JP3073974B1 - 温熱治療装置 - Google Patents
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61N5/00—Radiation therapy
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-
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- A61F2007/0059—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit
- A61F2007/006—Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit of gas
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- A61H33/00—Bathing devices for special therapeutic or hygienic purposes
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- A61N2005/0636—Irradiating the whole body
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Abstract
【要約】
【課題】 人体雰囲気を最適に維持しながらも、室内環
境の悪化を防止する。 【解決手段】 人体載置部３を設け、この人体載置部３
上の人体相当箇所を覆うカバー部２を設け、前記人体相
当箇所に遠赤外線を照射する遠赤外線照射源６を設け、
前記人体相当箇所に対する換気を行う換気ファン９付き
の換気孔８を形成し、換気孔８に連通する排気ファン１
０ａ付きの換気ダクト１０を設ける。
境の悪化を防止する。 【解決手段】 人体載置部３を設け、この人体載置部３
上の人体相当箇所を覆うカバー部２を設け、前記人体相
当箇所に遠赤外線を照射する遠赤外線照射源６を設け、
前記人体相当箇所に対する換気を行う換気ファン９付き
の換気孔８を形成し、換気孔８に連通する排気ファン１
０ａ付きの換気ダクト１０を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に遠赤外線を
照射して体内温度を高めることにより、疾病、特に、悪
性腫瘍やウィルス性疾患を治療する温熱治療装置で、詳
しくは、人体載置部を設け、この人体載置部上の人体相
当箇所を覆うカバー部を設け、前記人体相当箇所に遠赤
外線を照射する遠赤外線照射源を設け、前記人体相当箇
所に対する換気を行う換気孔を形成してある装置に関す
る。
照射して体内温度を高めることにより、疾病、特に、悪
性腫瘍やウィルス性疾患を治療する温熱治療装置で、詳
しくは、人体載置部を設け、この人体載置部上の人体相
当箇所を覆うカバー部を設け、前記人体相当箇所に遠赤
外線を照射する遠赤外線照射源を設け、前記人体相当箇
所に対する換気を行う換気孔を形成してある装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来では、特開平９‐１６２３０２号公
報で見られるように、換気孔を外部、つまり、装置が設
置される室内に開放させていた。
報で見られるように、換気孔を外部、つまり、装置が設
置される室内に開放させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術によるときは、換気によりカバー部内の人体雰囲気の
温度・湿度を最適となるようにコントロールして、低温
火傷などを防止した状態での快適・良好な温熱治療を行
えるものの、カバー部内の空気を室内に放出するため、
室内環境が温度や湿度、臭気面で悪化していた。
術によるときは、換気によりカバー部内の人体雰囲気の
温度・湿度を最適となるようにコントロールして、低温
火傷などを防止した状態での快適・良好な温熱治療を行
えるものの、カバー部内の空気を室内に放出するため、
室内環境が温度や湿度、臭気面で悪化していた。
【０００４】本発明の目的は、人体雰囲気を最適に維持
しながらも、室内環境の悪化を防止する点にある。
しながらも、室内環境の悪化を防止する点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る本第１発
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
明の特徴、作用、効果は次の通りである。
【０００６】〔特徴〕 人体載置部を設け、この人体載置部上の人体相当箇所を
覆うカバー部を設け、前記人体相当箇所に遠赤外線を照
射する遠赤外線照射源を設け、前記人体相当箇所に対す
る換気を行う換気孔を形成し、かつ、前記換気孔に連通
する換気ダクトを設けてある温熱治療装置であって、前
記換気孔の複数を分散配置し、これら複数の換気孔に対
して共通の一つの換気ダクトを設けてある点にある。
覆うカバー部を設け、前記人体相当箇所に遠赤外線を照
射する遠赤外線照射源を設け、前記人体相当箇所に対す
る換気を行う換気孔を形成し、かつ、前記換気孔に連通
する換気ダクトを設けてある温熱治療装置であって、前
記換気孔の複数を分散配置し、これら複数の換気孔に対
して共通の一つの換気ダクトを設けてある点にある。
【０００７】〔作用〕 本第１発明によるときは、換気孔に連通する換気ダクト
を設けてあるから、換気ダクトのうち換気孔に連通する
端部とは反対側の端部を室外や処理装置に連通させるこ
とにより、カバー部内の人体雰囲気が直接に室内に入る
ことを防止することができる。前記換気孔は、複数個を
分散配置して人体雰囲気の各箇所に対して換気を行うよ
うにしてあるから、例えば、一つの換気孔を設けて換気
する場合に比較して、人体雰囲気の全体を均一にし易
い。しかも、分散配置する複数の換気孔に対して共通の
一つの換気ダクトを設けて集合換気するようにしてある
から、複数の換気孔を設けながらも、排出される換気の
処理を一括して行うことができる。
を設けてあるから、換気ダクトのうち換気孔に連通する
端部とは反対側の端部を室外や処理装置に連通させるこ
とにより、カバー部内の人体雰囲気が直接に室内に入る
ことを防止することができる。前記換気孔は、複数個を
分散配置して人体雰囲気の各箇所に対して換気を行うよ
うにしてあるから、例えば、一つの換気孔を設けて換気
する場合に比較して、人体雰囲気の全体を均一にし易
い。しかも、分散配置する複数の換気孔に対して共通の
一つの換気ダクトを設けて集合換気するようにしてある
から、複数の換気孔を設けながらも、排出される換気の
処理を一括して行うことができる。
【０００８】 〔効果〕 従って、本第１発明によれば、人体雰囲気を換気により
最適状態に維持して良好な温熱治療を行えながらも、室
内環境の温度・湿度・臭気面での悪化を防止できるよう
になった。また、人体雰囲気の全体を均一にして一層、
温熱治療効果を高めることができ、しかも、換気処理を
合理的に行うことができるようになった。
最適状態に維持して良好な温熱治療を行えながらも、室
内環境の温度・湿度・臭気面での悪化を防止できるよう
になった。また、人体雰囲気の全体を均一にして一層、
温熱治療効果を高めることができ、しかも、換気処理を
合理的に行うことができるようになった。
【０００９】請求項２に係る本第２発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
効果は次の通りである。
【００１０】〔特徴〕 上記本第１発明の特徴において、換気孔のそれぞれに換
気ファンを設けてある点にある。
気ファンを設けてある点にある。
【００１１】〔作用〕 本第２発明によるときは、換気孔それぞれに換気ファン
を設けてあるから、各換気孔の換気量を調整できて、よ
り一層、人体雰囲気全体の均一化を図り易い。
を設けてあるから、各換気孔の換気量を調整できて、よ
り一層、人体雰囲気全体の均一化を図り易い。
【００１２】 〔効果〕 従って、本第２発明によれば、より一層、温熱治療効果
を高めることができるようになった。
を高めることができるようになった。
【００１３】請求項３に係る本第３発明の特徴、作用、
効果は次の通りである。
効果は次の通りである。
【００１４】〔特徴〕 上記本第２発明の特徴において、前記換気ファンがそれ
ぞれ独立して換気量を調整可能に構成されている点にあ
る。
ぞれ独立して換気量を調整可能に構成されている点にあ
る。
【００１５】〔作用〕 本第３発明によるときは、換気ファンがそれぞれ独立し
て換気量を調整可能であるから、各換気孔の換気量がそ
れぞれ独立に調整できるものとなる。このため 、換気フ
ァンを一括して等速作動させる場合と比較して、より一
層、人体雰囲気全体の温度の均一化を図り易い。
て換気量を調整可能であるから、各換気孔の換気量がそ
れぞれ独立に調整できるものとなる。このため 、換気フ
ァンを一括して等速作動させる場合と比較して、より一
層、人体雰囲気全体の温度の均一化を図り易い。
【００１６】 〔効果〕 従って、本第３発明によれば、より一層、温熱治療効果
を高めることができるようになった。
を高めることができるようになった。
【００１７】
【発明の実施の形態】温熱治療装置は、図１に示すよう
に、台部１とカバー部２と加熱手段と換気手段とを設け
て構成されている。
に、台部１とカバー部２と加熱手段と換気手段とを設け
て構成されている。
【００１８】前記台部１は、図２〜図４にも示すよう
に、人体載置部３とこの人体載置部３を引出し自在に収
容する基台部４とからなる。人体載置部３には、基台部
４に対する出し入れを容易にするためのキャスター車輪
３ａが付設されている。また、基台部４は、電源部や、
制御部、患者の状況を計測・表示する装置、酸素供給装
置等を収容可能に構成されている。
に、人体載置部３とこの人体載置部３を引出し自在に収
容する基台部４とからなる。人体載置部３には、基台部
４に対する出し入れを容易にするためのキャスター車輪
３ａが付設されている。また、基台部４は、電源部や、
制御部、患者の状況を計測・表示する装置、酸素供給装
置等を収容可能に構成されている。
【００１９】前記カバー部２は、前記人体載置部３上の
人体相当箇所を覆うものであって、患者の収容、診断、
センサー類の設置等を行えるようにするために足側の端
部を支点Ｒとして上下に揺動開閉操作自在に基台部４に
取り付けられている。揺動開閉操作する手段としては、
人為力で開閉する手段や、油圧アクチュエータ（油圧シ
リンダや油圧モータなど）・電動アクチュエータ（電動
モータや電動シリンダなど）で開閉する手段を挙げるこ
とができる。そして、具体的には、図２〜図４にも示す
ように、割り筒状のカバー本体２Ａと、このカバー本体
２Ａの頭側の開口を人体首部挿通口２ａが残る状態で閉
塞する頭部遮蔽カバー２Ｂと、カバー本体２Ａの足側の
開口を閉塞する足部遮蔽カバー２Ｃとからなる。前記カ
バー本体２Ａと足部遮蔽カバー２Ｃとは一体形成されて
おり、外装パネル５ａと内面パネル５ｂとで断熱材５ｃ
を挟んだ三層構造のものである。また、頭部遮蔽カバー
２Ｂは、カバー本体２Ａを揺動開放することなく人体の
出入りを可能にするためにカバー本体２Ａに揺動開閉自
在に取り付けられており、一部又は全部が透明な部材か
ら構成されて内部を見るための窓となっていることが好
ましい。
人体相当箇所を覆うものであって、患者の収容、診断、
センサー類の設置等を行えるようにするために足側の端
部を支点Ｒとして上下に揺動開閉操作自在に基台部４に
取り付けられている。揺動開閉操作する手段としては、
人為力で開閉する手段や、油圧アクチュエータ（油圧シ
リンダや油圧モータなど）・電動アクチュエータ（電動
モータや電動シリンダなど）で開閉する手段を挙げるこ
とができる。そして、具体的には、図２〜図４にも示す
ように、割り筒状のカバー本体２Ａと、このカバー本体
２Ａの頭側の開口を人体首部挿通口２ａが残る状態で閉
塞する頭部遮蔽カバー２Ｂと、カバー本体２Ａの足側の
開口を閉塞する足部遮蔽カバー２Ｃとからなる。前記カ
バー本体２Ａと足部遮蔽カバー２Ｃとは一体形成されて
おり、外装パネル５ａと内面パネル５ｂとで断熱材５ｃ
を挟んだ三層構造のものである。また、頭部遮蔽カバー
２Ｂは、カバー本体２Ａを揺動開放することなく人体の
出入りを可能にするためにカバー本体２Ａに揺動開閉自
在に取り付けられており、一部又は全部が透明な部材か
ら構成されて内部を見るための窓となっていることが好
ましい。
【００２０】前記加熱手段は、人体載置部３上の人体相
当箇所に波長４μｍ以下の近赤外線を含まない遠赤外線
を照射することにより、人体載置部３上に横たわった人
体の内部を加熱する手段であって、図２〜図４に示すよ
うに、波長５〜２０μｍ、好ましくは、８〜１２μｍの
遠赤外線を照射する遠赤外線照射源６を前記カバー本体
２Ａと足部遮蔽カバー２Ｃと人体載置部３との内面に付
設し、カバー本体２Ａと足部遮蔽カバー２Ｃとの内面の
うち遠赤外線照射源６が付設されていない部分に反射部
材７を付設して構成されている。詳しくは、カバー本体
２Ａのうち胸部に対応する箇所と腹部に対応する箇所と
上脚部に対応する箇所と下脚部に対応する箇所とのそれ
ぞれに複数の遠赤外線照射源６を周方向に分散配置して
あり、足部遮蔽カバー２Ｃに、複数の遠赤外線照射源６
が左右方向に分散配置してあり、人体載置部３に、人体
の首からの下の部分全体に遠赤外線を照射できる大きさ
の一つの遠赤外線照射源６を配設してあり、各部の遠赤
外線照射源６は独立して遠赤外線照射量を調整できるよ
うになっている。
当箇所に波長４μｍ以下の近赤外線を含まない遠赤外線
を照射することにより、人体載置部３上に横たわった人
体の内部を加熱する手段であって、図２〜図４に示すよ
うに、波長５〜２０μｍ、好ましくは、８〜１２μｍの
遠赤外線を照射する遠赤外線照射源６を前記カバー本体
２Ａと足部遮蔽カバー２Ｃと人体載置部３との内面に付
設し、カバー本体２Ａと足部遮蔽カバー２Ｃとの内面の
うち遠赤外線照射源６が付設されていない部分に反射部
材７を付設して構成されている。詳しくは、カバー本体
２Ａのうち胸部に対応する箇所と腹部に対応する箇所と
上脚部に対応する箇所と下脚部に対応する箇所とのそれ
ぞれに複数の遠赤外線照射源６を周方向に分散配置して
あり、足部遮蔽カバー２Ｃに、複数の遠赤外線照射源６
が左右方向に分散配置してあり、人体載置部３に、人体
の首からの下の部分全体に遠赤外線を照射できる大きさ
の一つの遠赤外線照射源６を配設してあり、各部の遠赤
外線照射源６は独立して遠赤外線照射量を調整できるよ
うになっている。
【００２１】前記遠赤外線照射源６は、通電により熱く
なるヒーター部材と、その表面を覆ってヒーター部材で
発生される赤外線のうち波長が４μｍ以下の近赤外線を
遮蔽又は遠赤外線に変換するジルコニア系、アルミナ系
などのセラミックで代表される無機系部材とからなり、
カバー部２に設けられるものに対する電源コードは断熱
材５ｃ内に設置されている。無機系部材は、近赤外線の
遮蔽や変換を確実に行う上で２ｍｍ以上の厚さのもので
あることが好ましい。
なるヒーター部材と、その表面を覆ってヒーター部材で
発生される赤外線のうち波長が４μｍ以下の近赤外線を
遮蔽又は遠赤外線に変換するジルコニア系、アルミナ系
などのセラミックで代表される無機系部材とからなり、
カバー部２に設けられるものに対する電源コードは断熱
材５ｃ内に設置されている。無機系部材は、近赤外線の
遮蔽や変換を確実に行う上で２ｍｍ以上の厚さのもので
あることが好ましい。
【００２２】前記反射部材７は、金属、好ましくは、遠
赤外線を効率良く反射させる上でアルミニウム若しくは
アルミニウムを被覆した部材であり、図示するように、
内面パネル５ｂとは別の部材から構成されているが、内
面パネル５ｂを反射材から形成して内面パネル５ｂから
兼用構成しても良い。この場合、遠赤外線照射源６は絶
縁材や断熱材を介して内面パネル５ｂに取り付けること
が好ましい。
赤外線を効率良く反射させる上でアルミニウム若しくは
アルミニウムを被覆した部材であり、図示するように、
内面パネル５ｂとは別の部材から構成されているが、内
面パネル５ｂを反射材から形成して内面パネル５ｂから
兼用構成しても良い。この場合、遠赤外線照射源６は絶
縁材や断熱材を介して内面パネル５ｂに取り付けること
が好ましい。
【００２３】前記換気手段は、人体載置部３上の人体雰
囲気の全体が４０〜８０℃、好ましくは、５５〜６５℃
となるように人体雰囲気に対する換気を行う手段であっ
て、図１、図３、図４に示すように、カバー部２のうち
カバー本体２Ａの周方向の中央に長手方向に間隔を隔て
て複数の換気孔８（図面では二つ示してあるが、個数は
適宜変更可能である。）を形成し、足部遮蔽カバー２Ｃ
にも一つの換気孔８を形成し、各換気孔８に強制換気用
の換気ファン９を設け、各換気孔８から排出される空気
を集合させて室外に強制排出する排気ファン１０ａ及び
フィルターＦ付きの換気ダクト１０を設けて構成されて
いる。
囲気の全体が４０〜８０℃、好ましくは、５５〜６５℃
となるように人体雰囲気に対する換気を行う手段であっ
て、図１、図３、図４に示すように、カバー部２のうち
カバー本体２Ａの周方向の中央に長手方向に間隔を隔て
て複数の換気孔８（図面では二つ示してあるが、個数は
適宜変更可能である。）を形成し、足部遮蔽カバー２Ｃ
にも一つの換気孔８を形成し、各換気孔８に強制換気用
の換気ファン９を設け、各換気孔８から排出される空気
を集合させて室外に強制排出する排気ファン１０ａ及び
フィルターＦ付きの換気ダクト１０を設けて構成されて
いる。
【００２４】前記換気ファン９は独立して換気量を調整
できるものである。前記換気ダクト１０のうち排気集合
用のダクト部分１０Ａは、カバー部２の外装パネル５ａ
とで通路を形成する割り筒状の部材を外装パネル５ａに
取り付けることで構成されており、このダクト部分１０
Ａに接続して排気を室外に導くダクト部分１０Ｂには、
蛇腹部分１０ｂを装備させてある。
できるものである。前記換気ダクト１０のうち排気集合
用のダクト部分１０Ａは、カバー部２の外装パネル５ａ
とで通路を形成する割り筒状の部材を外装パネル５ａに
取り付けることで構成されており、このダクト部分１０
Ａに接続して排気を室外に導くダクト部分１０Ｂには、
蛇腹部分１０ｂを装備させてある。
【００２５】従って、この換気手段によるときは、各換
気孔８からの換気量を調整することにより、人体雰囲気
の全体を均一な温度に調整することが容易であり、ま
た、湿分や臭気成分などを含む排気を室外に排出するこ
とができるから、室内を排気で汚染することがない。
気孔８からの換気量を調整することにより、人体雰囲気
の全体を均一な温度に調整することが容易であり、ま
た、湿分や臭気成分などを含む排気を室外に排出するこ
とができるから、室内を排気で汚染することがない。
【００２６】以上のように構成された温熱治療装置は、
人体の頭部を外部に出した状態で使用されるのであっ
て、患者には、体各部の温度や血圧、心拍数など患者の
容体のチェックに必要なセンサを取り付けて治療を行
う。そして、遠赤外線を照射しても治療の初期には、照
射強度を強くして可及的速やかに体内温度を上昇させ、
設定温度に上昇後は、その設定温度を維持するように照
射を制御する。
人体の頭部を外部に出した状態で使用されるのであっ
て、患者には、体各部の温度や血圧、心拍数など患者の
容体のチェックに必要なセンサを取り付けて治療を行
う。そして、遠赤外線を照射しても治療の初期には、照
射強度を強くして可及的速やかに体内温度を上昇させ、
設定温度に上昇後は、その設定温度を維持するように照
射を制御する。
【００２７】〔別実施形態〕 上記実施の形態では、遠赤外線照射源６の複数を分散配
置させたが、一つの大きな遠赤外線照射源６を設けて実
施しても良い。
置させたが、一つの大きな遠赤外線照射源６を設けて実
施しても良い。
【００２８】上記実施の形態では、複数の換気孔８を設
けて実施したが、換気孔８の数、形成位置は適宜変更可
能である。
けて実施したが、換気孔８の数、形成位置は適宜変更可
能である。
【００２９】上記実施の形態では、換気孔８に換気ファ
ン９を、換気ダクト１０に排気ファン１０ａをそれぞれ
設けて実施したが、換気孔８に換気ファン９のみを設
け、換気ダクト１０にはファンを設けずに実施したり、
或いは、換気孔８にファンを設けずに換気ダクト１０に
のみ換気ファンを設けて実施しても良い。後者の場合、
換気孔８にダンパーを設けて換気量を調整できるように
しておくことが人体雰囲気の全体を均一にする上で好ま
しい。もちろん、ファンを設けずに自然換気のみに依存
するようにしても良い。
ン９を、換気ダクト１０に排気ファン１０ａをそれぞれ
設けて実施したが、換気孔８に換気ファン９のみを設
け、換気ダクト１０にはファンを設けずに実施したり、
或いは、換気孔８にファンを設けずに換気ダクト１０に
のみ換気ファンを設けて実施しても良い。後者の場合、
換気孔８にダンパーを設けて換気量を調整できるように
しておくことが人体雰囲気の全体を均一にする上で好ま
しい。もちろん、ファンを設けずに自然換気のみに依存
するようにしても良い。
【００３０】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】斜視図
【図２】縦断正面図
【図３】縦断側面図
【図４】平面図
２ カバー部 ３ 人体載置部 ６ 遠赤外線照射源 ８ 換気孔 ９ 換気ファン １０ 換気ダクト
Claims (3)
- 【請求項１】 人体載置部（３）を設け、この人体載置
部（３）上の人体相当箇所を覆うカバー部（２）を設
け、前記人体相当箇所に遠赤外線を照射する遠赤外線照
射源（６）を設け、前記人体相当箇所に対する換気を行
う換気孔（８）を形成し、かつ、前記換気孔（８）に連
通する換気ダクト（１０）を設けてある温熱治療装置で
あって、前記換気孔（８）の複数を分散配置し、これら
複数の換気孔（８）に対して共通の一つの換気ダクト
（１０）を設けてある温熱治療装置。 - 【請求項２】 換気孔（８）のそれぞれに換気ファン
（９）を設けてある請求項１記載の温熱治療装置。 - 【請求項３】 前記換気ファン（９）がそれぞれ独立し
て換気量を調整可能に構成されている請求項２記載の温
熱治療装置。
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| JP11024744A JP3073974B1 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 温熱治療装置 |
| EP00114242A EP1170033B1 (en) | 1999-02-02 | 2000-07-03 | Whole body thermotherapy treatment apparatus |
| DE60020549T DE60020549T2 (de) | 1999-02-02 | 2000-07-03 | Apparat zur Ganzkörperthermotherapie |
| TW089113226A TW471974B (en) | 1999-02-02 | 2000-07-04 | Whole body thermotherapy treatment apparatus |
| US09/610,515 US6613071B1 (en) | 1999-02-02 | 2000-07-06 | Whole body thermotherapy treatment apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
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| JP11024744A JP3073974B1 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 温熱治療装置 |
| EP00114242A EP1170033B1 (en) | 1999-02-02 | 2000-07-03 | Whole body thermotherapy treatment apparatus |
| US09/610,515 US6613071B1 (en) | 1999-02-02 | 2000-07-06 | Whole body thermotherapy treatment apparatus |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3073974B1 true JP3073974B1 (ja) | 2000-08-07 |
| JP2000217936A JP2000217936A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=29553778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11024744A Expired - Lifetime JP3073974B1 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | 温熱治療装置 |
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|---|---|
| US (1) | US6613071B1 (ja) |
| EP (1) | EP1170033B1 (ja) |
| JP (1) | JP3073974B1 (ja) |
| DE (1) | DE60020549T2 (ja) |
| TW (1) | TW471974B (ja) |
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| CN104706520A (zh) * | 2013-12-11 | 2015-06-17 | 深圳先进技术研究院 | 一种熏蒸床 |
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| US4600009A (en) * | 1984-08-20 | 1986-07-15 | Kramer Sharon D | Tanning system |
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-
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- 1999-02-02 JP JP11024744A patent/JP3073974B1/ja not_active Expired - Lifetime
-
2000
- 2000-07-03 DE DE60020549T patent/DE60020549T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-07-03 EP EP00114242A patent/EP1170033B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-07-04 TW TW089113226A patent/TW471974B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-07-06 US US09/610,515 patent/US6613071B1/en not_active Expired - Lifetime
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