JP3074419U - 日本茶入り枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 就寝時に使用する枕に誘眠機能を施して、不
眠解消、精神と体の健康増進に貢献する。 【解決手段】枕状に縫製した布製の収納する袋１に日本
茶葉２を内容物にし、詰め込む。ファスナー３を収納す
る袋１の一部に付属し内容物の交換、乾燥に利用する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、寝具として使用する枕の中に充填する内容物に工夫することで、 不眠を解消し、就寝時の安らぎを得る目的で開発するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から就寝用枕の内容物として化学綿、スポンジ、水、籾ガラなどを使用し 枕の本体素材には竹材、藤、石など、睡眠中の安らぎを得る目的として利用して いた。これらの材料を用いる理由は、頭からの体温放出を促し、頭重や姿勢を安 定させ、できるだ早く就寝し快眠によって疲労回復ができる効果を期待する為で あった。本案は従来からある前述の公知済みの創意工夫をさらに向上させより良 い就寝環境を提供する目的で開発するものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は寝苦しさや睡眠困難を解消することで生活を豊かにし健康増進を推進 する目的で開発するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案を全体斜視図によって説明すると （イ）枕の内容物を収納する袋１の中に日本茶葉（考案では緑茶）２を詰め物と して充填する。 （ロ）ファスナー３は内容物の乾燥、補充、交換の為に収納する袋１の一部に取 り付ける。

【０００５】

【作 用】

考案を使用するには、就寝時に考案を頭下に置き仰向きに体をフトンの上に横 たえると頭の周囲から日本茶葉２の芳香が鼻孔を通して感じられるがこの薫りは 日本人生活習慣に根付いた感性の中の安らぎを呼び起こす効果があり、これによ って体や精神神経がリラックスして誘眠作用に体を導くため快眠を得ることがで きる、また乾燥茶葉の接触感の硬軟は充填量の加減によって調節できるし、使用 感は利用者の頭の形状、姿勢に合わせて日本茶葉２が収納する袋１内で頭重が作 用し自由に細かく対応するため違和感が減少される。 このように考案を効果的に利用すれば、人生の三分の一を費やすと言われる睡 眠時間を快適に過ごすことができ、健康生活に貢献できる。

【０００６】

【実施例】

なお本考案の実施にあたってつぎのようなことができる （イ） 考案の収納する袋１内に充填する内容物の日本茶葉は本案では緑茶葉を 利用したが、考案利用者の感性や趣向によって他の茶葉も利用できる （ロ） 考案の主要な効果材料の茶葉の薫りは化学合成されたものや、そのエッ センスも利用できる。 （ハ） 日本茶葉のやすらぎ効果のある薫りを利用して芳香剤にしても良い

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の全体斜視図

【図２】本考案の縦断面図

【符号の説明】

１は収納する袋 ２は日本茶葉 ３はファスナー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】枕状に縫製した布製の収納する袋（１）に
   日本茶葉（２）を内容物にして詰め込み形成した日本茶
   入り枕。