JPH05506283A - セメント無用両面建設ブロック - Google Patents

セメント無用両面建設ブロック

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セメント無用 両面建設ブロック りの上部の面に対し下部に化粧面を持つため両面使用が不可能である。
−専用実施権証明 FR−A−2568612はコンクリートを使用して設置さ れ、非対称的に位置する断熱材を伴うブロックを記述しているが、これも両面使 用はできないようになっている。
−特許FR−A−2806058は特許FR−A−2574450と同じタイプ でさらに内部に仕切りをもつブロックを記述しているが、これも従って両面使用 はできない。
−特許申請 EP−A−0048932は水平方向にブロック同志をお互いに動 かないようにするはめ込みがなく密着材を使用して設置するブロックを記述して いる。さらに水平方向で対角線にある角(図−1)形をされており、従って裸の まま使用はできずコーチことは不可能となる。
この最後の二つは両面使用不能でしかも密着材なしでは組みっけができないブロ ックを記述していることを強調しておく。従って、この二つはともに両面使用と 密着材無使用の組みっけの両方を同時に主張する発明とはなり得ない、いずれも 構造の製造をその一部さえ記述していない。
当発明は上記のものに比べはるかに一般的な問題 −即ち今まではどうしても専 門の職人によってのみ可能であった製造、運搬また設置の問題 −解決をブロッ クの構造自身で可能にし、そのブロックを使用して上質の構造物を建設すること を目的とする。
ところが建設の本質的な問題はいかにブロックをきっちりと設置するかにあり、 この問題が「壁にぶつかって初めて石工の偉さをしる。」という有名な諺のもと どなっている。
この発明にかなったブロックであれば、いみしくも石工のいらない建設を可能に する。
従って、このブロックは設置・布設が容易であると同時に、このブロックを使用 して建設される構造物の外観がそのままで十分なものでなければならない。
当発明は従って型造りも型出しも容易でも必要としない最終化粧面をもつブロッ ク供給を可ように雄部分と雌部分が両面に配置される。
持つ。
一部・雌部分は1両部分の配置された面に垂直のブロックの仮想中央面に対し非 対称である。
−雄部分の一つはブロックの垂直縁辺の一つに隣接し、雌部分の一つはそのブロ ックのもう一つの垂直縁辺に隣接りが重なり合わされた後、少なくとも一つの連 続縦走空回みによってつくられる。
−この連続縦走空洞は構造物の外側のファサード形成に使われるブロック面のよ り近くに位置する。
−ブロックはブロックの仮想中央面に対し対称的な二つの連続縦走空洞を持つ。
一ブロックは横断隔壁を有しその頂点はブロックの上面のす。
−内縁の傾斜は面の傾斜より大きく、あるブロックのその二つの傾斜がお互いに 一致しないようになってつことが特徴であり、 この水たたきは縦走チャネルを少なくとも一つ有し縦走導水溝は構造物外部に通 じる側から水たたきの外にとうり抜ける横断導水溝に通じている。
以下の図面を使用した詳細説明を読む事によりこの発明をよりよく理解できる。
勿論、説明も図面も参考例として挙げであるだけで限定的なものではない。
図−1は当発明にかなった′″標準−の長さのブロックの平面図である。
図−2は同じブロックの側面図である。
図−3は同じブロックの立面図で、ブロンの例で重ね合わせまた並列により組ま れたブロックの1の標準ブロックの長さの半分のものを平面図で示し平面図であ る。
図−11は゛標準−ブロックと呼ばれるものはどのブロックをとっても構造物の 内側にも外側にも上記の大きな二つの面は共にざらざらでなければなら分(ある いは隆起)と雌部分(あるいは凹み)を代わで構造物の外側にも内側にも関係な くどちらにでも向けて配置できることにある。
ブロック 100は少なくとも一つの穴を持つが、ここでは二つで、123の中 央隔壁により 120と 121に分けられる。この中央隔壁の一バイヨネッド 型は最初のブロックにのせられたもう一つのブロック 100の 112あるい は113の面をもつVi壁に対し良い支持をあたえるに適した形をしている。
かる。
上面125は穴 120と 121の周辺部分全体に関係し、二つの縦走面12 8と 129を限定する隆起127を有す。
下面126はその中央部全体に関係し、二つの縦走フランジ131 と 132 を限定する凹み130を有す。
重ね合力せる場合、上のブロックは下のブロックと凹み130と隆起127が合 うことにより設置される。原則として、上にくるブロックのフランジ131と  132は下にきて支えとなるブロックの縦走M128と 129に重なり合う( 図−6)。しかしながら、このように重なり合う面が異なった場所で複数ある場 合、製造がより困難となる可能性があり、上部フランジ131−132と縦走面 12B−329の間にわずかの遊びをつくることにより、寸法が不正確であって もブロックが安定して組み合力さる保証となる。
隆起127の腹部と凹み130の腹部は斜めになっており、製造の際ブロックの 型出しを容易にし、ブロックが重ね合わされる際の自動心出しを保証する。
縦走面128と 129およびフランジ131と132は水平で平らであり、滑 らかで連続している。
従って、一つのブロックをもう一つのブロックに重ね合わせる場合、横方向では この自動心出しを利用し、つぎに水平にブロックを滑らせて隆起114−115 が凹み116−117に組み合うことにより、フランジ131−132が縦走面 128−129と接触している。していないに拘らず二つのブロックが相互にブ ロッキングする。
当発明の重要な特性の−っに、112と113の面の隆起114と 115の最 も突出した部分がそれぞれ112の面についてはPIの仮想面に、113の面に ついてはF2にくることがある。このPlとF2の面は大面110と 111に 平行、垂直である。
同一面の隆起114と 115はかなり離れているのでフォークの間隔を調整で きる機構をもつフォークリフトのような運搬装置にとっては、当然のことではあ るが5図−3のFlとF2でフォークが示されているように、極めて安定した支 持面となる。
このようにブロック100は既存のストックから一つ一つ取り出せもし、成形の 型から出してすぐ既に置かれているブロックの上に重ねることもできる。このよ うな操作はフォークF1とF2が移動されるブロックと完全に垂直であるから、 運転要員が必ずしも熟練していなくともごく簡単に行なえる。
反対に既存のブロックではFlとF2に示されるように機能するフォークで運搬 しなければならない場合、向かいあう面が同一面に対し一直線になっていない隆 起を有し、移動中類いた位置で不安定であるため同じようには取り扱えない。
既存の時間のかかる極めて難しい方法とは反対に、この運搬方法は図−2図−3 に特に見られるように、23面で置かれたブロック100を下から持ち上げる為 の手掛りも、物を通す場所もなく、便利で早いさらに、フランジ131と 13 2は既に設置されたブロックの縦走面128と 129の全長にのることができ る(あるいは、どちらにしても、それに非常に近い状態)、その結果、ブロック の下に可動部分が入れられるいかなる機械装置も使用できない。
縦方向についてはブロック100は凹み130があるため隙間があるが、フラン ジ131と 132の間で測ったその幅はフォークリフトのフォークを入れられ る程大きくなく、どちらにしても建設現場にありがちな混乱した運送条件ではブ ロックが相当に重いこともあり十分な安定性が得られない。
ブロック100の設置は従って112と113の向かいあった二つの面を挾み、 すでに設置されているブロックの上にフォークF1とF2が隣接するブロックの 間に入るようほんの少しの間隔を保ちながらのせる。つぎにフォークを抜きブロ ック100を隣接するブロックと雄部分、#部分がかみ合う迄滑らせる。
このような操作が可能であるのはまず重ねあわせたブロックが自動心出し式で横 方向に安定しており、さらに縦走面128−129とフランジ131−132が 連続していることにもよる。
図−41図−5では100.101.102及び103のブロックが交叉接続で 重ね合わせられ並べられている。即ち112の面と 113の面が垂直方向に並 ばないよう、これもよく知られている事ではあるが、各ブロックがずらされてい る。
100.101と 102のブロックの最初の列は、例えば地ならしをした地面 に直接設置するか。
構造の上に置かれるか、あるいはエプロン134等のうえに設置されるか、とも かく適切な方法で設置される敷桁133の上にのせることができる。敷桁133 は最初の列のブロックの凹み130により完全に覆おれるようまた心出しとブロ ッキングをしてから敷桁にのせる目的で隆起127と同等になるよう直径を決め られ型をつけられる(図−6)。
−標準−の長さで、向かい合った二つの面112と 113を持つブロック 1 00は雄部分と雌部分を有することは既に説明した。しかしながら、構造物を建 設するためには同じブロックでもより特殊化したものが必要である。
例えば長い垂直な縁をもつ壁をブロックが交叉接続でずれているように設置され る場合には、標準ブロックの長さの半分のブロックを使用しなければならない。
このようなブロック200は図−7に示されいるが、長さを除いては図−1のブ ロック 100と同じ特性をもっているので詳細には説明しない。このブロック がただ一つの穴 220シか有さず、横断隔壁123を持たないのはその為であ る。
標準ブロックと同じコンセプトであることから、ブロック200は既に説明があ ったように、FlとF2のフォークをもったフォークリフトでの運搬のためPl と22の面で並ぶ向かい合った突出部を有する。
図−8にはブロック100や200と同じコンセプトだが、例えば建物の尉力壁 のような構造物のアングルだけを建設するために設計されたブロック300照番 号と同じであるが 100からではなく 300から始まっている。
ブロック300はブロック100の113の百と同様の313の面をもっている が、それに向かい合う340の面は最終仕上げの外観を呈する平らな面、即ち3 10や311の大きな面と同様である。
特表千5−506283 (6) 分は同じ参照番号をもち、300ではなく 400番台を存在する。横組付は面 441はブロックの他端近くに但し平らな面440に常に隣接するに の組付けの詳M説明は、対称のlf+’1gを除外すると、当然の相違点は別と して、図−8の組型直軸にだいし、それらの面の間の距離の真ん中でる面341 −441と同じタイプの組付は面を用意すること。
れ目の入った直線の形ではなく、単に直線の形をしブロックは、同じ材料ででき ていればブロック100より重い。
これがそのまま残るように、補強石積みブロックおよび水平材ブロックは穴(1 20,121,220゜320、321.420.421.520.521.5 22 )を塞ぐような底を有す。
垂直柱をつくる場合は、お互いに直角の穴を使用し、よく知られていることでは あるが、配筋された状態あるいは鉄筋なしでコンクリートのような密着材をそこ に流す。
さらに、建設の大問題の一つに建物の内部と外部を遮断する為に使う材料の能力 の大小がある。一番初めに問題とされるのは風と雨に対しての遮断力である。
セメントのような密着材により組付けられた建設物についてはこの問題は解決さ れやすいが当発明にかなったブロックのように密着材を全く使用せずに組付けら れたブロックの場合は不十分にしか解決されない。
そのうえ、建物の水密性は内部あるいは外部の壁のどちらかをモルタルや漆喰な どで完全にコーティングしなければ確保されない。当発明にかなったブロックは 密着材を使用せずに組付けられなければならないし1両面にはいかなるコーティ ングも行なえない為、このブロックを使用して建設さ九た建物の水密性の問題は 重要になる。
図−11および図−15を参照すると、当発明が密着材なしで組み付けられ、コ ーティングを全く受け付けないブロックでつくられた壁の水密性をどのように実 現するのかを見れる。
各ブロックとも全体として凸状(あるいは゛°雄雄部部分を形成するため上面に 隆起を有し、下面は全体として凹み(あるいは゛雌一部分)を形成するよう窪み を有し、下にくるブロックの隆起はその次ぎのブロックの窪みにより覆われる。
特に図−13でわかるように、各ブロックの上面に二つの連続縦走隆起1および 2があり、下面には二つの連続縦走窪みがあって、ブロックが重ね合おせられる 際、前者が後者にはめられる。
図−12ではどのブロックも垂直穴、ここでは5と6の二つであるが、を有し中 央横断隔壁7 を限定しており、さらに二つの継手横断隔壁8と9を有し、外側 に横方向の組み付けを目的とする隆起10−11および 凹み12と 13を有 していることが分かる。
ここで説明することに関しては、隆起10−11および凹み12−13が極対称 である必要はなく、隆起1゜−11の外面が同じ面にある必要もない。
隆起1および2、窪み3および4また隔壁7.8および9は、ブロックを重ね合 力せた場合、隆起1−および2が窪み3および4の底におおよそでしか噛み合わ ないように設けであるが、上部横断隔壁は反対に下部横断隔壁の上にほとんど遊 びのないようにのる必要がある。
図−11、図−12では隆起1および2の内縁15および16が急角度で傾いて おり、垂直で横断隔壁の上縁】7よりも下に伸びており、従って各ブロックは縦 走隆起1および2にそって、内fi15−16および底20−21により限定さ れ、縦走隔壁のところでだけはその隔壁の前面22 および23により限定され る無限導水溝 18および19を有す。
隆起lおよび2の内部上積はそれぞれ傾斜した面25および26により該当する 急傾斜、d 15−16に接続されていることが観察される。ここでは面25お よび面26に対称の傾斜面それぞれ27および28を設けるが、それにより隆起 1および2は、面27および28が他の面29および30によりそれぞれブロッ クの大きな面に接続される為、断面が台形となる。
下部窪み3および4の断面は隆起1および2の断面に合わせてつくられており、 この窪みが隆起を覆うようになっている。またこの窪みは底31−32 、二つ の傾斜壁33−34と35−36を持つ。
壁33および34は直接ブロックの下面に接続するが壁35および36は少々高 い所カスプ41および42で止まる。これらのカスプはそれぞれ二つの壁43− 45と44−46からなっていて、二番目の壁45−46はここでは比較的狭く 、壁45と穴47 および48の間と、壁4Sと同大 5 および6の間に位置 する二つの縦走支持面47と48(横断隔壁7.8と9の間)しか有しないブロ ックの下面に到達する。
この説明を読めば二つのブロックが重ね合わされる際、カスプ41および42が 導水溝 18および19に直角に位置することや、窪みがブロック間ではお互い に向き合わせになっていることからして、二対の相対する凹みのそれぞれが構造 物の長さ全体にわたり連続空洞をつくることが分かる。
これが当発明の最も重要な処置で、これから説明するように構造物の水密性はこ れにより保持される。
当発明のブロックにより建設された構造物が図−11および12をみて左にある と仮定する。従ってこの面に雨があたる事になる。強い雨と風が同時に起こると 、風が雨水を極めて狭い隙間に吹き込むので、条件が一番悪いと言える。
雨水はブロックの外面をったって流れ、あらゆる点を強くたたき、特に各ブロッ クの面29に到達する。風におされ雨水は上にあがり面27と面33および隆起 1の頂点と面31の間を通過する。次に面25と面3Sの間を流iる。
最初は面25と面35はきっちりと向かい合っていると仮定する。雨水は空洞1 8−41に達し面29の上をつたわるか、あるいはカスプ41の面43を滴りな がら、自然と底20に落ちていく。
横断隔壁7.8及び9の所では底20は前面22にそわれている(図−11)が 、雨水は図−13の矢印F1で図示されているように前面22をつたわって導水 溝18を自由に流れ、そこを越えて図−12の矢印F2で示されているように次 ぎの穴5および6に遠し流れ込む。
垂直方向ではブロックは交互接続、即ち並列された二つのブロックの間の垂直間 隙が下のブロックの真ん中に垂直に位置する。している。中央隔壁7の上には二 つの継手隔壁8および9がのり、穴S は六 6に向かい合って位置するが、そ れはこれから説明する補強石積みブロックを除けば、垂直穴が構造物の高さ全体 に連続している事を意味する。
雨水が面43にそって流れるよりも底20に向かって落ちこんで行く傾向を強め る為、面35は面25よりも傾斜を少なくすることもできる事をここで強調した い。
雨水が外の強い風かの引き起こす水平の空気圧の影響を受け縦断隔壁の上部の縁 17に達したと仮定しても、縦断隔壁の上と下の二つの面の間を毛箱管現象で極 めて小量しか通れない。
水が横方向に進むことにこれだけ障害があれば十分であろうが、構造物の外の面 となるブロックの側にただ一つの空洞41−18を設けるだけで十分である、し かしながら、既に図示したように、内側にも二つ目の障害を設ける方がより安全 で、しかもブロックは中央縦断面PLに対し対称となり、両面使用となるという 大利点となる。
もしも雨水がこのように重ね合ねされた横断隔壁の全幅を流れるとしたら、二つ 目の空洞19−42に達するが、これは殆ど越えられない障害である。
ありそうにも思えないが雨水が実際、垂直に切り立った支持面48にそって進む としても支持面48と面46により限定されている稜に達し、外面からここに至 る間に大部分のエネルギーを失って空気圧は殆ど失ねれているから、底21にむ けて滴っていくのは確実である。
さらに雨水が48と46の間の稜を越したとしても構造物の内面に達するには、 隆起2と窪み4でつくられる障害を越えるしかなく、30と26の面を越すには 上に向けて進まなければならないので、有りえる事とはおもhれない。
上面17にある水は必然的に全面23にそって流れ、穴5および6に落ちる前に 底21に達する。
底21にある水が面30にそって遡るとはとても考えられない。
当発明にかなったブロックでつくられた壁に24時間継続して、200メガパス カルの常圧で風を直角に吹き付は同時に水を流した実験でも、しみ込んだ水は全 て垂直穴に落ち込み二つ目の空洞19−42にも達しなかったという結果となっ ている。
この実験の後でも一滴の水も反対側の壁面には昆てぃない。
サイクロンが最高の威力を発揮する時間は24時間も続かないから、このような 実験は台風よりも大きな力を出せる事に留意されたい。
以上より当発明は地球の人間の住んでいる地域で最も厳しい気候条件下でも、ま してもっと温暖な所ではなおの事、安全で水密性の高い建造物をつくれると結論 する。
図−12では穴5あるいは6の所では水が底20の縁を越えて進むのは横方向の 物理的連絡がないから、絶対不可能であり、従って水は必ず穴5あるいは6に流 れこむと分かる。
今度は図−14から16を参照すると、゛補強石積みブロック°゛と呼ばれる建 設用ブロックが示されて縦断隔壁のない底があり、−水平補強石積み−を目的と する鉄筋コンクリート流し込み用水平導水溝 として使われる事が示されている 。
これは建設のクラシックなやり方の一つで重要な箇所、特に扉、窓の上、壁の一 番上部に水平にブロックを連結し構造の抵抗力を強化しようとする。
これらの図では同じものは同じ参照番号をつけられている。
各補強石積みブロックは連続底50とブロック全体を通り抜は外壁53と54、 底50と一体となっている内壁55と56をつくる垂直導水溝51と52を持つ 。
垂直導水溝の面51と52でブロックの外部の大きな面に最も近い面は隆起1と 2の内縁15−16の延長部分でつくられる。
前に述入た理由から、ブロックは中央縦走面PLに対し対称であるが、空洞18 −41に満足していられるのなら、導水溝51を設けるので十分である。という のは、この導水溝が構造物の下方へ排水をするためのものだからである。導水溝 52は無用であろう。
このように各ブロックは中央U字溝57と外壁53および54を有すとして分析 される。中央U字溝57と外壁53と54は垂直隔壁58と59により一体化さ れる。
垂直隔壁は隔壁58についてはそれぞれ外壁53と内壁55の間にひろがり、隔 壁S9については外壁54と内壁56の間にひろがる。これらの隔壁が垂直導水 溝 51と52を限定する。
これらの措置は標準ブロックについては図−11から13にあるごとく、底50 が水の流れを妨げる補強石積みブロックがあっても、壁の最上部から基礎まで連 続的に水の流れを保証することを目的とする。
それではこれから図−14から16で図式化されツクが設置される場合、これが 一番類繁なのであるが、も補強ブロックでも、により覆われる場合にでもこの説 この水は矢印F3に従って傾斜面25にそって流れ、垂直導水溝51の内側を構 成する急傾斜縁15に達する。水は従って、矢印F4通り補強石積みブロックの のっている標準ブロックの無限導水溝18に垂直に位置する導水溝51を通って 流れる。
水がこの導水溝18に達すると、既に説明したごとく、矢印F2(図−15)に 従って垂直穴5−6に流れ隔壁58と59の最上部は内壁55と56の上縁より 59の正面にはあっても、内壁55および56の上縁に達することができない。
U字溝57は鉄筋が入れられ壁S5の上縁の8および9の項目で示したように、 毛細管現象により進み続けることができる。
他のブロックが補強石積みブロックにの図−17を参照すると、当発明に則り、 標準ブロックが建設物の基礎に位置しているのが見え水が自動的に、壁を横切る ことなく、下の方へ排水流し込んで一般的には溝の底に設置し1次に標準ブ外の 地面Tに到達する。
これらの措置により、浸透した水は構造物このようにして殆ど資格をもたない労 働者を使用するだけで質の良くもっともひどい悪天候に討える構造物を建設する ことができる。
図 6 図 7 図11 図12 ・ 図14 図15 要 約 建設泪のブロックで、全体として平行六面体の形状を持ち、従って六つの面を持 ち、うち四面が垂直で、残り二面が水平である。またこのブロックはモルタルや 他の密着材を使用しない並列や積み重ねによる組み立ての際に数個のブロックを 互いに噛み合わせるための雄部分と雌部分を持ち、以下を特徴とする。
少なくとも2面(110と111)は垂直で、建造物の目に見える部分に使用さ れるが、この2面とも最終仕上げの外観を有し、表面のいかなるコーティングも 必要としない、少なくとも2つの垂直面(112−113)が雄部分(114− 115)と雌部分(116−117)を持ち、これら雌部分と雌部分は上記2面 (112−113)を相対するものとして、これら2面(112−113)を隔 てる距離の真ん中に想定された下層垂直軸(X)に対して極対称に記!される。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成4年6月29日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.建設用のブロックで、全体として平行六面体の形状を持ち、従って六つの面 を持ち、うち四面が垂直で、残り二面が水平である。またこのブロックはモルタ ルや他の接着材を使用しない並列や積み重ねによる組み立ての際に数個のブロッ クを互いに噛み合わせるための雄部分と雌部分を持つもの。その特徴は以下の通 りである。 −少なくとも二面(110−111、210−211、310311−340、 410−411−440、510−511)は垂直で、建造物の目に見える部分 に使用されるが、この二面とも最終仕上げの外観を有し、表面のいかなるコーテ ィングも必要としない。 −少なくとも二つの垂直面(112−113、212−213、313−341 、413−441、512−513)は雄部分(114−115、214−21 5、314−315、414−415、514−515)と雌部分(116−1 17、216−217、316−317、416−417、516−517)を 持ち、これら雄部分と雌部分は上記二面(112と113、212と213、3 13と341、413と441、512と513)を相対するものとして、これ ら二面(112と113、212と213、313と341、413と441、 512と513)を隔てる距離の真ん中に想定された仮想垂直軸(X)に対して 極対称に配置されている。 2.特許請求範囲1に基づくブロックで、ブロック(100、200、500) の実際に相対する二つの面(112と113、212と213、512と513 )が雄部分(114−115、214−215、514−515)と雌部分(1 16−117、216−217、516−517)を持ち、両部分ともブロック (100、200、500)の垂直幾何学軸に対し、上下に、極対称に配置され るという特徴を持つ。 3.特許請求範囲1に基づくブロックで、雄部分(314−315、414−4 15)と雌部分(316−317、416−417)が隣接する二面(313と 311、413と411)上に配置されるところにその特徴を持つもの。 4.特許請求範囲1に基づくブロックで、垂直面(313、413)の少なくと も一つが雄部分(314と315、414と415)を持ち、その最大突起部が 他の相対する二面(310と311、410と411)に対して垂直の同一仮想 平面(P2)上に並列されているところに特徴があるもの。 5.特許請求範囲4に基づくブロックで、相対する二面(112と113、21 2と213、512と513)が少なくとも二つの雄部分(114と115、2 14と215、514と515)を持ち、その最大突起部分が、二つの相対する 面(112、113、212、213、512と513)の雄部分の最大突起部 が他の相対する垂直面((110−111、210−211、510−511) に対して平行で垂直な二つの仮想平面(P1とP2)に位置するところにその特 徴があるもの。 6.特許請求範囲4に基づくブロックで、雄部分(314と315、414と4 15)を持つ面(313、413)に相対する面(340、440)が平坦であ り、他方の面(313、413)の最大突起部分の仮想平面(P2)に対して平 行であり、最終仕上げの外観を有するところにその特徴を持つもの。 7.特許請求範囲1に基づくブロックで、諸部分(114−115−116−1 17、214−215−216−217、314−315−316−317、4 14−415−416−417、514−515−516−517)を有する面 (112、113、212、213、313、341、413、441、512 と513)に垂直のブロック(100−200−300−400500)の仮想 中央平面から見て雄部分(114−115、214−215、314−315、 414−415、514−515)と雌部分(116−117、216−217 、316−317、416−417、516−517)が非対称であるところに その特徴を持つもの。 8.特許請求範囲7に基づくブロックで、雄部分(115−215−315−4 15−515)の一つがブロックの(100−200−300−400−500 )の垂直の縁(118−218−318−418−518)の一つに隣接し、雌 部分(116216−316−416−516)の一つがブロックの(100− 200−300−400−500)の他の垂直の縁(119219−319−4 19−519)の一つに隣接するところにその特徴を持つもの。 9.特許請求範囲1に基づくブロックで、その水平面が突起と溝を持ち、ブロッ クを互いに積み重ねた後に、それぞれが下部部分の上部と上部部分の下部に位置 する、向かいあう一対のくぼみ(41−18と42−19)により形成される連 続縦走空洞を少なくとも一つ作るところにその特徴を持つもの。 10.特許請求範囲9に基づくブロックで、連続縦走空洞(41−18)が建造 物のファサードを構成するブロックの表面により近いところに位置するところに その特徴を持つもの。 11.特許請求範囲9に基づくブロックで、ブロックの中央垂直平面(PL)に 対して対称形である二つの連続縦走空洞(4118と42−19)を持つところ にその特徴を持つもの。 12.特許請求範囲9に基づくブロックで、その頂端部がブロックの上面のくぼ み(18−19)の底(20−21)よりも上に位置する横断隔壁(7、8と9 )を持つところにその特徴を持つもの。 13.特許請求範囲9に基づくブロックで、少なくともその上面に一つの連続縦 走突起(1−2)または突起の根元(1−2)にある下面に一つの連続縦走受け 溝(3−4)を持ち、同一のブロックを積み重ねることにより、ブロックの一つ の下面の受け溝(3−4)が他のブロックの上面の突起(1−2)に重なり合う ようになるところにその特徴があるもの。連続縦走空洞(41−18/42−1 9)は噛み合った上記突起(1−2)と受け溝(3−4)の近くに外側から見て 、上記突起(1−2)および受け溝(3−4)よりもブロックのより内側に位置 する。 14.特許請求範囲13に基づくブロックで、上面の連続縦走突起が(1−2) がブロックの中央水平面(PL)に向かって斜めになる内縁(25−26)を持 つところにその特徴を持つもの。 15.特許請求範囲13に基づくブロックで、下面の連続縦走受け溝(3−4) がブロックの中央平面(PL)に向かって傾斜する面(35−36)を持つとこ ろにその特徴があるもの16.特許請求範囲14と15に基づくブロックで、内 縁(25−26)の傾斜が、ブロックの受け溝(3−4)が他のブロックの突起 (1−2)上に置かれる時に、縁と面が対面に位置しないために、表面(35− 36)のそれよりもより急であるところにその特徴を持つもの。 17.特許請求範囲14に基づくブロックで、連続縦走突起(1−2)の傾斜面 (35−36)が急傾斜縁(15−16)に接合するところにその特徴を持つも の。 18.特許請求範囲17に基づくブロックで、急傾斜縁(1516)が少なくと も一つの内部垂直リーマ(5−6)に沿う水平底(20−21)に接合するとこ ろにその特徴があるもの。 19.特許請求範囲18に基づくブロックで、各内部垂直リーマ(5−6)が水 平底(20−21)よりも高い横断隔壁(7−8−9)により区切られるところ にその特徴を持つもの。 20.特許請求範囲17に基づくブロックで、急傾斜縁(1516)がブロック の内部壁にまで伸びているところにその特徴を持つもの。 21.特許請求範囲9に基づくブロックで、連続底(50)を持ち、ブロックの 下面に至る垂直導水孔(51−52)を区切る、垂直隔壁(58−59)により 外部壁(53−54)の少なくとも一つにつながる中央U字溝(57)を持つこ とをその特徴とするもの。 22.特許請求範囲21に基づくブロックで、U字溝(57)が、垂直導水孔( 51−52)を限定する、垂直隔壁(58−59)よりも高い縦走隔壁(55− 56)により区切られているところにその特徴を持つもの。 23.特許請求範囲15に基づくブロックで、受け溝(3−4)の傾斜面(35 −36)がほんの少しあるいはほとんど傾斜していない壁(43−44)に接合 し、その壁自体もより傾斜の急なまたは垂直の壁(45−46)に接合しており 、またこれら二つの壁(43−44と45−46)が連続縦走空洞の上部のくぼ みをなすところのカスプ(41−42)を形成するところにその特徴を持つもの 。 24.特許請求範囲9に基づくブロックで、中央縦走平面(PL)に対して、対 称形であるため、水平面がブロックを積み重ねた後、それぞれが下部部分の上面 と上部部分の下面にある相対する一対のくぼみ(18−41と19−42)によ りそれぞれ形成される二つの連続縦走空洞を構成する突起とくぼみを持つことを その特徴とするもの。 25.上記特許請求範囲のいずれかに基づくブロックにより作られた建造物で、 最も低部にあるブロックを受けるためのエプロン(60)を少なくとも一つ有す るところにその特徴を持つもの。このエプロン(60)は建造物の外部側面より 、エプロン(60)の外に至る横断導水孔(62)と連絡する縦走導水孔(61 )を少なくとも一つ有する。
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