JP3076155U - あぶらとり紙包装体 - Google Patents

あぶらとり紙包装体

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JP3076155U
JP3076155U JP2000006468U JP2000006468U JP3076155U JP 3076155 U JP3076155 U JP 3076155U JP 2000006468 U JP2000006468 U JP 2000006468U JP 2000006468 U JP2000006468 U JP 2000006468U JP 3076155 U JP3076155 U JP 3076155U
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blotting paper
oil
pieces
folded
piece
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JP2000006468U
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Inventor
博史 井原
哲三 井原
Original Assignee
カクケイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あぶらとり紙片を一枚ずつ容易に取り出せる
使い捨て用のあぶらとり紙包装体を提供することであ
る。 【解決手段】 2つ折りにした複数枚のあぶらとり紙片
3を、交互に逆向きに噛み合わせて上下に重ね合わせた
ものを、表面側の中央部にあぶらとり紙片3の折り目と
平行なミシン目2を入れた偏平袋状の包装容器1に収納
することにより、このミシン目2を切り離してあぶらと
り紙片3の取り出し口5とし、この取り出し口5から一
番上面側のあぶらとり紙片3aを取り出したときに、そ
の下に折り片を噛み合わされた次のあぶらとり紙片3b
の折り片が、取り出し口5に自然に口出しされるように
し、あぶらとり紙片3を一枚ずつ容易に取り出せるよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、使い捨て用のあぶらとり紙包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
皮膚に浮き出る余分な皮脂を取るために使用されるあぶらとり紙は、矩形状の 紙片としたものを複数枚重ね合わせ、これらの重ね合わせたあぶらとり紙片を、 袋状や箱状の包装容器に収納して、供給されている。このような形態で供給され るあぶらとり紙包装体には、数十枚から百枚以上の多数のあぶらとり紙片を積層 し、これらを布製、厚紙製、樹脂シート製等の繰り返し使用できる開閉式の包装 容器に収納したものと、数枚から十数枚程度の少数のあぶらとり紙片を重ね合わ せたものを偏平袋状の簡易包装容器に収納した使い捨て用のものとがある。
【0003】 図4は、前者の例を示す。このあぶらとり紙包装体の包装容器51は、積層さ れたあぶらとり紙片52を収納する矩形断面の箱部53と開閉蓋54とが、厚紙 を折り曲げて一体に形成され、開閉蓋54の先端部に設けられた舌片55が、箱 部53の上面に設けられた切り目56に係止されて、開閉蓋54が閉じられるよ うになっている。
【0004】 前記開閉蓋54の裏面中央部には粘着剤57が塗布されており、開閉蓋54の 裏面を箱部53の上面に開けられた取り出し用の窓58に押し当てることにより 、積層された薄いあぶらとり紙片53を、上面側から一枚ずつ粘着剤57に粘着 して、箱部53から取り出せるようになっている。
【0005】 一方、後者の使い捨て用のあぶらとり紙包装体は、少数枚重ね合わせたあぶら とり紙片を台紙に添えて、薄手の紙や樹脂フィルム等を用いた偏平袋状の包装容 器に収納した形態とされている。この種のものでは、あぶらとり紙片の取り出し 口が袋状の包装容器の一辺に設けられたものが多く、この取り出し口に指先を突 っ込んであぶらとり紙片を取り出すようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の使い捨て用のあぶらとり紙包装体は、指先であぶらとり紙片を 取り出す際に、重ね合わされた薄いあぶらとり紙片が複数枚または全数くっつい て取り出されることが多く、あぶらとり紙片を一枚ずつ有効に使用できない問題 がある。
【0007】 そこで、この考案の課題は、あぶらとり紙片を一枚ずつ容易に取り出せる使い 捨て用のあぶらとり紙包装体を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案のあぶらとり紙包装体は、2つ折りに した複数枚の矩形状のあぶらとり紙片を、その2つ折りにした各折り片を交互に 逆向きに噛み合わせて、上下に重ね合わせ、この上下に重ね合わせた複数枚のあ ぶらとり紙片を、前記2つ折りにされたあぶらとり紙片の形状と概ね等しい矩形 状で、4周が閉塞された偏平袋状の包装容器に収納し、この包装容器の表面側の 中央部に、前記収納されたあぶらとり紙片の折り目と平行な方向に横切るミシン 目を入れた構成を採用した。
【0009】 すなわち、2つ折りにした複数枚のあぶらとり紙片を、交互に逆向きに噛み合 わせて上下に重ね合わせたものを、表面側の中央部にあぶらとり紙片の折り目と 平行なミシン目を入れた偏平袋状の包装容器に収納することにより、このミシン 目を切り離してあぶらとり紙片の取り出し口とし、この取り出し口から一番上面 側のあぶらとり紙片を取り出したときに、その下に折り片を噛み合わされた次の あぶらとり紙片の折り片が、取り出し口に自然に口出しされるようにした。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき、この考案の実施形態を説明する。図1および図2は、第 1の実施形態を示す。このあぶらとり紙包装体は、図1(a)、(b)に示すよ うに、帯状のポリプロピレンフィルムを、その両端が裏面側で重なり合うように 巻いて、両幅端部を溶着した矩形状で偏平袋状の包装容器1の表面側中央部に、 溶着した両幅端部方向に横切るミシン目2を入れ、図2(a)に示すように、2 つ折りにした複数枚の矩形状のあぶらとり紙片3を、その2つ折りにした各折り 片を交互に逆向きに噛み合わせて上下に重ね合わせたものを台紙4に添え、その 折り目をミシン目2と平行な方向に向けて袋1に収納したものである。
【0011】 このあぶらとり紙包装体は、図2(b)に示すように、ミシン目2を切り離し て、このミシン目2を切り離した取り出し口5から一番上側のあぶらとり紙片3 aの折り片を口出しし、図2(c)に示すように、このあぶらとり紙片3aを引 き出すことにより、その下に折り片を噛み合わされた次のあぶらとり紙片3bの 折り片が口出しされる。なお、ミシン目2を包装容器1の両幅端部方向に横切っ て設けたのは、取り出し口5の幅を口出しされるあぶらとり紙片3の幅寸法より も大きくして、取り出されるあぶらとり紙片3に皺が寄らないようにするためで ある。
【0012】 図3(a)、(b)は、第2の実施形態を示す。このあぶらとり紙包装体は、 偏平袋状の包装容器6の形態のみが第1の実施形態と異なり、包装容器6に収納 されたあぶらとり紙片3と台紙4の形態は、第1の実施形態と同じである。
【0013】 前記包装容器6は、図3(a)に示すように、ポリプロピレンフィルムを用い て一辺が開口する矩形の袋状に形成され、この開口する辺に沿って設けられた折 り返し片7の先端部内面側に、粘着剤8を塗布したものである。折り返し片7は 、図中に一点鎖線で示すように、包装容器6の裏面側に折り返されて、その先端 部の粘着剤8が包装容器6の開口縁に粘着され、収納されたあぶらとり紙片3が 封をされるようになっている。なお、包装容器6の表面側には、第1の実施形態 と同様に、ミシン目9が入れられている。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、この考案のあぶらとり紙包装体は、2つ折りにした複数枚のあ ぶらとり紙片を、交互に逆向きに噛み合わせて上下に重ね合わせたものを、表面 側の中央部にあぶらとり紙片の折り目と平行なミシン目を入れた偏平袋状の包装 容器に収納することにより、このミシン目を切り離してあぶらとり紙片の取り出 し口とし、この取り出し口から一番上面側のあぶらとり紙片を取り出したときに 、その下に折り片を噛み合わされた次のあぶらとり紙片の折り片が、取り出し口 に自然に口出しされるようにしたので、あぶらとり紙片を一枚ずつ容易に取り出 すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは第1の実施形態のあぶらとり紙包装体の表
面側からの外観斜視図、bはaの裏面側からの外観斜視
【図2】aは図1の包装体の縦断面図、bおよびcはa
の包装体からあぶらとり紙片を取り出す過程を示す縦断
面図
【図3】aは第2の実施形態のあぶらとり紙包装体の裏
面側からの外観斜視図、bはaの包装体の縦断面図
【図4】従来のあぶらとり紙包装体を示す外観斜視図
【符号の説明】
1 包装容器 2 ミシン目 3、3a、3b あぶらとり紙片 4 台紙 5 取り出し口 6 包装容器 7 折り返し片 8 粘着剤 9 ミシン目

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ折りにした複数枚の矩形状のあぶら
    とり紙片を、その2つ折りにした各折り片を交互に逆向
    きに噛み合わせて、上下に重ね合わせ、この上下に重ね
    合わせた複数枚のあぶらとり紙片を、前記2つ折りにさ
    れたあぶらとり紙片の形状と概ね等しい矩形状で、4周
    が閉塞された偏平袋状の包装容器に収納し、この包装容
    器の表面側の中央部に、前記収納されたあぶらとり紙片
    の折り目と平行な方向に横切るミシン目を入れたあぶら
    とり紙包装体。
JP2000006468U 2000-09-06 2000-09-06 あぶらとり紙包装体 Expired - Lifetime JP3076155U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230111A (ja) * 2003-01-30 2004-08-19 Masuo Kato 天然植物繊維カポックを利用した脂吸着化粧用パッド、苗床シートおよびカポック混入食品
KR101383803B1 (ko) 2012-07-18 2014-04-15 박시온 엘리베이터 위생용 종이 케이스

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