JP3075933U - 電波感知器 - Google Patents

電波感知器

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JP3075933U
JP3075933U JP2000006221U JP2000006221U JP3075933U JP 3075933 U JP3075933 U JP 3075933U JP 2000006221 U JP2000006221 U JP 2000006221U JP 2000006221 U JP2000006221 U JP 2000006221U JP 3075933 U JP3075933 U JP 3075933U
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田 能 充 須
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須田 能充
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光表示部の発光色の変化により、素人で
も、確実かつ日常的に、盗聴・盗撮などのチェックが実
施できる電波感知器を提供する。 【解決手段】 電源電池と、差動増幅回路と、前記電源
電池の+−端子を前記差動増幅回路の入力端子およびバ
イアス端子に接続するスイッチ回路手段と、アンテナか
らの交流信号の各+−成分を前記差動増幅回路の入力端
子に供給するための交流直流変換用ダイオードと、前記
発光表示部の発光源としての緑色発光ダイオードと赤色
発光ダイオードとを具備して、検出信号の強さで、発光
表示部の発光色を変化するようにしたことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、主として、盗聴・盗撮用機器で発する微弱電流を検出するための電 波感知器に関し、特に、ボールペンなどの筆記具に付帯した電波感知器に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、盗聴・盗撮用機器で発する微弱電流を検出するには、専門の機器が必 要であり、日常生活で、当人の生活圏における盗聴・盗撮を気軽にチェックでき ないため、この盗聴・盗撮に係わる事件が後を絶たず、好ましくない風潮が蔓延 る結果となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に基づいてなされたもので、常時携帯するボールペンなど の筆記具に付帯して、日常的に、盗聴・盗撮などのチェックが気軽に実施できる ようにした電波感知器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の電波感知器では、アンテナから取り込んだ電波を電波検知 回路で検出する電波感知器において、前記電波検知回路で検出した検出信号の強 さで、発光表示部の発光色を変化するようにした電波感知手段を装備しており、 前記電波感知手段は、電源電池と、差動増幅回路と、前記電源電池の+−端子を 前記差動増幅回路の入力端子およびバイアス端子に接続するスイッチ回路手段と 、アンテナからの交流信号の各+−成分を前記差動増幅回路の入力端子に供給す るための交流直流変換用ダイオードと、前記発光表示部の発光源としての緑色発 光ダイオードと赤色発光ダイオードとを具備しており、前記赤色発光ダイオード は、前記差動増幅回路の出力端子に接続され、また、少なくとも、前記緑色発光 ダイオードは、前記出力端子からの出力信号レベルによってオン・オフ動作する スイッチ素子で、付勢あるいは消勢されることを特徴とする。
【0005】 この場合、本考案の実施の形態として、前記電波感知手段は、筆記具の頂部あ るいはキャップに装備され、スイッチ回路手段のオン状態で、前記出力端子から の出力信号レベルに応じて、前記発光表示部における発光ダイオードの何れかあ るいは両方を点灯する構成であることは、有効である。
【0006】 また、前記差動増幅回路は、各発光ダイオードに対応して2個用意されており 、入力信号は、逆相で、それぞれの差動増幅回路に入力され、また、各差動増幅 回路の出力端子は各発光ダイオードに接続されていることを特徴とする。
【0007】 このように、常時携帯される筆記具などに電波感知器を付帯させることで、そ の電波感知器における発光表示部の発光色の変化により、素人でも、確実かつ日 常的に、盗聴・盗撮などのチェックが実施できるという実用上の効果が得られる 。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0009】 (第1の実施の形態) 本考案の電波感知器は、図1に示すように、ボールペンなどの筆記具Aの頂部 あるいはキャップに装備されるもので、その電気的な構成は、例えば、図2に示 されるものである。即ち、アンテナ1から取り込んだ電波を電波検知回路で検出 する、本発明の電波感知器は、前記電波検知回路で検出した検出信号の強さで、 発光表示部2の発光色を変化するようにした電波感知手段を装備している。
【0010】 この電波感知手段は、電源電池3と、差動増幅回路4と、電源電池3の+−端 子3a、3bを差動増幅回路4の入力端子4a、4bおよびバイアス端子4c、 4dに接続するスイッチ回路手段5と、アンテナ1からの交流信号の各+−成分 を差動増幅回路4の入力端子4a、4bに供給するための交流直流変換用ダイオ ード6a、6bと、発光表示部2の発光源としての緑色発光ダイオード2aと赤 色発光ダイオード2bとを具備している。
【0011】 そして、赤色発光ダイオード2bは、差動増幅回路4の出力端子4eに接続さ れ、また、緑色発光ダイオード2aは、出力端子4eからの出力信号レベルによ ってオン・オフ動作するスイッチ素子(半導体スイッチ素子)7で、付勢あるい は消勢される。
【0012】 なお、筆記具Aの頂部(あるいはキャップ)には、透明カバーBが装着してあ り、その中に前述の発光ダイオード2a、2bが装備してあって、発光表示部2 を構成している。また、その筆記具Aの側部には、スイッチ回路手段5のオン・ オフ操作ボタン5aが装備されている。
【0013】 このような構成では、必要に応じて、スイッチ回路手段5をオン状態にすると 、アンテナ1から取り込んだ電波が非常に微弱であれば、スイッチ素子7はオン 状態を保持し、電源電池3からの電流で、緑色発光ダイオード2aが付勢され、 発光するが、赤色発光ダイオード2bは出力端子4eからの信号レベルが低いの で、殆ど発光することなく、発光表示部2は、緑色に発光する。
【0014】 また、アンテナ1からの電波が次第に強くなると、出力端子4eからの信号レ ベルも上昇し、赤色発光ダイオード2bの発光量も増するので、この赤色と緑色 発光ダイオード2aの緑色とが併合して、発光表示部2がオレンジ色に、更には 、赤色側に変化する。
【0015】 出力端子4eからの出力レベルが一定値を越えると、スイッチ素子7がオフ状 態となり、緑色発光ダイオード2aが消勢され、赤色発光ダイオード2bのみが 発光することとなるので、発光表示部2が赤色発光する。
【0016】 このようにして、盗聴器・盗撮器などから発生する微弱電流を検出することが できる。特に、色分けで、素人でも判断できる点に、日常性があり、便利である 。なお、この電波感知器は、電子レンジを使用するなど、日常生活で発生する電 波にも反応するが、誤判断の畏れはない。即ち、電波のないところで、赤色発光 があれば、盗聴・盗撮の存在を認知できるからである。
【0017】 ボールペンなどの筆記具として、この電波感知器が付帯する筆記具Aを、その 本来の目的で使用する際、あるいは、電波検出をしない時には、当然、スイッチ 回路手段5をオフ状態とする。
【0018】 (第2の実施の形態) この実施の形態の特徴は、発光表示部2の発光が、緑色から赤色に明確に切り 替わる点である。このために、第1の実施の形態において採用された電波感知手 段の構成の一部が変更されている。この相違は図3に示されるように、差動増幅 回路4の出力端子4eと赤色発光ダイオード2bとの間にもスイッチ素子8が設 けられ、スイッチ素子7とは逆にオン・オフ状態を切り替える構成になっている ことである。
【0019】 このような構成では、必要に応じて、スイッチ回路手段5をオン状態にすると 、アンテナ1から取り込んだ電波が非常に微弱であれば、スイッチ素子7はオン 状態を保持し、電源電池3からの電流で、緑色発光ダイオード2aが付勢され、 発光するが、赤色発光ダイオード2bは出力端子4eからの信号レベルが低いの で、スイッチ素子8がオフ状態なので、発光しない。従って、発光表示部2は緑 色に発光する。
【0020】 また、出力端子4eからの出力レベルが一定値を越えると、スイッチ素子7が オフ状態となり、緑色発光ダイオード2aが消勢され、一方、スイッチ素子8が オン状態となり、赤色発光ダイオード2bが発光することとなるので、発光表示 部2が赤色に発光する。
【0021】 なお、この実施の形態では、スイッチ素子7、8を別々に設けたが、所謂、切 換スイッチの構成を採用して、両発光ダイオード2a、2bのスイッチ手段とし て、共用するようにしても良い。
【0022】 従って、この実施の形態でも、第1の実施の形態と同様に、盗聴器・盗撮器な どから発生する微弱電流を検出することができる。特に、色分けで、素人でも判 断できる点に、日常性があり、便利である。
【0023】 (第3の実施の形態) この実施の形態は、図4に示すように、緑色発光ダイオード2bを附勢する差 動増幅回路4と、赤色発光ダイオード2aを附勢する差動増幅回路4′とを使用 する構造に特徴がある。ここでは、電源スイッチ5がオンの状態で、アンテナか らの入力信号は、ダイオード6a,6bを経由して、両差動増幅回路の入力端子 4a,4bへ、+−が逆相で伝達されるから、緑色発光ダイオード2bが発光す る時に赤色発光ダイオード2aは発光せず、また、盗聴器、盗撮器等から発生す る電流を検出すると、赤色ダイオード2aが発光し、緑色発光ダイオード2bが 消えることになる。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したようになり、常時携帯される筆記具などに電波感知器 を付帯させることで、その電波感知器における発光表示部の発光色の変化により 、素人でも、確実かつ日常的に、盗聴・盗撮などのチェックが実施できるという 実用上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる第1の実施の形態を示す外観斜
視図である。
【図2】同じく、回路構成図である。
【図3】本考案に係わる第2の実施の形態を示す回路構
成図である。
【図4】本考案に係わる第3の実施の形態を示す回路構
成図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 発光表示部 2a 緑色発光ダイオード 2b 赤色発光ダイオード 3 電源電池 4、4′ 差動増幅回路 4a、4b 入力端子 4c、4d バイアス端子 4e 出力端子 5 スイッチ回路手段 5a 操作ボタン 6a、6b ダイオード 7、8 スイッチ素子

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナから取り込んだ電波を電波検知
    回路で検出する電波感知器において、前記電波検知回路
    で検出した検出信号の強さで、発光表示部の発光色を変
    化するようにした電波感知手段を装備しており、前記電
    波感知手段は、電源電池と、差動増幅回路と、前記電源
    電池の+−端子を前記差動増幅回路の入力端子およびバ
    イアス端子に接続するスイッチ回路手段と、アンテナか
    らの交流信号の各+−成分を前記差動増幅回路の入力端
    子に供給するための交流直流変換用ダイオードと、前記
    発光表示部の発光源としての緑色発光ダイオードと赤色
    発光ダイオードとを具備しており、前記赤色発光ダイオ
    ードは、前記差動増幅回路の出力端子に接続され、ま
    た、少なくとも、前記緑色発光ダイオードは、前記出力
    端子からの出力信号レベルによってオン・オフ動作する
    スイッチ素子で、付勢あるいは消勢されることを特徴と
    する電波感知器。
  2. 【請求項2】 前記差動増幅回路は、各発光ダイオード
    に対応して2個用意されており、入力信号は、逆相で、
    それぞれの差動増幅回路に入力され、また、各差動増幅
    回路の出力端子は各発光ダイオードに接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電波感知器。
  3. 【請求項3】 前記電波感知手段は、筆記具の頂部ある
    いはキャップに装備され、スイッチ回路手段のオン状態
    で、前記出力端子からの出力信号レベルに応じて、前記
    発光表示部における発光ダイオードの何れかあるいは両
    方を点灯することを特徴とする請求項1または2に記載
    の電波感知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017187375A (ja) * 2016-04-05 2017-10-12 国立研究開発法人情報通信研究機構 検知出力装置及び可視化装置

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