工して製造した長尺 材で、隅板部2の両側に凹目地部3が形成されている。コーナー材1は、例えば 図2に示すように施工される。図2において、符号6は軽量鉄骨壁下地、7は下 貼ボード、8は壁板、9はビス、10はコーキング目地である。コーナー材1は 目地底部4からビス9を下貼ボード7及び軽量鉄骨壁下地6にねじ込んで固定さ れる。下貼ボード7の上には壁板8が貼付され、壁板8の端部はコーナー材1の 両側の立上部5に接触させるか、なるべく近接させる。凹目地部3にはコーキン グ材を充填して隅板部2と壁板8との間にコーキング目地10を形成する。立上 部5は壁板8の厚さよりも低く形成してコーキング目地10から露出しないよう にする。なお、立上部5は必ずしも必要ではない。隅板部2の形状は実施例に限 るものではなく、例えば曲面状に形成してもよい。この実施例は軽量鉄骨壁下地 の例であるが、本考案のコーナー材はコンクリート壁や木造壁などにも同様に使 用できることはもちろんである。
【0007】 図3、4の入隅用のコーナー材11はステンレス板を曲げ加工して製造した長 尺材で、隅板部12の両側に凹目地部13が形成されている。コーナー材11は 、例えば図4に示すように施工される。図4において、符号6は軽量鉄骨壁下地 、7は下貼ボード、8は壁板、9はビス、10はコーキング目地である。コーナ ー材11は目地底部14からビス9を下貼ボード7及び軽量鉄骨壁下地6にねじ 込んで固定される。下貼ボード7の上には壁板8が貼付され、壁板8の端部はコ ーナー材11の両側の立上部5に接触させるか、なるべく近接させる。凹目地部 13にはコーキング材を充填して隅板部12と壁板8との間にコーキング目地1 0を形成する。立上部15は壁板8の厚さよりも低く形成してコーキング目地1 0から露出しないようにする。なお、立上部5は必ずしも必要ではない。隅板部 12の形状は実施例に限るものではなく、例えば曲面状に形成してもよい。この 実施例は軽量鉄骨壁下地の例であるが、本考案のコーナー材はコンクリート壁や 木造壁などにも同様に使用できることはもちろんである。また、壁と天井の入隅 に回り縁として用いることもできる。
【0008】
【考案の効果】
本考案のコーナー材は、隅板部の両側に凹目地部を形成したので、この凹目地 部と壁板、天井板の間にコーキング材を充填することで、コーナー材の小口が露 出せず、また、コーナー材と壁板や天井板の間に隙間が生じないので、塵が付着 することがなくなり、クリーンルームに浮遊する塵を減少できる。また、材質が ステンレスであるので、十分な硬さと耐薬品性を有し、長期間に亘って美観を維 持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】出隅用のコーナー材1の端面図である。
【図2】コーナー材1の施工例を説明する断面図であ
る。
【図3】入隅用のコーナー材11の端面図である。
【図4】コーナー材11の施工例を説明する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 コーナー材 2 隅板部 3 凹溝部 4 目地底部 5 立上部 6 軽量鉄骨壁下地 7 下貼ボード 8 壁板 9 ビス 10 コーキング目地 11 コーナー材 12 隅板部 13 凹溝部 14 目地底部 15 立上部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス板を曲げ加工してなり、隅板
    部の両側に凹目地部を形成し、該凹目地部にコーキング
    材を充填することで、隅板部と壁板、天井板などとの間
    にコーキング目地を形成できるようにしたことを特徴と
    するクリーンルーム用コーナー材
JP2000007424U 2000-10-17 2000-10-17 クリーンルーム用コーナー材 Expired - Fee Related JP3077044U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589907U (ja) * 1992-05-13 1993-12-07 株式会社ユニシアジェックス アクチュエータのワイヤ連結構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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