JP3075468U - 長さ調節を可能にした装身具 - Google Patents

長さ調節を可能にした装身具

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JP3075468U
JP3075468U JP2000005669U JP2000005669U JP3075468U JP 3075468 U JP3075468 U JP 3075468U JP 2000005669 U JP2000005669 U JP 2000005669U JP 2000005669 U JP2000005669 U JP 2000005669U JP 3075468 U JP3075468 U JP 3075468U
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ball
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守弘 長堀
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株式会社ナガホリ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装身具の長さ調節に伴って飾り玉の位置を自
由に調節可能とした装身具を提供すること。 【解決手段】 一端に穴あきプレート3が取付けられ、
他端に引き輪4が取付けられると共に、引き輪4側から
所定の位置に調節環2cが設けられたボールチェーン2
と、前記ボールチェーン2が挿通される割りピン5aを
有し、前記割りピン5aが挿通される球体5bからなる
複数の飾り玉5,5…とから構成され、前記飾り玉5,
5…は、割りピン5aの内径を前記ボールチェーン2の
ボール径よりも小さく設定することにより前記ボールチ
ェーン2と割りピン5aとの摩擦によって固定されるよ
うに形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、長さ調節を可能にした装身具に関し、詳しくは、装身具の長さ調節 に伴って複数の飾り玉の位置を自由に調節可能とした装身具に関するものである
【0002】
【従来の技術】
ネックレス、ブレスレット等の装身具は、通常、購買率の高い購入者層の標準 的な体型を基準に、例えばネックレスであればチェーンの長さ40cmを基準と して2cmづつ長短異なる長さ、・・・38cm、40cm、42cm・・・と して製作され、販売されている。このため、購入者は、自分の体型に合った長さ の装身具を選択して購入することとなる。
【0003】 しかし、装身具は日々着用する服装の変化に応じて長さ調節をする場合があり 、装身具の長さが一定であっては、日々着用する服装の変化に対応させることが できなかいという問題が生じた。 また、装身具は一般に高価なものであり、一生涯使用される場合もあるため、 この間に装着者が痩せたり、太ったりという体型に変化が生じた場合、装身具の 長さが合わなくなってしまい、装着できなくなるといった問題も生じた。
【0004】 このため、今日においては、図11及び図12に示すような長さ調節を可能と した装身具が用いられている。 図11は従来の長さ調節を可能にした装身具を示した図であり、図12は図1 1に示す装身具の長さ調節時を示した図である。 図11及び図12に示すように、10はネックレス等の装身具を示し、この装 身具10は引き輪式止め具を用いたものである。 詳しくは、チェーン11の両端に連結環11a、11bを介して引き輪12と 穴あきプレート13とが取付けられ、チェーン11の引き輪12側から所定の位 置に調節環14を設けて構成されたものである。
【0005】 このような構成からなる装身具10は、図11に示すように、引き輪12の引 きピン12aを引き、引き軸12bを移動させ、開閉部分を開いて穴あきプレー ト13の穴に引き輪12を挿入し、引きピン12aを戻すことにより装身具10 が環状となり装着が可能となる。 また、装身具の長さ調節を行う場合には、図12に示すように、穴あきプレー ト13の穴と調節環14に引き輪12を挿入することにより、装身具10の長さ を穴あきプレート13から調節環14までの長さに短縮することにより、装身具 10の長さ調節を可能としている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した長さ調節を可能にした装身具を用いて長さ調節を行っ た場合であっても、チェーン部分に複数の飾り玉が設けられていると、装身具の 長さ調節に伴って飾り玉の位置が微妙にずれてしまうという技術的な課題があっ た。
【0007】 そこで、本考案は、装身具の長さ調節に伴って飾り玉の位置を自由に調節可能 とした装身具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本考案は、一端に穴あきプレート3が取付 けられ、他端に引き輪4が取付けられると共に、引き輪4側から所定の位置に調 節環2cが設けられたボールチェーン2と、前記ボールチェーン2が挿通される 割りピン5aを有し、前記割りピン5aが挿通される球体5bからなる複数の飾 り玉5,5…とから構成され、前記飾り玉5,5…は、割りピン5aの内径を前 記ボールチェーン2のボール径よりも小さく設定することにより前記ボールチェ ーン2と割りピン5aとの摩擦によって固定されるように形成したことを特徴と する。また、前記ボールチェーン2のボール部分及び飾り玉5,5…を構成する 球体5bの形状が、装飾効果を有する多面球体であってもよい。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる長さ調節を可能とした装身具の実施形態について図1乃 至図6に基づいて説明する。 ここで、図1は本考案にかかる長さ調節を可能にした装身具を示す図、図2は 図1に示す装身具を環状にした状態を示す図、図3は図1に示す装身具の長さ調 節時を示した図、図4は図1に示す装身具の一部分を拡大した断面図、図5は図 4のA−A断面図、図6は飾り玉の端面図を示している。
【0010】 図において、符号1はネックレス等の装身具を示している。この装身具1は、 所定長さのボールチェーン2の一端に連結環2aを介して穴あきプレート3が取 付けられ、他端に連結環2bを介して引き輪4が取付けられている。また、引き 輪4側から所定の位置に調節環2cが設けられている。さらに、ボールチェーン 2には、後述する複数の飾り玉5、5…が装飾効果のために設けられている。
【0011】 前記飾り玉5、5…は、図4乃至図6に示すように、ボールチェーン2が挿通 される割りピン5aと、この割りピン5aの拡開、縮小が行えると共に、割りピ ン5aが外れることがないように取付けられた中空の球体5bとにより構成され ている。
【0012】 なお、後述する理由により、割りピン5aの内径は、ボールチェーン2のボー ル径よりも僅かに小さく設定されている。また、割りピン5aは、後述する理由 により、図面視上、その下部の両端部分のみで球体5bに取付けられると共に、 その上部に設ける開口溝によって内径が伸縮可能に構成されている。
【0013】 次に、本考案にかかる長さ調節を可能とした装身具を使用した場合について説 明する。 まず、引き輪4の引きピン4aを引き、引き軸4bを移動させ、開閉部分を開 いて穴あきプレート3の穴に引き輪4を挿入し、引きピン4aを戻すことにより 装身具1が環状となり装着が可能となる。
【0014】 そして、装身具の長さ調節を行う場合には、図3に示すように、穴あきプレー ト3の穴と調節環2cに引き輪4を挿入することにより、装身具1の長さを穴あ きプレート3から調節環2cまでの長さに短縮することにより、装身具1の長さ 調節が可能となる。これにより、装着者の服装や体型に合わせて装身具1の長さ を調節して装着することができる。
【0015】 ここで、上述したように、割りピン5aの内径は、ボールチェーン2のボール 径よりも僅かに小さく設定されている。また、割りピン5aは、図面視上、その 下部の両端部分のみで球体5bに取付けられると共に、その上部に設ける開口溝 によって内径が伸縮可能に構成されている。
【0016】 これは、飾り玉5,5…に対して一定以上の力を加えてボールチェーン2を任 意の位置まで摺動させ、また、飾り玉5,5…をボールチェーン2上に摩擦力に よって固定するためである。 このような構成を採用することにより、飾り玉5,5…の位置を装身具1の長 さ調節に伴って自由に調整することができる。
【0017】 なお、飾り玉5,5…に対してボールチェーン2を摺動させるための一定以上 の力は、割りピン5aの内径とボールチェーン2のボール径との関係によって定 まる。すなわち、割りピン5aの内径がボールチェーン2のボール径より小さく なるにつれて、飾り玉5,5…を摺動させるための力も大きくなる。
【0018】 次に、図7乃至図10に基づいて、本考案の他の実施形態について説明する。 ここで、図7は本考案にかかる他の実施形態を示す図、図8は図7の一部分を 拡大した断面図、図9は飾り玉の斜視図、図10は飾り玉の通視図を示している 本考案の他の実施形態としては、上述した実施形態の割りピン5aが挿通され る中空の球体5bの表面形状を単なる球面とせず、多面球体としたものである。 このような構成を採用することにより、装飾効果を向上させることができる。
【0019】 また、ボールチェーン2の各ボールについても、その表面形状を多面球体とす ることにより、装飾効果を向上させることができる。 なお、これら以外の構成は、上記実施形態と同様であるため、詳細な説明は省 略する。
【0020】
【考案の効果】
本考案にかかる長さ調節を可能とした装身具は、一端に穴あきプレートが取付 けられ、他端に引き輪が取付けられると共に、引き輪側から所定の位置に調節環 が設けられたボールチェーンと、前記ボールチェーン2が挿通される割りピンを 有し、前記割りピンが挿通される球体からなる複数の飾り玉とから構成され、前 記飾り玉は、割りピンの内径を前記ボールチェーンのボール径よりも小さく設定 することにより前記ボールチェーンと割りピンとの摩擦によって固定され、一定 以上の力を加えると前記ボールチェーン上を摺動するため、装身具の長さを調節 に伴って、飾り玉の位置を調整することができる。 また、ボールチェーンのボール部分及び飾り玉を構成する球体の形状を多面球 体とすることにより、装飾効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案にかかる長さ調節可能な装身具
を示す図である。
【図2】図2は、図1に示す装身具を環状にした状態を
示す図である。
【図3】図3は、図1に示す装身具の長さ調節時を示し
た図ある。
【図4】図4は、図1に示す装身具の一部分を拡大した
断面図である。
【図5】図5は、図4のA−A断面図である。
【図6】図6は、飾り玉の端面図である。
【図7】図7は、図7は本考案にかかる他の実施形態を
示す図である。
【図8】図8は、図7に示す装身具の一部分を拡大した
断面図である。
【図9】図9は、飾り玉の斜視図である。
【図10】図10は、飾り玉の通視図である。
【図11】図11は、従来の長さ調節可能な装身具を示
す図である。
【図12】図12は、従来の長さ調節可能な装身具の使
用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 装身具 2 ボールチェーン 2a 連結環 2b 連結環 2c 調節環 3 穴あきプレート 4 引き輪 4a 引きピン 4b 引き軸 5 飾り玉 5a 割りピン 5b 球体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に穴あきプレート3が取付けられ、
    他端に引き輪4が取付けられると共に、引き輪4側から
    所定の位置に調節環2cが設けられたボールチェーン2
    と、前記ボールチェーン2が挿通される割りピン5aを
    有し、前記割りピン5aが挿通される球体5bからなる
    複数の飾り玉5,5…とから構成され前記飾り玉5,5
    …は、割りピン5aの内径を前記ボールチェーン2のボ
    ール径よりも小さく設定することにより前記ボールチェ
    ーン2と割りピン5aとの摩擦によって固定されるよう
    に形成したことを特徴とする長さ調節を可能にした装身
    具。
  2. 【請求項2】 前記飾り玉5,5…を構成する球体5b
    の形状が、装飾効果を有する多面球体である請求項1記
    載の長さ調節を可能とした装身具。
  3. 【請求項3】 前記ボールチェーン2のボール部分の形
    状が、装飾効果を有する多面球体である請求項1記載の
    長さ調節を可能とした装身具。
JP2000005669U 2000-08-08 2000-08-08 長さ調節を可能にした装身具 Expired - Lifetime JP3075468U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046383A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Nagahori Corp 宝飾品及び紐状部材と装飾体よりなる宝飾品の装飾体

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