JP3074453B2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JP3074453B2
JP3074453B2 JP07160354A JP16035495A JP3074453B2 JP 3074453 B2 JP3074453 B2 JP 3074453B2 JP 07160354 A JP07160354 A JP 07160354A JP 16035495 A JP16035495 A JP 16035495A JP 3074453 B2 JP3074453 B2 JP 3074453B2
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一史 鎌田
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタ装置に関し、
特に、嵌合、離脱が可能なプラグコネクタ及びレセプタ
クルコネクタからなる、ロック機構を備えたコネクタ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から通信装置等の電子機器には、複
数枚のプリント板ユニットをシェルフに収容した装置が
用いられている。この場合、コネクタ装置が、プリント
板ユニット間を接続する為に又は外部からの信号線を接
続する為に用いられている。
【0003】図5に従来のコネクタ装置を示す。コネク
タ装置はレセプタクルコネクタ30とプラグコネクタ4
0とによって構成される。このようなコネクタ装置で
は、レセプタクルコネクタ30とプラグコネクタ40と
の嵌合が外力などによって容易に解けるのを防止するた
めに、後述するような、コネクタ装置をロックしたりロ
ックを解除するためのロック機構を備えている。
【0004】レセプタクルコネクタ30は、箱型のレセ
プタクルハウジング31と、このレセプタクルハウジン
グ31内に保持された多数のピンコンタクト32とを有
する。レセプタクルハウジング31の側壁には、門形の
ロック受け33が設けられている。
【0005】プラグコネクタ40は、ピンコンタクト3
2に対応する雌コンタクト(図示せず)を保持するプラ
グハウジング41と、このプラグハウジング41を覆う
カバー42と、このカバー42の後部に回動自在に設け
られた引き抜き用タブ43とを有する。カバー42はロ
ック受け13に対応する位置にロック係止用タボ44を
有する。カバー42には、ロック係止用タボ44と引き
抜き用タブ43との間に、カバー42上をスライドする
ことが可能なスライド部材45が設けられている。尚、
参照符号46はプラグコネクタ40に連結されたケーブ
ルである。
【0006】ロック受け33と引き抜き用タブ43とロ
ック係止用タボ44とスライド部材45との組み合わせ
がロック機構として働く。
【0007】図5はレセプタクルコネクタ30とプラグ
コネクタ40とを嵌合する前の状態を示している。この
状態では、引き抜き用タブ43が横たわっている。引き
抜き用タブ43は、手動操作される先端43aと、矢印
Aで示す方向に回動して引き抜き用タブ43を起立させ
たときにスライド部材45の後端45aと係合する係合
端43bとを有する。引き抜き用タブ43の係合端43
bがスライド部材45の後端45aと係合した状態で、
さらに引き抜き用タブ43を起立させると、スライド部
材45は矢印Bで示すように前方にスライドし、その先
端45bはロック係止用タボ44側へ移動する。
【0008】このような構造を有するコネクタ装置にお
いて、最初に、レセプタクルコネクタ30とプラグコネ
クタ40とを嵌合して、コネクタ装置をロックする場合
の動作について説明する。
【0009】プラグハウジング41がレセプタクルハウ
ジング31内に収容されるように、レセプタクルコネク
タ30とプラグコネクタ40とを嵌合させる。このと
き、レセプタクルコネクタ30のピンコンタクト32と
レセプタクルハウジング31の雌コンタクトとが電気的
に接触する。と同時に、ロック受け33にロック係止用
タボ44が係止して、コネクタ装置がロックされる。ま
た、この状態では、スライド部材45の先端45bがロ
ック受け33の先端33aと対向している。
【0010】次に、コネクタ装置のロックを解除して、
レセプタクルコネクタ30とプラグコネクタ40との嵌
合を解く場合の動作について説明する。
【0011】この場合、プラグコネクタ40の引き抜き
用タブ43の先端43aを指等で引き起こして、引き抜
き用タブ43を矢印A方向に回動して、引き抜き用タブ
43を起立させる。この回動に連動して、引き抜き用タ
ブ43の係合端43bとスライド部材45の後端45a
とが係合して、スライド部材45を矢印Bに示すように
前方へスライドさせる。これにより、スライド部材45
の先端45bがロック受け33に突き当たり、ロック受
け33をこぢ上げる。これにより、ロック受け33とロ
ック係止用タボ44との係止が解け、コネクタ装置のロ
ックが解除される。したがって、レセプタクルコネクタ
30をプラグコネクタ40から離脱させることができ、
レセプタクルコネクタ30とプラグコネクタ40との嵌
合を解くことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のコネクタ装置では、コネクタ装置のロックを解除する
際、指等で引き抜き用タブ43の先端43aを引き起こ
さなければならない。また、コネクタ装置の実装密度が
増加し及び/又はコネクタ装置の大きさが小さくなる
と、引き抜き用タブ43に対して指等の入るスペースが
制限されるという欠点がある。
【0013】また、従来のコネクタ装置では、コネクタ
装置のロックを解除する操作と、レセプタクルコネクタ
30とプラグコネクタ40との嵌合を解く操作とは、互
いに独立して行わなければならず、コネクタ装置を離脱
するためには2段階の操作が必要となる。
【0014】そこで、本発明の目的は、前述した従来の
コネクタ装置の欠点を解決し、簡易にレセプタクルコネ
クタとプラグコネクタとの嵌合、離脱を行うことが可能
な、ロック機構を備えたコネクタ装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、多数の
ピンコンタクトを保持する箱型のレセプタクルハウジン
グを有するレセプタクルコネクタと、ピンコンタクトに
対応する雌コンタクトを保持するプラグハウジングを有
するプラグコネクタとから構成されたコネクタ装置にお
いて、レセプタクルハウジングの側壁内面には、係止部
をもつ切り欠き部が形成されており、プラグハウジング
の側壁外面上には、切り欠き部に対応する位置に、引き
抜き用タブによって操作されるロック係止部が搭載され
ており、ロック係止部は、切り欠き部内に挿入されたと
きに、切り欠き部の係止部に係止される鉤部を有し、か
つ幅方向に伸縮自在な弾性部材で構成されており、プラ
グコネクタは、プラグハウジングを覆うカバーを備え、
引き抜き用タブはカバーの後部に設けられており、カバ
ーには挿抜方向に延在した溝が形成されており、この溝
内には、引き抜き用タブとロック係止部とを連結するス
ライド部材が挿抜方向に摺動自在に収容されており、ロ
ック係止部、スライド部材、および引き抜き用タブは一
体で形成されており、引き抜き用タブの一度の操作によ
り、コネクタ装置の離脱及びロックができるようにした
ことを特徴とするコネクタ装置が得られる。
【0016】
【作用】レセプタクルコネクタとプラグコネクタとを嵌
合してコネクタ装置をロックする場合、引き抜き用タブ
を挿入方向へ押すと、ロック係止部を切り欠き部内に挿
入する。それにより、切り欠き部の係止部にロック係止
部の鉤部が係止して、コネクタ装置がロックされる。
【0017】一方、コネクタ装置のロックを解除する場
合、引き抜き用タブを引き抜く方向へ引く。これによ
り、ロック係止部が弾性変形して、切り欠き部の係止部
とロック係止部の鉤部との係止が解かれ、コネクタ装置
のロックが解除される。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0019】図1乃至図4は本発明の一実施例によるコ
ネクタ装置を示す図であり、コネクタ装置はレセプタク
ルコネクタ10とプラグコネクタ20とによって構成さ
れる。図1はレセプタクルコネクタ10とプラグコネク
タ20とを嵌合する前のコネクタ装置を示す斜視図であ
り、図2はレセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ
20とロックした時の状態を示す一部透視正面図であ
り、図3はレセプタクルコネクタ10とプラグコネクタ
20とのロックを解除した時の状態を示す一部透視正面
図であり、図4はレセプタクルコネクタ10とプラグコ
ネクタ20とを嵌合させる途中の状態を示す一部透視正
面図である。
【0020】図1に示されるように、レセプタクルコネ
クタ10は、箱型のレセプタクルハウジング11と、こ
のレセプタクルハウジング11内に保持された多数のピ
ンコンタクト12とを有する。レセプタクルハウジング
11の側壁内面には、ロック係止用の切り欠き部13が
設けられている。
【0021】プラグコネクタ20は、ピンコネクタ12
に対応する雌コンタクト(図示せず)を保持するプラグ
ハウジング21と、このプラグハウジング21を覆うカ
バー22と、このカバー22の後部に設けられた引き抜
き用タブ23とを有する。カバー22には引き抜き用タ
ブ23の先端23aに後端25aが結合されたスライド
部材25を収容するスライド収容溝22aが設けられて
いる。スライド部材25はスライド収容溝22a内に中
心線Lcの方向(挿抜方向)へ摺動自在に収容されてい
る。スライド部材25の厚さはスライド収容溝22a
深さにほぼ等しい。スライド部材25の先端25bは角
錐台形状をしており、弾性部材から成るロック係止部2
4が固定されている。このロック係止部24は、切り欠
き部13に対応する位置で、プラグハウジング21の外
側壁面上に設けられている。ロック係止部24の厚さ
は、切り欠き部13の深さにほぼ等しい。尚、参照符号
26はプラグコネクタ20に連結されたケーブルであ
る。
【0022】切り欠き部13と引き抜き用タブ23とロ
ック係止部24とスライド部材25との組み合わせはロ
ック機構として働く。
【0023】カバー22には、プラグハウジング21側
で、スライド収容溝22aに連通し、かつスライド収容
溝22aより幅狭の連通溝22bが設けられている。す
なわち、スライド収容溝22aと連通溝22bとはテー
パ形状のテーパ溝22cによって互いに連絡されてい
る。ロック係止部24は、連通溝22bを通ってスライ
ド部材25の先端25bからプラグハウジング21の側
壁外面上へ延在した首部24aと、この首部24aの先
端に取り付けられた環状の頭部24bとから成る。
【0024】ロック係止部24の頭部24bは中心線L
c に対して線対称な7角形をしている。すなわち、ロッ
ク係止部24の頭部24bは、中心線Lc に対して直角
な頂辺24b1 と、中心線Lc と平行な互いに離間した
一対の側辺24b2 と、この一対の側辺24b2 と首部
24aの先端との間を結び、且つ中心線Lc 対して鈍角
な一対の底辺24b3 と、頂辺24b1 と一対の側辺2
4b2 とを斜めに結ぶ一対の斜辺24b4 とを有する。
一対の側辺24b2 と一対の底辺24b3 とが交わる一
対の角24b5 は一対の鉤部として作用する。頂辺24
1 と一対の斜辺24b4 とによって山型の挿入縁が構
成される。また、一対の側辺24b2 は、後述するよう
に、ロック係止部24を切り欠き部13に対して挿抜す
るときの、一対の摺動辺として作用する。すなわち、ロ
ック係止部24の頭部24bの外形は若葉マーク型をし
ている。換言すれば、ロック係止部24はスコップのよ
うな外形をしている。とにかく、ロック係止部24の頭
部24bは、外力によって、その幅方向に伸縮自在な
(一対の側辺24b2 の離間距離が可変な)構造を有し
ている。
【0025】図2に示されるように、切り欠き部13
は、中心線Lc に対して線対称な形状をしており、上記
ロック係止部24の頭部24bを収容するための幅広で
矩形のロック係止収容部13aと、このロック係止収容
部13aとレセプタクルハウジング11の開口端とを連
通する幅狭の連通溝13bとから成る。すなわち、連通
溝13bはロック係止収容部13aより幅が狭い。した
がって、切り欠き部13にはロック係止収容部13aと
連通溝13bとの間に一対の段差13cが形成されてい
る。ロック係止収容部13aにロック係止部24の頭部
24bが収容されている状態では、この一対の段差13
cに上記一対の鉤部24b5 が対向して係止している。
すなわち、この一対の段差13cが切り欠き部13の係
止部として作用する。
【0026】図2から明らかなように、ロック係止収容
部13aの長さ(中心線Lc 方向の長さ)は、ロック係
止部24の頭部24bの高さ(中心線Lc 方向の長さ)
よりも若干長い。また、ロック係止収容部13aの幅
(中心線Lc に対して垂直方向の長さ)は、ロック係止
部24の頭部24bの幅にほぼ等しい。ロック係止部2
4の頭部24bの頂辺24b1 の長さは、切り欠き部1
3の連通溝13bの幅よりも短い。
【0027】図2を参照して、レセプタクルコネクタ1
0とプラグコネクタ20とが嵌合し、コネクタ装置がロ
ックしている状態について説明する。この状態では、レ
セプタクルコネクタ10のピンコンタクト12とプラグ
コネクタ20の雌コンタクトとが電気的に接触してい
る。この場合、図2に示されるように、ロック係止部2
4の頭部24bが切り欠き部13のロック係止収容部1
3aに収容され、ロック係止部24の頭部24bの鉤部
24b5 が切り欠き部13の段差(係止部)13cに係
止している。
【0028】次に、図3を参照して、上記切り欠き部1
3とロック係止部24との係止状態を解いて、コネクタ
装置のロックを解除する場合の動作について説明する。
【0029】この場合、引き抜き用タブ23を手指等で
持って、矢印Cの方向へ引く。すると、引き抜き用タブ
23にスライド部材25を介して連結しているロック係
止部24の頭部24bの鉤部24b5 が、レセプタクル
ハウジング11の切り欠き部13の係止部13cに引っ
掛かり、それにより、ロック係止部24の頭部24b
が、その幅が狭く(一対の側辺24b2 の離間距離が短
く)なるように、弾性変形する。このロック係止部24
の頭部24bの弾性変形により、頭部24bの幅が切り
欠き部13の連通溝13bの幅に等しくなったとき、図
3に示すように、切り欠き部13とロック係止部24と
の係止状態が解け、頭部24bの摺動辺(側辺)24b
2 が連通溝13bの側壁に沿って摺動し、コネクタ装置
のロックが解除される。このロック解除と同時に、レセ
プタクルコネクタ10とプラグコネクタ20との離脱も
開始される。したがって、一度の操作で、容易にレセプ
タクルコネクタ10とプラグコネクタ20とを離脱させ
ることができる。
【0030】次に、図4と図2を参照して、レセプタク
ルコネクタ10とプラグコネクタ20とを嵌合させて、
コネクタ装置をロックさせる場合の動作について説明す
る。
【0031】この場合、プラグコネクタ20のプラグハ
ウジング21をレセプタクルコネクタ10のレセプタク
ルハウジング11内に押し込めると同時に、引き抜き用
タブ23を手指等で持って、ロック係止部24の頭部2
4bをレセプタクルハウジング11の切り欠き部13へ
向けて、矢印Dの方向へ押し込む。すると、ロック係止
部24の頭部24bがレセプタクルハウジング11の切
り欠き部13の開口端に突き当たる。さらに、引き抜き
用タブ23を矢印Dの方向へ押し込むと、ロック係止部
24の頭部24bが弾性変形して、頭部24bの幅(一
対の側辺24b2 の離間距離)が頭部24bの斜辺24
4 に沿って徐々に狭くなり、図4に示すように、遂に
は切り欠き部13の連通溝13bの幅と等しくなると、
頭部24bは、その摺動辺24b2 が連通溝13bの側
壁に沿って摺動しながら、挿入されていく。そして最終
的に、ロック係止部24の頭部24bが切り欠き部13
のロック係止収容部13a内まで挿入されると、ロック
係止部24の頭部24bが、その復元力により、元の形
状に復元する。これにより、図2に示されるように、ロ
ック係止部24の頭部24bの鉤部24b5 が切り欠き
部13の係止部13cに係止し、コネクタ装置がロック
される。
【0032】本発明は上述した実施例に限定せず、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である
のは勿論である。たとえば、ロック係止部の形状は上述
した実施例のものに限定せず、外力により幅方向に伸縮
自在で、かつ少なくとも1つの鉤部を備えた形状であれ
ば良い。また、切り欠き部も少なくとも1つの係止部を
有していれば良い。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、レセプタクルハウジングの側壁内面に、係止部
をもつ切り欠き部を形成し、プラグハウジングの側壁外
面上に、切り欠き部に対応する位置に、引き抜き用タブ
によって操作されるロック係止部を搭載し、ロック係止
部は、切り欠き部内に挿入されたときに、切り欠き部の
係止部に係止される鉤部を有し、かつ幅方向に伸縮自在
な弾性部材で構成したので、次の効果を奏する。
【0034】コネクタ装置のロックを解除する際、従
来のような指等でタブを引き起こす等の作業をすること
なく、引き抜き用タブを引くだけで、容易にコネクタ装
置のロックを解除することができる。また、レセプタク
ルコネクタとプラグコネクタとを嵌合する際も、引き抜
き用タブを押すだけで、コネクタ装置を完全にロックす
ることができる。
【0035】引き抜き用タブをプラグコネクタのカバ
ーの後方に設けておくことにより、レセプタクルコネク
タとプラグコネクタとの挿抜を行う際に、プラグコネク
タのカバーに触れずに作業が行える。これにより、コネ
クタ装置の実装密度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるコネクタ装置の構造
を、レセプタクルコネクタとプラグコネクタとを嵌合す
る前の状態で示す斜視図である。
【図2】同実施例のレセプタクルコネクタとプラグコネ
クタとをロックした時の状態を示す一部透視正面図であ
る。
【図3】同実施例のレセプタクルコネクタとプラグコネ
クタとのロックを解除した時の状態を示す一部透視正面
図である。
【図4】同実施例のレセプタクルコネクタとプラグコネ
クタとを嵌合させる途中の状態を示す一部透視正面図で
ある。
【図5】従来のコネクタ装置の構造を、レセプタクルコ
ネクタとプラグコネクタとを嵌合する前の状態で示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 レセプタクルコネクタ 11 レセプタクルハウジング 12 ピンコンタクト 13 切り欠き部 20 プラグコネクタ 21 プラグハウジング 22 カバー 23 引き抜き用タブ 24 ロック係止部 25 スライド部材 26 ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 H01R 13/639

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のピンコンタクト(12)を保持す
    る箱型のレセプタクルハウジング(11)を有するレセ
    プタクルコネクタ(10)と、前記ピンコンタクトに対
    応する雌コンタクトを保持するプラグハウジング(2
    1)を有するプラグコネクタ(20)とから構成された
    コネクタ装置において、 前記レセプタクルハウジング(11)の側壁内面には、
    係止部(13c)をもつ切り欠き部(13)が形成され
    ており、 前記プラグハウジング(21)の側壁外面上には、前記
    切り欠き部(13)に対応する位置に、引き抜き用タブ
    (23)によって操作されるロック係止部(24)が搭
    載されており、 前記ロック係止部(24)は、前記切り欠き部(13)
    内に挿入されたときに、前記切り欠き部(13)の係止
    部(13c)に係止される鉤部(24b5)を有し、か
    つ幅方向に伸縮自在な弾性部材で構成されており、 前記プラグコネクタ(20)は、前記プラグハウジング
    (21)を覆うカバー(22)を備え、前記引き抜き用
    タブ(23)は前記カバー(22)の後部に設けられて
    おり、前記カバー(22)には挿抜方向に延在した溝
    (22a)が形成されており、該溝(22a)内には、
    前記引き抜き用タブ(23)と前記ロック係止部(2
    4)とを連結するスライド部材(25)が前記挿抜方向
    に摺動自在に収容されており、 前記ロック係止部(24)、前記スライド部材(2
    5)、および前記引き抜き用タブ(23)は一体で形成
    されており、前記引き抜き用タブ(23)の一度の操作
    により、前記コネクタ装置の離脱及びロックができるよ
    うにした ことを特徴とするコネクタ装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック係止部(24)には、前記ス
    ライド部材(25)の先端(25a)から前記プラグハ
    ウジング(21)の側壁外面上へ延在した首部(24
    a)と、該首部(24a)の先端に取り付けられた環状
    の頭部(24b)とから成り、 前記切り欠き部(13)は、前記ロック係止部(24)
    の頭部(24b)を収容する収容部(13a)と、該収
    容部(13a)に連通した、収容部(13a)より幅
    狭の連通溝(13b)とから成る、請求項記載のコネ
    クタ装置。
  3. 【請求項3】 前記頭部(24b)は、山型の挿入縁
    (24b1,24b4)と、該挿入縁と前記鉤部(24b
    5)とを結んで前記挿抜方向と平行に延在し、挿抜時に
    は復元時よりも短い離間距離でもって前記連通溝(13
    b)の側壁に沿って摺動する一対の摺動辺(24b2
    とを有する、請求項記載のコネクタ装置。
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