JP3075338B2 - 透視材装飾方法 - Google Patents
透視材装飾方法Info
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- JP3075338B2 JP3075338B2 JP07329895A JP32989595A JP3075338B2 JP 3075338 B2 JP3075338 B2 JP 3075338B2 JP 07329895 A JP07329895 A JP 07329895A JP 32989595 A JP32989595 A JP 32989595A JP 3075338 B2 JP3075338 B2 JP 3075338B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透視材装飾方法、よ
り詳細には、透明ないし半透明であって透視可能なガラ
ス、プラスチック、フィルム等の素材に装飾を施すため
の方法に関するものである。
り詳細には、透明ないし半透明であって透視可能なガラ
ス、プラスチック、フィルム等の素材に装飾を施すため
の方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】美容院、洋装店、レストラン等の店舗の
内装ないし外装を初め、一般家庭においても、ガラス等
の透視材が多く採り入れられている。それらの透視材に
は、装飾のために絵や図形、文字等の図柄が印刷された
り、刻設されたりすることが少なくない。
内装ないし外装を初め、一般家庭においても、ガラス等
の透視材が多く採り入れられている。それらの透視材に
は、装飾のために絵や図形、文字等の図柄が印刷された
り、刻設されたりすることが少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記従来の装
飾方法の場合は、一面から見ることのみを予定している
ので、他面側から見るには甚だ適さないものとなり、従
って利用範囲も限定される。また、図柄によっては、室
内の明るさと拡がりとが失われることがあり、その場合
は透視材の特性を生かすことができない。
飾方法の場合は、一面から見ることのみを予定している
ので、他面側から見るには甚だ適さないものとなり、従
って利用範囲も限定される。また、図柄によっては、室
内の明るさと拡がりとが失われることがあり、その場合
は透視材の特性を生かすことができない。
【0004】そこで本発明は、透視材につき、その透視
可能という機能性を生かしつつ、室内の明るさと拡がり
を損なうこともなく、且つ、表裏いずれの面から見るの
にも適した従来にない装飾を簡単に施すことができ、以
て透視材の利用範囲、利用価値を高め得る透視材装飾方
法を提供することを課題とするものである。
可能という機能性を生かしつつ、室内の明るさと拡がり
を損なうこともなく、且つ、表裏いずれの面から見るの
にも適した従来にない装飾を簡単に施すことができ、以
て透視材の利用範囲、利用価値を高め得る透視材装飾方
法を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、装飾を施すべ
きガラス、プラスチック、フィルム等の透視材の一面
に、縦、横、斜め等適宜方向に剥離可能なテ−プを隙間
なく且つ重なり合わないように貼り付ける工程、前記テ
−プを1列置きに剥離する工程、前記テ−プ貼着面に図
柄を、当該面と反対側の面から見るに適した態様で表現
する工程、前記テ−プ貼着面全面に銀、グレ−等の着色
を施す工程、前記着色層上に当該面から見るに適した態
様で図柄を表現する工程、及び、残りのテ−プを剥離す
る工程から成ることを特徴とする透視材装飾方法、を以
て上記課題を解決した。
きガラス、プラスチック、フィルム等の透視材の一面
に、縦、横、斜め等適宜方向に剥離可能なテ−プを隙間
なく且つ重なり合わないように貼り付ける工程、前記テ
−プを1列置きに剥離する工程、前記テ−プ貼着面に図
柄を、当該面と反対側の面から見るに適した態様で表現
する工程、前記テ−プ貼着面全面に銀、グレ−等の着色
を施す工程、前記着色層上に当該面から見るに適した態
様で図柄を表現する工程、及び、残りのテ−プを剥離す
る工程から成ることを特徴とする透視材装飾方法、を以
て上記課題を解決した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る方法を添付図面を参
照しつつ工程順に説明する。 (1)剥離テ−プ貼付工程(図1(A)) 装飾を施すべきガラス、プラスチック、フィルム等の透
視材1の一面(以下「A面」という)に、透視材1に対
して剥離可能なテ−プ2を、隙間なく且つ重なり合わな
いようにして貼り付ける。テ−プ2の貼付個所は、必ず
しも透視材の全面とは限らない。その貼付方向は図示し
たような縦方向に限らず、横方向や斜め方向等であって
もよい。
照しつつ工程順に説明する。 (1)剥離テ−プ貼付工程(図1(A)) 装飾を施すべきガラス、プラスチック、フィルム等の透
視材1の一面(以下「A面」という)に、透視材1に対
して剥離可能なテ−プ2を、隙間なく且つ重なり合わな
いようにして貼り付ける。テ−プ2の貼付個所は、必ず
しも透視材の全面とは限らない。その貼付方向は図示し
たような縦方向に限らず、横方向や斜め方向等であって
もよい。
【0007】(2)第一次テ−プ剥離工程(図1
(B)) 次に、透視材1のA面に貼り付けたテ−プ2を、1列置
きに剥離する。かくして、テ−プ2間にテ−プ2と同じ
幅の不透視部3(この段階では透視可能)が形成され
る。
(B)) 次に、透視材1のA面に貼り付けたテ−プ2を、1列置
きに剥離する。かくして、テ−プ2間にテ−プ2と同じ
幅の不透視部3(この段階では透視可能)が形成され
る。
【0008】(3)第一次図柄表現工程(図1(C)) 透視材1のA面に、反対側の面(以下「B面」という)
から見るに適した態様で絵、図形、文字等の図柄4を表
現する(図示した例ではRの裏文字が描かれてい
る。)。この状態でB面からは、Rの文字の不透視部3
上に表現された部分だけが見えることになる。
から見るに適した態様で絵、図形、文字等の図柄4を表
現する(図示した例ではRの裏文字が描かれてい
る。)。この状態でB面からは、Rの文字の不透視部3
上に表現された部分だけが見えることになる。
【0009】(4)着色層形成工程(図1(D)) 図柄4を塗り潰すようにA面に銀、グレ−、白等の着色
を施す。この着色層5は、不透視部3を通してB面に表
われ、以て不透視部3の透視性が失われる。
を施す。この着色層5は、不透視部3を通してB面に表
われ、以て不透視部3の透視性が失われる。
【0010】(5)第二次図柄表現工程(図1(E)) 着色層5の上に適宜図柄6を、A面から見るに適した態
様で表現する。図示した例では図柄4とは異なるQの字
を表現してあるが、図柄4と図柄6は同じであっても違
ったものであってもよい。
様で表現する。図示した例では図柄4とは異なるQの字
を表現してあるが、図柄4と図柄6は同じであっても違
ったものであってもよい。
【0011】(6)第二次テ−プ剥離工程(図1
(F)) 透視材1上に残っているテ−プ2全部を剥離する工程で
ある。残りのテ−プ2を剥離すると、当該テ−プ2上に
存在する図柄4、着色層5及び図柄6が総て除去される
ことになり、その剥離部分は透視可能部7となる。そし
て、A面からは着色層5上に残った図柄6を直接、ま
た、B面からは不透視部3上に残った図柄4を透視材1
を通し、それぞれ見ることができる
(F)) 透視材1上に残っているテ−プ2全部を剥離する工程で
ある。残りのテ−プ2を剥離すると、当該テ−プ2上に
存在する図柄4、着色層5及び図柄6が総て除去される
ことになり、その剥離部分は透視可能部7となる。そし
て、A面からは着色層5上に残った図柄6を直接、ま
た、B面からは不透視部3上に残った図柄4を透視材1
を通し、それぞれ見ることができる
【0012】図2は図1に示す方法によって表裏に装飾
を施した透視材1を示すもので、A面側(図において手
前側)からは、透視可能部7相当部分を除去されたQの
字の図柄6が見える。また、B面側(図において裏側)
からは、透視可能部7相当部分を除去されたRの字の図
柄4が見えることになる。図2ではA面側からRの逆文
字が見えるように表現してあるが、これは説明の便宜上
のことであって、実際にはA面側からはRの字の図柄4
を見ることはできない。この透視材1においては、表裏
いずれの面からも、透視可能部7を通して透視材1の向
こう側を見ることができる。
を施した透視材1を示すもので、A面側(図において手
前側)からは、透視可能部7相当部分を除去されたQの
字の図柄6が見える。また、B面側(図において裏側)
からは、透視可能部7相当部分を除去されたRの字の図
柄4が見えることになる。図2ではA面側からRの逆文
字が見えるように表現してあるが、これは説明の便宜上
のことであって、実際にはA面側からはRの字の図柄4
を見ることはできない。この透視材1においては、表裏
いずれの面からも、透視可能部7を通して透視材1の向
こう側を見ることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、透視材
の特性を十分に生かした実用的且つ趣味的な装飾を簡単
且つ迅速に施すことができ、透視材の利用範囲、利用価
値を高め得る効果がある。
の特性を十分に生かした実用的且つ趣味的な装飾を簡単
且つ迅速に施すことができ、透視材の利用範囲、利用価
値を高め得る効果がある。
【図1】 本発明に係る方法を工程順に示す図である。
【図2】 図1に示す方法によって装飾した透視材を示
す図(但し、図柄4はA面側からは見えない。)であ
る。
す図(但し、図柄4はA面側からは見えない。)であ
る。
1 透視材 2 テ−プ 3 不透視部 4 図柄 5 着色層 6 図柄 7 透視可能部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−239282(JP,A) 特開 昭50−41670(JP,A) 特開 平5−57863(JP,A) 特開 平1−156094(JP,A) 特開 平3−246100(JP,A) 特開 平4−151191(JP,A) 特開 平1−102495(JP,A) 特開 昭47−31772(JP,A) 実開 平1−92625(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B44F 1/06
Claims (1)
- 【請求項1】 装飾を施すべきガラス、プラスチック、
フィルム等の透視材の一面に、縦、横、斜め等適宜方向
に剥離可能なテ−プを隙間なく且つ重なり合わないよう
に貼り付ける工程、前記テ−プを1列置きに剥離する工
程、前記テ−プ貼着面に図柄を、当該面と反対側の面か
ら見るに適した態様で表現する工程、前記テ−プ貼着面
全面に銀、グレ−等の着色を施す工程、前記着色層上に
当該面から見るに適した態様で図柄を表現する工程、及
び、残りのテ−プを剥離する工程から成る透視材装飾方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07329895A JP3075338B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 透視材装飾方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07329895A JP3075338B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 透視材装飾方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142100A JPH09142100A (ja) | 1997-06-03 |
JP3075338B2 true JP3075338B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=18226462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07329895A Expired - Fee Related JP3075338B2 (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | 透視材装飾方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075338B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP07329895A patent/JP3075338B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09142100A (ja) | 1997-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |