JP3076062B2 - セメント無用両面建設ブロック - Google Patents

セメント無用両面建設ブロック

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JP3076062B2
JP3076062B2 JP03502264A JP50226491A JP3076062B2 JP 3076062 B2 JP3076062 B2 JP 3076062B2 JP 03502264 A JP03502264 A JP 03502264A JP 50226491 A JP50226491 A JP 50226491A JP 3076062 B2 JP3076062 B2 JP 3076062B2
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Description

【発明の詳細な説明】 用途の違いにより、その状況に応じて様々な構造を特
徴とする多くの建設用ブロックが存在する。例えば、下
記の事例が知られている: − 特許 FR−A−2 467 929は向かい合った垂直の
二面がそれぞれ雄と雌の部分を持ったブロックを記述し
ている。これらのブロックが例えば壁等を作る為重ね合
わされる際には、一つのブロックの雄部分が並列するブ
ロックの雌部分に噛み合わなければならない。このよう
な構造の場合ブロックは逆方向には使用出来ないため、
それぞれのブロックの使用位置を決めなければならな
い。
− 特許 FR−A−2 574 450は向かい合った垂直の
二面の両方が共に雄・雌部分をもつブロックを記述して
いるが、これもそのブロックの垂直の一面が二つの既設
ブロックに隣接することになり、その面がブロックの上
部の面に対し下部に化粧面を持つため両面使用が不可能
である。
− 専用実施権証明 FR−A−2 568 612はコンクリ
−トを使用して設置され、非対称的に位置する断熱材を
伴うブロックを記述しているが、これも両面使用はでき
ないようになっている。
− 特許 FR−A−2 606 056は特許 FR−A−2 574
450と同じタイプでさらに内部に仕切りをもつブロック
を記述しているが、これも従って両面使用はできない。
− 特許申請 EP−A−0 048 932は水平方向にブ
ロック同志をお互いに動かないようにするはめ込みがな
く密着材を使用して設置するブロックを記述している。
さらに水平方向で対角線にある角(図−1)をみると、
二つづつの角が同じでないことがわかり、従ってこのブ
ロックも両面使用ができず、当発明の最も重要な目的の
一つであるどの面も差別なく設置するということは不可
能である。最後に、同申請に記述されているブロックに
は大きな仕上げ面はないが、逆にこの道の専門家にはよ
く知られている漆喰などのコ−ティングのとまりをよく
する有用性をもつ横条をもつ。さらにこのブロックは土
製でダイス型の中で圧力成形をされており、従って裸の
まま使用はできずコ−ティングが必要である。
− 特許 FR−A−1 312 989は密着モルタルを使用
して設置されるブロックを記述しているが、このブロッ
クも両端が全くことなり、一端は二本の溝−2を他端は
二つの突出部−4をもち両面使用は不可能である。モル
タルを使用しなければならないから、モルタルが接着面
をどうしても汚す事になり、最終仕上げの様相を呈する
二つの大きな面を持つなどということは不可能となる。
この最後の二つは両面使用不能でしかも密着材なしで
は組みつけができないブロックを記述していることを強
調しておく。従って、この二つはともに両面使用と密着
材無使用の組みつけの両方を同時に主張する発明とはな
り得ない。いずれも構造の製造をその一部さえ記述して
いない。
当発明は上記のものに比べはるかに一般的な問題−即
ち今まではどうしても専門の職人によってのみ可能であ
った製造、運搬または設置の問題−解決をブロックの構
造自身で可能にし、そのブロックを使用して上質の構造
物を建設することを目的とする。
ところが建設の本質的な問題はいかにブロックをきっ
ちりと設置するかにあり、この問題が「壁にぶつかって
初めて石工の偉さをしる。」という有名な諺のもととな
っている。
この発明にかなったブロックであれば、いみじくも石
工のいらない建設を可能にする。
従って、このブロックは設置・布設が容易であると同
時に、このブロックを使用して建設される構造物の外観
がそのままで十分なものでなければならない。
当発明は従って型造りも型出しも容易でどのような方
向にも無関係に水平面に設置でき、いかなる密着材も必
要とせず、コ−ティングも断熱材も必要としない最終化
粧面をもつブロック供給を可能にする。
当発明はその為平行六面体したがって六っつの面、う
ち四面は垂直方向で二面は水平方向、をもつ形のブロッ
クでしかも複数のブロックをセメント、モルタル、密着
材を使用せずに組みあげる為並置または重ねあわせる際
噛みあう雄と雌の部分をもつブロックを目的としてお
り、以下の特徴をもつ: ・少なくとも二つの面は垂直で構造物のみえる部分に使
用され、両面とも表面コ−ティングを必要としない最終
仕上げの様相を呈する。
・少なくとも二つの面は垂直で、雄部分と雌部分が両面
に配置されるが、この両面は向かいあっているものとみ
なされ、この両面の間に想像される仮想の垂直軸に対し
極対称となり、両面を隔てる距離の真ん中にくるように
雄部分と雌部分が両面に配置される。
− この発明の他の特性により: −ブロックの事実上向かいあう二つの面は雄部分と雌部
分を持つが、両部分ともブロックの垂直幾何学軸に対し
極対称にまた同ブロックの高さ全体に配置される。
−雄・雌部分は隣接する二つの面に配置される。
−垂直方向の面の少なくとも一面は少なくとも二つの雄
部分を持ち、雄部分の一番突出した部分は他の向かいあ
った面に直角な仮想平面と同じ面に並べられる。
−向かいあった二つの面は少なくとも二つの雄部分を持
つが、向かいあった二つの面の雄部分の一番突出した部
分が、垂直で向かいあった他の面に平行かつ直角な仮想
の二つの面にくるよう、雄部分の最大突出部が各面の仮
想平面に並べられる。
−雄部分を持つ面に相対する面は平らで、もう一つの面
の最高突出部の仮想平面に平行で最終仕上げの外観を持
つ。
−雄・雌部分は、両部分の配置された面に垂直のブロッ
クの仮想中央面に対し非対称である。
−雄部分の一つはブロックの垂直縁辺の一つに隣接し、
雌部分の一つはそのブロックのもう一つの垂直縁辺に隣
接する。
−ブロックの水平面は突出部分と凹み部分を持ち、ブロ
ックが重なり合わされた後、少なくとも一つの連続縦走
空洞がのこるが、その空洞は下にくるブロックの上面と
上にくるブロックの下面にそれぞれ属する一対の相対す
る凹みによってつくられる。
−この連続縦走空洞は構造物の外側のファサ−ド形成に
使われるブロック面のより近くに位置する。
−ブロックはブロックの仮想中央面に対し対称的な二つ
の連続縦走空洞を持つ。
−ブロックは横断隔壁を有しその頂点はブロックの上面
の空洞の底面より高い位置にある。
−ブロックは上面に縦走隆起を少なくとも一本、下面に
連続縦走溝を少なくとも一本有するが、この溝は縦走隆
起の根元に位置し一つのブロックを重ね合わせることに
より、連続縦走溝は上記隆起及び上記隆起のかみ合う溝
の近くにあり、しかも上記隆起及び溝よりも外側からみ
てブロックのより内側にある。一つのブロックの下面の
溝がもう一個のブロックの上面の隆起に重なりあう。
−上面の連続縦走隆起はブロックの中央面へ傾斜した内
縁を有す。
−下面の連続縦走溝はブロックの中央面へ傾斜した面を
有す。
−内縁の傾斜は面の傾斜より大きく、あるブロックの溝
がもう一つのブロックの隆起に合わせられても、その二
つの傾斜がお互いに一致しないようになっている。
−連続縦走隆起の傾斜面は急傾斜縁にあわさる。
−急傾斜縁は少なくとも一本の内部垂直溝に沿う水平低
部に合わさる。
−内部垂直穴はそれぞれ水平底部より高い横断隔壁によ
り限定されている。
−急傾斜縁はブロックの下面までつづく。
−ブロックは連続低部を有しブロックの下面に到達する
垂直導水溝を限定する垂直隔壁により少なくとも一つの
外壁に連なる中央U字溝をもつ。
−U字溝は垂直導水溝を限定する垂直隔壁より高い縦走
壁により限定される。
−溝の傾斜面はほんとんどあるいは全く傾斜のない壁に
あわさるが、この壁自身ももっと傾斜して、または垂直
のもう一つの壁にあわさり、この二つの壁は連続縦走空
洞の上部凹みを形成するカスプをつくる。
−ブロックは中央縦走面に対し対称で、その水平面は突
出部分と凹み部分をもち、ブロックが重なり合わされた
後、その突出部と凹みが二つの連続縦走空洞をのこす。
それぞれこれら縦走空洞は下にくるブロックの上面と上
にくるブロックの下面に属する一対の相対する凹みによ
ってつくられる。
−上記のごときブロックで建設された構造物は、最も低
いブロックを受ける水たたきを少なくとも一つ持つこと
が特徴であり、この水たたきは縦走チャネルを少なくと
も一つ有し縦走導水溝は構造物外部に通じる側から水た
たきの外にとうり抜ける横断導水溝に通じている。
以下の図面を使用した詳細説明を読む事によりこの発
明をよりよく理解できる。勿論、説明も図面も参考例と
して挙げてあるだけで限定的なものではない。
図−1は当発明にかなった“標準”の長さのブロック
の平面図である。
図−2は同じブロックの側面図である。
図−3は同じブロックの立面図で、ブロックの取り扱
い方法、特に設置方法を示す。
図−4は図−1、図−2と図−3のブロックとおなじ
タイプのブロックで壁などを建設する場合の例で重ね合
わせまた並列により組まれたブロックの平面図である。
図−5は図−4と同じブロック組みを立面図でしめし
た。
図−6は図−4、図−5と同じブロック組みを側面図
で示した。
図−7は当発明にかなったブロックで図−1の標準ブ
ロックの長さの半分のものを平面図で示した。
図−8は当発明にかなった二つのブロックの並列を示
す部分平面図で、一つのブロックはアングルをつくる為
に設計されたもの。
図−9は当発明にかなったブロックの並列と重合を示
す部分平面図で、二つのブロックはアングルをつくる為
に設計されたもの。
図10は当設計にかなった変形ブロックの平面図であ
る。
図−11は“標準”ブロックと呼ばれるもの二つを図−
13のXI−XIの線で切った垂直断面図で、この様なブロッ
クを使用して建設する壁の防水に関する為この発明に特
有な手段を図示する。
図−12は“標準”ブロックと呼ばれるもの二つを図13
のXII−XIIの線で切った垂直断面図で同じく、このよう
なブロックを使用して建設する壁の防水に関するこの発
明に特有な手段を図示する。
図−13は図−11のブロックとおなじタイプの“標準”
ブロックと呼ばれる二つのブロックの平面図。
図−14は“補強石積み”ブロックと呼ばれるブロック
を図−11、図−13の標準ブロックにのせたものを図−16
のXIV−XIVの線で切った垂直断面図。
図−15は同じく“補強石積み”ブロックとよばれるブ
ロックを図−11、図−13の標準ブロックにのせたものを
図−16のXV−XVの線で切った垂直断面図。
図−16は図−14、図−15と同じタイプの“補強石積
み”ブロックの二つの平面図。
図−17は当発明にかなった水たたきの上にのっている
壁の根元に位置する、これも当発明にかなったブロック
の配列を示す部分図で壁に達した雨水が地面にどのよう
に排水されるかを図示する。
図−1から図−10を参照すると、当発明にかなったブ
ロック100は一般的な平行六面体の形をしており、従っ
て六面をもっていることがわかる。
相対した垂直の二つの大きな面は完全な仕上げの外観
で全く同様である。これは、もう少し先で説明するが、
このブロックが両面使用可能でなければならないから
で、従って、110および111の大きな面はどのブロックを
とっても構造物の内側にも外側にも関係なく配置されね
ばならない。
ということは、特に当発明にかなうブロックを建築用
コンクリ−トを成形してつくり、ざらざらな外観のファ
サ−ドを建設するために使用する場合、上記の大きな二
つの面は共にざらざらでなければならない事を意味す
る。
この特徴は構造物の外部用にどちらかと言えばざらざ
らの仕上げ面のブロックやパネルを、内部用には伝統的
な漆喰を模倣した滑らかで白い仕上げ面のブロックやパ
ネルを使うやり方とは完全に区別される。
他の112と113の相対する垂直な面は雄部分(あるいは
隆起)と雌部分(あるいは凹み)を代わる代わる持つ。
この112と113のそれぞれの面には断面が等脚台形の垂
直隆起114と隆起114の断面の半分の高さを持つ断面が直
角台形の垂直隆起115がある。
この114と115の二つの隆起が116と117の二つの垂直凹
部を限定する。隆起114と凹部117は真っ正面に向かいあ
っているが、隆起115と凹部116はブロック100の二つの
垂直縁辺118と119のそれぞれどれか一つに隣接してい
る。
正面から見た場合、112と113の二つの面は全く同じよ
うにみえる。反対に、ブロック100についてはこの二つ
の面は向かいあっており、雄・雌部分はブロック100の
垂直幾何学軸Xに対し極対称に、同じブロック100の高
さ全体に配置されている。
これらの措置により複数のブロック100を112の面でも
113の面でも自由に並列させられる。一つには112と113
の面が特別な形をしているからであり、もう一つには11
0と111の二つの大きな面が同様で構造物の外側にも内側
にも関係なくどちらにでも向けて配置できることにあ
る。
ブロック100は少なくとも一つの穴を持つが、ここで
は二つで、123の中央隔壁により120と121に分けられ
る。この中央隔壁の“バイヨネット”型は最初のブロッ
クにのせられたもう一つのブロック100の112あるいは11
3の面をもつ隔壁に対し良い支持をあたえるに適した形
をしている。
図−2を参照すると125と126の水平面が同じく雄部分
と雌部分を有することが特によく分かる。
上面125は穴120と121の周辺部分全体に関係し、二つ
の縦走面128と129を限定する隆起127を有す。
下面126はその中央部全体に関係し、二つの縦走フラ
ンジ131と132を限定する凹み130を有す。
重ね合わせる場合、上のブロックは下のブロックと凹
み130と隆起127が合うことにより設置される。原則とし
て、上にくるブロックのフランジ131と132は下にきて支
えとなるブロックの縦走面128と129に重なり合う(図−
6)。しかしながら、このように重なり合う面が異なっ
た場所で複数ある場合、製造がより困難となる可能性が
あり、上部フランジ131−132と縦走面128−129の間にわ
ずかの遊びをつくることにより、寸法が不正確であって
もブロックが安定して組み合わさる保証となる。
隆起127の腹部と凹み130の腹部は斜めになっており、
製造の際ブロックの型出しを容易にし、ブロックが重ね
合わされる際の自動心出しを保証する。
縦走面128と129およびフランジ131と132は水平で平ら
であり、滑らかで連続している。従って、一つのブロッ
クをもう一つのブロックに重ね合わせる場合、横方向で
はこの自動心出しを利用し、つぎに水平にブロックを滑
らせて隆起114−115が凹み116−117に組み合うことによ
り、フランジ131−132が縦走面128−129と接触してい
る、していないに拘らず二つのブロックが相互にブロッ
キングする。
当発明の重要な特性の一つに、112と113の面の隆起11
4と115の最も突出した部分がそれぞれ112の面について
はP1の仮想面に、113の面についてはP2にくることがあ
る。このP1とP2の面は大面110と111に平行、垂直であ
る。
同一面の隆起114と115はかなり離れているのでフォ−
クの間隔を調整できる機構をもつフォ−クリフトのよう
な運搬装置にとっては、当然のことではあるが、図−3
のF1とF2でフォ−クが示されているように、極めて安定
した支持面となる。
このようにブロック100は既存のストックから一つ一
つ取り出せもし、成形の型から出してすぐ既に置かれて
いるブロックの上に重ねることもできる。このような操
作はフォ−クF1とF2が移動されるブロックと完全に垂直
であるから、運転要員が必ずしも熟練していなくともご
く簡単に行なえる。
反対に既存のブロックではF1とF2に示されるように機
能するフォ−クで運搬しなければならない場合、向かい
あう面が同一面に対し一直線になっていない隆起を有
し、移動中傾いた位置で不安定であるため同じようには
取り扱えない。
既存の時間のかかる極めて難しい方法とは反対に、こ
の運搬方法は図−2図−3に特に見られるように、P3面
で置かれたブロック100を下から持ち上げる為の手掛り
も、物を通す場所もなく、便利で早い。
さらに、フランジ131と132は既に設置されたブロック
の縦走面128と129の全長にのることができる(あるい
は、どちらにしても、それに非常に近い状態)、その結
果、ブロックの下に可動部分が入れられるいかなる機械
装置も使用できない。
縦方向についてはブロック100は凹み130があるため隙
間があるが、フランジ131と132の間で測ったその幅はフ
ォ−クリフトのフォ−クを入れられる程大きくなく、ど
ちらにしても建設現場にありがちな混乱した運送条件で
はブロックが相当に重いこともあり十分な安定性が得ら
れない。
ブロック100の設置は従って112と113の向かいあった
二つの面を挾み、すでに設置されているブロックの上に
フォ−クF1とF2が隣接するブロックの間に入るようほん
の少しの間隔を保ちながらのせる。つぎにフォ−クを抜
きブロック100を隣接するブロックと雄部分、雌部分が
かみ合う迄滑らせる。
このような操作が可能であるのはまず重ねあわせたブ
ロックが自動心出し式で横方向に安定しており、さらに
縦走面128−129とフランジ131−132が連続していること
にもよる。
図−4、図−5では100、101、102及び103のブロック
が交叉接続で重ね合わせられ並べられている。即ち112
の面と113の面が垂直方向に並ばないよう、これもよく
知られている事ではあるが、各ブロックがずらされてい
る。
100、101と102のブロックの最初の列は、例えば地な
らしをした地面に直接設置するか、構造の上に置かれる
か、あるいはエプロン134等のうえに設置されるか、と
もかく適切な方法で設置される敷桁133の上にのせるこ
とができる。敷桁133は最初の列のブロックの凹み130に
より完全に覆われるようまた心出しとブロッキングをし
てから敷桁にのせる目的で隆起127と同等になるよう直
径を決められ型をつけられる(図−6)。
“標準”の長さで、向かい合った二つの面112と113を
持つブロック100は雄部分と雌部分を有することは既に
説明した。しかしながら、構造物を建設するためには同
じブロックでもより特殊化したものが必要である。
例えば長い垂直な縁をもつ壁をブロックが交叉接続で
ずれているように設置される場合には、標準ブロックの
長さの半分のブロックを使用しなければならない。
このようなブロック200は図−7に示されいるが、長
さを除いては図−1のブロック100と同じ特性をもって
いるので詳細には説明しない。このブロックがただ一つ
の穴220しか有さず、横断隔壁123を持たないのはその為
である。
標準ブロックと同じコンセプトであることから、ブロ
ック200は既に説明があったように、F1とF2のフォ−ク
をもったフォ−クリフトでの運搬のためP1とP2の面で並
ぶ向かい合った突出部を有する。
図−8にはブロック100や200と同じコンセプトだが、
例えば建物の耐力壁のような構造物のアングルだけを建
設するために設計されたブロック300が示されている。
ブロック300のために使用されている参照番号は同じ部
分を示す場合はブロック100の参照番号と同じである
が、100からではなく300から始まっている。
ブロック300はブロック100の113の面と同様の313の面
をもっているが、それに向かい合う340の面は最終仕上
げの外観を呈する平らな面、即ち310や311の大きな面と
同様である。
ここでも、このブロックがP1とP2の面の間にはいって
おり、フォ−クリフトで運搬が可能になっている。
ところが、311の面は112、113や313の面と同じく設計
され配置された雄部分と雌部分を有す為、ブロックの長
さ全体について連続したものでなく、この為、ブロック
300の311の面が組付け用の面を有することを意味する34
1の一般参照番号で指定されいる。
面341は隆起315が平らな面340の垂直縁319に隣接する
のでブロック300の端に予定されている。
このように面341に組付けられたブロック100は面340
に完全に並んだ大きな面129を有する。
面111と340の側に位置するファサ−ドの連続性を確保
するためには、ブロック300と同様の全アングル・ブロ
ックが図−6に示された原理と同じ原理で垂直に組込ま
れなければならない。この為、ブロック300は二つの縦
走面328と329を有するのみでなく、前出の面に直角の面
も有するものである。勿論、ブロック300はフランジ13
1、132に類似のフランジ(図には見えない)も、さらに
縦走面342にあたる横断フランジをも有する。この縦走
面と横断フランジが重なりあうかどうかについては、縦
走面128−129とフランジ131−132について前に説明した
とうりである。
ブロック300は従って同じく上部隆起327を持つがここ
では直線分枝327aを有す。
下のブロックの上に設置されるブロック300は三方か
ら隆起327にかぶさり、結果として全てのアングル・ブ
ロックについて二つの直角に交わる方向にブロッキング
効果が得られる。
当然、“右”のアングルも“左”のアングルも同様に
製造できなければならない。これが理由で図−9に示さ
れているブロック400が存在し、同じ部分は同じ参照番
号をもち、300ではなく400番台を使用する。
ブロック400はブロック300と同様であるが、その平ら
な面440は組付け面313の代わりに存在する。横組付け面
441はブロックの他端近くに但し平らな面440に常に隣接
する。
この組付けの詳細説明は、対称の問題を除外すると、
当然の相違点は別として、図−8の組付けと同じであ
り、必要でない。
接続面をファサ−ド側だけでなく角のところにおいて
もブロック100、200と交互に組む為ブロック300とブロ
ック400を交互に重ね合わせ、それらのブロックはお互
いに直角に伸びていく。
この組付けは図−9に示される:ブロック300が図の
下から上に書かれ、左から右へ伸びるブロック400に部
分的に覆われており、点線はブロック300の隠れた輪郭
をしめす。
アングル・ブロックにつては右側でも左側でも、二つ
の組付け面の間に極対称が見られる。ただし、これらの
面は向かい合っているとみなすべきで、当発明にかなっ
た構造が存在することを確認する為には、二つの面の一
つが90度幾何学回転をしたと想像して、これらの面のあ
いだに存在する仮想垂直軸にたいし、それらの面の間の
距離の真ん中で対称構造を再現する。
耐力内壁の建設を望む場合、面112、113と同じタイプ
で自身が向かい合った二つの組付け面を持つブロックの
大きな平らな面の真ん中に位置する面341−441と同じタ
イプの組付け面を用意すること。
別の言い方をすれば、直角に交わる二つの壁の結合を
行なうブロックは三つの組付け面を有す:向かい合って
いてブロックの両端に位置する二つの面と大きな平らな
面の真ん中に位置する一つの面である。結合力のある建
設ユニットを確保する為には標準ブロックより長い、例
えば二倍の長さのブロックを使用する事が必要になるか
もしれない。
このようなブロックも向かい合う面が平行なっている
わけであるから、フォ−クリフトのフォ−クの間に“挾
んで”運搬できる。
さらに十字の形を持つブロック、即ち二つずつ反対側
に組付け面を有すブロックを用意すれば交叉する壁も建
設できる。組付け面が完全に両面使用タイプであるから
このブロックは四方向のどちらに向けても設置できる。
さらに、向かい合った二組の面の任意の一組を横方向に
フォ−クリフトで挾むことによりこれらのブロックを運
搬できる。
図−10は当発明を変化させたもので、ブロック500が
波形曲線の一部を思い起こさせる丸い形の隆起514と凹
み517を持った組付け面を示す。ファサ−ドは当然曲線
ではなく平らで連続しているから、隆起515と凹み516も
大きな面510と511に直角な515aと516aの場所ではそれぞ
れ平らである。
ブロック500はブロック100より大きいので三つの穴52
0、521と522を有す。
穴520、521と522は横断隔壁523と524で分けられる
が、この隔壁は123とは異なり切れ目の入った直線の形
ではなく、単に直線の形をしている。
大きさが同じ場合、このように作られたブロックは、
同じ材料でできていればブロック100より重い。
重さに関する問題を回避したければ例えば軽量コンク
リ−トを使用し、ブロック500による解決策を選ぶこと
ができる。
各組付け面にある隆起514は丸い形をしているが、こ
れらの面は向かい合っておりP1、P2の平行面に並んでお
り、フォ−クリフトを使用してブロックを挾み運搬でき
る。
勿論、組付け面が図−1から9のタイプでも図−10の
タイプ、この場合は図−5のケ−スがそうであるがブロ
ックを長さの半分だけずらすと上部ブロックの組付け面
は横断隔壁についてではなく中央穴に対して直角とな
る、のどちらの場合でも奇数(一以上)の穴をもったブ
ロックを製造できる。
このような組付けは上部ブロックの組付け面が横断隔
壁に支持されるやり方に比べ劣る。
従って、ブロックを横断隔壁の配置に合わせてずらす
方が良い。
図−10の場合は、例えば、三分の一づつずらす:一つ
のブロック500に二つのおなじブロックを例えば隔壁524
に直角にのせる場合、一つのブロックはブロック500に
隣接するもう一つのブロックに三分の二のり、もう一つ
のブロックは同じブロック500に隣接するもう一つのブ
ロックに三分の一のり、これが繰り返される。
一つの建築物を完成させるには、水平材をつくったり
補強石積みを行なったり、即ち壁の水平結合を実現する
為、特殊ブロックを必要とする。
これらのブロックは、コンクリ−トのような密着材の
なかに埋め込まれる鉄筋の通り道をつくる横断部分(外
部壁あるいは隔壁123)を除けばこれまで説明あるいは
示されたものと同じである。
これがそのまま残るように、補強石積みブロックおよ
び水平材ブロックは穴(120,121,220,320,321,420,421,
520,521,522)を塞ぐような底を有す。
垂直柱をつくる場合は、お互いに直角の穴を使用し、
よく知られていることではあるが、配筋された状態ある
いは鉄筋なしでコンクリ−トのような密着材をそこに流
す。
さらに、建設の大問題の一つに建物の内部と外部を遮
断する為に使う材料の能力の大小がある。一番初めに問
題とされるのは風と雨に対しての遮断力である。
セメントのような密着材により組付けられた建設物に
ついてはこの問題は解決されやすいが当発明にかなった
ブロックのように密着材を全く使用せずに組付けられた
ブロックの場合は不十分にしか解決されない。
そのうえ、建物の水密性は内部あるいは外部の壁のど
ちらかをモルタルや漆喰などで完全にコ−ティングしな
ければ確保されない。当発明にかなったブロックは密着
材を使用せずに組付けられなければならないし、両面に
はいかなるコ−ティングも行なえない為、このブロック
を使用して建設された建物の水密性の問題は重要にな
る。
図−11および図−15を参照すると、当発明が密着材な
しで組み付けられ、コ−ティングを全く受け付けないブ
ロックでつくられた壁の水密性をどのように実現するの
かを見れる。
各ブロックとも全体として凸条(あるいは“雄”部
分)を形成するため上面に隆起を有し、下面は全体とし
て凹み(あるいは“雌”部分)を形成するよう窪みを有
し、下にくるブロックの隆起はその次ぎのブロックの窪
みにより覆われる。
特に図−13でわかるように、各ブロックの上面に二つ
の連続縦走隆起1および2があり、下面には二つの連続
縦走窪みがあって、ブロックが重ね合わせられる際、前
者が後者にはめられる。
図−12ではどのブロックも垂直穴、ここでは5と6の
二つであるが、を有し中央横断隔壁7を限定しており、
さらに二つの継手横断隔壁8と9を有し、外側に横方向
の組み付けを目的とする隆起10−11および凹み12と13を
有していることが分かる。
ここで説明することに関しては、隆起10−11および凹
み12−13が極対称である必要はなく、隆起10−11の外面
が同じ面にある必要もない。
隆起1および2、窪み3および4また隔壁7、8およ
び9は、ブロックを重ね合わせた場合、隆起1および2
が窪み3および4の底におおよそでしか噛み合わないよ
うに設けてあるが、上部横断隔壁は反対に下部横断隔壁
の上にほとんど遊びのないようにのる必要がある。
図−11、図−12では隆起1および2の内縁15および16
が急角度で傾いており、垂直で横断隔壁の上縁17よりも
下に伸びており、従って各ブロックは縦走隆起1および
2にそって、内縁15−16および底20−21により限定さ
れ、縦走隔壁のところでだけはその隔壁の前面22および
23により限定される無限導水溝18および19を有す。
隆起1および2の内部上稜はそれぞれ傾斜した面25お
よび26により該当する急傾斜縁15−16に接続されている
ことが観察される。ここでは面25および面26に対称の傾
斜面それぞれ27および28を設けるが、それにより隆起1
および2は、面27および28が他の面29および30によりそ
れぞれブロックの大きな面に接続される為、断面が台形
となる。
下部窪み3および4の断面は隆起1および2の断面に
合わせてくつられており、この窪みが隆起を覆うように
なっている。またこの窪みは底31−32、二つの傾斜壁33
−34と35−36を持つ。
壁33および34は直接ブロックの下面に接続するが壁35
および36は少々高い所カスプ41および42で止まる。これ
らのカスプはそれぞれ二つの壁43−45と44−46からなっ
ていて、二番目の壁45−46はここでは比較的狭く、壁45
と穴47および48の間と、壁45と同穴5および6の間に位
置する二つの縦走支持面47と48(横断隔壁7、8と9の
間)しか有しないブロックの下面に到達する。
この説明を読めば二つのブロックが重ね合わされる
際、カスプ41および42が導水溝18および19に直角に位置
することや、窪みがブロック間ではお互いに向き合わせ
になっていることからして、二対の相対する凹みのそれ
ぞれが構造物の長さ全体にわたり連続空洞をつくること
が分かる。
これが当発明の最も重要な処置で、これから説明する
ように構造物の水密性はこれにより保持される。
当発明のブロックにより建設された構造物が図−11お
よび12をみて左にあると仮定する。従ってこの面に雨が
あたる事になる。強い雨と風が同時に起こると、風が雨
水を極めて狭い隙間に吹き込むので、条件が一番悪いと
言える。
雨水はブロックの外面をつたって流れ、あらゆる点を
強くたたき、特に各ブロックの面29に到達する。風にお
され雨水は上にあがり面27と面33および隆起1の頂点と
面31の間を通過する。次に面25と面35の間を流れる。
最初は面25と面35はきっちりと向かい合っていると仮
定する。雨水は空洞18−41に達し面29の上をつたわる
か、あるいはカスプ41の面43を滴りながら、自然と底20
に落ちていく。
横断隔壁7、8及び9の所では底20は前面22にそわれ
ている(図−11)が、雨水は図−13の矢印F1で図示され
ているように前面22をつたわって導水溝18を自由に流
れ、そこを越えて図−12の矢印F2で示されているように
次ぎの穴5および6に達し流れ込む。
垂直方向ではブロックは交互接続、即ち並列された二
つのブロックの間の垂直間隙が下のブロックの真ん中に
垂直に位置する。中央隔壁7の上には二つの継手隔壁8
および9がのり、穴5は穴6に向かい合って位置する
が、それはこれから説明する補強石積みブロックを除け
ば、垂直穴が構造物の高さ全体に連続している事を意味
する。
したがって雨水は穴を流れ、必ず構造物の底にたどり
つく。
雨水が面43によって流れるよりも底20に向かって落ち
こんで行く傾向を強める為、面35は面25よりも傾斜を少
なくすることもできる事をここで強調したい。
雨水が外の強い風がの引き起こす水平の空気圧の影響
を受け縦断隔壁の上部の縁17に達したと仮定しても、縦
断隔壁の上と下の二つの面の間を毛細管現象で極めて小
量しか通れない。
水が横方向に進むことにこれだけ障害があれば十分で
あろうが、構造物の外の面となるブロックの側にただ一
つの空洞41−18を設けるだけで十分である。
しかしながら、既に図示したように、内側にも二つ目
の障害を設ける方がより安全で、しかもブロックは中央
縦断面PLに対し対称となり、両面使用となるという大利
点となる。
もしも雨水がこのように重ね合わされた横断隔壁の全
幅を流れるとしたら、二つ目の空洞19−42に達するが、
これは殆ど越えられない障害である。
ありそうにも思えないが雨水が実際、垂直に切り立っ
た支持面48にそって進むとしても支持面48と面46により
限定されている稜に達し、外面からここに至る間に大部
分のエネルギ−を失って空気圧は殆ど失われているか
ら、底21にむけて滴っていくのは確実である。
さらに雨水が48と46の間の稜を越したとしても構造物
の内面に達するには、隆起2と窪み4でつくられる障害
を越えるしかなく、30と26の面を越すには上に向けて進
まなければならないので、有りえる事とはおもわれな
い。
上面17にある水は必然的に前面23にそって流れ、穴5
および6に落ちる前に底21に達する。
底21にある水が面30にそって遡るとはとても考えられ
ない。
当発明にかなったブロックでつくられた壁に24時間継
続して、200メガパスカルの常圧で風を直角に吹き付け
同時に水を流した実験でも、しみ込んだ水は全て垂直穴
に落ち込み2つ目の空洞19−42にも達しなかったという
結果となっている。
この実験の後でも一滴の水も反対側の壁面には出てい
ない。
サイクロンが最高の威力を発揮する時間は24時間も続
かないから、このような実験は台風よりも大きな力を出
せる事に留意されたい。
以上より当発明は地球の人間の住んでいる地域で最も
厳しい気候条件下でも、ましてもっと温暖な所ではなお
の事、安全で水密性の高い建造物をつくれると結論す
る。
図−12では穴5あるいは6の所では水が底20の縁を越
えて進むのは横方向の物理的連絡がないから、絶対不可
能であり、従って水は必ず穴5あるいは6に流れこむと
分かる。
今度は図−14から16を参照すると、“補強石積みブロ
ック”と呼ばれる建設用ブロックが示されて縦断隔壁の
ない底があり、“水平補強石積み”を目的とする鉄筋コ
ンクリ−ト流し込み用水平導水溝として使われる事が示
されている。
これは建設のクラシックなやり方の一つで重要な箇
所、特に扉、窓の上、壁の一番上部に水平にブロックを
連結し構造の抵抗力を強化しようとする。
これらの図では同じものは同じ参照番号をつけられて
いる。
各補強石積みブロックは連続底50とブロック全体を通
り抜け外壁53と54、底50と一体となっている内壁55と56
をつくる垂直導水溝51と52を持つ。
垂直導水溝の面51と52でブロックの外部の大きな面に
最も近い面は隆起1と2の内縁15−16の延長部分でつく
られる。
前に述べた理由から、ブロックは中央縦走面PLに対し
対称であるが、空洞18−41に満足していられるのなら、
導水溝51を設けるので十分である。というのは、この導
水溝が構造物の下方へ排水をするためのものだからであ
る。導水溝52は無用であろう。
このように各ブロックは中央U字溝57と外壁53および
54を有すとして分析される。中央U字溝57と外壁53と54
は垂直隔壁58と59により一体化される。垂直隔壁は隔壁
58についてはそれぞれ外壁53と内壁55の間にひろがり、
隔壁59については外壁54と内壁56の間にひろがる。これ
らの隔壁が垂直導水溝51と52を限定する。
これらの措置は標準ブロックについては図−11から13
にあるごとく、底50が水の流れを妨げる補強石積みブロ
ックがあっても、壁の最上部から基礎まで連続的に水の
流れを保証することを目的とする。
それではこれから図−14から16で図式化されているよ
うに、標準ブロックの列の上に補強石積みブロックが設
置される場合、これが一番繁雑なのであるが、どの様に
水が流れるかを説明する。
説明図を簡単にするため補強石積みブロック自身の上
には他のブロックが設置されないと仮定したが、補強石
積みブロックが他のブロック、標準ブロックでも補強ブ
ロックでも、により覆われる場合にでもこの説明は適用
できる。
水はまず隆起1の上を既に説明したように外から風に
押されて通らなければいけないとする。
この水は矢印F3に従って傾斜面25にそって流れ、垂直
導水溝51の内側を構成する急傾斜縁15に達する。水は従
って、矢印F4通り補強石積みブロックののっている標準
ブロックの無限導水溝18に垂直に位置する導水溝51を通
って流れる。
水がこの導水溝18に達すると、既に説明したごとく、
矢印F2(図−15)に従って垂直穴5−6に流れ込む。
前にも説明したように水がブロックの全幅を横切るの
はありそうにもないが、もしそのような事が起きても導
水溝52、導水溝19および穴5により排水される。
隔壁58と59の最上部は内壁55と56の上縁より低く、当
然隆起1および2より低い。
その結果、矢印F3に従って進む水は必然的に垂直導水
溝51および52に落ち込み、垂直隔壁58および59の正面に
はあっても、内壁55および56の上縁に達することができ
ない。
U字溝57は鉄筋が入れられ壁55の上縁の水準までコン
クリ−トが満たされる、であるから水がこの縁まで達す
れば、標準ブロックの横断隔壁7、8および9の項目で
示したように、毛細管現象により進み続けることができ
る。
他のブロックが補強石積みブロックにのっている場
合、水が上から下へ補強ブロックに達すると、上に説明
されたように排水が行われる:他のブロックが標準ブロ
ックでカスプ41と42が垂直導水溝51と52の上に位置する
か、あるいは補強石積みブロックで垂直導水溝51と52が
下の補強石積みブロックの導水溝のちょうど上にきてい
るかのどちらかで、どちらにしても水は問題なく下へ流
れる。
図−17を参照すると、当発明に則り、標準ブロックが
建設物の基礎に位置しているのが見える。
当発明に従って建設された壁の中にある水が自動的
に、壁を横切ることなく、下の方へ排水されるのは先程
みた。
水が構造物の下部にたまるのを避ける為地面に排水す
る事になる。
その為に、エプロン60をコンクリ−トを流し込んで一
般的には溝の底に設置し、次に標準ブロックの最初の一
列を並べる。
図−17に示してあるように、これらのブロックはエプ
ロン60の上に単に置くだけでよく、あるいはある程度の
高さの所でコンクリ−トで固定することも可能である。
どちらのやり方でも、最初のブロック列の下部に連続
縦走導水溝があり、それと連絡する直角に交わる導水溝
61が構造物の外側のエプロン62の外の地面Tに到達す
る。
これらの措置により、浸透した水は構造物の上部より
流れ全てのブロック、標準タイプでも補強タイプでも、
を通過してエプロン60に到達する。水は水たたき60を流
れ縦走導水溝61にあつめられ最後には導水溝62を通って
地面Tに吸収される。
以上の説明から当発明が全く密着材を使用せずに、交
互に入り込み、さらに下の方へ水の流れを促す下部部分
とその上部で水滴化を助長する部分を有する下面と上面
の特有な形を利用して悪条件下でも素晴らしい水密性を
保証する建設物をつくれることが結論される。
このようにして殆ど資格をもたない労働者を使用する
だけで質の良くもっともひどい悪天候に耐える構造物を
建設することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギベール,ジエローム フランス国、エフ―75017・パリ、リ ユ・デ・ザペナン、40 (56)参考文献 特開 昭60−98041(JP,A) 特開 昭57−155457(JP,A) 特開 昭56−97044(JP,A) 実開 昭55−89713(JP,U) 実公 昭30−13748(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 1/00 - 1/10 E04B 2/02

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般的な平行六面体の形状を持つ、壁の建
    設用ブロックであって、6のうち4面が垂直方向で残り
    2面が水平方向であり、 少なくとも一つの内部垂直空洞(5−6)の境界を定め
    る横断隔壁(7,8,9)を含み、 数個のブロックのセメント−モルタルその他の密着材を
    使用しない組立ての為、並置及び重ね合せの際噛み合う
    ように設計された雄部分と雌部分を含み、前記重ね合わ
    されたブロックは、下側のブロックの横断隔壁に横断隔
    壁を介して当接し、 前述の水平方向の面(便宜上、一方を「上」、他方を
    「下」とする)が、ジグザグに噛み合う前記の雄部分と
    雌部分を少なくとも一部に備える特有な形状を含み、 より低い位置にあるブロックの少なくとも一つの内部垂
    直空洞(5−6)の中へ、前記少なくとも一つの内部垂
    直空洞(5−6)に長手方向に隣接する底面(20)を介
    して、水の排水を促進する下のブロックの上面に結合す
    る下部部分の上での水滴化を促進する上部部分の下側の
    形状を含み、 少なくとも1つの連続縦走空洞が、前述の重なり合う2
    つのブロックの上部部分と下部部分の結合部分に実現さ
    れるように上部部分と下部部分とが配置され、 前記横断隔壁の(7,8,9)の前面(22)は、前記底面(2
    0)に隣接し、前記横断隔壁は前記底面よりも高い、壁
    の建設用ブロック。
  2. 【請求項2】前述の連続縦走空洞が、上部の隆起と下部
    の窪みによって実現され、この隆起と窪みが前述の上部
    部分と下部部分を構成することを特徴とする請求の範囲
    第1項に記載のブロック。
  3. 【請求項3】連続縦走空洞が、ブロックの下側に掘られ
    た縦方向の窪みの近くにある少なくとも一部がカスプか
    ら成ることを特徴とする請求の範囲第2項に記載のブロ
    ック。
  4. 【請求項4】連続縦走空洞が、ブロックの長さ全体にわ
    たる隆起の近くにあり、ブロックの上側において少なく
    とも一部がカスプから成ることを特徴とする請求の範囲
    第2項から第3項のいずれか一項に記載のブロック。
  5. 【請求項5】連続する空洞が、1つの下部部分の上側面
    及び1つの上部部分の下側面において、各々掘られた反
    対の窪みのペアによって構成されることを特徴とする請
    求の範囲第1項から第4項のいずれか一項に記載のブロ
    ック。
  6. 【請求項6】連続縦走空洞(41−18)が、壁の外側表面
    の一部を構成するブロック側に近いことを特徴とする請
    求の範囲第1項から第5項のいずれか一項に記載のブロ
    ック。
  7. 【請求項7】ブロックの中央垂直面(PL)に対して対称
    な2つの連続縦走空洞(41−18、42−19)を所有するこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項から第6項のいずれか
    一項に記載のブロック。
  8. 【請求項8】同一のブロックが積み重ねられる際、ブロ
    ックの下部の窪み(3−4)が他のブロックの上部の隆
    起(1−2)を覆うように、連続縦走空洞(41−18、42
    −19)が、前述の隆起(1−2)及び窪み(3−4)の
    近くに、外側から見ると前述の隆起(1−2)及び窪み
    (3−4)より内側に位置し、 上部に少なくとも1つの連続縦走隆起(1−2)及び下
    部に少なくとも1つの連続縦走隆起(1−2)と垂直な
    連続縦走窪み(3−4)を所有することを特徴とする請
    求の範囲第1項から第7項のいずれか一項に記載のブロ
    ック。
  9. 【請求項9】上部の連続縦走隆起(1−2)が、ブロッ
    クの中央面(PL)の方へ傾斜している内部縁(25−26)
    を含むことを特徴とする請求の範囲第8項に記載のブロ
    ック。
  10. 【請求項10】下部の連続縦走窪み(3−4)が、ブロ
    ックの中央面(PL)の方へ傾斜している表面(35−36)
    を含むことを特徴とする請求の範囲第9項に記載のブロ
    ック。
  11. 【請求項11】1つのブロックの窪み(3−4)が、水
    滴化を促進するよう隆起(1−2)の上に配置される
    際、邪魔にならないようにする為、内部縁(25−26)の
    傾斜が、表面(35−36)の傾斜より急角度であることを
    特徴とする請求の範囲第9項または第10項に記載のブロ
    ック。
  12. 【請求項12】連続縦走隆起(1−2)の傾斜面(25−
    26)が、急傾斜縁(15−16)に接合することを特徴とす
    る請求の範囲第9項に記載のブロック。
  13. 【請求項13】急傾斜縁(15−16)が、水平である、前
    記底面(20−21)に接合することを特徴とする請求の範
    囲第12項に記載のブロック。
  14. 【請求項14】急傾斜縁(15−16)がブロックの下側面
    まで伸びていることを特徴とする請求の範囲第12項に記
    載のブロック。
  15. 【請求項15】窪み(3−4)の傾斜面(35−36)が、
    傾斜が少ないまたは全くない表面(43−44)に接合し、 その表面自体は、傾斜の急な垂直でさえある表面(45−
    46)に接合し、 それら2つの表面(43−44及び45−46)は、連続縦走空
    洞の上部窪みを構成するカスプ(41−42)を形成するこ
    とを特徴とする請求の範囲第10項から第14項のいずれか
    一項に記載のブロック。
  16. 【請求項16】少なくとも2つの垂直面(112−113、31
    3−341、413−441)が、雄部分(114−115、514−515)
    と雌部分(116−117、516−517)を含み、 前述の2つの面(112と113、313と341、413と441)が相
    対するものと見なされ、 これら2つの面(112と113、313と341、413と441)とこ
    れらの2つの面を分ける中間に、想定される仮想垂直軸
    に対して極対称に配置されていることを特徴とする請求
    の範囲第1項から第15項のいずれか一項に記載のブロッ
    ク。
  17. 【請求項17】ブロック(100−200−500)の2つの相
    対する面(112と113)が、ブロックの垂直軸に極対称
    で、ブロックの高さ全体に配置する雄部分(114−115、
    514−515)と雌部分(116−117、516−517)を含むこと
    を特徴とする請求の範囲第16項に記載のブロック。
  18. 【請求項18】雄部分と雌部分が、2つの隣接する面
    (313と311、413と411)に配置されることを特徴とする
    請求の範囲第16項に記載のブロック。
  19. 【請求項19】垂直面(313、413)の少なくとも1つ
    が、少なくとも2つの雄部分を含み、 その最も突出した部分が、相対する面(310と311、410
    と411)に垂直な同一仮想面(P2)内で一直線に並んで
    いることを特徴とする請求の範囲第16項に記載のブロッ
    ク。
  20. 【請求項20】2つの相対する面(112と113)が、少な
    くとも2つの雄部分(114と115、514と515)を含み、 その最も突出した部分が、2つの相対する面(112と11
    3)の雄部分(114と115、514と515)の最も突出した部
    分が、他の2つの相対する面(110−111)に対し垂直で
    ある2つの平行な仮想面(P1とP2)に置かれるように、
    各面(112、113)に対する同一仮想平面(P1−P2)に一
    直線に並んでいることを特徴とする請求の範囲第19項に
    記載のブロック。
  21. 【請求項21】雄部分を含む面(313、413)に相対する
    面(340、440)が、平坦であり、もう一方の面(313、4
    13)の最も突出した部分の仮想平面(P2)に平行であ
    り、最終仕上げの外観を有することを特徴とする請求の
    範囲第19項に記載のブロック。
  22. 【請求項22】雄部分(114−115、314−315、514−51
    5)と雌部分(116−117、516−517)が、ブロック(10
    0、200、300、400、500)の仮想中央面に非対称であ
    り、 部分(114−115−116−117、514−515−516−517)を含
    む面(112、313、341、441)に垂直であることを特徴と
    する請求の範囲第16項に記載のブロック。
  23. 【請求項23】雄部分(115−515)の1つが、ブロック
    (100、200、300、400、500)の垂直な面(118)の1つ
    に隣接し、 雌部分(116−516)の1つが、ブロック(100、200、30
    0、400、500)の他の垂直な面(119)に隣接することを
    特徴とする請求の範囲第1項から第22項のいずれか一項
    に記載のブロック。
  24. 【請求項24】壁の最終外観部分の一部を形成するため
    に設計された垂直面(110−111、310−311−340、410−
    411−440)の少なくとも2つが、すべて最終仕上げの外
    観を有し、いかなるコーティングも要しないことを特徴
    とする請求の範囲第1項から第23項のいずれか一項に記
    載のブロック。
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