JP3077006U - 調整可能な偏心車輪構造 - Google Patents

調整可能な偏心車輪構造

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JP3077006U
JP3077006U JP2000007362U JP2000007362U JP3077006U JP 3077006 U JP3077006 U JP 3077006U JP 2000007362 U JP2000007362 U JP 2000007362U JP 2000007362 U JP2000007362 U JP 2000007362U JP 3077006 U JP3077006 U JP 3077006U
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シィ−ツァン ツァン
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シィ−ツァン ツァン
チゥ イェン−チュン
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 進行中に上下揺動、前後起伏、または正常な
状態に切換えができ、揺動起伏を調整して健康スポーツ
と趣味性の二重効果を達成できること。 【解決手段】 進行中に切換爪を下すと、調整輪40と
車輌の同調回転は止まって停滞し、輪轂10は継続的に
回転し、制動ブロック22の引柄221は調整環内の案
内ブロックに接触して継続的にちぢめ、その端部は制動
環21の間溝211から脱出して制動環の内環面に滑り
込み、軸ハブ20と輪轂は同調の回転関係が離脱して輪
轂は継続的に回転し、制動ブロックはばね23の復帰し
た外張力を受けて持続的に外へ押さえられ、はじめは溝
面213に落ちて持続して回転し、最後は第二階段層内
に落ち込んで嵌止作用が発生し、輪轂と軸ハブは再び同
調廻転して車輪の偏心状態になり、更に切換爪を上昇さ
せて調整輪の歯面から離脱し、車体が上下に起伏する。
軸70が輪軸の円心に戻れば一般の平穏な運行状態に回
復する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は自転車の車輪に応用される調整可能な偏心車輪の構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
本願の考案者が提案した実用新案登録第3050683号「自転車の無段偏心 機構」は自転車の車輪の偏心廻転式車輪の構造設計であり、それは自転車を進行 中に上下に揺り、または前後に起伏することができ、または正常の運転状態、ま たは車輪の揺動起伏程度を調整することができる独創的設計であり、この設計は 既に1997年10月8日、台湾の新型特許を請求し、並びに台湾の特許権証第 143641号、アメリカ国第6,024,367番発明を獲得し、更に先後し て日本、ドイツ、イタリー等各国の特許許可証を獲得し、なおかつ業界の賞賛と 注目を受けており、それは本考案者が設計した製品は世界をリードする進歩性と 実用性があることを証明している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の実用新案の考案は更に本考案者の持続した研究と改善の下でそれの基本 的設計の欠点、例えば部品数が多すぎてコストが高くなり、構造が複雑すぎて組 立が難しい等産業経済の問題に対して研究を行い、遂に元の特許考案よりも遥か に優れた新しい調整可能な偏心車輪の構造を開発したものであり、このような製 品は商品化され、そして、スポーツ用品または各産業の用途に応用することがで きる。
【0004】 本考案の主な目的は、この構造設計によって自転車は進行中に上下に揺動し、 または前後に起伏し、または正常な乗車状態に切換えることができ、或いはまた 進行中に車輪の揺動起伏程度を調整して健康スポーツと趣味性の二重効果を達成 することができる調整可能な偏心車輪の構造を提供するものである。
【0005】 本考案のもう一つの目的は上述した実用新案における設計に複雑な欠点がある ため、それを改善して産業の経済的利用、大量生産及びコストの低減を達成し、 更に健康スポーツを好む自転車の愛用者に推し広めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による調整可能な偏心車輪の構造は、一組の機械の偏心軸原理を利用し た部品をもって制御し、車輪の回転進行中に車輪の偏心状態を発生させ、自転車 は進行中に垂直方向の上下起伏または前後の波浪状の運動を行わせるもので、輪 轂、軸ハブ、制動環、制動ブロック、ばね、防塵カバー、調整輪、軸套環、軸管 、軸を備えている。
【0007】 輪轂は軸ハブ、制動環、制動ブロック、ばね、軸ハブ・カバー、軸管、固定栓 等部品を包覆している。本体外縁には輪幅圏が設けられて車輪に連結されてあり 、本体中央には偏心して貫通した取付口が設けられる。この取付口の本体両面に は凹形環溝が設けられてあり、その中の一面の取付口は更に内部に階段層の凹陥 に呈れ、第一階段層の底面には均等に分布された6つの締付孔が設けられる。
【0008】 軸ハブは輪轂の取付口に取付けられる円柱であり、その円柱の中央には更に偏 心して貫通した軸孔及び栓溝が設けられる。円柱の一端には取付環が設けられて あり、それの一面をもって輪轂の取付環に接近する一面に貫通孔と連通する滑り 溝及びそれと垂直に付設される溝室及び円柱の両面を貫通する締付孔が設けられ る。
【0009】 制動ブロックは軸ハブの滑り溝内に取付けられてスライドすることができるブ ロックであり、その一端には直立した引柄が設けられてある。ばねは軸ハブの溝 室に据置くことができるU形の板ばねである。制動環の内環面には4組の間溝が 設けられ、間溝には溝面が設けられてあり、内環面は軸ハブに組付けることがで き、外環圏は輪轂の第一階段層に組付けられる。環面には6個の孔が設けられて ボルトによって輪轂の対応する締付孔に締付けられる。右防塵カバーには軸ハブ の中央軸孔及び滑り溝に対応して貫通した偏心孔及び溝口が設けられ、カバー上 には2本のボルトによって軸ハブの締付孔に締付けられる通し孔が設けられる。 軸管は両端末に外ねじが設けられてある中空のパイプで、主として固定栓をもっ てその管面上に設けられてあるキー溝内に嵌付けられ、更に軸ハブの軸孔内に通 されて連結され、軸をもって軸管に組み込まれ、各部品を連結している。調整輪 の中には案内ブロックが設けられ、外周面には溝歯が設けられてあり、中心の通 し孔は軸套管の端部軸の取付けに供される。軸套管の一端の大きい端面には6つ の締付孔が設けられて自転車の車輪のディスク・ブレーキの締付けに供され、そ れの内面には軸受を取付けることに供されるハウジングが設けられてあり、他端 には軸管の外ねじにねじ付けられる内ねじが設けられる。
【0010】 軸は前述部品を組付けるための円棒であり、その一端にはナットの締付けに供 されるねじが設けられ、組立時は先ず軸受、軸受カバーを合わせ、それから上述 各部品を輪轂の地面に組み込み、更に軸ハブ・カバーを左防塵カバー及び左軸套 管を組付け、最後は軸受、軸受カバーを組合せてナットで締付け固定しする。軸 ハブ・カバーの内面は軸ハブの円柱部に取付けられ、軸ハブの締付孔に対応する 通し孔が設けられる。左防塵カバーは右防塵カバーと同じであるが、溝口が設け られていない。左軸套管の一端内面には軸環の外ねじにねじ込むためのねじ部が 設けられる。
【0011】 以上の部品の組合せにより、自転車を進行中に上下に起伏させたい場合は進行 中に切換爪を下すだけで、調整輪と車輌の同調回転は止まって停滞し、輪轂は継 続的にに回転する。制動ブロックの引柄は調整環内の案内ブロックに接触して継 続的にちぢめ、その嵌付けられてある端部は制動環の間溝から脱出して制動環の 内環面に滑り込む。軸ハブと輪轂は同調の回転関係が離脱して輪轂は継続に回転 し、制動ブロックはばねの復帰した外張力を受けて持続的に外へ押さえられ、は じめは溝面に落ちて持続して回転し、最後は第二階段層内に落ち込んで嵌止作用 が発生する。輪轂と軸ハブは再び同調廻転して車輪の偏心状態になり、更に切換 爪を上昇させて調整輪の歯面から離脱する。こうすれば乗用者は騎乗時に車体が 上下起伏する楽しさを味わうことができ、自転車の進行は車輪の偏心によって上 下に起伏し、このように必要によって更に調整することができるが、軸が輪軸の 円心に戻れば一般の平穏な運行状態に回復する。
【0012】
【考案の実施の形態】
ここで添付の図面と合せて本考案の最適な実施例について、以下、詳しく説明 する。
【0013】 図1〜図6を併せて参照すると、本考案の実施例による調整可能な偏心車輪の 構造は以下により構成されている。 1. 輪轂10: それは軸ハブ20、制動環21、制動ブロック22、ばね2 3、軸ハブ・カバー90、軸管60、固定栓61等の部品を包覆しており、本体 外縁には輪幅圏101が設けられて車輪に連結されてある。本体中央には偏心し て貫通した取付口102が設けられる。取付口102の本体両面には凹形環溝1 03が設けられてあり、その中の一面の取付口102は更に内部に階段層の凹陥 に呈れ、第一階段層の底面には均等に分布された6つの締付孔104が設けられ てある。 2. 軸ハブ20: それは輪轂10、の取付口102に取付けられる円柱であ り、その円柱の中央には更に偏心して貫通した軸孔204及び栓溝206が設け られる。円柱の一端には取付環20が設けられ、それの一面をもって輪轂10の 取付環203に接近する一面に環通孔102と連通する滑り溝202及びそれと 垂直に付設される溝室201及び円柱の両面を貫通する締付孔205が設けられ てある。 3. 制動ブロック22: それは軸ハブ20の滑り溝202内に取付けられて スライドすることができるブロックであり、それの一端には直立した引柄221 が設けられてある。 4. ばね23: それは軸ハブ20の溝室201に据置くことができるU形の 板ばねである。 5. 制動環21: それの内環面には4組の間溝211が設けられ、間溝21 1には溝面213が設けられてあり、内環面は軸ハブ20に組付けることができ 、外輪圏は環轂10の第一階段層に組付けられる。環面には6個の孔212が設 けられてボルト91によって輪轂10の対応する締付孔104に締付けられる。 6. 右防塵カバー30: それには軸ハブ20の中央軸孔204及び滑り溝2 02に対応して貫通した偏心孔303及び溝口302が設けられる。カバー上に は2本のボルト91によって軸ハブ20の締付孔205に締付けられる通し孔3 01が設けられてある。 7. 軸管60: それは両端末に外ねじ63が設けられてある中空のパイプで 、主として固定栓61をもってその管面上に設けられてあるキー溝62内に嵌付 けられ、更に軸ハブ20の軸孔204内に通されて連結され、軸60をもって軸 管60に組み込まれ、各部品を連結している。 8. 調整輪40: その中には案内ブロック41が設けられ、外周面には溝歯 が設けられてあり、中心の通し孔は軸套管50の端部軸の取付けに供される。 9. 軸套管50: それの一端の大きい端面には6つの締付孔501が設けら れて自転車の車輪のディスク・ブレーキの締付けに供され、それの内面に軸受を 取付けることに供されるハウジング502が設けられる。他端には軸管60の外 ねじ63にねじ付けられる内ねじが設けられる。 10. 軸70: それは前述部品を組付けるための円棒であり、それの一端に はナット71の締付けに供されるねじが設けられる。組立時は先ず軸受72、軸 受カバー73を合わせ、それから上述各部品を輪轂10の他面に組み込み、更に 軸ハブ・カバー90を左防塵カバー31及び左軸套管80を組付け、最後は軸受 72、軸受カバー73を組合せてナット72で締付け固定する。 11. 軸ハブ・カバー90: それの内面は軸ハブ20の円柱部に取付けられ 、軸ハブ20の締付孔205に対応する通し孔901が設けられてある。 12. 左防塵カバー31、それは右防塵カバー30と同じであるが、溝口30 2が設けられていない。 13. 左軸套管80、それの一端内面には軸管60の外ねじ63にねじ込むた めのねじ部801が設けられてある。
【0014】 本考案の作動は一般状態と三段階の偏心状態に分けられる。
【0015】 1. 一般状態の場合: 図7に示すように、その輪轂10と軸管60、軸70 、軸ハブ20は共に同一中心に位置し、かつ制動ブロック22は軸ハブ20の滑 り溝202に据置かれ、ばね23の外張力の支えを受けて制動環21の間溝21 1内に嵌め付けられ、更に制動環21はボルト91によって輪轂10と一体に締 付けられているので、軸ハブ20は制動ブロック22によって制限される。輪轂 10の軸は軸ハブ20の中心に保持されて移動しなくなり、自転車の進行はそれ の軸70を中心とし、調整輪40と軸ハブ20は車輪と同調して廻転する。切換 爪Aは調整環40の歯面上側から離れるように廻され、車輪は図面の矢印方向へ 平穏に廻転して前進する。 2. 偏心状態の場合: 乗用者が自転車の進行中に於いて上下に揺りたい場合 、図8に示す如く、進行中に切換爪Aを下すだけで、調整輪40と車両の同調回 転は止まって停滞する。輪轂10は継続に廻転し、制動ブロック22の引柄22 1は調整輪40内の案内ブロック41に接触して継続的にちぢめ、その嵌付けて ある端部は図9に示すように制動環21の間溝211から脱出して制動環21の 内環面に滑り込む。この場合、スリーブ80は外力(例えば外接歯車)の力を受 け、それが軸管60へ伝って軸ハブ20が廻転し、先行きに移動して軸ハブ20 と輪轂10は同調の回転関係が離脱して輪轂10は継続的に廻転する。制動ブロ ック22はばね23の復帰した外張力を受けて図10に示す如く持続的に外へ押 さえられ、初めは溝面213に落ちて継続して廻転し、最後は図11の第二階段 層211に落ち込んで嵌止作用が発生する。輪轂10と軸ハブ20は再び同調廻 転して車輪の偏心状態になり、更に切換爪Aを上昇させて調整輪40の歯面から 離脱する。こうすれば乗用者は乗車時に車体が上下起伏する楽しさを味わうこと ができ、なおかつ需要によって更に調整することができる。図12の第二段階か ら図13の第三段階は最高の段階であり、この場合、車輪の偏心程度は最大であ り、そのために自転車の上下起伏も最大級になっている。
【0016】 以上に述べたのは本考案の最適実施例であり本考案の実施範囲をなんら制限す るものではなく、本考案に基づく種々の変化あるいは改修はすべて本考案の範囲 に属するものと考える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の分解斜視図である。
【図2】 本考案の実施例を示す斜視図である。
【図3】 本考案の組合せを示す図である。
【図4】 本考案の組合せを示す図である。
【図5】 本考案の組合せを示す図である。
【図6】 本考案の構造を示す断面図である。
【図7】 本考案の偏心距離を調整する構造を示す断面
図である。
【図8】 本考案の偏心距離の調整の作動を示す図であ
る。
【図9】 本考案の偏心距離の調整の作動を示す図であ
る。
【図10】 本考案の偏心距離の調整の作動を示す図で
ある。
【図11】 本考案の偏心距離の調整の作動を示す図で
ある。
【図12】 本考案の偏心距離を調整する際の偏心程度
の段階数を示す図である。
【図13】 本考案の偏心距離を調整する際の偏心程度
の段階数を示す図である。
【符号の説明】
10 輪轂 101 輪幅
圏 102 取付口 20 軸ハブ 201 溝室 202 滑り溝 203 取
付環 204 軸孔 205 締
付孔 206 栓溝 21 制動環 211 間溝 212 孔 213 溝
面 22 制動ブロック 221 引柄 23 ばね 30 右防塵カバー 301 通し
孔 302 溝口 303 貫
通孔 40 調整輪 41 案内
ブロック 50 軸套管 501 締付
孔 502 軸受ハウジング 60 軸管 61 固定
栓 62 キー溝 63 外ね
じ 70 軸 71 ナッ
ト 72 軸受 73 軸受
カバー 80 スリーブ 801 ねじ
部 90 軸ハブ・カバー 901 通し
孔 91 ボルト
フロントページの続き (73)実用新案権者 597164493 No. 3, Alley 169, La ne Guang−Yun, Guang −Yun Ts’un, Yeong−J inq Hsiang, Chang−H ua Hsien, Taiwan, R.O.C. (73)実用新案権者 500478422 チゥ イェン−チュン 台湾 タイワン、チャン−ファ シェン、 ヨン−ジンク シャン、ヨン−ウエスト チュン、ヨン アン ストリート、ナンバ ー 158 (72)考案者 ツァン シィ−ツァン 台湾 タイワン、チャン−ファ シェン、 ヨン−ジンク シャン、グァン−ユン チ ュン、レーン グァン−ユン、アレー 169、ナンバー 3

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一組の機械の偏心軸原理を利用した部品
    をもって制御し、車輪の回転進行中に車輪の偏心状態を
    発生させ、自転車は進行中に垂直方向の上下起伏または
    前後の波浪状の運動を行わせるもので、輪轂、軸ハブ、
    制動環、制動ブロック、ばね、防塵カバー、調整輪、軸
    套環、軸管、軸を備え、 前記輪轂は軸ハブ、制動環、制動ブロック、ばね、軸ハ
    ブ・カバー、軸管、固定栓等部品を包覆しており、本体
    外縁には輪幅圏が設けられて車輪に連結されてあり、本
    体中央には偏心して貫通した取付口が設けられ、該取付
    口の本体両面に凹形環溝が設けられてあり、その中の一
    面の取付口は更に内部に階段層の凹陥に呈れ、第一階段
    層の底面には均等に分布された6つの締付孔が設けられ
    てあり、前記軸ハブは輪轂の取付口に取付けられる円柱
    であり、その円柱の中央には更に偏心して貫通した軸孔
    及び栓溝が設けられ、円柱の一端には取付環が設けられ
    てあり、それの一面をもって輪轂の取付環に接近する一
    面に貫通孔と連通する滑り溝及びそれと垂直に付設され
    る溝室及び円柱の両面を貫通する締付孔が設けられてあ
    り、 前記制動ブロックは軸ハブの滑り溝内に取付けられてス
    ライドすることができるブロックであり、その一端には
    直立した引柄が設けられてあり、 前記ばねは軸ハブの溝室に据置くことができるU形の板
    ばねであり、 前記制動環の内環面には4組の間溝が設けられ、間溝に
    は溝面が設けられてあり、内環面は軸ハブに組付けるこ
    とができ、外環圏は輪轂の第一階段層に組付けられ、環
    面には6個の孔が設けられてボルトによって輪轂の対応
    する締付孔に締付けられ、 右防塵カバーには軸ハブの中央軸孔及び滑り溝に対応し
    て貫通した偏心孔及び溝口が設けられ、カバー上には2
    本のボルトによって軸ハブの締付孔に締付けられる通し
    孔が設けられてあり、 前記軸管は両端末に外ねじが設けられてある中空のパイ
    プで、主として固定栓をもってその管面上に設けられて
    あるキー溝内に嵌付けられ、更に軸ハブの軸孔内に通さ
    れて連結され、軸をもって軸管に組み込まれ、各部品を
    連結しており、調整輪の中には案内ブロックが設けら
    れ、外周面には溝歯が設けられてあり、中心の通し孔は
    軸套管の端部軸の取付けに供され、 軸套管の一端の大きい端面には6つの締付孔が設けられ
    て自転車の車輪のディスク・ブレーキの締付けに供さ
    れ、それの内面には軸受を取付けることに供されるハウ
    ジングが設けられてあり、他端には軸管の外ねじにねじ
    付けられる内ねじが設けられてあり、 軸は前述部品を組付けるための円棒であり、その一端に
    はナットの締付けに供されるねじが設けられ、組立時は
    先ず軸受、軸受カバーを合わせ、それから上述各部品を
    輪轂の地面に組み込み、更に軸ハブ・カバーを左防塵カ
    バー及び左軸套管を組付け、最後は軸受、軸受カバーを
    組合せてナットで締付け固定し、前記軸ハブ・カバーの
    内面は軸ハブの円柱部に取付けられ、軸ハブの締付孔に
    対応する通し孔が設けられてあり、 左防塵カバーは右防塵カバーと同じであるが、溝口が設
    けられておらず、左軸套管の一端内面には軸環の外ねじ
    にねじ込むためのねじ部が設けられてあり、 以上の部品の組合せにより、自転車を進行中に上下に起
    伏させたい場合は進行中に切換爪を下すだけで、調整輪
    と車輌の同調回転は止まって停滞し、輪轂は継続的に回
    転し、制動ブロックの引柄は調整環内の案内ブロックに
    接触して継続的にちぢめ、その嵌付けられてある端部は
    制動環の間溝から脱出して制動環の内環面に滑り込み、
    軸ハブと輪轂は同調の回転関係が離脱して輪轂は継続的
    に回転し、制動ブロックはばねの復帰した外張力を受け
    て持続的に外へ押さえられ、はじめは溝面に落ちて持続
    して回転し、最後は第二階段層内に落ち込んで嵌止作用
    が発生し、輪轂と軸ハブは再び同調廻転して車輪の偏心
    状態になり、更に切換爪を上昇させて調整輪の歯面から
    離脱し、こうすれば乗用者は走行時に車体が上下に起伏
    する楽しさを味わうことができ、自転車の進行は車輪の
    偏心によって上下に起伏し、このように必要に応じて更
    に調整することができるが、軸が輪軸の円心に戻れば一
    般の平穏な運行状態に回復することを特徴とする調整可
    能な偏心車輪の構造。
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