JP3074417U - 冷光式方向指示灯を有するバックミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルミネセンスを利用することによって方向指
示灯を発光させる冷光式方向指示灯を有するバックミラ
ーを提供する。 【解決手段】 鏡片（１０）、鏡座（１１）及び発光部
材（６０，７０）とを有するバックミラー部材（１）を
具備し、発光部材（６０，７０）は鏡座（１１）内に設
けられると共に、導線によって自動車やオートバイにお
ける方向指示灯の制御回路と接続され、鏡片（１０）は
鏡座（１１）上に設けられ、それら鏡片（１０）と鏡座
（１１）との間に発光部材（６０，７０）が挟設される
方向指示灯を有するバックミラーであって、鏡片（１
０）と鏡座（１１）との間に発光部材である肉薄の冷光
片（１２）が設けられると共に、冷光片（１２）に夫々
正負の端子（１２１）が設けられ、その正負の端子（１
２１）に設けられる導線は鏡座（１１）を貫通して自動
車やオートバイにおける方向指示灯の制御回路と接続さ
れ、冷光片（１２）は周波数変換器を介して自動車やオ
ートバイにおける方向指示灯の制御回路と接続されるこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、特にルミネセンスを利用することによって方向指示灯を発光させ る冷光式方向指示灯を有するバックミラーに関するものである。

【０００２】

【従来技術とその課題】

自動車やオートバイの運転時において右左折する際には、安全を確保するた めに前後方の車に対しウインカーを点滅させる。従って、自動車やオートバイの 車体前後端部の両側には必ず方向指示灯が設けられている。しかし、片側二車線 以上の道路において運転している際或いは十字路で一時停車している場合、隣側 で走行している、或いは停車している車から方向指示灯が見えない場合がよくあ る。若しもその様な状況において右左折を行うと衝突事故になる恐れがあり、非 常に危険である。

【０００３】 上記のことに鑑み、自動車やオートバイの両側におけるバックミラー上に方向 指示灯を設けるという考案が提出された。この方向指示灯は自動車やオートバイ における元来の方向指示灯と連結されており、運転手が方向指示灯を点ければ、 車体前後端部の両側における方向指示灯と同時に点滅する仕組みになっている。 そうすることにより、衝突事故が減ると共に、運転時の安全性を確保することが できる。

【０００４】 前記従来の方向指示灯を有するバックミラーは、例えば、アメリカ特許第５７ ８８３５７号「バックミラー（ＭＩＲＲＯＲ ＡＳＳＥＭＢＬＹ）」或いは図６ において示すものがその例である。

【０００５】 図６に示す従来のバックミラー部材（符号なし）は鏡片（４０）、鏡座（５０ ）及び発光部材（６０，７０，８０，９０）を有し、発光部材（６０）は電球（ ６１，７１）、発光ダイオード（ＬＥＤ）（８１）或いは細状ランプ（９１）を 組合わせたものであると共に、鏡座（５０）の内部に設けられ、その発光部材（ ６０）は導線を介して自動車やオートバイにおける方向指示灯の制御回路と連結 される。

【０００６】 更に、鏡座（５０）上に鏡片（４０）が取付けられると共に、内部に発光部材 （６０，７０，８０，９０）が設けられる。また、鏡片（４０）の背面における 発光部材（６０，７０，８０，９０）と対応する位置に反射層を塗布していない 透光部（符号なし）が設けられ、それにより、発光部材（６０，７０，８０，９ ０）の光線を透光させる。

【０００７】 しかし、前記バックミラー部材は、方向指示灯の効果を補助することはできる が、構造上、下記のような問題点を有する。

【０００８】 １． 前記発光部材は電球、発光ダイオード（ＬＥＤ）或いは細状ランプの光 源を使用するため、電気エネルギーを光に転換する際、その一部は熱に転 換されてしまう。従って、発熱現象が発生すると共に、電力の消耗が激し い。

【０００９】 ２． 電球、発光ダイオード（ＬＥＤ）或いは細状ランプは点放射状の発光方 式であるので、光線が不均一であると共に、視覚上非常に眩しい。

【００１０】 ３． 一般に自動車やオートバイは長時間にわたって屋外に駐車されるので、 直接に鏡座上に設けられる防水性を有しない鏡片は雨の影響をもろに受け てしまう。従って、電球、発光ダイオード（ＬＥＤ）或いは細状ランプな どの発光部材はショートにより故障する恐れがある。

【００１１】 ４． バックミラー部材における発光部材は電球、発光ダイオード（ＬＥＤ） 或いは細状ランプ以外に、それらを位置決めする部材も使用する必要があ る。従って、部材数が非常に多く、組立てが非常に複雑である。

【００１２】 ５． 発光部材の各部材は共に相当な体積を有すると共に、その全体の体積は 縮小させることはできない。従って、元来のバックミラーを補助するため の小型のバックミラーとして使用することができない。

【００１３】 ６． 電球、発光ダイオード（ＬＥＤ）、或いは細状ランプは割れ物であるた め、組立てや搬送の際は特に注意する必要があり、そうしなければ衝撃や 接触により破損する恐れがあると共に、自動車やオートバイの両側に固設 されるバックミラーは車体の外部に突出しているので、衝突し易く、発光 部材の破損率も高い。

【００１４】 本考案は、上記の課題を解決するものであり、鏡片と鏡座との間に発光部材で ある冷光片が設けられるので、バックミラー部材は方向指示の機能だけではなく 、省電力、軽薄、軟質、組立てが容易及び使用寿命が長いなどの効果があると共 に、本考案は平坦な構造であるので、バックミラー部材は自動車やオートバイの 両側における元来のバックミラー上に取付けられるだけではなく、元来のバック ミラーと別に取付けてバックミラーの機能を補助することもできる。従って、取 付けが非常に簡単であると共に、効果も更に向上させることができる。

【００１５】

【課題を解決するための手段】

請求項１に関わる本考案は、鏡片（１０）、鏡座（１１）及び発光部材（６ ０，７０）とを有するバックミラー部材（１）を具備し、発光部材（６０，７０ ）は鏡座（１１）内に設けられると共に、導線によって自動車やオートバイにお ける方向指示灯の制御回路と接続され、鏡片（１０）は鏡座（１１）上に設けら れ、それら鏡片（１０）と鏡座（１１）との間に発光部材（６０，７０）が挟設 される方向指示灯を有するバックミラーであって、鏡片（１０）と鏡座（１１） との間に発光部材である肉薄の冷光片（１２）が設けられると共に、冷光片（１ ２）に夫々正負の端子（１２１）が設けられ、その正負の端子（１２１）に設け られる導線は鏡座（１１）を貫通して自動車やオートバイにおける方向指示灯の 制御回路と接続され、冷光片（１２）は周波数変換器を介して自動車やオートバ イにおける方向指示灯の制御回路と接続されることを特徴とする冷光式方向指示 灯を有するバックミラーを提供する。

【００１６】 請求項２に関わる本考案は、バックミラー部材（２０）は鏡片（２１）及び鏡 片（２１）の背面に設けられる鏡座（２３）を有し、そのバックミラー部材（２ ０）が自動車やオートバイにおけるバックミラー上に固定される方向指示灯を有 するバックミラーであって、バックミラー部材（２０）における鏡片（２１）は 、元来自動車やオートバイに設けられるバックミラーの鏡片のサイズと対応する と共に、鏡片（２１）の背面の反射層中に反射層を塗布していない透光部（２１ １）が設けられ、鏡片（２１）の背面における透光部（２１１）と対応する位置 に冷光片（２２）が設けられ、鏡片（２１）の背面に冷光片（２２）をカバーす るように鏡座（２３）が固定され、冷光片（２２）から鏡座（２３）を貫通して 自動車やオートバイにおける方向指示灯の制御回路と接続される正負の端子（２ ２１）が延出し、冷光片（２２）と鏡片（２１）との間に冷光片（２２）のサイ ズと対応する透明板（２４）が設けられ、冷光片（２２）は周波数変換器を介し て自動車やオートバイにおける方向指示灯の制御回路と接続されることを特徴と する冷光式方向指示灯を有するバックミラーを提供する。

【００１７】 請求項３に関わる本考案は、元来自動車やオートバイに設けられるバックミラ ーの鏡片のサイズより小さい鏡片（３１）及び鏡片（３１）の背面に設けられる 鏡座（３３）を有するバックミラー部材（３０）から成ると共に、鏡片（３１） の周縁が鏡座（３３）の内側に嵌合される方向指示灯を有するバックミラーであ って、バックミラー部材（３０）における鏡片（３１）の背面の反射層中に透光 部（３１１）が設けられると共に、鏡片（３１）と鏡座（３３）との間に透光部 （３１１）のサイズと対応する冷光片（３２）が設けられ、冷光片（３２）は鏡 片（３１）の背面における透光部（３１１）と対応する位置付近に当接し、冷光 片（３２）から鏡座（３３）を貫通して自動車やオートバイにおける方向指示灯 の制御回路と接続される正負の端子（３２１）が延出し、鏡座（３３）の内側面 に冷光片（３２）を位置決めする位置決め部（３３２）が形成され、冷光片（３ ２）は周波数変換器を介して自動車やオートバイにおける方向指示灯の制御回路 と接続されることを特徴とする冷光式方向指示灯を有するバックミラーを提供す る。

【００１８】

【考案の好適な実施の形態】

以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。 図１は本考案に係わる冷光式方向指示灯を有するバックミラーの正面図であり 、図２は本考案に係わる冷光式方向指示灯を有するバックミラーの他の実施例の 分解斜視図であり、図３は本考案に係わる冷光式方向指示灯を有するバックミラ ーの更に他の実施例の正面図であり、図４は図３に示す冷光式方向指示灯を有す るバックミラーの分解斜視図であり、図５は図３に示す冷光式方向指示灯を有す るバックミラーの側面透視図である。

【００１９】 図１に示すように、本考案の冷光式方向指示灯を有するバックミラーは、鏡片 （１０）、鏡座（１１）及び冷光片（１２）を有するバックミラー部材（１）か ら成る。

【００２０】 鏡片（１０）は透光可能なプレート体の背面に反射層を塗布した部材であり、 鏡片（１０）中には反射層が塗布されていない透光部（１０１）を有し、その透 光部（１０１）の形状は三角形、く字形或いはその他の方向指示を示すものであ ればどのような形状でもよい。

【００２１】 更に、前記鏡座（１１）の外形は鏡片（１０）よりやや大きく、その鏡座（１ １）の周縁には鏡片（１０）を鏡座（１１）の内側に嵌め込む際に鏡片（１０） をカバーするための外環縁（１１１）が形成される。

【００２２】 前記冷光片（１２）は電気エネルギーを直接に光に転換できる薄状プレートで あると共に、裁断することによって異なる形状に形成させることができる。

【００２３】 また、冷光片（１２）に電源と接続するための正負の端子（１２１）が設けら れると共に、その冷光片（１２）は鏡座（１１）内における鏡片（１０）の内側 の透光部（１０１）と対応する位置に設けられる。

【００２４】 更に、冷光片（１２）から鏡座（１１）を貫通するように正負の端子（１２１ ）が延出し、正負の端子（１２１）は導線によって自動車やオートバイにおける 方向指示灯の制御回路と連結されると共に、冷光片（１２）も周波数変換器を介 して方向指示灯の制御回路と接続される。そして、周波数変換器で周波数を変換 することにより輝度を制御する。

【００２５】 図２に示すように、他の実施例におけるバックミラー部材（２０）は、元来の バックミラー（２）の鏡片（符号なし）のサイズより小さい鏡片（２１）と、冷 光片（２２）と、鏡座（２３）とを有し、鏡片（２１）の背面の反射層中に反射 層を塗布していない透光部（２１１）が設けられ、その透光部（２１１）の形状 は三角形、く字形或いはその他の方向指示を示すものであればどのような形状で もよい。

【００２６】 前記冷光片（２２）は透光部（２１１）のサイズと対応するプレート体である と共に、鏡片（２１）の背面における透光部（２１１）と対応する位置に設けら れ、冷光片（２２）から鏡座（２３）を貫通して自動車やオートバイにおける方 向指示灯の制御回路と接続される正負の端子（２２１）が延出する。

【００２７】 また、鏡座（２３）は発泡材質或いはプラスチック材質から成ると共に、鏡片 （２１）の背面において冷光片（２２）をカバーするように固定される。更に、 鏡片（２１）と冷光片（２２）との間に透明板（２４）を設けることができ、そ れにより、冷光片（２２）の外側面を防護する。

【００２８】 前記バックミラー部材（２０）を自動車やオートバイのバックミラー（２）に 固設する際は、冷光片（２２）の内側面に両面テープを利用する粘着方式或いは 他の固設方式を用いることができる。

【００２９】 更に他の実施例である図３〜図５に示す如く、バックミラー部材（３０）は鏡 片（３１）、冷光片（３２）及び鏡座（３３）を有し、鏡片（３１）の背面の反 射層中に透光部（３１１）が設けられ、その透光部（３１１）の形状は三角形、 く字形或いはその他の方向指示を示すものであればどのような形状でもよい。

【００３０】 前記冷光片（３２）は透光部（３１１）のサイズと対応するプレート体である と共に、鏡片（３１）の背面における透光部（３１１）と対応する位置付近に当 接され、冷光片（３２）から鏡座（３３）を貫通して自動車やオートバイにおけ る方向指示灯の制御回路と接続される正負の端子（３２１）が延出する。

【００３１】 前記鏡座（３３）の外形は鏡片（３１）よりやや大きいと共に、その鏡座（３ ３）の周縁には鏡片（３１）を鏡座（３３）の内側に嵌め込む際に鏡片（３１） をカバーするための外環縁（３３１）が形成される。

【００３２】 更に、鏡座（３３）の内側面に冷光片（３２）を位置決めするための位置決め 部（３３２）が形成される。それにより、冷光片（３２）の防水性を高め、ショ ートによる故障を防止する。

【００３３】 バックミラー部材（３０）を自動車やオートバイにおけるバックミラー（２） に固設する場合は、冷光片（３２）の内側面に両面テープを利用する粘着方式或 いは他の固設方式を用いることができる。

【００３４】 また、使用時は、バックミラー部材における冷光片と自動車或いはオートバイ における方向指示灯の回路とが連結状態にあるので、運転手が方向指示灯を点け れば、元来の方向指示灯の他に、バックミラー内の冷光片が発光し、その光が透 光部を透過して外部に放射される。

【００３５】

【考案の効果】

本考案は、上記の構成を有するので、次のような効果がある。

【００３６】 １． 冷光片は自動車、あるいはオートバイにおける方向指示灯の回路と連結 状態にあるので、運転手が方向指示灯を点けると同時に、バックミラー内 の冷光片も発光する。従って、指示灯としての効果を更に高めることがで きる。

【００３７】 ２． 本考案は発光部材として冷光片を使用し、その冷光片は直接に電気エネ ルギーを光エネルギーに転換するので、作動中に発熱する恐れはなく使用 電力も非常に少ない。

【００３８】 ３． 前記冷光片は全面が均一に発光するので、目に対して非常に優しい。

【００３９】 ４． 前記冷光片が鏡片と鏡座との間に設けられることによって、冷光片の防 水効果を向上させることができるので、ショートによる故障を防止するこ とができる。

【００４０】 ５． 本考案は単に前記冷光片を鏡片と鏡座との間に設け、導線によって冷光 片における正負の端子を自動車或いはオートバイにおける方向指示灯の制 御回路と連結させれば完成するので、組立てが非常に簡単である。

【００４１】 ６． 前記冷光片は薄肉状の部材であるので占める空間が少ない。従って、一 般の自動車或いはオートバイにおけるバックミラーとして使用できるだけ ではなく、元来のバックミラーを補助するための小型のバックミラーとし て使用することができる。また、使用する際は、直接に元来のバックミラ ー上に装着すればよいので、非常に簡単である。

【００４２】 ７． 前記冷光片の材質は柔軟性、可撓性に優れているので、組立て中や使用 中に、衝撃や接触によって破損する恐れはない。

【００４３】 ８． 冷光片は異なる形状に裁断することができるので、方向指示灯の効果を 向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係わる冷光式方向指示灯を有するバッ
クミラーの正面図である。

【図２】本考案に係わる冷光式方向指示灯を有するバッ
クミラーの他の実施例の分解斜視図である。

【図３】本考案に係わる冷光式方向指示灯を有するバッ
クミラーの更に他の実施例の正面図である。

【図４】図３に示す冷光式方向指示灯を有するバックミ
ラーの分解斜視図である。

【図５】図３に示す冷光式方向指示灯を有するバックミ
ラーの側面透視図である。

【図６】従来のバックミラー部材の分解斜視図である。

【符号の説明】

１ バックミラー部材 １０ 鏡片 １０１ 透光部 １１ 鏡座 １１１ 外環縁 １２ 冷光片 １２１ 正負端子 ２ バックミラー ２０ バックミラー部材 ２１ 鏡片 ２１１ 透光部 ２２ 冷光片 ２２１ 正負端子 ２３ 鏡座 ２４ 透明板 ３０ バックミラー部材 ３１ 鏡片 ３１１ 透光部 ３２ 冷光片 ３２１ 正負端子 ３３ 鏡座 ３３１ 外環縁 ３３２ 位置決め部 ４０ 鏡片 ５０ 鏡座 ６０ 発光部材 ６１ 電球 ７０ 発光部材 ７１ 電球 ８０ 発光部材 ８１ 発光ダイオード ９０ 発光部材 ９１ 細状ライト

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 鏡片（１０）、鏡座（１１）及び発光部
   材（６０，７０）とを有するバックミラー部材（１）を
   具備し、発光部材（６０，７０）は鏡座（１１）内に設
   けられると共に、導線によって自動車やオートバイにお
   ける方向指示灯の制御回路と接続され、鏡片（１０）は
   鏡座（１１）上に設けられ、それら鏡片（１０）と鏡座
   （１１）との間に発光部材（６０，７０）が挟設される
   方向指示灯を有するバックミラーであって、 鏡片（１０）と鏡座（１１）との間に発光部材である肉
   薄の冷光片（１２）が設けられると共に、冷光片（１
   ２）に夫々正負の端子（１２１）が設けられ、その正負
   の端子（１２１）に設けられる導線は鏡座（１１）を貫
   通して自動車やオートバイにおける方向指示灯の制御回
   路と接続され、冷光片（１２）は周波数変換器を介して
   自動車やオートバイにおける方向指示灯の制御回路と接
   続されることを特徴とする冷光式方向指示灯を有するバ
   ックミラー。
2. 【請求項２】 バックミラー部材（２０）は鏡片（２
   １）及び鏡片（２１）の背面に設けられる鏡座（２３）
   を有し、そのバックミラー部材（２０）が自動車やオー
   トバイにおけるバックミラー上に固定される方向指示灯
   を有するバックミラーであって、 バックミラー部材（２０）における鏡片（２１）は、元
   来自動車やオートバイに設けられるバックミラーの鏡片
   のサイズと対応すると共に、鏡片（２１）の背面の反射
   層中に反射層を塗布していない透光部（２１１）が設け
   られ、鏡片（２１）の背面における透光部（２１１）と
   対応する位置に冷光片（２２）が設けられ、鏡片（２
   １）の背面に冷光片（２２）をカバーするように鏡座
   （２３）が固定され、冷光片（２２）から鏡座（２３）
   を貫通して自動車やオートバイにおける方向指示灯の制
   御回路と接続される正負の端子（２２１）が延出し、冷
   光片（２２）と鏡片（２１）との間に冷光片（２２）の
   サイズと対応する透明板（２４）が設けられ、冷光片
   （２２）は周波数変換器を介して自動車やオートバイに
   おける方向指示灯の制御回路と接続されることを特徴と
   する冷光式方向指示灯を有するバックミラー。
3. 【請求項３】 元来自動車やオートバイに設けられるバ
   ックミラーの鏡片のサイズより小さい鏡片（３１）及び
   鏡片（３１）の背面に設けられる鏡座（３３）を有する
   バックミラー部材（３０）から成ると共に、鏡片（３
   １）の周縁が鏡座（３３）の内側に嵌合される方向指示
   灯を有するバックミラーであって、 バックミラー部材（３０）における鏡片（３１）の背面
   の反射層中に透光部（３１１）が設けられると共に、鏡
   片（３１）と鏡座（３３）との間に透光部（３１１）の
   サイズと対応する冷光片（３２）が設けられ、冷光片
   （３２）は鏡片（３１）の背面における透光部（３１
   １）と対応する位置付近に当接され、冷光片（３２）か
   ら鏡座（３３）を貫通して自動車やオートバイにおける
   方向指示灯の制御回路と接続される正負の端子（３２
   １）が延出し、鏡座（３３）の内側面に冷光片（３２）
   を位置決めするための位置決め部（３３２）が形成さ
   れ、冷光片（３２）は周波数変換器を介して自動車やオ
   ートバイにおける方向指示灯の制御回路と接続されるこ
   とを特徴とする冷光式方向指示灯を有するバックミラ
   ー。