JP3076136U - 容 器 - Google Patents

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JP3076136U JP2000004945U JP2000004945U JP3076136U JP 3076136 U JP3076136 U JP 3076136U JP 2000004945 U JP2000004945 U JP 2000004945U JP 2000004945 U JP2000004945 U JP 2000004945U JP 3076136 U JP3076136 U JP 3076136U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置合わせも必要なく、ワンタッチで容易に
蓋体の閉止及び開放が可能な容器を提供する。 【解決手段】 容器本体と、この容器本体の蓋体と、容
器本体に蓋体を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成
樹脂にて一体成形されてなる容器において、容器本体と
蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体の一方に凸
起または凹溝が、他方に前記凸起または凹溝に対応する
凹溝または凸起が形成され、前記凹溝は一端側が開口し
て前後方向に向かって形成され、一方の凸起は他方の凹
溝に、その凹溝の開口から前後方向にスライドさせて挿
脱可能であるが、凸起が凹溝に挿入されると開蓋方向に
は係止され蓋体の開放が係止されることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、容器本体と、この容器本体の蓋体と、容器本体に蓋体を開閉自在に て連結するヒンジ体とが、合成樹脂にて一体成形されてなる容器に関し、各種商 品の容入に適する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図18に示すような容器本体2とこの容器本体2の蓋体3と、容器本体 2に蓋体3を開閉自在に連結するヒンジ体4とが、合成樹脂(主に透明及び半透 明が多い)にて一体成形されてなる容器1が提供されている。 この種の容器1には、蓋体3を容器本体2に被せたとき、蓋体3を係止する手 段が設けられていない。そこで、従来は、図18に示すように輪ゴム11で係止 したり、図19に示すように接着テープ12で係止したり、また、図20に示す ようにホッチキス止め13にしたりしている。
【0003】 しかし、輪ゴム11で係止するのは、輪ゴム11を容器1に掛ける手数がかか ると共に、蓋体3の係止が不安定で信頼性に欠けるし、別に輪ゴムを用意しなけ ればならない不都合がある。 また、図19のように接着テープ12で係止するのは、接着テープ12の接着 が面倒であるばかりか、容入物を取り出す際の蓋体3の開放に接着テープ12を 剥離するか切断しなければならず手数がかかり面倒となるし、また、別に接着テ ープを用意しなければならない課題がある。 さらに、図20に示すように、ホッチキス止め13するのは、面倒であるばか りでなく、やはり容入物を取り出す際の蓋体の開放にホッチキス針を取り外さな ければならず手数を要し、また、別にホッチキスを用意しなければならない、等 の課題がある。
【0004】 そこで、従来、図21乃至図24に示す容器が開発され提供されている。図2 1は従来例を示す容器の斜視図、図22は図21の要部拡大部分斜視図、図23 は図21の要部の作用状態を説明する一部切欠部分平面図、図24は図23のH −H線断面図である。 この従来の容器1は、容器本体2と蓋体3の前側縁部の対向面に、容器本体2 側に凸起15が、蓋体3側に前記凸起15に対応する凹溝16が設けられている 。この凹溝16は左右横方向に向かって形成され、一端側を凸起15の径より大 きい径大部16aとし他端側に向かって縮径部16bとされている。 凸起15は、径大部16aから凹溝16内に嵌入され、蓋体3を図23及び図 24で矢印で示すように横方向にスライドさせると、凸起15が凹溝16の縮径 部16bに位置するようになり、凸起15は凹溝16の側壁に押圧されて係止さ れ、蓋体3の開放が阻止され、蓋体3の閉蓋状態が維持される。この状態から蓋 体3をスライドさせ凸起15を凹溝16の径大部16aに位置させると、凸起1 5は凹溝16から外れ、蓋体3が開放できる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この容器1によれば、蓋体3の係止手段が容器自体に設けられているので、輪 ゴム、接着テープ及びホッチキス等の別の手段を用意する必要がなく、しかも容 易に蓋体の閉止及び開放を行うことができるので好ましいものである。 しかしながら、上記図21乃至図24に示す従来の容器1は、蓋体3の閉止状 態において、蓋体3が容器本体2に合致して被さるように形成されているため、 蓋体3に外力が加わらない状態においては、凸起15は、凹溝16の縮径部16 bに位置するようになっている。従って、蓋体3を閉止するには、凸起15を凹 溝16の径大部16aに合わせて嵌入した後、横方向にスライドさせ縮径部16 bに位置させるようにしなければならないから、この凸起15を凹溝16の径大 部16aに合わせる位置合わせが必要となる。この位置合わせが面倒となるし、 蓋体3を横方向にスライドさせる操作が必要となる。
【0006】 本考案は、このような点に鑑みなされたものであり、位置合わせも必要なく、 ワンタッチで容易に蓋体の閉止及び開放が可能な容器を提供せんとするものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の容器は、容器本体と、この容器本体の蓋体 と、容器本体に蓋体を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成樹脂にて一体成形 されてなる容器において、 容器本体と蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体の一方に凸起または凹 溝が、他方に前記凸起または凹溝に対応する凹溝または凸起が形成され、 前記凹溝は一端側が開口して前後方向に向かって形成され、一方の凸起は他方 の凹溝に、その凹溝の開口から前後方向にスライドさせて挿脱可能であるが、凸 起が凹溝に挿入されると開蓋方向には係止され蓋体の開放が係止されることを特 徴とする。
【0008】 また、本考案の容器は、容器本体と、この容器本体の蓋体と、容器本体に蓋体 を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成樹脂にて一体成形されてなる容器にお いて、 容器本体と蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体の一方に凸起または凹 溝が、他方に前記凸起または凹溝に対応する凹溝または凸起が形成され、 前記凹溝は容器の前後方向に向かって形成され、該凹溝の一端側は凸起の径よ り大きい大径部となっており、前記凸起は蓋体を閉じたときこの大径部より凹溝 に挿入し、凹溝内を前後方向にスライドさせると開蓋方向には係止され蓋体の開 放が係止されることを特徴とする。
【0009】 また、本考案の容器は、容器本体と、この容器本体の蓋体と、容器本体に蓋体 を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成樹脂にて一体成形されてなる容器にお いて、 容器本体と蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体の一方に凸起または凹 溝が、他方に前記凸起または凹溝に対応する凹溝または凸起が形成され、 前記凹溝は容器の前後方向に向かって形成され、該凹溝の両端は凸起の径より 大きい大径部となっており、前記凸起は蓋体を閉じたとき、この大径部より凹溝 に挿入し、凹溝内を前後方向にスライドさせ凹溝の中間部に位置させると開蓋方 向には係止され蓋体の開放が係止されることを特徴とする。
【0010】 また、本考案の容器は、前記凸起及び凹溝が、互に対応する断面台形状に形成 されていることを特徴とする。
【0011】 また、本考案の容器は、前記凸起の側面には凸部又は凹部が形成され、前記凹 溝の内側面には前記凸起の凸部又は凹部に対応する溝条又は凸条が形成されてい ることを特徴とする。
【0012】 また、本考案の容器は、前記凹溝は、開口より他端側に向かって漸次縮径され ていることを特徴とし、また、本考案の容器は、前記凹溝の開口はテーパー状に 形成されていることを特徴とする。
【0013】 また、本考案の容器は、前記凹溝は大径部より他端側に向かって漸次縮径され ていることを特徴とする。
【0014】 さらに、前記凹溝には凸起の位置を係止するストッパー手段が設けられている ことを特徴とする。
【0015】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。図1は本考案 の実施の形態を示す容器の閉蓋状態の斜視図、図2は本考案の実施の形態を示す 容器の開蓋状態の斜視図、図3は本考案の実施の形態を示す要部拡大斜視図、図 4は本考案の実施の形態を示す要部拡大平面図、図5は図4のA−A線断面図、 図6は図4のB−B線断面図である。同図において、前記従来例と同一構成要素 には、同一符号を付して説明する。
【0016】 容器1は、容器本体2と、この容器本体2の蓋体3と、容器本体2に蓋体3を 開閉自在に連結するヒンジ体4とが、合成樹脂にて一体成形されている。この合 成樹脂は、容入物が外から透視できるようにするには、透明又は半透明のものを 使用する。 容器本体2は、やや深底の皿状体となっており、蓋体3は容器本体2に対応す るやや浅底の皿状体となっている。この蓋体3はヒンジ体4を介して容器本体2 に開閉自在に連結され、容器本体2に被せたとき合致して閉蓋できるようになっ ている。
【0017】 容器本体2の開口部の周縁は、水平面の面縁8に形成され、この水平面の面縁 8に上方に立設する凸起5が設けられている。この凸起5を立設する部分の面縁 8aは、図示のように幅広に形成するのが好ましい。本例においては、凸起5は 容器本体2の前側に位置して設けられている。 また、蓋体3の周縁も、水平面の面縁9に形成され、閉蓋したとき前記凸起5 と対応する位置の面縁9には、凹溝6が設けられている。この凹溝6が設けられ る部分の面縁9aは幅広に形成されている。本例においては、凹溝6は前記凸起 5に対応するため、蓋体3の前側に位置していることになる。
【0018】 前記凹溝6は、一端側(本例では蓋体3の内側)が開口7して前後方向に向か って形成されている。前後方向とは図面において凸起5及び凹溝6が設けられて いる側が前であり、ヒンジ体4が設けられている側を後ろとしてである。前記凹 溝6の開口7はテーパー状に形成されている。 前記凸起5は、開口7から凹溝6内に挿入される。具体的には、閉蓋すると、 凸起5と凹溝6は合致する位置となるので、蓋体3を後方にスライドさせると、 凸起5は開口7から凹溝6内に挿入され、凸起5が凹溝6内に挿入されると開蓋 方向には係止され蓋体3の開放が係止され、閉蓋状態を維持する。開口7をテー パー状としたのは凸起5の凹溝6内への挿入に際し、凸起5がテーパー面に案内 されて凹溝6内に容易に導入されるからである。前記閉蓋状態で蓋体3を前方に スライドさせると凸起5が凹溝6から抜け出し蓋体3の開放が可能となる。
【0019】 凸起5が凹溝6内に挿入されると開蓋方向には係止される構成として、本例で は凸起5と凹溝6を、図5に示すように断面台形状に形成している。凸起5が凹 溝6内に挿入され前後方向へのスライドは自由であるが、開蓋方向へは係止され る構成は、前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、凸起5の側面に 、凸部または凹部を形成し、凹溝6の内側面に前記凸起の凸部または凹部に対応 する溝条または凸条を形成する手段を挙げることができる。
【0020】 しかして、前記実施の形態に係る容器1は、蓋体3を閉蓋すると、凸起5と凹 溝6が合致する位置となるので、凹溝6の開口7が凸起5の少し前方とした位置 から蓋体3を後方にスライドさせると、凸起5は開口7から凹溝6内に挿入され る。この時、開口7はテーパー状に形成されているので、凸起5はこのテーパー 面に案内されて凹溝6内に導入される。凸起5は凹溝6内に挿入されると蓋体3 の開放が係止され、閉蓋状態を維持する。 この閉蓋状態から蓋体3を前方にスライドさせると凸起5が凹溝6から抜け出 し蓋体3の開放が可能となる。 前記の動作において、蓋体3を容器本体2に被せるだけで、外力を加えないと きは、凸起5と凹溝6が合致する位置として形成されているので、蓋体3はその 凹溝6の開口7が凸起5の少し前方に越える位置とするだけで、蓋体3の復元す る後方へのスライドで凸起5は凹溝6に自然に挿入される。
【0021】 図7乃至図9は本考案の他の実施の形態を示す要部拡大斜視図、要部平面図及 び図8のC−C線断面図である。 この実施の形態は、凹溝6が容器1の前後方向に向かって形成され、該凹溝6 の一端側は凸起5の外径より大きい大径部6aとなっており、前記凸起5は蓋体 3を閉じたとき、この大径部6aより凹溝6に挿入され、凹溝6内を前後方向に スライドさせると開蓋方向には係止され、蓋体3の閉蓋状態が維持されるもので あり、他は前記実施の形態と同様であるので同一構成要素には同一符号を付して 詳細な説明は省略する。
【0022】 この実施の形態は、図9に示すよう凸起5と凹溝6が、互に対応する断面台形 状に形成され、凸起5が凹溝6内をスライド可能であるが、開蓋方向には係止さ れる構成となっている。 この凹溝6は、大径部6aから他端側に漸次縮径する構成であってもよい。
【0023】 前記凸起5と凹溝6は、蓋体3を閉じたときの同一軸線上に位置しており、蓋 体3を閉じると凸起5が凹溝6に合致するので、蓋体3の前後のスライドで凸起 5が必ず凹溝6の大径部6aに挿入され、凹溝6内をスライドするようになる。
【0024】 しかして、この実施の形態によれば蓋体3を閉じて、凸起5を凹溝6の大径部 6aに挿入し凹溝6内にスライドさせると、蓋体3の閉蓋状態が維持され、また 、凸起5をスライドさせ凹溝6の大径部6aに位置させると、凸起5が凹溝6か ら抜け出すことができ、開蓋できるものである。これらの動作は、蓋体3を動か すことによって容易に行なうことができる。
【0025】 図10乃至図13は本考案の更に他の実施の形態を示す要部拡大斜視図、要部 平面図、図11のD−D線断面図、図11のE−E線断面図である。 この実施の形態は、凹溝6が容器1の前後方向に向かって形成され、該凹溝6 の両端が凸起5の外径より大きい大径部6a、6bとなっており、前記凸起5は 蓋体3を閉じたとき、この大径部6a、6bより凹溝6に挿入され、凹溝6内を 前後方向にスライドさせ、凹溝6の中間部に位置させると、開蓋方向には係止さ れ、蓋体3の閉蓋状態が維持されるものであり、他は前記実施の形態と同様であ るので同一構成要素には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0026】 この実施の形態では、図13に示すように凸起5と凹溝6が互に対応する断面 台形状に形成され、凸起5が凹溝6内をスライド可能であるが、開蓋方向には係 止される構成となっている。 前記凸起5と凹溝6は、蓋体3を閉じたときの同一軸線上に位置しており、蓋 体3を閉じると凸起5が凹溝6に合致するので、蓋体3の前後のスライドで凸起 5が必ず凹溝6の大径部6a、6bに挿入され、凹溝6内をスライドするように なる。 この実施の形態によれば、大径部6a、6bが凹溝6の両端に設けられている ので、凸起5の凹溝6内への挿入が一層容易となる。
【0027】 図14乃至図17は本考案のまた更に他の実施の形態を示す要部拡大斜視図、 要部平面図、図15のF−F線断面図、図15のG−G線断面図である。 この実施の形態は、凹溝6が容器1の前後方向に向かって形成され該凹溝6の 両端が凸起5の外径より大きい大径部6a、6bとなっており、凸起5の頂部に 凸部5aが設けられ、凹溝6の中間部の底部に前記凸部5aに対応する凹部6c が設けられ、凸起5が凹溝6の中間部に位置すると、凸部5aが凹溝6の凹部6 cに嵌入してスライドが係止されるようになっているもので、他は前記実施の形 態と同様であるので同一構成要素には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0028】 この実施の形態では、前記実施の形態と同様の作用、効果を奏するほかに、凸 部5aと凹部6cがストッパー手段となるので、凸起5のスライドが係止されて 蓋体3が勝手に開いてしまうことはない。
【0029】 なお、前記実施の形態においては、凸起5が容器本体2に、凹溝6が蓋体3に 設けられているが、これは逆であってもよい。すなわち、凸起が蓋体に、凹溝が 容器本体に設けられていてもよい。また、前記実施の形態では、凸起5と凹溝6 を容器本体2と蓋体3の前側の周縁部に、1対設けた例で示してあるが、これは 設ける周縁部の位置に限定されるものではないし、複数対であってもよい。 また、本考案は、前記実施の形態に限定されるものではなく、本考案の範囲を 逸脱しない範囲での変更は許容されるものである。
【0030】
【考案の効果】
以上詳細に説明した通り、本考案は、蓋体を閉蓋すると、凸起と凹溝が合致す る位置となるので、蓋体を前後にスライドすると凸起は、開口または大径部から 必ず凹溝内に挿入され、蓋体の閉蓋状態が維持され、また、蓋体により凸起をス ライドさせ開口、または大径部から抜き出し開蓋することができる。このように 本考案によれば蓋体の開閉、蓋体の閉止及びその開放(係脱手段)がワンタッチ で容易に行うことができる。しかも、輪ゴム、接着テープ、ホッチキス止め等の 手段を用意する必要もないし、また、接着テープ及びホッチキス止め等を使用し ないので使用しても容器を傷めることもなく再利用が可能となり経済的である。
【0031】 特に、凹溝が開口を有する場合には、凹溝の開口が凸起の少し前方とした位置 から蓋体を後方にスライド(このスライドは蓋体の復元力で行ってもよい)させ ると、凸起は開口から凹溝内に挿入され、蓋体の開放が阻止され閉蓋状態が維持 され、この閉蓋状態から蓋体を前方にスライドさせると凸起が凹溝から抜け出し 蓋体の開放が可能となる。 さらに、凹溝の開口がテーパー状になっていると凸起の凹溝内の挿入がさらに 容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態を示す容器の閉蓋状態の斜
視図である。
【図2】本考案の実施の形態を示す容器の開蓋状態の斜
視図である。
【図3】本考案の実施の形態を示す要部拡大斜視図であ
る。
【図4】本考案の実施の形態を示す要部拡大平面図であ
る。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】本考案の他の実施の形態を示す要部拡大斜視図
である。
【図8】本考案の他の実施の形態を示す要部平面図であ
る。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【図10】本考案の更に他の実施の形態を示す要部拡大
斜視図である。
【図11】本考案の更に他の実施の形態を示す要部平面
図である。
【図12】図11のD−D線断面図である。
【図13】図11のE−E線断面図である。
【図14】本考案のまた更に他の実施の形態を示す要部
拡大斜視図である。
【図15】本考案のまた更に他の実施の形態を示す要部
平面図である。
【図16】図15のF−F線断面図である。
【図17】図15のG−G線断面図である。
【図18】従来例を示す斜視図である。
【図19】他の従来例を示す斜視図である。
【図20】さらに他の従来例を示す斜視図である。
【図21】またさらに他の従来例を示す斜視図である。
【図22】図21の要部拡大部分斜視図である。
【図23】図21の要部の作用状態を説明する一部切欠
部分平面図である。
【図24】図23のH−H線断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 容器本体 3 蓋体 4 ヒンジ体 5 凸起 5a 凸部 6 凹溝 6a、6b 大径部 6c 凹部 7 開口

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、この容器本体の蓋体と、容
    器本体に蓋体を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成
    樹脂にて一体成形されてなる容器において、 容器本体と蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体
    の一方に凸起または凹溝が、他方に前記凸起または凹溝
    に対応する凹溝または凸起が形成され、 前記凹溝は一端側が開口して前後方向に向かって形成さ
    れ、一方の凸起は他方の凹溝に、その凹溝の開口から前
    後方向にスライドさせて挿脱可能であるが、凸起が凹溝
    に挿入されると開蓋方向には係止され蓋体の開放が係止
    されることを特徴とする容器。
  2. 【請求項2】 容器本体と、この容器本体の蓋体と、容
    器本体に蓋体を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成
    樹脂にて一体成形されてなる容器において、 容器本体と蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体
    の一方に凸起または凹溝が、他方に前記凸起または凹溝
    に対応する凹溝または凸起が形成され、 前記凹溝は容器の前後方向に向かって形成され、該凹溝
    の一端側は凸起の径より大きい大径部となっており、前
    記凸起は蓋体を閉じたときこの大径部より凹溝に挿入
    し、凹溝内を前後方向にスライドさせると開蓋方向には
    係止され蓋体の開放が係止されることを特徴とする容
    器。
  3. 【請求項3】 容器本体と、この容器本体の蓋体と、容
    器本体に蓋体を開閉自在に連結するヒンジ体とが、合成
    樹脂にて一体成形されてなる容器において、 容器本体と蓋体の周縁部の対向面に、容器本体及び蓋体
    の一方に凸起または凹溝が、他方に前記凸起または凹溝
    に対応する凹溝または凸起が形成され、 前記凹溝は容器の前後方向に向かって形成され、該凹溝
    の両端は凸起の径より大きい大径部となっており、前記
    凸起は蓋体を閉じたとき、この大径部より凹溝に挿入
    し、凹溝内を前後方向にスライドさせ凹溝の中間部に位
    置させると開蓋方向には係止され蓋体の開放が係止され
    ることを特徴とする容器。
  4. 【請求項4】 前記凸起及び凹溝は、互に対応する断面
    台形状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の容器。
  5. 【請求項5】 前記凸起の側面には凸部又は凹部が形成
    され、前記凹溝の内側面には前記凸起の凸部又は凹部に
    対応する溝条又は凸条が形成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の容器。
  6. 【請求項6】 前記凹溝は開口より他端側に向かって漸
    次縮径されていることを特徴とする請求項1記載の容
    器。
  7. 【請求項7】 前記凹溝の開口はテーパー状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1、4、5および6のい
    ずれかに記載の容器。
  8. 【請求項8】 前記凹溝は大径部より他端側に向かって
    漸次縮径されていることを特徴とする請求項2記載の容
    器。
  9. 【請求項9】 前記凹溝には凸起の位置を係止するスト
    ッパー手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5および7のいずれかに記載の容器。
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