JP3075492B2 - 遊技機械扉の蝶番機構 - Google Patents

遊技機械扉の蝶番機構

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JP3075492B2
JP3075492B2 JP04057558A JP5755892A JP3075492B2 JP 3075492 B2 JP3075492 B2 JP 3075492B2 JP 04057558 A JP04057558 A JP 04057558A JP 5755892 A JP5755892 A JP 5755892A JP 3075492 B2 JP3075492 B2 JP 3075492B2
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清美 岩井
昭彦 金築
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CLIMB CO., LTD.
Ace Denken KK
Daito Manufacturing Co Ltd
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CLIMB CO., LTD.
Ace Denken KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、スロット
マシン機、雀球機等の遊技機械器具の表示部等の正面に
取り付けられる窓扉における開閉機構の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来技術】従来の遊技機械器具の正面部に取り付けら
れる窓扉は、通常の蝶番を遊技機の枠体と窓扉間に装着
し、開放できるように構成されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の開放方式の場合には、あけた扉の枠が隣接する遊
技機の扉に当接してしまい、同じに他の遊技機の扉を開
けたり、締めたりすることができないといった不都合が
ある。そのため、遊技場では設置する際に遊技機装置間
に所定の距離を設け、一方の扉をあけても他方の装置の
扉の開閉に邪魔とならないようにしていた。しかし、遊
技機間に所定の間隔をとる必要があるために遊技場スペ
ース内に設置できる遊技機の台数を減らす要因となって
いた。そこで本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みなさ
れたもので、遊技場のスペースを有効に利用することが
できると共に、接近して遊技機を設置しても扉の開放で
邪魔とならないような遊技機扉の蝶番機構を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 すなわち本発明は、遊
技機械に装着される扉を取り付けるための蝶番におい
て、遊技機械枠体のコーナー上下にそれぞれ軸着された
回動杆と、該回動杆の先端及び中間付近にそれぞれ先端
部が軸着された略同一長さからなる2枚のリンクと、該
2枚のリンクの他端を2ヵ所で軸着する金具と、該金具
に装着される扉枠とからなり、前記回動杆の中間付近に
軸着されたリンクに前記枠体に軸着されたロッドの先端
部を軸着したものからなり、ロッドの軸間距離とリンク
のロッド及び回動杆との軸間距離の和が、回動杆の軸間
距離より短めに設定され、扉枠を閉じたときに前記回動
杆が枠体と平行若しくはより前方に傾いた位置にあるこ
とを特徴とする遊技機械扉の蝶番機構により本目的を達
成する。リンクの一端を長手方向に略90゜折り曲げる
か又は長手方向の縁部にリブを形成すると良い。
【0005】
【作 用】本発明にかかる蝶番機構では、回動杆及びロ
ッドと、回動杆に軸着された2つのリンクとからなるリ
ンク機構により蝶番が形成されている。そして扉を閉じ
ているときに回動杆とロッド及びリンク同士をほぼ平行
となるように設置したときには、回動杆及びロッドに接
続されたリンクと金具との接続軸を結んだ線が装置正面
に対して平行に位置するように作動する。また回動杆の
回転に伴いロッドと接続されたリンクがその動きを制御
し、その結果金具を介して接続された他のリンクも動き
が制御され、回動杆のある回転角において金具の軸間を
結んだ線が装置正面に対して垂直に位置することにな
り、該金具に装着された扉の面も隣接する遊技機の扉の
開閉に邪魔にならない程度に装置正面に対して垂直に位
置することになる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に示された実施例に従っ
て詳細に説明する。図1は本発明にかかる蝶番機構の扉
を締めた状態の平面図であり、遊技機の装置枠体1の本
実施例にかかるリンク機構からなる蝶番Aを介して扉2
が取付けられている。このリンク機構Aは、枠体1の端
部より若干中央よりに設置された長方形の金属台3のコ
ーナーのところ11に軸着された長めで若干くの字状に湾
曲した回動杆5と、コーナーの点10に軸着された前記回
動杆5より短めのロッド4と、該回動杆5の中央部12と
先端部13にそれぞれ軸着されたほぼ同一の長さからなる
リンク6、7とからなり、リンク6、7の先端部は前記
扉2に装着された支持金具8に点14、15において軸着さ
れており、リンク6とロッド4の先端部とは、回動杆5
の軸着部12と近接する所定の位置16に軸着されている。
又、軸着点11、12、13は同一直線上に位置するようにな
っている。
【0007】尚、9は台3とロッド4、回動杆5の軸着
部10、11を覆うL字状プレートである。遊技機枠体1の
端部からL字状プレート9の切欠き部までの距離dと、
扉2の端部から支持金具8とリンク6の軸着部までの距
離dとがほぼ同じ長さとなるように構成され、さらに切
欠きまでの長さは扉の厚みDより長くなるように構成さ
れている。尚、本実施例では回動杆5を枠体1側へ回転
させた時にリンク機構の作用により、リンク6、7及び
ロッド4が金属台3のスペースに収まり、支持金具8の
扉との当接面が枠体1の外周面と接触し、逆に回動杆5
を外側に回転させた時にリンク機構の作用により支持金
具8の扉との当接面が枠体1の正面に対して垂直に位置
するようにロッド4、回動杆5及びリンク6、7の長さ
及びリンクの軸着位置に工夫を凝らしている。また各リ
ンクの長手方向端部は、略90°折り曲げられているか、
リンクに垂直にリブ6a、7aが形成されている。リブ6a、
7aを設けることにより、リンクの強度は強いものとな
る。
【0008】次に回動杆及びリンクの軸着位置の決定に
ついては、下記に示す順序に従って行う。 (1)ロッド4、回動杆5の軸着位置10,11を決め、さ
らにロッド4、回動杆5が回転することにより支持金具
8の位置が、枠体1の正面に対して垂直又は水平となる
基準線a,b及び支持金具が水平となる際の回動杆5の
方向(11−11’)を決める(回動杆5が多少回転した位
置)。 (2)次に支持金具8のリンク6、7との軸着位置14、
15を決め、各軸着位置14、15から等距離で線11−11’と
交差する点12、13(リンクの長さm)を決定する。この
結果点12・13間の距離は点14・15間の距離よりも長くな
るように設定することになる。これは、線12・13と線14
・15とを平行とするためには回動杆5が枠体1の正面に
対して平行となることが必要であり、リンク、回動杆に
厚みがあることを考慮すれば不可能である。 (3)さらに線b上を金具8スライドさせ、点14、15か
ら距離mで回転する回動杆5の軸着位置12、13と交差す
る位置を定める。 (4)そして最後に点10から等距離m'で、線14−12及
び線14'−12'と交差すると共に各交差した2つの点と点
12又は点12’まで距離が等しくなる点16、16’を求め
る。
【0009】以上述べた構成において、本発明にかかる
蝶番機構では、扉を閉じた時には、扉を支持する支持金
具8が、装置枠体正面と平行に位置し、また扉を開放し
たときにはロッド4、回動杆5及びリンク6、7からな
るリンク機構の作用により所定の位置において扉2面が
装置の正面に対して垂直に位置すると共に、扉2を開放
しても装置の側面よりもはみ出さないようにすることが
できる。
【0010】
【効果】以上述べたように本発明にかかる蝶番機構は、
従来の蝶番方式であると扉を開放した時に隣接する装置
の扉の開放に支障となっていたが、装置正面の前方の範
囲内で開放することができる。従って装置を近接させて
設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる蝶番を閉じた状態を示す平面
図である。
【図2】 扉を開放した状態を示す平面図である。
【図3】 本発明にかかる蝶番機構の動きを示す拡大平
面図である。
【図4】 図3のA−A断面図である。
【図5】 リンク機構における回動杆、リンクの軸着位
置の決定する際の第1段階を示す平面図である。
【図6】 リンク機構における回動杆、リンクの軸着位
置の決定する際の第2段階を示す平面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 扉 3 金属台 4 ロッド 5 回動杆 6、7 リンク 8 支持金具
フロントページの続き (72)発明者 金築 昭彦 東京都台東区元浅草3丁目14番12号株式 会社パトス内 (56)参考文献 実開 昭52−77376(JP,U) 実開 平3−13191(JP,U) 実公 昭52−36124(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 E05D 1/00 - 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機械に装着される扉を取り付けるた
    めの蝶番において、遊技機械枠体のコーナー上下にそれ
    ぞれ軸着された回動杆と、該回動杆の先端及び中間付近
    にそれぞれ先端部が軸着された略同一長さからなる2枚
    のリンクと、該2枚のリンクの他端を2ヵ所で軸着する
    金具と、該金具に装着される扉枠とからなり、前記回動
    杆の中間付近に軸着されたリンクに前記枠体に軸着され
    たロッドの先端部を軸着したものからなり、ロッドの軸
    間距離とリンクのロッド及び回動杆との軸間距離の和
    が、回動杆の軸間距離より短めに設定され、扉枠を閉じ
    たときに前記回動杆が枠体と平行若しくはより前方に傾
    いた位置にあることを特徴とする遊技機械扉の蝶番機
    構。
  2. 【請求項2】 回動杆が枠体前方へ向かって略くの字状
    に折り曲げられており、扉枠を最大開放したときに前記
    金具のリンク軸を結んだ線が枠体に対して垂直に位置す
    るようにロッドの長さ及び軸着位置を特定したことを特
    徴とする請求項1記載の遊技機械扉の蝶番機構。
JP04057558A 1992-02-10 1992-02-10 遊技機械扉の蝶番機構 Expired - Fee Related JP3075492B2 (ja)

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