JP3076908B1 - 甘味飲料 - Google Patents
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Abstract
【要約】
【目的】みりんの製法において、馬鈴薯のデンプンの溶
解率を向上させ、みりん収率、糖(グルコースとして)
含量、糖収率、全窒素含量、全窒素収率が最適で、その
上、抗酸化力が増大するみりん様の甘味飲料を提供する
ことを目的とする。 【構成】本発明にかかる甘味飲料は、原料を馬鈴薯とし
て、この馬鈴薯を加熱、圧潰し、米麹、アルコールを加
え、熟成後、圧搾して得られることを特徴とするもので
ある。
解率を向上させ、みりん収率、糖(グルコースとして)
含量、糖収率、全窒素含量、全窒素収率が最適で、その
上、抗酸化力が増大するみりん様の甘味飲料を提供する
ことを目的とする。 【構成】本発明にかかる甘味飲料は、原料を馬鈴薯とし
て、この馬鈴薯を加熱、圧潰し、米麹、アルコールを加
え、熟成後、圧搾して得られることを特徴とするもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原料を馬鈴薯とし
て、加熱、圧潰したものに、米麹、アルコールを加え、
熟成後、圧搾して得られるみりん様の甘味飲料に関する
ものである。
て、加熱、圧潰したものに、米麹、アルコールを加え、
熟成後、圧搾して得られるみりん様の甘味飲料に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様に、加熱してデンプンを糊
化させた原料に、米麹、アルコールを加え、熟成後、圧
搾して得られるものとしてはみりんが知られており、こ
のみりん製造の原料としては、もち米、もち小麦、モチ
コーン等が用いられている。
化させた原料に、米麹、アルコールを加え、熟成後、圧
搾して得られるものとしてはみりんが知られており、こ
のみりん製造の原料としては、もち米、もち小麦、モチ
コーン等が用いられている。
【0003】みりん製造の原料としては、前記のよう
に、もち米が知られているが、生産量も少なく、コスト
がかかるので、本来、みりん製造に適さないウルチ米、
白糠等の利用法が検討されてきたが、これらウルチ米、
白糠等は、糊化デンプンが老化されやすく、水に不溶性
となっているために、デンプンの溶解性が悪く、その
為、みりん製造の原料としては検討が必要である。
に、もち米が知られているが、生産量も少なく、コスト
がかかるので、本来、みりん製造に適さないウルチ米、
白糠等の利用法が検討されてきたが、これらウルチ米、
白糠等は、糊化デンプンが老化されやすく、水に不溶性
となっているために、デンプンの溶解性が悪く、その
為、みりん製造の原料としては検討が必要である。
【0004】みりん製造の原料として、もち米、もち小
麦、モチコーン等の他に、何か有効利用できるものはな
いかと、鋭意検討した結果、本出願人は、地場作物であ
る馬鈴薯に着目し、この馬鈴薯を有効利用できないか検
討した。
麦、モチコーン等の他に、何か有効利用できるものはな
いかと、鋭意検討した結果、本出願人は、地場作物であ
る馬鈴薯に着目し、この馬鈴薯を有効利用できないか検
討した。
【0005】馬鈴薯は、その主成分がデンプンで、繊維
質、糖類、タンパク質などが含まれ、みりん製造の原料
としての可能性がある。
質、糖類、タンパク質などが含まれ、みりん製造の原料
としての可能性がある。
【0006】この馬鈴薯をみりん製造の原料として利用
できれば、コストの低い馬鈴薯が使用できるので、みり
ん製造が経済的に行え、秋に大量に収穫される馬鈴薯の
加工処理法としては、馬鈴薯の保存性を高めることがで
き、しかも、馬鈴薯の付加価値も上がる。
できれば、コストの低い馬鈴薯が使用できるので、みり
ん製造が経済的に行え、秋に大量に収穫される馬鈴薯の
加工処理法としては、馬鈴薯の保存性を高めることがで
き、しかも、馬鈴薯の付加価値も上がる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、馬鈴薯
は、そのデンプンがアミロ−スを約20%含み、老化さ
れやすいデンプンと考えられる。また、同時に馬鈴薯の
タンパク質も加熱変性を受けていることから、デンプン
とタンパク質のいずれも溶解性が低くなることが予測さ
れる。一方、馬鈴薯はその抗酸化力があまり強くないこ
とが知られている。そのため、みりんの製法において、
みりん収率、糖(グルコースとして)含量、糖収率、全
窒素含量、全窒素収率及び抗酸化力を向上させるには、
処理条件を検討する必要がある。
は、そのデンプンがアミロ−スを約20%含み、老化さ
れやすいデンプンと考えられる。また、同時に馬鈴薯の
タンパク質も加熱変性を受けていることから、デンプン
とタンパク質のいずれも溶解性が低くなることが予測さ
れる。一方、馬鈴薯はその抗酸化力があまり強くないこ
とが知られている。そのため、みりんの製法において、
みりん収率、糖(グルコースとして)含量、糖収率、全
窒素含量、全窒素収率及び抗酸化力を向上させるには、
処理条件を検討する必要がある。
【0008】そこで、本発明は、みりんの製法におい
て、馬鈴薯のデンプンとタンパク質の溶解率を向上さ
せ、みりん収率、糖(グルコースとして)含量、糖収
率、全窒素含量、全窒素収率が最適で、その上、抗酸化
力が増大するみりん様の甘味飲料を提供することを目的
とする。
て、馬鈴薯のデンプンとタンパク質の溶解率を向上さ
せ、みりん収率、糖(グルコースとして)含量、糖収
率、全窒素含量、全窒素収率が最適で、その上、抗酸化
力が増大するみりん様の甘味飲料を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明にかかる甘味飲料は、原料を馬鈴薯として、
この馬鈴薯を加熱、圧潰し、米麹、アルコールを加え、
熟成後、圧搾して得られることを特徴とするものであ
る。
めの本発明にかかる甘味飲料は、原料を馬鈴薯として、
この馬鈴薯を加熱、圧潰し、米麹、アルコールを加え、
熟成後、圧搾して得られることを特徴とするものであ
る。
【0010】馬鈴薯を加熱することにより、デンプンが
糊化されると共に、タンパク質が加熱変性され、米麹を
加えた際、麹酵素によるデンプンの溶解性が高まる。そ
のため、収率よくみりん様の甘味飲料が得られると共
に、仕込み原料の米麹と馬鈴薯の抗酸化力に比べ、著し
く、この甘味飲料の抗酸化力が増大する。
糊化されると共に、タンパク質が加熱変性され、米麹を
加えた際、麹酵素によるデンプンの溶解性が高まる。そ
のため、収率よくみりん様の甘味飲料が得られると共
に、仕込み原料の米麹と馬鈴薯の抗酸化力に比べ、著し
く、この甘味飲料の抗酸化力が増大する。
【0011】原料である馬鈴薯を、加熱、圧潰する前
に、pH調整緩衝液に浸漬してなることが好ましい。p
H調整緩衝液に浸漬することにより、馬鈴薯が吸水さ
れ、そのデンプンが十分糊化されると共に、麹酵素によ
る酵素作用条件の最適化を図っている。そのため、馬鈴
薯のデンプンの溶解率が向上し、糖分解率がよく、みり
ん様の甘味飲料が収率良く得られる。
に、pH調整緩衝液に浸漬してなることが好ましい。p
H調整緩衝液に浸漬することにより、馬鈴薯が吸水さ
れ、そのデンプンが十分糊化されると共に、麹酵素によ
る酵素作用条件の最適化を図っている。そのため、馬鈴
薯のデンプンの溶解率が向上し、糖分解率がよく、みり
ん様の甘味飲料が収率良く得られる。
【0012】麹、アルコールを加える際、タンパク質分
解酵素及びデンプン分解酵素を添加することが好まし
い。これら酵素の添加により、馬鈴薯のタンパク質分解
率及デンプン分解率が向上する。
解酵素及びデンプン分解酵素を添加することが好まし
い。これら酵素の添加により、馬鈴薯のタンパク質分解
率及デンプン分解率が向上する。
【0013】タンパク質分解酵素及びデンプン分解酵素
は、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。アル
コールを加えるので、このアルコールによるタンパク質
分解酵素及びデンプン分解酵素の失活が防止され、馬鈴
薯のタンパク質及びデンプンにこれらの酵素が確実に作
用する。
は、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。アル
コールを加えるので、このアルコールによるタンパク質
分解酵素及びデンプン分解酵素の失活が防止され、馬鈴
薯のタンパク質及びデンプンにこれらの酵素が確実に作
用する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を説
明する。
明する。
【0015】本発明にかかる甘味飲料は、原料を馬鈴薯
として、この馬鈴薯を加熱、圧潰し、米麹、アルコール
を加え、熟成後、圧搾して得られる。
として、この馬鈴薯を加熱、圧潰し、米麹、アルコール
を加え、熟成後、圧搾して得られる。
【0016】この馬鈴薯は未剥皮状態で、沸騰水中に入
れ、馬鈴薯の温度が98℃になった後、沸騰水下で30
分加熱する。馬鈴薯の加熱は、100℃乃至120℃前
後が好ましく、加熱時間は、30分前後が良い。
れ、馬鈴薯の温度が98℃になった後、沸騰水下で30
分加熱する。馬鈴薯の加熱は、100℃乃至120℃前
後が好ましく、加熱時間は、30分前後が良い。
【0017】その後、水で急冷し剥皮し、この馬鈴薯を
均一に圧潰し、そして、米麹を加えると共に、アルコー
ル、例えば、焼酎(甲類焼酎アルコール35%)若しく
はエタノール(35%w/v)を加える。
均一に圧潰し、そして、米麹を加えると共に、アルコー
ル、例えば、焼酎(甲類焼酎アルコール35%)若しく
はエタノール(35%w/v)を加える。
【0018】この様に、馬鈴薯を100℃乃至120℃
前後で加熱するのは、デンプンを十分に糊化させるとと
もに、タンパク質を加熱変性させ、米麹を加えた際、麹
酵素によるデンプンとタンパク質の溶解性を高めるため
である。尚、この麹は清酒用乾燥米麹を使用した。
前後で加熱するのは、デンプンを十分に糊化させるとと
もに、タンパク質を加熱変性させ、米麹を加えた際、麹
酵素によるデンプンとタンパク質の溶解性を高めるため
である。尚、この麹は清酒用乾燥米麹を使用した。
【0019】本来、細胞に溶けていたタンパク質の中で
も、馬鈴薯の加熱処理で、凝固・不溶化するものと、凝
固しないものとがある。不溶化しないものは、そのまま
甘味飲料中に移行し、酵素作用により更に低分子化され
る。凝固タンパク質は熟成中の酵素作用で低分子化さ
れ、徐々に可溶化していく。すなわち、タンパク質の溶
解とは、凝固タンパク質および非凝固タンパク質が甘味
飲料中に可溶化されることである。
も、馬鈴薯の加熱処理で、凝固・不溶化するものと、凝
固しないものとがある。不溶化しないものは、そのまま
甘味飲料中に移行し、酵素作用により更に低分子化され
る。凝固タンパク質は熟成中の酵素作用で低分子化さ
れ、徐々に可溶化していく。すなわち、タンパク質の溶
解とは、凝固タンパク質および非凝固タンパク質が甘味
飲料中に可溶化されることである。
【0020】デンプンの溶解とは、デンプン中には老化
デンプンと未老化デンプンとがあり、これらが熟成中に
酵素作用を受けて甘味飲料中に移行することである。こ
こで老化デンプンとは、糊化デンプンが水に不溶性とな
り、部分的に生デンプン類似の構造を回復するような状
態変化をいう。
デンプンと未老化デンプンとがあり、これらが熟成中に
酵素作用を受けて甘味飲料中に移行することである。こ
こで老化デンプンとは、糊化デンプンが水に不溶性とな
り、部分的に生デンプン類似の構造を回復するような状
態変化をいう。
【0021】そして、もろみ状態として、例えば、30
℃で45日から60日前後熟成し、その後、圧搾する
と、みりん様の甘味飲料が得られる。
℃で45日から60日前後熟成し、その後、圧搾する
と、みりん様の甘味飲料が得られる。
【0022】この様に、常圧で、100℃、30分水煮
加熱した場合、仕込み原料100gに対し、下記のよう
に、甘味飲料の収率は、65.2%、甘味飲料中の糖収
率(仕込み原料の全糖質を100%とした場合の甘味飲
料中のグルコースの%)は58.3%、全窒素収率(仕
込み原料の全窒素を100%とした場合の甘味飲料中の
全窒素の%)は47.7%、抗酸化力(甘味飲料100
ml中のBHA相当量)は106mgとなる。
加熱した場合、仕込み原料100gに対し、下記のよう
に、甘味飲料の収率は、65.2%、甘味飲料中の糖収
率(仕込み原料の全糖質を100%とした場合の甘味飲
料中のグルコースの%)は58.3%、全窒素収率(仕
込み原料の全窒素を100%とした場合の甘味飲料中の
全窒素の%)は47.7%、抗酸化力(甘味飲料100
ml中のBHA相当量)は106mgとなる。
【0023】 みりん収率 糖収率 全窒素収率 エタノール含量 pH 抗酸化力 常圧加熱 65.2 58.3 47.7 9.3 5.8 106 尚、みりん収率とはみりん様甘味飲料の収率である。以
下、みりん収率とはみりん様甘味飲料の収率である。
下、みりん収率とはみりん様甘味飲料の収率である。
【0024】通常、みりん製造の原料をもち米として、
みりんを製造した場合には、みりん100mlに対し、
抗酸化力(BHA相当量)が10乃至25mgであるの
に対し、本実施例にかかる甘味飲料は、甘味飲料100
mlに対し、抗酸化力(BHA相当量)が106mgと
なり、甘味飲料の抗酸化力が増大する。
みりんを製造した場合には、みりん100mlに対し、
抗酸化力(BHA相当量)が10乃至25mgであるの
に対し、本実施例にかかる甘味飲料は、甘味飲料100
mlに対し、抗酸化力(BHA相当量)が106mgと
なり、甘味飲料の抗酸化力が増大する。
【0025】前記では、馬鈴薯を水煮加熱した場合につ
き説明したが、加圧して蒸気加熱しても良く、かかる場
合は、馬鈴薯を加圧蒸気加熱装置に入れ、105℃乃至
120℃前後の加熱温度で30分ぐらい加熱する。
き説明したが、加圧して蒸気加熱しても良く、かかる場
合は、馬鈴薯を加圧蒸気加熱装置に入れ、105℃乃至
120℃前後の加熱温度で30分ぐらい加熱する。
【0026】そして、前述した場合と同様に、水で急冷
して剥皮し、この馬鈴薯を均一に圧潰して米麹等を加え
る。
して剥皮し、この馬鈴薯を均一に圧潰して米麹等を加え
る。
【0027】この様に、加圧で、121℃、30分加圧
蒸気加熱した場合、仕込み原料100gに対し、下記の
ように、甘味飲料の収率は64.9%、甘味飲料中の糖
収率(仕込み原料の全糖質を100%とした場合の甘味
飲料中のグルコースの%)は51.3%、全窒素収率
(仕込み原料の全窒素を100%とした場合の甘味飲料
中の全窒素の%)は50.6%、抗酸化力(甘味飲料1
00ml中のBHA相当量)は91mg、となる。
蒸気加熱した場合、仕込み原料100gに対し、下記の
ように、甘味飲料の収率は64.9%、甘味飲料中の糖
収率(仕込み原料の全糖質を100%とした場合の甘味
飲料中のグルコースの%)は51.3%、全窒素収率
(仕込み原料の全窒素を100%とした場合の甘味飲料
中の全窒素の%)は50.6%、抗酸化力(甘味飲料1
00ml中のBHA相当量)は91mg、となる。
【0028】又、加圧で、105℃、30分加圧蒸気加
熱した場合、仕込み原料100gに対し、甘味飲料の収
率は62.6%、甘味飲料中の糖収率(仕込み原料の全
糖質を100%とした場合の甘味飲料中のグルコースの
%)は収率56.4%、全窒素収率(仕込み原料の全窒
素を100%とした場合の甘味飲料中の全窒素の%)は
44.0%、抗酸化力(甘味飲料100ml中のBHA
相当量)は89mgとなる。
熱した場合、仕込み原料100gに対し、甘味飲料の収
率は62.6%、甘味飲料中の糖収率(仕込み原料の全
糖質を100%とした場合の甘味飲料中のグルコースの
%)は収率56.4%、全窒素収率(仕込み原料の全窒
素を100%とした場合の甘味飲料中の全窒素の%)は
44.0%、抗酸化力(甘味飲料100ml中のBHA
相当量)は89mgとなる。
【0029】 105℃で30分、加圧加熱した場合 みりん収率 糖収率 全窒素収率 エタノール含量 pH 抗酸化力 62.6 56.4 44.0 9.3 5.7 89
【0030】 121℃で30分、加圧加熱した場合 みりん収率 糖収率 全窒素収率 エタノール含量 pH 抗酸化力 64.9 51.3 50.6 9.7 5.7 91
【0031】その為、かかる甘味飲料は、抗酸化力増強
食品として、色々な食品に利用することができ、更に、
馬鈴薯を原料としているので、抗酸化力増強食品を低コ
ストで得ることができると共に、馬鈴薯の商品価値も上
がり馬鈴薯の有効利用が図られる。
食品として、色々な食品に利用することができ、更に、
馬鈴薯を原料としているので、抗酸化力増強食品を低コ
ストで得ることができると共に、馬鈴薯の商品価値も上
がり馬鈴薯の有効利用が図られる。
【0032】また、もち米を原料としたみりんは、その
収率が67%、糖収率65%、全窒素収率8.8%ぐら
いであるのに対し、かかる甘味飲料は、その収率が6
2.6乃至65.2%、糖収率51.3乃至58.3
%、全窒素収率44.0乃至50.6%で、みりん様調
味料として活用できる。
収率が67%、糖収率65%、全窒素収率8.8%ぐら
いであるのに対し、かかる甘味飲料は、その収率が6
2.6乃至65.2%、糖収率51.3乃至58.3
%、全窒素収率44.0乃至50.6%で、みりん様調
味料として活用できる。
【0033】次に、原料である馬鈴薯を、加熱、圧潰す
る前に、pH調整緩衝液に浸漬してなることが好まし
い。この様に、pH調整緩衝液に浸漬するのは、馬鈴薯
を吸水させ、そのデンプンを十分に糊化させると共に、
麹酵素による酵素作用条件の最適化を図るためである。
る前に、pH調整緩衝液に浸漬してなることが好まし
い。この様に、pH調整緩衝液に浸漬するのは、馬鈴薯
を吸水させ、そのデンプンを十分に糊化させると共に、
麹酵素による酵素作用条件の最適化を図るためである。
【0034】かかる場合には、馬鈴薯の皮を剥皮し、こ
の馬鈴薯をpH調整緩衝液中に、室温で24時間浸漬す
るが、pH調整緩衝液は、pH4若しくはpH5とし、
例えば、酢酸緩衝液を使用する。この様に、pH調整緩
衝液は、pH4若しくはpH5とするのは、糖収率の向
上を図るためである。
の馬鈴薯をpH調整緩衝液中に、室温で24時間浸漬す
るが、pH調整緩衝液は、pH4若しくはpH5とし、
例えば、酢酸緩衝液を使用する。この様に、pH調整緩
衝液は、pH4若しくはpH5とするのは、糖収率の向
上を図るためである。
【0035】馬鈴薯をpH調整緩衝液中に24時間浸漬
した後、前記と同様に、加熱、圧潰し、米麹、アルコー
ルを加え、熟成後、圧搾して甘味飲料を得る。
した後、前記と同様に、加熱、圧潰し、米麹、アルコー
ルを加え、熟成後、圧搾して甘味飲料を得る。
【0036】この甘味飲料は、、下記のように、pH4
調整緩衝液では、収率が62乃至65%、糖収率56乃
至60%、全窒素収率42乃至46%、抗酸化力(BH
A相当量)45乃至75mgとなる。
調整緩衝液では、収率が62乃至65%、糖収率56乃
至60%、全窒素収率42乃至46%、抗酸化力(BH
A相当量)45乃至75mgとなる。
【0037】又、pH5調整緩衝液では、収率が64
%、糖収率58乃至59%、全窒素収率42乃至44
%、抗酸化力(BHA相当量)43乃至77mgとな
る。
%、糖収率58乃至59%、全窒素収率42乃至44
%、抗酸化力(BHA相当量)43乃至77mgとな
る。
【0038】 みりん収率 糖収率 全窒素収率 エタノール含量 pH pH4緩衝液浸漬 62.2 59.2 45.9 9.9 5.4 (105℃ 30分) pH4緩衝液浸漬 65.6 55.7 45.3 9.6 5.4 (121℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 64.2 58.8 41.7 9.6 5.6 (105℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 63.8 57.6 43.8 9.6 5.6 (121℃ 30分)
【0039】 抗酸化力(BHA相当量mg/みりん100ml) pH4緩衝液浸漬 72 (105℃ 30分) pH4緩衝液浸漬 45 (121℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 77 (105℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 43 (121℃ 30分)
【0040】かかる甘味飲料も、前記の場合と同様に、
抗酸化力増強食品として、色々な食品に利用することが
でき、更に、馬鈴薯を原料としているので、抗酸化力増
強食品を低コストで得ることができると共に、馬鈴薯の
商品価値も上がり馬鈴薯の有効利用が図られる。
抗酸化力増強食品として、色々な食品に利用することが
でき、更に、馬鈴薯を原料としているので、抗酸化力増
強食品を低コストで得ることができると共に、馬鈴薯の
商品価値も上がり馬鈴薯の有効利用が図られる。
【0041】次に、タンパク質分解酵素及びデンプン分
解酵素を添加する場合につき説明する。米麹、アルコー
ルを加える際、タンパク質分解酵素及びデンプン分解酵
素を添加することが好ましく、各酵素の添加比は0.0
3乃至0.15%で、互いに同比とすることが好まし
い。
解酵素を添加する場合につき説明する。米麹、アルコー
ルを加える際、タンパク質分解酵素及びデンプン分解酵
素を添加することが好ましく、各酵素の添加比は0.0
3乃至0.15%で、互いに同比とすることが好まし
い。
【0042】タンパク質分解酵素としては、プロテアー
ゼA「アマノ」(天野製薬)、デナチームAP(長瀬産
業)を使用し、デンプン分解酵素としては、アミラーゼ
AD「アマノ」1(天野製薬)、ノバミル1500MG
(ノボノルディスク)を使用した。
ゼA「アマノ」(天野製薬)、デナチームAP(長瀬産
業)を使用し、デンプン分解酵素としては、アミラーゼ
AD「アマノ」1(天野製薬)、ノバミル1500MG
(ノボノルディスク)を使用した。
【0043】この様に、タンパク質分解酵素及びデンプ
ン分解酵素を添加するのは、これら酵素の添加により、
馬鈴薯のタンパク質分解率及デンプン分解率を向上させ
るためである。酵素の添加比を0.03乃至0.15%
としているのは、酵素の添加量を少なくして、タンパク
質及びデンプンの分解率を向上させるには、この添加比
が好ましいからである(図1、2、3参照)。又、各酵
素の添加比を同比としているのは、タンパク質及びデン
プンの分解率の調和を図り、好適なみりん収率、糖収率
を得るためである。
ン分解酵素を添加するのは、これら酵素の添加により、
馬鈴薯のタンパク質分解率及デンプン分解率を向上させ
るためである。酵素の添加比を0.03乃至0.15%
としているのは、酵素の添加量を少なくして、タンパク
質及びデンプンの分解率を向上させるには、この添加比
が好ましいからである(図1、2、3参照)。又、各酵
素の添加比を同比としているのは、タンパク質及びデン
プンの分解率の調和を図り、好適なみりん収率、糖収率
を得るためである。
【0044】ここでタンパク質の分解とは、甘味飲料中
において、タンパク質分解酵素でタンパク質がアミノ酸
まで分解したものを示す。また、デンプンの分解とは、
デンプンがグルコースまで酵素分解することである。
において、タンパク質分解酵素でタンパク質がアミノ酸
まで分解したものを示す。また、デンプンの分解とは、
デンプンがグルコースまで酵素分解することである。
【0045】酵素(それぞれ0.15%の酵素の添加)
を添加した場合のみりん収率等は下記となる。 みりん収率 糖収率 全窒素収率 エタノール pH 常圧加熱(100℃ 30分)67.8 67.6 61.4 9.4 5.7 加圧加熱(105℃ 30分)68.2 64.3 61.1 9.5 5.6 加圧加熱(121℃ 30分)69.7 57.8 65.1 9.4 5.6 pH4緩衝液浸漬 70.5 70.3 69.8 9.2 5.3 (105℃ 30分) pH4緩衝液浸漬 68.0 62.6 61.5 9.4 5.3 (121℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 66.2 62.3 57.7 9.2 5.5 (105℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 71.0 67.4 60.7 9.7 5.5 (121℃ 30分)
を添加した場合のみりん収率等は下記となる。 みりん収率 糖収率 全窒素収率 エタノール pH 常圧加熱(100℃ 30分)67.8 67.6 61.4 9.4 5.7 加圧加熱(105℃ 30分)68.2 64.3 61.1 9.5 5.6 加圧加熱(121℃ 30分)69.7 57.8 65.1 9.4 5.6 pH4緩衝液浸漬 70.5 70.3 69.8 9.2 5.3 (105℃ 30分) pH4緩衝液浸漬 68.0 62.6 61.5 9.4 5.3 (121℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 66.2 62.3 57.7 9.2 5.5 (105℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 71.0 67.4 60.7 9.7 5.5 (121℃ 30分)
【0046】又、抗酸化力は下記となる。 抗酸化力(BHA相当量mg/みりん100ml) 常圧加熱(100℃ 30分) 109 加圧加熱(105℃ 30分) 70 加圧加熱(121℃ 30分) 87 pH4緩衝液浸漬 70 (105℃ 30分) pH4緩衝液浸漬 48 (121℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 70 (105℃ 30分) pH5緩衝液浸漬 36 (121℃ 30分)
【0047】馬鈴薯をpH4調整緩衝液中に浸漬し、麹
等を加える際、このタンパク質分解酵素及びデンプン分
解酵素をそれぞれ0.15%添加した場合、上記のよう
に、収率が67.8乃至69.7%、糖収率57.8乃
至67.6%、全窒素収率61.1乃至65.1%、抗
酸化力(BHA相当量)70乃至109mgとなる。
等を加える際、このタンパク質分解酵素及びデンプン分
解酵素をそれぞれ0.15%添加した場合、上記のよう
に、収率が67.8乃至69.7%、糖収率57.8乃
至67.6%、全窒素収率61.1乃至65.1%、抗
酸化力(BHA相当量)70乃至109mgとなる。
【0048】前記では、タンパク質分解酵素及びデンプ
ン分解酵素をそれぞれ0.15%添加した場合について
説明したが、これらの酵素を0.03%添加した場合に
つき説明する。かかる場合には、収率が69.2%、糖
収率18.97%、全窒素収率22.0%、抗酸化力
(BHA相当量)62mgとなる。又、これらの酵素を
0.07%添加した場合には、収率が72.3%、糖収
率19.18%、全窒素収率24.4%、抗酸化力(B
HA相当量)49mgとなる。
ン分解酵素をそれぞれ0.15%添加した場合について
説明したが、これらの酵素を0.03%添加した場合に
つき説明する。かかる場合には、収率が69.2%、糖
収率18.97%、全窒素収率22.0%、抗酸化力
(BHA相当量)62mgとなる。又、これらの酵素を
0.07%添加した場合には、収率が72.3%、糖収
率19.18%、全窒素収率24.4%、抗酸化力(B
HA相当量)49mgとなる。
【0049】これら酵素の濃度を変えた場合の全ポリフ
ェノール含量、抗酸化力(BHA相当量)は下記のよう
になる。 酵素濃度 全ポリフェノール含量 抗酸化力(BHA相当量) 0.03% 81.6 62 0.07% 91.6 49 0.15% 95.6 48
ェノール含量、抗酸化力(BHA相当量)は下記のよう
になる。 酵素濃度 全ポリフェノール含量 抗酸化力(BHA相当量) 0.03% 81.6 62 0.07% 91.6 49 0.15% 95.6 48
【0050】タンパク質分解酵素及びデンプン分解酵素
は、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。
は、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。
【0051】アルコール耐性の酵素を添加するのは、ア
ルコールを加えることにより、タンパク質分解酵素及び
デンプン分解酵素の作用が弱まるので、それを防止する
ため、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。
ルコールを加えることにより、タンパク質分解酵素及び
デンプン分解酵素の作用が弱まるので、それを防止する
ため、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。
【0052】
【発明の効果】本発明にかかる甘味飲料は、原料を馬鈴
薯として、この馬鈴薯を加熱し、圧潰し、米麹、アルコ
ールを加え、熟成後、圧搾して得られることを特徴とす
るものであり、馬鈴薯を加熱することにより、デンプン
が糊化されると共に、タンパク質が加熱変性され、米麹
を加えた際、麹酵素によるデンプンとタンパク質の溶解
性が高まるので、甘味飲料の収率、糖収率、全窒素収率
が向上し、収率よくみりん様の甘味飲料が得られると共
に、仕込み原料の抗酸化力と比べて、熟成させて得られ
る甘味飲料の抗酸化力は著しく増大する。
薯として、この馬鈴薯を加熱し、圧潰し、米麹、アルコ
ールを加え、熟成後、圧搾して得られることを特徴とす
るものであり、馬鈴薯を加熱することにより、デンプン
が糊化されると共に、タンパク質が加熱変性され、米麹
を加えた際、麹酵素によるデンプンとタンパク質の溶解
性が高まるので、甘味飲料の収率、糖収率、全窒素収率
が向上し、収率よくみりん様の甘味飲料が得られると共
に、仕込み原料の抗酸化力と比べて、熟成させて得られ
る甘味飲料の抗酸化力は著しく増大する。
【0053】そのため、抗酸化力増強食品として、色々
な食品に利用することができ、更に、馬鈴薯を原料とし
ているので、抗酸化力増強食品を低コストで得ることが
できると共に、馬鈴薯の商品価値も上がり馬鈴薯の有効
利用が図られる。
な食品に利用することができ、更に、馬鈴薯を原料とし
ているので、抗酸化力増強食品を低コストで得ることが
できると共に、馬鈴薯の商品価値も上がり馬鈴薯の有効
利用が図られる。
【0054】原料である馬鈴薯を、加熱、圧潰する前
に、pH調整緩衝液に浸漬してなることが好ましい。
に、pH調整緩衝液に浸漬してなることが好ましい。
【0055】pH調整緩衝液に浸漬することにより、馬
鈴薯を吸水させ、そのデンプンを十分に糊化させると共
に、麹酵素による酵素作用条件の最適化を図っているの
で、馬鈴薯デンプンの溶解率が向上する。
鈴薯を吸水させ、そのデンプンを十分に糊化させると共
に、麹酵素による酵素作用条件の最適化を図っているの
で、馬鈴薯デンプンの溶解率が向上する。
【0056】麹、アルコールを加える際、タンパク質分
解酵素及びデンプン分解酵素を添加することが好まし
い。
解酵素及びデンプン分解酵素を添加することが好まし
い。
【0057】これら酵素の添加により、馬鈴薯のタンパ
ク質分解率及デンプン分解率が向上する。
ク質分解率及デンプン分解率が向上する。
【0058】タンパク質分解酵素及びデンプン分解酵素
は、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。
は、アルコール耐性の酵素であることが好ましい。
【0059】アルコールを加えるので、このアルコール
によるタンパク質分解酵素及びデンプン分解酵素の失活
を防止し、確実にこれらの酵素作用が行えるため、馬鈴
薯のタンパク質分解率及デンプン分解率が一層向上す
る。
によるタンパク質分解酵素及びデンプン分解酵素の失活
を防止し、確実にこれらの酵素作用が行えるため、馬鈴
薯のタンパク質分解率及デンプン分解率が一層向上す
る。
【図1】馬鈴薯のみりん収率・みりんpHと酵素剤添加
濃度の関係を表す図。
濃度の関係を表す図。
【図2】馬鈴薯みりん中のbrix・グルコース(Gl
u)・エタノール(EtOH)含量と酵素剤添加濃度の
関係を表す図。
u)・エタノール(EtOH)含量と酵素剤添加濃度の
関係を表す図。
【図3】馬鈴薯みりん中の全窒素(TN)含量・ホルモ
ール窒素(FN)含量と酵素剤添加濃度の関係を表す
図。
ール窒素(FN)含量と酵素剤添加濃度の関係を表す
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 原料を馬鈴薯として、この馬鈴薯を加
熱、圧潰し、米麹、アルコールを加え、熟成後、圧搾し
て得られる甘味飲料。 - 【請求項2】 原料である馬鈴薯を、加熱、圧潰する前
に、pH調整緩衝液に浸漬してなることを特徴とする請
求項1記載の甘味飲料。 - 【請求項3】 米麹、アルコールを加える際、タンパク
質分解酵素及びデンプン分解酵素を添加することを特徴
とする請求項1、2記載の甘味飲料。 - 【請求項4】 タンパク質分解酵素及びデンプン分解酵
素は、アルコール耐性の酵素であることを特徴とする請
求項3記載の甘味飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19126199A JP3076908B1 (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 甘味飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19126199A JP3076908B1 (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 甘味飲料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3076908B1 true JP3076908B1 (ja) | 2000-08-14 |
JP2001017153A JP2001017153A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16271604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19126199A Expired - Fee Related JP3076908B1 (ja) | 1999-07-06 | 1999-07-06 | 甘味飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076908B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102871077A (zh) * | 2012-09-19 | 2013-01-16 | 杨学青 | 马铃薯生汁发酵提取物及制备方法 |
KR101593190B1 (ko) * | 2014-05-15 | 2016-02-15 | 김성규 | 롤 필름의 위치고정장치 |
KR200496184Y1 (ko) * | 2021-04-20 | 2022-11-22 | 양현정 | 연료전지 박판 세척용 이송 구동장치 |
-
1999
- 1999-07-06 JP JP19126199A patent/JP3076908B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102871077A (zh) * | 2012-09-19 | 2013-01-16 | 杨学青 | 马铃薯生汁发酵提取物及制备方法 |
KR101593190B1 (ko) * | 2014-05-15 | 2016-02-15 | 김성규 | 롤 필름의 위치고정장치 |
KR200496184Y1 (ko) * | 2021-04-20 | 2022-11-22 | 양현정 | 연료전지 박판 세척용 이송 구동장치 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001017153A (ja) | 2001-01-23 |
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