JP3076662B2 - エンジンの冷却水循環装置 - Google Patents

エンジンの冷却水循環装置

Info

Publication number
JP3076662B2
JP3076662B2 JP04070736A JP7073692A JP3076662B2 JP 3076662 B2 JP3076662 B2 JP 3076662B2 JP 04070736 A JP04070736 A JP 04070736A JP 7073692 A JP7073692 A JP 7073692A JP 3076662 B2 JP3076662 B2 JP 3076662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
water passage
cylinder
passage
cylinder head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04070736A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05272336A (ja
Inventor
靖 赤塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP04070736A priority Critical patent/JP3076662B2/ja
Publication of JPH05272336A publication Critical patent/JPH05272336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3076662B2 publication Critical patent/JP3076662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの冷却水循環
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用エンジンには、これを
耐熱限界温度以下に保持するために冷却装置が設けられ
る。そして、水冷式エンジンの冷却装置においては、シ
リンダヘッドとシリンダブロックとに夫々冷却水通路が
設けられ、これらの冷却水通路に冷却水を流すことによ
って、エンジンを冷却するようにしている。
【0003】そして、普通のエンジンでは、シリンダブ
ロック内のシリンダボア間での熱負荷がとくに高いの
で、従来のエンジンの冷却装置においては、普通、ラジ
エータで冷却された冷却水をまずシリンダブロック冷却
水通路に供給し、このシリンダブロック冷却水通路内の
冷却水を、ガスケットに形成された通水孔を介してシリ
ンダヘッド冷却水通路内に供給するようにしている。な
お、シリンダヘッド冷却水通路内の冷却水はラジエータ
に送られて冷却され、再びシリンダブロック冷却水通路
に供給される。さらに、シリンダブロックのシリンダボ
ア間での冷却性を高めるため、シリンダボア間に対応す
る位置において、ガスケットに給水孔を形成したエンジ
ンの冷却装置が提案されている。(例えば、実開昭63
−119850号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、冷却水
を、シリンダブロック冷却水通路からシリンダヘッド冷
却水通路に流入させるようにした従来の冷却装置では、
シリンダヘッド冷却水通路に流入する冷却水の温度が比
較的高くなり、この高温の冷却水によって吸気ポート内
のエアが加熱され、充填効率の低下によりエンジンの最
高出力の低下を招くといった問題があった。そこで、ガ
スケットの吸気側の通水孔の通路断面積を、排気側の通
水孔の通路断面積よりも大きくし、冷却水通路の吸気側
部分を流れる冷却水の流量を多くし、吸気ポート内のエ
アの温度上昇を抑制するようにしたエンジンの冷却装置
が提案されている(実開昭62−14118号公報参
照)。
【0005】また、ラジエータで冷却された冷却水を、
まずシリンダヘッド冷却水通路に供給し、このシリンダ
ヘッド冷却水通路内の冷却水をシリンダブロック冷却水
通路に供給して、吸気ポート内のエアの温度上昇を抑制
するようにしたエンジンの冷却装置が提案されている
(例えば、実開平1−125816号公報参照)。
【0006】しかしながら、シリンダヘッド冷却水通路
からシリンダブロック冷却水通路へ冷却水を流入させる
ようにすると、シリンダブロック冷却水通路に流入する
冷却水の温度が高くなるので、シリンダボア間の冷却が
非常に悪くなる。なお、前記の実開昭63−11985
0号公報に開示された冷却装置のように、シリンダボア
間を冷却する給水孔を設け、あるいはシリンダボア間に
ボア間冷却水通路を形成すれば、シリンダボア間の冷却
がある程度は促進されるものの、かかるボア間冷却水通
路には冷却水を流通させるドライビングフォースないし
水圧差がほとんどないので、シリンダボア間を有効に冷
却するのは困難であるといった問題がある。。なお、ボ
アピッチ(シリンダボア間隔)を大きくすれば、シリンダ
ボア間の冷却は促進されるものの、エンジンの全長が長
くなるといった問題が生じる。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、吸気ポート内のエアの温度
上昇を生じさせることなく、熱負荷の高いシリンダボア
間を有効に冷却することができるエンジンの冷却装置な
いし冷却水循環装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、第1の発明は、(i)シリンダヘッド内に形成され
た吸気側シリンダヘッド冷却水通路および排気側シリン
ダヘッド冷却水通路と、シリンダブロック内にシリンダ
列をとりまくように形成されたシリンダブロック冷却水
通路とを備えた冷却水供給系統が設けられ、(ii)該冷
却水供給系統が、吸気側シリンダヘッド冷却水通路内の
冷却水がシリンダブロック冷却水通路へ流入した後排気
側シリンダヘッド冷却水通路に流入するように形成され
ているエンジンの冷却水循環装置であって、(iii)シ
リンダボア間に、シリンダブロック冷却水通路の吸気側
部分と排気側部分とを連通するボア間冷却水通路が設け
られ、(iv)シリンダブロック冷却水通路の、シリンダ
配列方向の両端部の少なくとも一方に、吸気側部分と排
気側部分との間の冷却水流通断面を絞る絞り部が形成さ
れ、(v)シリンダヘッド内の冷却水通路とシリンダブ
ロック冷却水通路とを連通させる通水孔が、平面的にみ
て、シリンダボア間領域とシリンダボア間外領域とに設
けられ、シリンダボア間領域に配置された通水孔の通路
断面積が、その他の領域に配置された通水孔の通路断面
積より大きく設定されていることを特徴とするエンジン
の冷却水循環装置を提供する。
【0009】第2の発明は、第1の発明にかかるエンジ
ンの冷却水循環装置において、吸気側シリンダヘッド冷
却水通路が、排気側シリンダヘッド冷却水通路よりも点
火プラグ付近まで延設されていることを特徴とするエン
ジンの冷却水循環装置を提供する。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を具体的に説明する。
図1〜図4に示すように、冷却水循環装置R(冷却装置)
を備えた水冷式エンジンCEにおいては、シリンダブロ
ック1の上端部に、シリンダヘッド2がガスケット3を
介して配置され、シリンダブロック1とシリンダヘッド
2とは、ボルト孔4に螺入された締結ボルト(図示せず)
によって締結されている。
【0013】シリンダブロック1内には、各気筒#1〜
#3と対応する位置に夫々シリンダボア5が設けられ、
これらのシリンダボア5の下方には夫々クランク室6が
形成されている。また、シリンダブロック1の下端部近
傍には、クランク軸(図示せず)を回転自在に支持する複
数のクランク軸受部7が設けられている。そして、シリ
ンダブロック1内には、これを冷却するためのシリンダ
ブロック冷却水通路8が設けられている。さらに、シリ
ンダブロック1内には、ラジエータ(図示せず)から供給
される冷却水を受け入れる冷却水受入口9と、該冷却水
受入口9に流入した冷却水を、シリンダヘッド2側に案
内する冷却水案内通路10とが設けられている。ここ
で、冷却水受入口9と冷却水案内通路10とは、単に冷
却水をシリンダヘッド2側に案内するだけであって、シ
リンダブロック1を冷却する機能はとくには有していな
い。なお、シリンダブロック冷却水通路8、冷却水受入
口9および冷却水案内通路10は冷却水循環装置Rの一
部をなす。
【0014】シリンダヘッド2の下面には、各気筒#1
〜#3と対応する位置に夫々凹部12が形成され、これ
らの凹部12は、夫々対応するシリンダボア5と結合し
て燃焼室を画成している。また、シリンダヘッド2内に
は、各気筒#1〜#3毎に、点火プラグ(図示せず)を収
容するプラグホール13と、2つの吸気ポート14と、
2つの排気ポート15とが設けられている。そして、平
面的な位置関係においては、プラグホール13は凹部1
2のほぼ中心部に開口し、吸気ポート14は凹部12の
吸気側半部(図4では左半部)に開口し、排気ポート15
は凹部12の排気側半部(図4では右半部)に開口してい
る。さらに、シリンダヘッド2内には、バルブステム
(図示せず)を収容するバルブステム収容部16と、カム
シャフト(図示せず)を回転自在に支持するカムシャフト
軸受部17とが形成されている。
【0015】シリンダヘッド2内には、これを冷却する
ためのシリンダヘッド冷却水通路19が設けられ、この
シリンダヘッド冷却水通路19は、吸気側に位置する吸
気側シリンダヘッド冷却水通路19aと、排気側に位置
する排気側シリンダヘッド冷却水通路19bとに仕切ら
れている。ここで、吸気側シリンダヘッド冷却水通路1
9aは、プラグホール13(点火プ,ラグ)付近に向けて延
設され、熱負荷の高いプラグホール13まわりを十分に
冷却できるようになっている。吸気側シリンダヘッド冷
却水通路19aは、冷却水導入通路18を介して、前記
したシリンダブロック1内の冷却水案内通路10と連通
し、したがってラジエータで冷却された冷却水が、順
に、冷却水受入口9と冷却水案内通路10と冷却水導入
通路18とを介して、まず吸気側シリンダヘッド冷却水
通路19aに供給されるようになっている。また、排気
側シリンダヘッド冷却水通路19b内の冷却水は、冷却
水排出口20からラジエータ側に排出されるようになっ
ている。なお、冷却水導入通路18、シリンダヘッド冷
却水通路19a,19bおよび冷却水排出口20は冷却水
循環装置Rの一部をなす。
【0016】そして、冷却水循環装置Rにおいては、冷
却水が、基本的には、吸気側シリンダヘッド冷却水通路
19a→シリンダブロック冷却水通路8の吸気側部分8a
(図5参照)→シリンダブロック冷却水通路8の排気側部
分8b(図5参照)→排気側シリンダヘッド冷却水通路1
9bの順に流れるようになっている。以下、適宜図1〜
図4を参照しつつ、かかる冷却水流れを生じさせる機構
について詳細に説明する。
【0017】図5に示すように、シリンダブロック冷却
水通路8は、シリンダ列の周囲を取り巻くような形状に
形成され、基本的には、シリンダ列方向両端部付近を除
けば吸気側部分8aと排気側部分8bとは仕切られてい
る。そして、気筒#1,#2のシリンダボア間には、該
シリンダボア間を有効に冷却するために、クロスドリル
加工により、吸気側部分8aと排気側部分8bとを連通さ
せる第1ボア間冷却水通路22が形成されている。同様
に、気筒#2,#3のシリンダボア間には第2ボア間冷
却水通路23が形成されている。
【0018】また、シリンダブロック冷却水通路8の前
端部(図5では左端部)には、吸気側部分8aと排気側部
分8bの間の冷却水流通断面を絞る第1絞り部24が形
成され、同様に後端部(図5では右端部)には第2絞り部
25が形成されている。これらの絞り部24,25は、
シリンダ列方向両端部での吸気側部分8aから排気側部
分8bへの冷却水の流れを絞り、ボア間冷却水通路22,
23の冷却水流通量を増加させるために設けられてい
る。
【0019】図6に示すように、シリンダヘッド2内に
は、吸気側シリンダヘッド冷却水通路19a内の冷却水
をシリンダブロック冷却水通路8の吸気側部分8aに案
内するための複数の吸気側通水部26〜30が設けられ
ている。ここで、吸気側通水部27,28,29は、夫々
細長い通路断面をもつように形成され、その通路断面積
はかなり大きく設定されている。この中で、吸気側通水
部28,29は、シリンダボア間領域に入り込んでい
る。なお、その他の吸気側通水部26,30の通路断面
積は比較的小さく設定されている。さらに、シリンダヘ
ッド2内には、シリンダブロック冷却水通路8の排気側
部分8b内の冷却水を排気側シリンダヘッド冷却水通路
19bに案内するための複数の排気側通水部31〜40
が設けられている。これらの排気側通水部31〜40の
通路断面積は比較的小さく設定されている。
【0020】図7に示すように、ガスケット3には、シ
リンダヘッド1内の吸気側通水部26〜30と、シリン
ダブロック冷却水通路8の吸気側部分8aとを連通させ
る複数の吸気側通水孔42〜48と、シリンダヘッド1
内の排気側通水部31〜40と、シリンダブロック冷却
水通路8の排気側部分8bとを連通させる複数の排気側
通水孔51〜60とが形成されている。これらの通水孔
42〜48,51〜60は、以下で説明するように、シ
リンダブロック1内あるいはシリンダヘッド2内におけ
る冷却水の流れないし配分を好ましく規制する。
【0021】シリンダボア間に配置された吸気側通水孔
44,46は、平面的な位置関係においては、夫々シリ
ンダボア間領域の吸気側部分、すなわち第1,第2ボア
間冷却水通路22,23の吸気側端部付近に配置されて
いる。そして、両吸気側通水孔44,46の通路断面積
は、その他の通水孔よりはかなり大きく設定されてい
る。したがって、シリンダヘッド側からシリンダブロッ
ク側に流入する冷却水は、両吸気側通水孔44,46に
よって、両ボア間冷却水通路22,23の吸気側端部付
近に重点的に配分される。このため、両ボア間冷却水通
路22,23の吸気側端部の水圧が高くなり、したがっ
て両ボア間冷却水通路22,23の両端部間の差圧が大
きくなり、両ボア間冷却水通路22,23内には、強制
的に多量の冷却水が通され、熱負荷の高いシリンダボア
間が極めて効果的に冷却される。また、シリンダヘッド
側から流入した直後の冷却水、すなわちまだシリンダブ
ロック本体部と接触していない比較的低温の冷却水が、
両ボア間冷却水通路22,23に供給されるので、シリ
ンダボア間の冷却が一層促進される。
【0022】また、通水部26〜30,31〜40と、
通水孔42〜48,51〜60とを全体的にみれば、吸
気側の通路断面積が排気側の通路断面積より大きくなっ
ているので、シリンダブロック冷却水通路8内におい
て、吸気側部分8aから排気側部分8bへの冷却水の全体
的な流れが助勢され、シリンダブロック1の冷却が促進
される。なお、両吸気側通水孔44,46あるいは両絞
り部24,25は、請求項1に記載された「ボア間冷却促
進手段」に相当する。
【0023】かかる冷却水循環装置Rにおいては、ラジ
エータで冷却された低温の冷却水が、まず吸気側シリン
ダヘッド冷却水通路19aに供給されるので、吸気ポー
ト14が効果的に冷却され、充填効率が高められ、エン
ジンの最大出力が高められる。また、前記したとおり、
吸気側シリンダヘッド冷却水通路19aがプラグホール
13付近まで延設されているので、熱負荷の高いプラグ
ホールまわりが有効に冷却される。また、ボア間冷却水
通路22,23の両端部間の差圧が大きくなり、かつシ
リンダブロック冷却水通路8の前後端に絞り部24,2
5が形成されているので、ボア間冷却水通路22,23
に大量の冷却水を通すことができ、熱負荷の高いシリン
ダボア間を効果的に冷却することができる。
【0024】
【発明の作用・効果】第1の発明によれば、ラジエータ
で冷却された低温の冷却水が、まず吸気側シリンダヘッ
ド冷却水通路に供給されるので、吸気ポートが効果的に
冷却され、吸気ポート内のエアの温度上昇が抑制され、
充填効率が高められる。さらに、絞り部によって、シリ
ンダブロック冷却水通路のシリンダ列方向両端部での冷
却水の流れが絞られ、かつ吸気側のシリンダボア間領域
に配置された通水孔の通路断面積が大きく設定されてい
るので、ボア間冷却水通路の両端部間の差圧が大きくな
る。このため、ボア間冷却水通路を流れる冷却水量が非
常に多くなり、シリンダボア間の冷却が促進され、エン
ジンの信頼性が高められる。
【0025】第2の発明によれば、基本的には第1の発
明と同様の作用・効果が得られる。さらに、吸気側シリ
ンダヘッド冷却水通路が点火プラグ付近まで延設されて
いるので、熱負荷の高い点火プラグまわりの冷却が促進
される。
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる冷却水循環装置を備えたエン
ジンの立面側面断面説明図である。
【図2】 図1に示すエンジンのA−A線立面断面説明
図である。
【図3】 図1に示すエンジンのB−B線立面断面説明
図である。
【図4】 図1に示すエンジンのC−C線立面断面説明
図である。
【図5】 シリンダブロックの平面説明図である。
【図6】 シリンダヘッドの平面説明図である。
【図7】 ガスケットの平面説明図である。
【符号の説明】
CE…エンジン R…冷却水循環装置 1…シリンダブロック 2…シリンダヘッド 3…ガスケット 5…シリンダボア 8…シリンダブロック冷却水通路 8a…吸気側部分 8b…排気側部分 13…プラグホール 19a…吸気側シリンダヘッド冷却水通路 19b…排気側シリンダヘッド冷却水通路 22,23…第1,第2ボア間冷却水通路 24,25…第1,第2絞り部 26〜30…吸気側通水部 31〜40…排気側通水部 42〜48…吸気側通水孔 51〜60…排気側通水孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド内に形成された吸気側シ
    リンダヘッド冷却水通路および排気側シリンダヘッド冷
    却水通路と、シリンダブロック内にシリンダ列をとりま
    くように形成されたシリンダブロック冷却水通路とを備
    えた冷却水供給系統が設けられ、該冷却水供給系統が、
    吸気側シリンダヘッド冷却水通路内の冷却水がシリンダ
    ブロック冷却水通路へ流入した後排気側シリンダヘッド
    冷却水通路に流入するように形成されているエンジンの
    冷却水循環装置であって、 シリンダボア間に、シリンダブロック冷却水通路の吸気
    側部分と排気側部分とを連通するボア間冷却水通路が設
    けられ、 シリンダブロック冷却水通路の、シリンダ配列方向の両
    端部の少なくとも一方に、吸気側部分と排気側部分との
    間の冷却水流通断面を絞る絞り部が形成され、 シリンダヘッド内の冷却水通路とシリンダブロック冷却
    水通路とを連通させる通水孔が、平面的にみて、シリン
    ダボア間領域とシリンダボア間外領域とに設けられ、シ
    リンダボア間領域に配置された通水孔の通路断面積が、
    その他の領域に配置された通水孔の通路断面積より大き
    く設定されていることを特徴とするエンジンの冷却水循
    環装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたエンジンの冷却水
    循環装置において、 吸気側シリンダヘッド冷却水通路が、排気側シリンダヘ
    ッド冷却水通路よりも点火プラグ付近まで延設されてい
    ることを特徴とするエンジンの冷却水循環装置。
JP04070736A 1992-03-27 1992-03-27 エンジンの冷却水循環装置 Expired - Fee Related JP3076662B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04070736A JP3076662B2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 エンジンの冷却水循環装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04070736A JP3076662B2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 エンジンの冷却水循環装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05272336A JPH05272336A (ja) 1993-10-19
JP3076662B2 true JP3076662B2 (ja) 2000-08-14

Family

ID=13440109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04070736A Expired - Fee Related JP3076662B2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 エンジンの冷却水循環装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3076662B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014526028A (ja) * 2011-08-16 2014-10-02 ウッド ストーン イデアス エルエルシー 蒸気発生システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5553055B2 (ja) * 2010-06-29 2014-07-16 マツダ株式会社 水冷式エンジンの冷却装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014526028A (ja) * 2011-08-16 2014-10-02 ウッド ストーン イデアス エルエルシー 蒸気発生システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05272336A (ja) 1993-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7044089B2 (en) Cylinder head structure of engine
US20080314339A1 (en) Structure for cooling internal combustion engine
US20060196453A1 (en) Cylinder head structure of engine
US4092956A (en) Water cooled internal combustion engine, particularly a diesel engine
JPS6043154A (ja) 内燃機関の冷却装置
JPH0357301B2 (ja)
JP4552884B2 (ja) エンジンの冷却装置
JPH0224931Y2 (ja)
JP3736339B2 (ja) エンジンの冷却構造
JPS62279256A (ja) エンジンのブロツク構造
JP3076662B2 (ja) エンジンの冷却水循環装置
JPS6213759A (ja) 内燃機関のシリンダヘツドの冷却水通路構造
JP4640245B2 (ja) エンジンの冷却装置
CN114233507A (zh) 发动机气缸盖冷却水套
JP2008075507A (ja) 水冷式多気筒エンジン
JP3885260B2 (ja) エンジンの冷却装置
JPH07139421A (ja) 油冷エンジンのオイル通路構造
JP3817798B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP2914124B2 (ja) 内燃機関のウォータジャケット構造
JPH04350348A (ja) 水冷式多気筒エンジンの冷却構造
JP3637637B2 (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JPH05272401A (ja) エンジンの冷却構造
JP3885259B2 (ja) エンジンの冷却装置
JP3607964B2 (ja) シリンダヘッドの冷却構造
JPH0441241Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees