JP3074693U - 犬の糞取り器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のステッキタイプの犬の糞取り機は、糞
の受ける部分の構造が複雑すぎて取扱いが困難で破損や
故障があった。また専用の袋を必要とするものは割高で
実用的ではなかった。 【解決手段】糞受け口部の開閉爪を単純な構造にして、
取扱い易さと全体の形状にスマートさを持たせた。ま
た、ポリ袋は専用のものとしないために調達が容易であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、犬の糞を直接受けるステッキタイプの、犬の糞取り器の構造に関す るものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の犬の糞を直接受けるステッキタイプの犬の糞取り器は、糞を受ける部分 の構造が複雑なもので、また、専用の袋を必要とするものもある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、従来の犬の糞を直接受けるステッキタイプの犬の糞取り器は、 部品の数が多く作動構造が複雑過ぎて、破損や故障という問題点があった。また 、専用の袋を必要とするものは割高で不足の時は使えない事も問題である。

【０００４】 本考案は、使い易くするために、開閉爪部の構造を単純にすることで部品の数を 少なくした。またポリ袋は市販のものやスーパーでもらうポリ袋が使え、さらに 、全体を軽量で丈夫な清潔感のある形状のものを提供することも併せて目的とし た。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、本考案の犬の糞取り器においては、開閉爪部の 可動爪だけを動かす構造としたことが、複雑さをなくす効果的な対策である。

【０００６】 また、本考案はポリ袋は使い捨てとし、その都度取り替える為に開閉爪部にポ リ袋を確実容易に着脱できるように開閉爪先に粘着剤を塗布し、開閉爪元にはポ リ袋を挟み込むポリ袋固定爪を設けた。

【０００７】 さらに、開閉爪の先端に先端ワイヤー線を取り付け、ポリ袋の開口を広くして 糞を受けやすくした。そして、握り手部、パイプシャフト部、開閉爪部をアルミ 製にすることで軽くて丈夫な形状となり上記課題を解決したものである。

【０００８】

【実施例】

本考案の犬の糞取り器は、握り手部Ａ、パイプシャフト部Ｂ、開閉爪部Ｃ、の 三つの部で構成され、開閉爪部Ｃにポリ袋４を装着して犬が糞を排泄するときに 、直接ポリ袋４で受ける構造となっている。

【０００９】 ポリ袋４の装着は、開閉爪部Ａを糞で汚さないようにするために、可動爪３を 開いて、ポリ袋の開口部を内側から外側に通して折り返す。そして、ポリ袋固定 爪５に挟み込み、さらに、粘着剤を塗布したずれ止め防止６に接着する。

【００１０】 開閉爪Ｃ部の先端ワイヤー線７は、ポリ袋の広がりをもたせる働きをすると共 に、ワイヤー線は柔らかいので、ソフトタッチで犬の尻に確りと密着できるので 、糞の受けを失敗しない構造となっている。

【００１１】 次に作動について説明する。鋼線１０はパイプシャフト２の中を通って引き手 レバー１と、可動爪３を連結してあり、引き手レバー１を握りしめると可動爪３ が開き、緩めるとコイルスプリング８の力によって閉じる。可動爪３を開いたま まにする時は握り手部Ａのストッパー２を押して止め、また、閉じる時は戻す。

【００１２】

【考案の効果】

以上のように、全体の構造が単純で開閉爪へのポリ袋の着脱が容易にできるの で取扱いが簡単。しかも、ポリ袋は市販のものやスーパーでもらうものが使用で きるので実用的である。

【００１３】 また、先端ワイヤー線は、犬の尻に密着させてもソフトタッチで犬にも優しい 。そして、形状がスマートで持ち歩き易いので犬の糞取りが楽に面白くできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る斜視図である。

【図２】引き手レバーと可動爪の連係を示す詳細図であ
る。

【図３】開閉爪部の詳細図である。

【符号の説明】

Ａ 握り手部 Ｂ パイプシャフト部 Ｃ 開閉爪部 １ 引き手レバー ２ ストッパー ３ 可動爪 ４ ポリ袋 ５ ポリ袋固定爪 ６ ずれどめ防止 ７ 先端ワイヤー線 ８ コイルスプリング ９ 鋼線

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 握り手部（Ａ）、パイプシャフト部
   （Ｂ）、開閉爪部（Ｃ）、の各部がアルミ製で構成さ
   れ、引き手レバー（１）を引くことによって開閉爪部の
   可動爪（３）が開く構造で、開閉爪部（Ｃ）はポリ袋固
   定爪（５）と粘着剤を塗布したずれどめ防止（６）を有
   し、さらに先端に先端ワイヤー線（７）を設けたことを
   特徴とする犬の糞取り器。